首のしわ改善法!首筋を若返らせる13の解消法とは
明るい場所で鏡に映った自分を見たら「いつの間にか首に深いしわができていた!」と驚いたことはありませんか?
「首は年齢を隠せない」と言われているように、顔のハリはキープできていても、首のしわは目立っているという人は多いのではないでしょうか。
自分ではなかなかじっくり見なくても、意外と見られている首のしわ…。
首のしわは一度できてしまうと深く大きく見えてしまうため、実年齢よりも老けて見えてしまいます。
老けて見られないためにも絶対に作りたくないですよね。
首にしわができる原因はいくつか考えられますが、ちょっとしたクセや生活習慣がしわを悪化させている原因になっているのかもしれません。
そこで今回は、首のしわを改善する13の方法をご紹介します。
首筋を若返らせる解消法を知り、美しく若々しい首を取り戻しましょう。
目次
首筋を若返らせる13の改善法
首は皮膚が薄いため、しわが刻まれやすい部位だと言われています。
顔と同様、毎日しっかりスキンケアすることが大切です。
さらにマッサージやストレッチを加えれば、しわの改善・予防を効果的に出来るでしょう。
①首をしっかり保湿する
首は顔の2倍の汗腺があるため、表面はベタつきやすくなっているのですが、汗をかいて水分が失われてしまうので実は乾燥している状態なのです。
また首はたるみも出やすい部分なので、しっかり保湿することが大切となります。
顔のスキンケアを行う際に、首も同時に化粧水や乳液、美容液などでケアしてあげましょう。
面倒くさいという人は、1つだけでいいオールインワン化粧品がオススメですよ。
塗る際は、首のしわに沿って横に塗った方が化粧品の浸透が良くなります。
②しわに有効な美容液を使う
保湿に加えて、しわに効果的な美容液をプラスしてケアしていくとより即効性が期待できます。
最近は首専用の美容液もあるので試してみるのも良いでしょう。
しわに有効と考えられる成分は、「レチノール」「ナイアシン」「ビタミンC誘導体」です。
レチノール | コラーゲンの生成を促し、お肌の状態を整える効果が期待できます。 ストレスや紫外線によるダメージを修復してくれます。 |
ナイアシン | 低刺激なのにしっかりと肌代謝を促進し、コラーゲンの生成をサポートしてくれます。 敏感肌でビタミンC誘導体の美容液を使えない人は、ナイアシン配合の美容液がオススメです。 |
ビタミンC誘導体 | ビタミンCをお肌の奥まで浸透させる効果があります。 深く刻まれてしまった首のしわまでケアできます。 |
③紫外線対策をする
服から出ている首は、紫外線の影響を受けやすいところです。
うっかり首の紫外線対策をやり忘れていると、じわじわと日焼けしている場合があります。
放っておくと顔との色の違いや皮膚のキメの違いなど、はっきりと顔と首の差が出てきてしまいます。
首にも顔と同様の日焼け止めを使いましょう。
さらにストールなどを巻いて紫外線を直接カットすれば完璧です。
最近はUVカット効果のある夏用ストールもありますので、ファッションに上手く取り入れてみてください。
④エクササイズで首の筋肉を鍛える
首の筋肉を鍛えれば、できてしまったしわを徐々に薄くすることができますし、しわ予防もできます。
立っていても座っていてもできるので、仕事の合間などちょっとしたスキマ時間にやってみてください。
やり方
- 上を見上げて、首がしっかり伸びていることを意識しながら顎を突き出しましょう。
- そのままの姿勢で、口を大きく開けたり閉じたりします。
- 数回繰り返してください。
⑤リンパの流れをよくするマッサージをする
リンパは全身に流れていますが、どこかに滞りが生じると全身に悪影響が出てしまいます。
中でも首周辺にあるリンパは詰まりやすい箇所なのです。
首のリンパが滞ると代謝が悪くなり、首も顔も肌荒れしやすくなったりシワができやすくなったりします。
リンパの流れを促すマッサージを日常に取り入れましょう。
やり方
- まずは滑りやすいようにマッサージクリームなどを首に塗ります。
- 両耳の下から首筋を通り、鎖骨まで優しく指を滑らせます。
