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顔汗を止める方法!原因と即効性がある対策方法とは

 2017/12/26 ボディケア ライフスタイル この記事は約 6 分で読めます。
顔汗を止める方法!原因と即効性がある対策方法とは

まわりの人はそんなに汗をかいていないのに、自分だけ顔中汗まみれになってしまうという経験をしたことがありませんか?

夏でもないのに、劇場や式場に居る時や人前で話す時に顔汗が止まらずに汗を拭いていると、周りの人の目も気になります。
そこで、顔汗をかく原因や効果的に顔汗を止める方法をご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

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顔汗をかく原因とは

顔汗をかく原因とは

汗は室内で仕事をしている人でさえも、夏は平均で1日に1リットルから3リットル冬でも300ミリリットルの汗をかいているといわれています。

健康な体の状態であれば、汗は全身から出ますが、人によっては顔にばかり汗が集中してしまう方がいます。
そこで、なぜ顔に集中して汗が出るのかその原因を解説します。

 

運動不足が原因

運動不足が原因

顔にだけ汗をかいてしまう1番の原因は、「運動不足」といわれています。
体温調節のために全身に300万個あるエクリン腺という汗腺から汗は出ています。

エクリン腺は、全てが活動しているわけではなく約半数は活動していないといわれています。
運動不足な方は、活動していないエクリン腺が極端に多くなっている状態といえます。

運動をしないことで、心臓から遠い足先や手先の体温が低くなり、とくに下半身に汗をかかなくなってしまうのです。
そのことから、身体は体温調節をするために、普段から常に動いている顔に集中し汗をかくようになります。

まずは、こまめに汗をかく習慣をつけ休眠している汗腺を目覚めさせることが大切です。
足湯に浸かってみたり、スクワットやウォーキングなどを行いましょう。

足先から汗腺を目覚めさせるだけでも顔汗は改善されます。
適度な運動をしたり、生活習慣の改善や食生活の改善を行い新陳代謝を高めていくことで顔汗は治るのです。

 

ストレスや自律神経の乱れが原因

ストレスや自律神経の乱れが原因

極度な緊張をしたときや、激しい運動をしたとき、また辛いものを食べたときには、誰でも生理現象で顔汗がでます。
しかし、どんな時にでも顔が汗で湿っていたり、緊張した場面で顔から滴り落ちるほどの汗をかく方は、「顔面多汗症」という病気かもしれません。

はっきりとした原因は解明されていないのですが、ストレスや自律神経の乱れ生活習慣の乱れによって交感神経が活発になりすぎていると考えられています。
生活習慣の改善で治る場合もありますが、急に顔汗をかくようになってしまった方は、顔面多汗症の可能性があります。

病院に行けば治療が受けられるので、日常生活に支障があるようでしたら一度受診してみてはいかがでしょうか。

 

ホットフラッシュ(更年期障害)が原因

ホットフラッシュ(更年期障害)が原因

ホットフラッシュ(更年期障害)は早い方だと30代から、通常は40代後半から50代になるにつれて症状がでる場合があります。
女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減ることで、ホルモンバランスが乱れ顔汗をかくようになるのです。

ホットフラッシュ(更年期障害)は約80パーセントの女性が体験するといわれており、のぼせた状態になったり、顔が突然熱くなって汗が大量に出たり、首筋や胸の下、背中や頭から汗が出ます。

更年期によって減少する女性ホルモンを補うことによって、症状が改善されやすくなります。
サプリや漢方、制汗剤や薬を飲んで対処する必要があり、食生活や生活習慣の改善でも緩和される場合があります。

豆腐や納豆などの大豆に含まれる「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンに似た働きをする食品なので、グリーンスムージーを豆乳で飲んだり、豆腐のお味噌汁を飲む習慣をつけるとより改善しやすくなるでしょう。
ストレスもホルモンバランスに影響するので、寝不足や疲れを溜めない生活習慣を心がけることも大切です。

 

一時的に顔汗を止める方法をご紹介

顔汗をかく原因とは

顔汗の原因による改善は、少しずつ効果がでるので即効性があるわけではありません。
ただし、日常生活や仕事の場面では、今は顔汗を止めたいと思う時もあるかと思います。

そこで、一時的にでも、顔汗を止める方法を紹介します。

薬や化粧品に頼ってしまうと、人によっては副作用がでたりアレルギーを起こすこともあるので、おすすめしたい顔汗を止める方法として「ツボ押し」を試してみてはいかがでしょうか。
体質を改善するわけではないので持続性はないのですが、一時的な効果としてぜひ実践してみて下さい。

 

手のツボを押して顔汗を止める

顔汗を止めるのに「手?」と思われる方もいるかと思います。
しかし、手には顔汗を止めるツボがいくつかあります。

そこで、会場や式場のテーブルの下や人前でスピーチをする場面など、道具を一切使わずに押せるツボをご紹介します。

 

後谿(こけい)

手をグーに握って、小指の横にできる感情線のシワ(手の外側になる1番大きなシワ)の延長線上に飛び出した場所です。
反対の手の親指や、ペンなどでギューっと押すと効果があります。

 

隠げき(いんげき)

手を開き、手のひらを自分に向けたときに、小指側の手首の付け根から腕に向かって1.5cm下にあるツボです。
グッと反対の親指で押すと効果があります。

 

合谷(ごうこく)

手を真上から見た状態でくの字に開きます。
親指と人差し指の骨が合流するところから、人差し指よりにあるくぼみにあるツボです。

反対の親指でグーっと押すと顔汗に効果があります。
このツボは代謝を上げ体の機能回復効果もあるのでぜひ押してみて下さい。

 

長時間顔汗を止めるツボ

大包(だいほう)、屋えい(おくえい)

屋えいは、乳首から3cmから5cmほど上にあるツボで、大包は、ワキの真下あたりにあるツボです。
両手をクロスさせ抱きかかえる様することで、屋えいを親指で、大包を中指と人差し指で効果的に押すことができます。

夏の暑さの中でも、和服姿の女性やサラシを巻いた方の顔汗が少ないのは、このツボに圧をかけて着こなしているからです。

最近では、大包、屋えいに圧をかけるアイテムが売られています。
このツボに圧をかけるアイテムを服の中で着けることで、夏の暑さでも顔汗を抑えることができるので1番おすすめのツボだと言えます。

 

リンパ節を冷やして顔汗を止める

リンパ節を冷やして顔汗を止める

冷却ジェルシートやペットボトルなどで、一時的に体を冷やす方法です。
主な場所は、リンパ節のある「首の後ろ」「鎖骨の真下」「ワキ」「太ももの付け根」「ひざ裏」です。

発汗を抑えるのではなく、体温の上昇を抑えることによって汗を止める方法で、このリンパ節は風邪などで高熱を出した時にも冷やすと効果があります。

 

顔汗を止める方法のまとめ

顔汗をかくと場面によっては周りの人の目が気になってしまう事あるかもしれません。
その場で一時的に顔汗を止める方法もありますが、1番良いのは定期的な運動をして全身からサラッとした気持ちの良い汗をかく事です。

緊張した場面に顔汗で悩む方は、自分なりに緊張をほぐすルーティーンを見つけてみてください。
1日で同じ量の汗をかくのならば、サラッとしたスッキリした気分になれる汗をかけるように体質改善することが大切です。

 

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