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 2018/06/29 ヘアケア この記事は約 10 分で読めます。
シャンプー頻度は?美髪を作る正しいシャンプー方法とは

女性にとって、ヘアスタイルというのはメイクと同じぐらいおしゃれに欠かせないものですね。
ただしどんなに素敵なヘアスタイルであっても、髪が傷んでいたら台無しです。

ヘアスタイルも大切ですが、髪が美しいということの方が重要です。
美髪を作るために必要なものはトリートメントと思われがちですが、一番大事なのはシャンプーです。

シャンプーによって髪の傷みの度合いや美しさは変わってきます。
そこで今回は、シャンプーの頻度や美髪を作るシャンプー方法をご紹介しますので、しっかりマスターしておきましょう。

 

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美髪はシャンプーの頻度で決まる

美髪はシャンプーの頻度で決まる

シャンプーは、髪や頭皮の汚れを落とすことが目的です。
こう見ると、髪の毛の美しさとは何の関係もないように思えるかもしれません。

しかし汚れを落とすということは、髪も頭皮もまっさらな状態にするということです。
ですので、いたずらに何回も洗ってしまったら当然ダメージを与えてしまいます。

スキンケアの基本が洗顔と言われるように、ヘアケアの基本はシャンプーですから頻度を守ることが美髪への近道になるのですね。

 

シャンプー頻度の多すぎは汚髪の原因

シャンプー頻度の多すぎは汚髪の原因

薄毛の原因や白髪の原因などを見ると、頭皮に溜まった皮脂汚れなどが挙げられます。
そのため、少しでも汚れたらシャンプー頻度を多くした方が良いと思ってしまう方もいるかもしれません。

しかし、シャンプー頻度を多くすることは髪はもちろん頭皮にもダメージを与えます。
ダメージを受ければ髪は傷んでしまいますし、あらゆるトラブルを引き起こす要因となります。

 

頭皮トラブルを引き起こす

頭皮は、顔などと違い髪の毛が密集しています。
そのため毛穴に汚れが詰まりやすいですし、頭皮についた皮脂や古い角質も落としづらい環境になっています。

よって、顔に使う洗浄成分よりも強い洗浄力を持った成分が使われています。
こういった洗浄成分は、頭皮の皮脂膜を材料となる皮脂まで根こそぎ落とします。

皮脂膜が正常に形成されないと、外部の刺激を受けやすくなり頭皮トラブルが起こるのです。

 

頭皮の乾燥

頭皮の皮脂膜には、水分を保持する働きがあります。
その皮脂膜が作られなければ、頭皮の水分がどんどん逃げてしまうので乾燥が引き起こされます。

頭皮が乾燥すると、柔軟性がなくなって硬くなります。
硬い頭皮は血行が悪くなり、髪の毛の生成に必要な酸素や栄養を十分に届けられなくなるのです。

 

炎症によるかゆみ

頭皮が乾燥すると、外部の刺激によってダメージを受けます。
このダメージによって炎症が起こると、頭皮がかゆくなることがあります。

頭がかゆければ無意識に掻いてしまいますが、頭皮も肌の一部ですから、掻くことでダメージを受けます。
また、長い爪でがりがり掻いたりすると、細かい傷ができて雑菌が増殖する場合があります。

そうなれば頭皮環境がさらに悪化し、かゆみ以外のトラブルを発症させる可能性があります。

 

頭皮のターンオーバーの乱れ

頭皮も一定のサイクルでターンオーバーが行われることで、健康な状態を保っています。
ですが、シャンプーによって刺激を与えすぎると、ターンオーバーを乱してしまいます。

ターンオーバーが乱れると角質細胞の入れ替わりが行われないため、髪の成長が阻害されるのです。
美しい髪は、新しく健康な髪が成長することで作られます。

それが阻害されてしまうのですから、細く傷みやすい髪が生えてくることになります。

 

皮脂の過剰分泌

市販のシャンプーに使われている石油系界面活性剤は、洗浄力が非常に強く皮脂を根こそぎ落とします。
根こそぎ落とすと綺麗になるイメージがありますね。

ですが、皮脂には皮脂膜を作る役割があるので、適度に残しておかなくてはいけません。
皮脂がすべてなくなってしまうと、皮脂膜が作られないので、体は皮脂の分泌量を多くします。

すると皮脂の分泌をコントロールする機能が狂ってしまい、過剰分泌されて毛穴の詰まりが引き起こされます。

 

美髪になるためのシャンプーの頻度は?