- 鎖骨を指でつまみ、左右の鎖骨の間から外側に向けて優しく揉んでいきます。
- 鎖骨の外側からワキの下に向けて、老廃物を押し流すようなイメージで指を滑らせながら揉んでください。
⑥首のストレッチをする
首のストレッチもしわに効果的です。
やり方
- 首を左右ともグルリとゆっくり回します。
- 首を上に向けて、舌を出して3秒キープします。
- 首を上に向けた状態のまま、左右にゆっくり倒してください。
- 上記を3セット行いましょう。
⑦顔ヨガのポーズをする
首のしわに効果的な顔ヨガのポーズを紹介します。
三角の舌のポーズ
頭を後ろに倒してノドを伸ばします。
次に口を開け、天井に向けて舌を思い切り伸ばし、舌先に力を入れてできるだけ三角になるようにします。
このポーズを10秒キープしてください。
ヒッヒッヒーのポーズ
口角を下げながら「ヒッヒッヒー」と声に出し、首に筋を立てます。
これを5~10セットほど行いましょう。
⑧首のしわをのばすトレーニングをする
首のしわをのばして、スッキリと首からデコルテまでを整えるトレーニングを紹介します。
1日2セットを目標に実践してください。
やり方
- 5秒かけて真上をゆっくり見上げます。
- アゴをぐっと突き出してください(5秒キープ)。
- 次に「イー」と5秒間言います。
⑨首の縦じわに効果的なトレーニングをする
首にハリがなくなると、横じわだけではなく縦じわまでもが目立ち始めます。
首の縦しわを改善するには、首の表面だけのトレーニングでは足りません。
縦しわは首の脂肪の減少と首の深い位置にある筋肉のゆるみが原因なのです。
脂肪はどうにもなりませんが、筋肉は鍛えることはできます。
首の深い部分の筋肉を強化すれば、皮膚が下から持ち上げられて気になる縦しわを改善することができるのです。
縦じわを改善し内側からのハリを作るために、ボディーを動かして深い部分の筋肉を鍛えましょう。
縦じわに効果的なトレーニングは寝っ転がりながら鍛えることができるのでとても簡単ですし、二重顎や下腹にも効果があるのでぜひ試してみてください。
やり方
- 仰向けに寝て、手は手の平を下にして体の横につけます。
- 両肩は床につけたまま頭と足を同時に上げてください。
体は持ち上げず、顎を胸に近づけていきます。 - 上げた頭と足を、5秒間かけてゆっくりと下ろしていきます。
- 1~3を1セットとし、1日に10セット行いましょう。
⑩肩甲骨を回してリンパの流れを促す
首のマッサージやエクササイズと併せて、肩甲骨の筋肉もほぐしておくとリンパの流れをより促すことができます。
気持ち良さを感じる程度までとし、違和感や痛みが生じた時は中止してください。
やり方
- 片側の肘を外側に開き、肩の高さまで引き上げます。
- 肘の位置が肩よりも下がらないように気を付けながら、肩甲骨をしっかりと動かすように意識して肘を大きくゆっくりと回しましょう。
- 逆向きも大きく回転させます。
- もう片方の腕も同様に行います。
⑪首の汗はこまめに拭く
塩分を含む汗を放ったままにしておくと、刺激となって皮膚が乾燥してしまいます。
特に首の皮膚は薄いので、汗がしわの溝にたまってかぶれてしまうこともあり、それを放っておくと色素沈着の原因になります。
そうなれば余計しわが目立ってしまうことにもなるので、首の汗はこまめに拭きとるようにしましょう。
拭き取る際は、塩分も取れるように軽く絞ったおしぼり状の布でポンポンと首に当てるようにしてください。
ゴシゴシと拭くのはNGです。
⑫姿勢を気をつける
姿勢が悪いと、それだけで首のしわができてしまいます。
しかも老けて不健康なイメージにもつながるため、日頃から姿勢を気をつけることが大切です。
真っ直ぐ首を伸ばし、背筋がピンと伸びた状態をキープできるのが理想です。
歩いている時も立っている時も猫背にならないように気をつけ、スマホを見る時は高い位置に持って見たり、デスクワークの時は前屈みにならないように気をつけるなどの工夫をしてみてください。
さらに寝ている時の姿勢も気を付けてみましょう。
高すぎる枕は顎が下がってしまうので思いきり首にしわが寄りますし、低すぎるのはそれはそれで寝づらいものです。
