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クレンジングの使い方!肌に負担をかけない正しい洗い方

 2018/10/22 スキンケア この記事は約 11 分で読めます。
クレンジングの使い方!肌に負担をかけない正しい洗い方

メイクをしたら、当然ですがクレンジングでしっかり落とさなくてはいけません。
ここで注意したいのが、正しくクレンジングが出来ているかどうかです。

クレンジング剤の力に頼ってしまっていたり、見た目的にメイクが落ちていればいいという感覚では間違ったクレンジングをしている可能性があります。
せっかくスキンケアをしても、クレンジングで肌に負担をかけていればプラスマイナスゼロになってしまいます。

美しい素肌のためには、肌に負担をかけない正しい洗い方をすることが重要です。
そこで今回は、正しいクレンジングの使い方やタイプ別のクレンジング方法をご紹介します。

 

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基本のクレンジング方法

基本のクレンジング方法

クレンジングにはいろいろなタイプがありますが、基本となるクレンジング方法は同じです。
まずは、自分がいつも行っているクレンジング方法が基本に沿っているかチェックしてください。

毎日クレンジングをしていると、面倒な工程を省いたりおざなりになっているかもしれません。
一つの手抜きが肌トラブルにつながることもあるので、きちんと確認してみましょう。

 

手を清潔な状態にする

顔に触れる時は、必ず手を洗うのが鉄則です。
これからクレンジングするのだから必要ないのでは、と思う方もいるでしょう。

しかし、手に雑菌などが付いていた場合、それが顔に付くことで肌荒れが起こることがあります。
また手の油分などのせいでクレンジングの効果が落ちてしまうこともあります。

クレンジング前は、ハンドソープで綺麗に洗って準備を整えてください。

 

ポイントメイクは最初に落とす

最近のアイシャドウやアイライナー、リップなどはウォータープルーフでなくても落ちにくいようになっています。
そのため、ポイントメイクとベースメイクを一緒に落とそうとすると、クレンジングに時間がかかってしまいます。

短時間で落とそうとすると、ポイントメイク部分をこすりすぎてしまうかもしれません。
どちらにしても、肌には余計な負担をかけることになります。

ポイントメイクは濃さに関わらず、最初に専用リムーバーで落としてから全体をクレンジングするのが正解です。

 

メーカー推奨の使い方でクレンジング

基本のクレンジング方法の中でも、一番自己流になりがちなのがクレンジングの使い方です。
最初は説明書通りに使っていても、使用量や落とし方をカスタマイズしてしまう方も多いでしょう。

使用量が多過ぎると肌に残ってしまうかもしれませんし、少なければメイクを落としきれません。
適切な使用量を守ることが肌への負担を減らすので、推奨されている使い方を守ってください。

 

目元と口元は最後に洗う

ポイントリムーバーできちんと落としていれば、目元や口元のクレンジングは最後で大丈夫です。
目元は皮膚がとても薄いので、クレンジングをやりすぎるのはNGです。

また、口元に負担をかけすぎるとたるみやほうれい線の原因にもなります。
これらのパーツは、より丁寧に摩擦を起こさないようにクレンジングをしましょう。

 

ぬるま湯でしっかりすすぐ

全体のクレンジングが終わったら、ぬるま湯ですすぎます。
冷たいお水ではクレンジング剤を落としきれませんし、熱いお湯だと皮脂を落としすぎてしまいます。

人肌程度のぬるま湯は、油分の多いクレンジング剤が一番落ちやすいです。
また、毛穴に詰まっている汚れやクレンジング剤も取り除けます。

すすぎの目安は20回なので、おでこの生え際やフェイスラインも忘れずにしっかりすすぎましょう。

 

どんなクレンジング剤でも洗顔をする

最近はダブル洗顔不要のクレンジング剤も増えていますが、基本的にどんなタイプであっても洗顔をしてください。
化粧品にはたくさんの油分が使われているので、クレンジング剤はこの油分を落とせる成分配合になっています。

一方、洗顔料は肌についた汗やホコリなど水性の汚れを落とす成分が使われています。
つまり落とせる汚れの種類のが違うため、クレンジングだけではメイク以外の汚れが残ってしまっている可能性があるのです。

クレンジング剤によってはぬるま湯すすぎだけでは落としきれないこともあるので、洗顔でしっかり落としきりましょう。

 

肌に優しい清潔なタオルで拭き取る

クレンジングと洗顔をした後の肌は、肌を守る皮脂膜などが落とされている無防備な状態です。
とてもデリケートで刺激を受けやすくなっているので、硬いタオルや不衛生なタオルを使うのはやめましょう。

