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秋の肌荒れは夏のダメージが原因?今すぐやるべき対策法4選

スキンケア この記事は約 11 分で読めます。
秋の肌荒れは夏のダメージが原因?今すぐやるべき対策法4選

夏には、皮脂や汗でベタついた肌も、秋になるとさらっとします。
ただ、さらっとするだけなら良いのですが、秋には肌荒れが気になるという方が増えるのも事実です。

本来であれば、肌荒れの元となる皮脂や汗の分泌量が減るので、秋になれば肌の状態も良くなるイメージがあります。
ですが、湿度や温度が変化すると、肌もその影響によって変化するので肌荒れが起こりやすくなるのです。

もともと季節の変わり目は揺らぎ肌になりやすいため、肌荒れが起きるリスクが高くなるので要注意です。
そこで今回は、秋に起こりやすい肌荒れの原因や秋の肌荒れ対策を解説します。

 

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なぜ秋になると肌荒れが起こるのか?

なぜ秋になると肌荒れが起こるのか?

きちんとスキンケアをしているのに、なぜ秋になったら肌が荒れるのか不思議に思う方も多いかもしれません。
確かに、普通に考えればスキンケアさえしていれば、いつもの肌の状態を保てるはずです。

それなのに秋に肌荒れが起こるのは、夏のダメージが大きく関係しています。
肌が受けたダメージは日焼けのようにすぐに起こるものだけではなく、少しずつ表面に現れてくるものもあります。

では、なぜ秋になると肌荒れが起こるのか、その理由を解説していきます。

 

夏に浴びた紫外線によるダメージ

夏に浴びた紫外線によるダメージ

夏の紫外線量はとても多く、晴れた日であれば1分外に出ただけでも日焼けをします。
もちろん、短時間の日焼けであれば表面的には何の変化もありません。

しかし、紫外線は真皮層まで透過するため、短時間でも浴びてしまうとコラーゲン繊維などが破壊されてしまいます。
特にうっかり日焼けで多いのが、日焼け止めを塗る前の朝のゴミ捨てや洗濯を干す時です。

数分だから大丈夫だろうと油断してしまうと、そのちょっとの時間で紫外線によるダメージを受けます。
ダメージケアをしておかないと、秋まで影響が続いてしまうので肌荒れが起こります。

 

部屋の中でも日焼けする

晴れた日はカーテンを全開にしたくなりますが、実は紫外線は部屋の中にもガラスを通して入ってきています。
特に夏の強烈な日差しはあらゆるところで反射するため、部屋の中は想像以上に紫外線が大量に入り込んでいます。

これは窓辺だけではなく、外の光が入り込んでいる場所ならどこでも同じ環境です。
ちなみに、レースのカーテンを閉めていても、UVカット加工されていないものであれば紫外線は入ってきます。

「1日中家にいるから日焼け止めを塗る必要はない!」と思っている方も多いようです。
しかし、日あたりの良い家の場合は日焼けをしてしまうので気をつけましょう。

 

花粉によるアレルギー

花粉によるアレルギー

花粉といえば春のイメージがありますよね。
しかし、実は秋にもブタクサやイネ、ヨモギなどの花粉が大量に飛びます。

特にブタクサはアレルギー性が強く、花粉症の症状が出る人も少なくありません。
普通、花粉症といえば目のかゆみやくしゃみ、鼻水ですが、人によっては花粉の刺激によって肌荒れが起こることがあります。

アレルギー持ちの人の肌に花粉が触れると、異物による刺激でかゆみや赤みなどの肌トラブルが起こります。
肌荒れが起こる部分は人によって違いがあり、顔全体に症状が出る人もいれば、まぶたなど皮膚が薄い部分だけという人もいます。

また、花粉が体内に入っても症状が出ない人であっても、皮膚だけに症状が出ることもあります。

 

空気の乾燥

空気の乾燥

夏は湿度も気温も高いので乾燥を感じることはありませんが、秋になって空気が乾燥すると皮脂や汗の分泌量が少なくなります。
皮脂や汗は、天然の保湿クリームといわれる皮脂膜を形成する材料です。

そのため、この2つが減少すると皮脂膜が十分に形成されないせいで、バリア機能が低下します。
バリア機能は外部の刺激から肌を守ると同時に、肌の水分を逃がさないようにする役割を持っています。

つまり、バリア機能が低下することで水分が失われてしまうため、肌が乾燥して肌荒れを起こしてしまうのです。

 

乾燥による外部の刺激も肌荒れの原因

空気の乾燥によってバリア機能が低下すると、当然ですが肌は刺激を受けやすくなります。
普通であれば、髪の毛先がちょっと肌に触れても、スキンケアの時に肌を擦っても、バリア機能のおかげで刺激は軽減されます。

しかし、機能が低下していれば刺激をダイレクトに受けてしまうため、特別なことをしなくても肌荒れが起こるのです。
刺激といっても痛みを感じるわけではないので、普通に洗顔をしたりスキンケアをしてしまうでしょう。

ですが、その刺激によるダメージは蓄積していきますから、時間の経過とともに肌荒れという形で表面化します。

 

日焼け止めによる肌の疲労

日焼け止めによる肌の疲労

夏には、家にいるときでもしっかり日焼け止めを塗って紫外線対策をしていた、という方も多いかもしれません。
もちろん日焼け止めを塗るのは、紫外線によるダメージを防ぐのにはとても効果的です。

ただし、日焼け止めはSPFの数値が高いものほど肌への負担が大きいので、そのせいで肌が疲労してしまうことがあります。
家の中であればSPF20から30で十分なのですが、SPF50のものを使い続けていた場合、疲労のせいで回復力が低下してしまいます。