美髪になるためのシャンプーの頻度は?

結論から言ってしまうと、適切なシャンプーの頻度は人によって違います。
毎日洗う必要はない、お湯洗いだけで十分という情報もありますが、皮脂の分泌量や髪の汚れ具合は人それぞれ違います。

極端な例ですが、工事現場で働いている人と専業主婦では汚れ方がまったく異なりますね。
ですので、シャンプーの頻度は自分の頭皮と髪の汚れ具合によって決めるのが正しいのです。

 

自分に合ったシャンプーの頻度の見つけ方

では、自分に合うシャンプーの頻度はどうやって見つければ良いのでしょうか。
その目安となるのは、髪のベタつき具合です。

1日シャンプーをしないで、その翌日の髪の状態をチェックしてみましょう。
ひどくべたついていなければ皮脂の分泌量も正常ですが、明らかにべたついているのであれば皮脂の分泌量が多いということです。

皮脂が多い人は毎日シャンプーをした方が良いですし、特に多くなければ毎日する必要はないでしょう。

 

乾燥肌や敏感肌の人は要注意

髪がべたついていないのに頭皮にかゆみがある、という方は乾燥肌や敏感肌の可能性があります。
頭皮のかゆみは皮脂や汚れだけではなく、乾燥や刺激で引き起こされることもあります。

乾燥肌や敏感肌なのに毎日シャンプーをしてしまうと、油分がどんどん失われて乾燥が悪化する場合があります。
ですので、べたつかないけどかゆいという症状の方は、特にシャンプーのやりすぎには気をつけてください。

 

どうしても髪を洗いたい時は?

何となく頭がすっきりしない、べたつきはないけど毎日洗わないと気持ち悪いという方もいるでしょう。
もし、どうしても髪を洗いたいのであれば、シャンプーは使わずに洗ってください。

最近は湯シャンと言って、お湯だけで髪を洗う方法が人気になっています。
少し熱めの38度ぐらいのお湯をかけながら、頭皮をしっかり洗うのが湯シャンです。

これなら頭皮にも髪にもダメージを与えないので、シャンプーの頻度を気にする必要はありません。

 

季節や湿度でシャンプーの頻度を変える

自分の生活環境だけではなく、気温や湿度によっても頭皮や髪の汚れ具合は変わります。
夏は気温が高いので汗がたくさん分泌されますし、同時に皮脂の分泌量も増えます。

また梅雨など湿度が高い時期もじっとした汗をかくので、頭皮がべたつきやすくなります。
一方、秋から冬にかけて空気が乾燥してくると、頭皮のべたつきが治まる方もいるでしょう。

ですので季節に合わせて頻度を変えるようにすると良いでしょう。

 

髪や頭皮が汚れやすい環境にいる

髪や頭皮が汚れる度合いは、仕事が大きく影響します。
屋外で仕事をすると、例え汗をかかなくても大気のホコリが付着するのでかなり汚れます。

営業や接客などで動き回る仕事の場合は、大量ではないにしても汗や皮脂が普通の人よりも多く分泌されます。
スポーツを毎日する人も必ず汗をかくので、髪や頭皮が汚れやすい環境にいる方は頭皮の状態に関係なく毎日シャンプーをしましょう。

ただし、仕事が休みだったりスポーツをしなかった日は、頭皮の状態によってはシャンプーをしなくても大丈夫です。

 

シャンプーの頻度が合わないことによるリスク

シャンプーの頻度が合わないことによるリスク

シャンプーの頻度ぐらいで髪が傷むことはない、という説もあります。
しかし頻度というのは髪の傷みに大きく関係しています。

ここでは、頻度が合わないことによってどのようなリスクがあるのかご紹介します。

 

頭皮が衰える

シャンプーをやり過ぎると、頭皮を守っている皮膚の常在菌や油分が失われてしまいます。
常在菌は不要物を分解して頭皮の健康を維持していますし、油分は油膜のヴェールで頭皮をダメージから守っているのです。

これらが失われると、頭皮の肌機能が低下して衰えていきます。
顔の皮膚が衰えれば、ハリや弾力がなくなってシワやたるみのトラブルが起こります。

これと同じで、頭皮の衰えは髪の栄養不足を引き起こしてしまい、結果的に健康な髪が生えてこなくなるリスクがあるのです。

 