柔らかく清潔なタオルで、水滴を吸わせるようにポンポンと優しく拭き取ってください。
水滴が残った状態だと、その水分が蒸発するときに肌の水分も奪われてしまいます。

ですので、顔全体の水滴をきっちり拭き取ることも忘れないでください。

 

クレンジング後はすぐに保湿

クレンジングがすべて終わったら、すぐに化粧水で保湿をします。
洗顔後のお肌は水分が少しだけ残っているので、肌はうるおっているように感じるかもしれません。

しかし水分保持機能は低下していますし、保湿成分の力も弱まっているのでどんどん乾燥が進んでいます。
セラミドやヒアルロン酸など保湿力の高い成分が入った化粧水で保湿をして、肌の乾燥を防ぎましょう。

 

クレンジングにかける時間

一つ一つの工程を見ていくと、クレンジングにはかなり時間がかかるように思えるかもしれません。
ですが時間としての目安は、クレンジングをお肌に付けてから1分程度で終わらせるのがベストです。

これだけ手早く行うためにも、メイクに合ったクレンジング剤を選ぶこと、ポイントメイクを落としておくことが大事なのですね。
スキンケアはじっくり丁寧に時間をかけて行うのが大切です。

しかし、クレンジングは短時間で的確に落としきることが大切なのです。

 

タイプ別クレンジングの使い方

タイプ別クレンジングの使い方

クレンジングのタイプは、大きく分けると6種類あります。
人によって、オイルのベタベタ感が嫌い、ミルクだと使い心地が良いなど好みがあるかもしれませんね。

ですがタイプごとに相性の良いメイクや特徴が異なりますし、細かい点で使い方に違いがあります。
メイクに適したクレンジングを使うことが肌への負担を減らすポイントにもなるので、使い心地だけではなくそれぞれの特徴も覚えておきましょう。

 

オイルタイプ

もっともクレンジング力が強いと言われるのがオイルタイプです。
どんなメイクにもしっかり馴染むので、短時間でのメイク落としには最適です。

ただし、強力なクレンジングになるため、ナチュラルメイクだと肌への負担が大きすぎます。
しっかりメイクの時にはベストですが、薄いメイクの時にはクレンジングを変えるのがベストです。

 

オイルタイプの使い方

オイルタイプは、500円玉ほどの量を2回に分けて使います。
1回で顔全体に塗ろうとしても、垂れ落ちてしまい塗れる部位にムラが出来てしまいます。

まず、半量を手のひらにとって両手に広げ、Tゾーンに塗り広げてから、頬からフェイスラインに向かって伸ばします。
この状態でマッサージをするようにメイクを馴染ませたら、残りのオイルを両手に広げて、少しだけ水を混ぜ乳化させます。

乳化させたオイルを顔全体に馴染ませて、肌に突っかかる感じが消えて、オイルがするすると滑るようになったらメイクが落ちた合図です。
最後はぬるま湯でしっかり洗い流してください。

 

リキッドタイプ

肌に優しいことで人気となっているのがリキッドタイプです。
ウォーターベースなので、オイルタイプのようなベタつきを気にせずさらっと洗えます。

洗浄力も強く、濃いメイクでも薄いメイクでも肌に負担をかけることなく落とせるのがメリットです。
ただし、ウォータープルーフメイクには弱いので、メイクによっては落としきれないことがあります。

またポイントメイクも落ちづらいので、リキッドタイプでクレンジングする場合は必ず専用リムーバーで落としてください。

 

リキッドタイプの使い方

リキッドタイプは、直接肌に塗る方法とコットンに染み込ませて拭き取る方法の2種類があります。
濃い目のメイクをしているときは、まずクレンジング液をたっぷり染み込ませたコットンで拭き取りましょう。

拭き取るときはこすらないように、コットンの表面で滑らせるようにしてください。
ある程度メイクが落ちたら、手のひらにリキッドを取って、顔全体に塗り広げてからぬるま湯ですすいでください。

 

使うときは乾いた手で

リキッドタイプの魅力の一つに、濡れた手でも使えるということが挙げられます。
確かに濡れた手で使えるのは便利ですが、いくら大丈夫であっても乾いた手で使うのがベストです。

リキッドに水が混ざると、クレンジング力が大幅に低下します。
入浴中であっても、しっかりタオルで水気を拭き取ってからクレンジングをしましょう。

 