寝づらいと何度も寝返りを打ち不必要に首を動かすことになるため、しわの原因にもなります。
ムリのない姿勢で眠れる自分に合った枕を探しましょう。
⑬コラーゲンたっぷりの食事をとる
しわに効果的な栄養素といえば、コラーゲンです。
1日に必要なコラーゲンの量は5000~10000mgといわれていますが、日本人の平均摂取量は1900mg程度で半分にも満たしていません。
首だけでなく顔などのためにも、意識してコラーゲンを摂りましょう。
コラーゲンを多く含む食べ物は、鶏の手羽先や鶏皮、豚骨、スッポンなどの動物性食品が有名ですが、これを毎日必要量食べるのは難しいでしょう。
手軽に摂るなら、ゼリーやプリンなどのゼラチンの方がオススメです。
粉末のゼラチンを使えば、コーヒーや紅茶などの温かい飲み物に入れたり、ご飯と一緒に炊いたりすることができますよ。
首にしわができる原因
首にしわができる原因について詳しく解説します。
自分はどれに当てはまるかチェックし、改善につなげていきましょう。
スキンケア不足
首は顔よりも薄く繊細な皮膚でできているため、本当ならば入念なケアが必要なパーツです。
しかしながら、ほとんどの人は顔のように念入りなケアはしていません。
首のお手入れをあまりしていないという人は、首のしわが進行しやすい状態になっているかもしれません。
お肌のたるみ
お肌がたるむと、皮膚は下の方へ向けて寄っていきます。
顔から首にかけてのたるみは、首に皮膚がたまってしまい、垂れ幕のように皮がたゆんでしまうのです。
よって顔や首のたるみを放置しておくだけで、しわが増えていってしまうというわけです。
紫外線
光老化という言葉をご存知でしょうか?
しわやたるみなどの老化を進行させる原因の約9割は、紫外線だと言われています。
特に長い年月をかけて、お肌の奥までダメージを与えてしまう紫外線A波は要注意です。
紫外線A波は、雲や窓ガラス、更にはお肌の表面まで突き抜けて真皮にまで届くため、コラーゲンを破壊して老化を進めてしまうのです。
油断していると首は顔よりも早く老化が進行してしまいます。
習慣やクセ
日常の習慣やクセで首に折れ目ができ、しわが寄っていることがあります。
それが繰り返されることでしわが形状記憶されて深くなっていってしまうのです。
無意識にやってしまっている仕草がないか思い返してみてください。
パソコンやスマートフォンの使いすぎで下ばかり見ていませんか?
下を向いて歩き続けていませんか?
高い枕で寝て、寝ている間中ずっと下を向いていませんか?
心当たりのある人は、習慣やクセを改善する必要があるでしょう。
加齢や女性ホルモンの低下
年齢を重ねると、ハリを保つために必要なコラーゲンは壊れやすくなり生み出される量自体も減るため、ハリ不足のお肌になってしまいます。
加えて筋肉もおとろえていきますから次第に皮膚を支えられなくなり、首に深いしわができてしまうのです。
また40代に入ると女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が徐々に減少するため、ハリを保つコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの生成が減り、顔がたるみやすくなります。
顔がたるんで顎のラインが下がると、その重さで首の皮膚も押されてシワができてしまうというわけです。
首のしわ改善法まとめ
今回は首のしわを改善する方法を紹介しましたが、いかがでしたか?
首にしわができる原因は、主に「紫外線によるダメージやスキンケア不足などによるお肌の乾燥」「姿勢の悪さや枕の高さなどの生活習慣」「肌弾力の低下を招く加齢や女性ホルモンの低下」でした。
首のしわは年齢を重ねるとどうしても出てきやすいものですが、日々の習慣やクセが原因で出てしまっている場合は、それらを見直すことで改善の余地は十分あります。
さらにストレッチやマッサージを続けていけば、より効果的に改善していきます。
しわのない美しい首は、不思議と顔も若く見えるものです。
紹介した改善法を実践し、いつまでも美しい首をキープしましょう。