フケが増える

フケはターンオーバーによって剥がれ落ちる角質です。
角質は目に見えないほど小さいですから、ターンオーバーが正常に行われていればフケが目立つことはありません。

しかし、シャンプーをしすぎてターンオーバーが乱れると、古い角質が溜まってしまいそれがまとまって剥がれ落ちます。
そのため大きなフケが出来たり、未成熟な角質まで剥がれ落ちてしまうことでフケが増えてしまうリスクがあります。

フケが増えるというのは健康な頭皮環境ではないので、髪も傷みやすくなります。

 

キューティクルが剥がれる

髪はウロコ状に重なったキューティクルで守られています。
髪の輝きやツヤはこのキューティクルによって生まれるものですが、シャンプーをすると洗浄成分によって剥がれ落ちます。

適正な頻度であれば、不要になったキューティクルが落ちるだけです。
しかし洗いすぎるとまだ必要なキューティクルまで剥がれてしまい、髪のツヤが失われてしまうのです。

また髪の水分も蒸発しやすくなるため、髪がぱさついたりきしんだり、まとまりがなくなるというリスクもあります。

 

シャンプーの頻度だけ守っても美髪にはなれません

シャンプーの頻度だけ守っても美髪にはなれません

美髪になるには、頭皮や髪の健康を保つ必要があります。
ですのでシャンプーは頻度だけに気をつけるのではなく、シャンプーの使い方にも注意しなくてはいけません。

またシャンプーの質も大事なのでしっかりチェックしておきましょう。

 

汚れはお湯で落としておく

シャンプーをするときは、しっかり泡立った方が洗いやすいですし摩擦を防ぐことができます。
ですが、使用量が多すぎると例え適切な頻度を守っていても、頭皮の皮脂を落としすぎてしまいます。

市販のシャンプーには洗浄力の強い洗浄成分が使われていますし、少量でもきちんと泡立ちます。
少量だと泡立ちが悪い場合は、お湯でのプレ洗いが足りていない証拠です。

お湯で汚れを落としておけば、少しの使用量でも十分に泡立つのでプレ洗いをしっかり行ってください。

 

指の腹で優しく洗う

頭皮の汚れを落とそうとすると、つい力が入ってごしごしこすってしまいます。
しかし、強くこすると角質層にダメージを与えてしまうので乾燥などのトラブルが起こります。

ごしごしこすらなくても、シャンプーを使っていれば汚れは落ちます。
頭皮を洗うときは、指の腹を軽く当ててマッサージするようなイメージで洗いましょう。

かゆみがあっても爪で掻いたりせず、優しく洗ってください。

 

シャンプーの成分もチェック

シャンプーは商品によって使われる洗浄成分が違います。
ドラッグストアなどで売られているリーズナブルなシャンプーは、石油系合成界面活性剤を使っています。

この成分は皮脂を取りすぎるので、例え頻度な頻度でシャンプーをしても、頭皮の皮脂膜が回復するまでに時間がかかるため美髪作りには向いていません。
頭皮の健康のためには、皮膚を構成するタンパク質の原料となるアミノ酸系の洗浄成分を使うのがおすすめです。

アミノ酸系シャンプーは肌と同じ弱酸性なので、ダメージを最小限に抑えることもできます。

 

ノンシリコンを選ぶべき?

最近、ノンシリコンのシャンプーが増えていますね。
シリコンは髪に負担をかけると言われているので、一見ノンシリコンの方が良いように思えるかもしれません。

しかしシリコンというのは髪をコーティングして、絡まりや摩擦などから守る役割をしています。
ですのでシリコンが入っていないシャンプーは、髪をコーティングしない状態で洗うことになるためダメージが増加します。

つまりノンシリコンだからといって髪に良いというわけではないのです。

 

シャンプーの頻度と美髪を作る正しいシャンプー方法のまとめ

シャンプーの頻度と美髪を作る正しいシャンプー方法のまとめ

前述したように、美しい髪を作る基本はシャンプー頻度の回数や使い方にあります。
これを間違えてしまうと、美容成分がたっぷり入ったトリートメントを使っても、髪に良いドライヤーなどのアイテムを使っても美髪にはなれません。
逆に、今まで何をしても髪のトラブルが改善出来なかった人でも、シャンプーの頻度を見直すだけで健康な髪を取り戻せます。
綺麗で艶やかな髪は女子力アップにもつながるので、適切なシャンプー頻度でワンランク上の自分を目指しましょう。

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