ジェルタイプ

クッション性が高く、使い心地もさらっとしているジェルタイプは気持ち良いテクスチャーが人気です。
クレンジング力はオイルタイプやリキッドタイプに劣るものの、肌への負担はかなり軽減できます。

ジェルタイプの場合、手にとった時点ではクレンジング成分の油分が水分に包まれている状態です。
この水分と油分が入れ替わる転相によってメイクを落とすのですが、転相のためにはジェルを温めなくてはいけません。

ですので季節や気温によってクレンジングの性能が変わるので気をつけましょう。

 

ジェルタイプの使い方

ジェルタイプは転相することでメイクを落とすので、必ず手のひらで温める習慣をつけてください。
顔はパーツによって温度が違いますし、目元などは特に温度が低いのでダイレクトにつけてしまうと転相できないこともあります。

手のひらで温めておけば、その分顔との摩擦も少なくなりますから、しっかり温めて顔全体に塗り広げましょう。
ジェルが伸びやすく柔らかくなったらメイクと馴染んでいる状態なので、人肌よりも低い温度の水ですすいでください。

 

すすぐ時の注意点

ジェルタイプは、水ですすぐことによってさらに残っているメイクや皮脂汚れを落とします。
温まったジェルを冷やすことで、水分が油分に包まれた転相の状態から油分が水分に包まれる再乳化という状態になります。

再乳化をすると、より汚れが落としやすくなるので、ぬるま湯よりも少し冷たいお水で少しずつ洗い流しましょう。
再乳化したジェルをすすぎ終わったら、最後はぬるま湯でしっかり洗い流すのがポイントです。

 

クリームタイプ

弾力のあるテクスチャーが特徴のクリームタイプは、メイク汚れをしっかり包み込みながらも肌に摩擦を起こさずクレンジングできます。
肌に馴染ませても、クリームが手のひらと肌とのクッションになってくれるので負担を軽減してくれます。

また、油分が多いので皮脂膜形成に必要な皮脂を落としすぎることもなく、クレンジングによる肌の乾燥を防ぐメリットもあります。
クリームタイプであれば、ポイントメイクも落とせるので時短クレンジングにも最適です。

 

クリームタイプの使い方

クリームタイプの場合、使用量を一気に塗り広げるという使い方はしません。
指の腹にクリームをたっぷり取り、小さい円をかきながらTゾーンから頬、フェイスライン、目の周りに塗っていきます。

力を入れなくてもメイクと馴染むので、指通りが良くなるまで、マッサージをするようにメイクを落としていきましょう。
クリームが緩んできたらメイクが落ちている状態なので、ぬるま湯で洗い流しましょう。

拭き取りタイプの場合は、できるだけ柔らかいティッシュを顔に乗せ、メイク汚れを含んだクリームを吸い込ませます。
最後は、肌のキメに沿ってティッシュを滑らせるようにして拭き取ってください。

 

シートタイプ

帰宅が深夜になったり、旅行先でどうしてもクレンジングできないというときに便利なのがシートタイプです。
クレンジング剤が染み込んだシートで拭き取るだけなので、手軽にメイクが落とせます。

ただしこのクレンジングは、あくまでも応急処置的な位置づけです。
いくらコットンでも、拭き取ってメイクを落とすのは肌に大きな負担をかけます。

また、メイクが残ってしまうことも多いので、毎回シートタイプでクレンジングをするのは止めましょう。

 

間違ったクレンジングを防ぐには?

間違ったクレンジングを防ぐには?

クレンジング剤にはいろいろなタイプがありますが、どのタイプであっても大切なのは肌への負担をかけないようにすることです。
そのためには、いかに素早くメイクを落とせるかがポイントになります。

クレンジングは肌に使うアイテムの中でも一番負担をかけるものなので、メイク落としに時間をかけるとその分ダメージを与えてしまいます。
クレンジング剤を選ぶ場合、自分が好きな使用感やブランドイメージで選んでしまうことも多いのではないでしょうか。

しかし、クレンジング剤のタイプによってメイクの落ちが違いますから、間違ったクレンジングをしないためにはメイクに合ったものを選ばなくてはいけません。

 

クレンジングの正しい使い方まとめ

クレンジングの正しい使い方まとめ

キメが整い、潤いをしっかり保時できる健やかな肌を作るのは化粧品によるスキンケアだけではありません。
紫外線や外気、ストレスなどあらゆるダメージにさらされている肌に、クレンジングで負担をかけないことも立派なスキンケアです。

健やかな肌はエイジングケアも毛穴ケアも必要なくなるので、正しいクレンジングで理想の肌を目指しましょう。

 

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