この状態が秋まで続くことで、肌荒れが起こるというのは意外に多いのです。
日焼け止めをシチュエーションによって使い分けていない、という方は、肌の疲労が肌荒れの原因になっている可能性が高いです。

 

原因別!秋の肌荒れ対策法4選

原因別!秋の肌荒れ対策法4選

普通のスキンケアでは肌荒れが治らない、という場合は、肌荒れの原因に沿った対策法を実践するのが一番です。
秋の肌荒れに限らず、どんなトラブルでもまずは原因にアプローチするケアを行うのがもっとも効果的です。

夏にどのような負担をかけていたか、肌荒れはどのような状態なのかをチェックすれば、ある程度原因を絞り込めます。
原因を放置したままスキンケアをしても、ほとんど効果はありません。

だからこそ肌荒れが起こってしまうので、原因別に肌荒れ対策を実践していきましょう。

 

紫外線のダメージには血行促進で新陳代謝を高める

紫外線のダメージには血行促進で新陳代謝を高める

紫外線によるダメージは、外側からのケアよりも内側のケアが必要になります。
というのも、壊れたコラーゲン繊維や傷ついた細胞は新陳代謝によって再生修復が必要になるからです。

すでにダメージを受けている肌は新陳代謝の機能が低下しているので、血行を促進して高めてあげなくてはいけません。
肌の血行を促進するには、ホットタオルや入浴で温めたり、顔の筋肉をたくさん動かすのがおすすめです。

マッサージでも血行促進できますが、肌荒れをしている場合、マッサージの摩擦も刺激となってしまいます。
マッサージは肌荒れが落ち着いてからするのがベストなので、まずは温めたり動かしたりして血行を促進しましょう。

 

花粉には保湿ケアでバリア機能を強化

花粉には保湿ケアでバリア機能を強化

花粉による刺激で肌荒れが起こっている場合は、肌に負担をかける過剰なスキンケアはNGです。
刺激に対して敏感になっているので、たとえば拭き取り化粧水を使ったり導入化粧水をプラスしたりするなど、こてこてのスキンケアは止めましょう。

ここで重要なのは、肌に負担をかけずに保湿ケアをしてバリア機能を強化することです。
そこでおすすめなのが、角質層で水分保持をしているセラミドです。

セラミドであれば肌への負担にはなりませんし、肌細胞の隙間を埋めてバリア機能を強化しながら保湿力も高められます。
乳液やクリームなどは油分が刺激になるので、必要最低限の量にしてください。

 

花粉による肌荒れには予防策も効果的

いくら花粉による肌荒れ対策をしても、外に出れば常に花粉のリスクにさらされることになります。
このリスクを軽減しないと肌荒れは治まりづらいので、予防策も併せて行うのがおすすめです。

花粉に触れないようにするには、めがねとマスクが必須ですが、それだけでは不十分です。
最近は、空気中のアレルゲンをシャットアウトしてくれるジェルや美容液が発売されているので、スキンケアに取り入れてみましょう。

また、ファンデーションも花粉に直接触れないようにすることができます。
ただしリキッドファンデなどは肌に負担をかけるので、ルースパウダーや美容液配合のファンデーションなど肌に優しいものを使ってください。

 

空気の乾燥には徹底保湿

空気の乾燥には徹底保湿

空気の乾燥によってバリア機能が低下している肌には、徹底的な保湿が必須です。
乾燥している肌に油分たっぷりの乳液やクリームを塗ると、馴染まずにベタつくので使いたくないという方もいるかもしれません。

しかし、すでにバリア機能が形成できない状態なので、油分で補ってあげないと肌荒れは治りません。
乳液やクリームも、付け方次第ではべたつきを軽減できます。

徹底保湿といってもたくさん付けなくてはいけない、という訳ではないので、乳液を少量手のひらに伸ばして顔を覆うだけでも十分です。
油分のヴェールをかけるイメージで塗れば、嫌なべたつきもほとんど感じることなくしっかりと保湿できます。

 

水分補給も忘れずに

油分による保湿も大事ですが、もちろん肌への水分補給も忘れてはいけません。
よく、化粧水は蒸発するからあまりつけなくていい、と言われますが、肌が乾燥している場合はたっぷり水分を補給しましょう。

肌に十分な水分補給ができているかを確かめるには、肌の温度をチェックする方法があります。
化粧水を付けた後、肌がひんやりしていれば水分がしっかり行き渡っています。

逆に、特に冷たさを感じない場合はまだ水分が入る余地があるので、肌が冷たくなるまで化粧水を重ねづけしてください。
温度が分からないようであれば、肌が手のひらに吸い付くような感触になるまで重ねづけをしましょう。

 

肌の疲労回復はビタミンでケア

肌の疲労回復はビタミンでケア

肌の疲労は、極端に言うと細胞の機能が低下している状態です。
細胞の機能を活性化するには栄養を補給する必要があり、特に肌にはビタミンが効果的なのでビタミンを摂取しましょう。

ビタミンにはたくさんの種類がありますが、基本的にはバランスよくいろいろな種類を摂るのがベストです。
ですが、肌荒れが改善するまでは、疲労回復に効果の高いビタミンを摂取した方が効率よく治せます。

それではどのようなビタミンを摂ればいいかチェックしていきましょう。

 

ビタミンA

ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康を保つ働きをするビタミンです。
抗酸化作用があり、肌細胞を攻撃する活性酸素を取り除く働きもしてくれます。

また、肌のうるおいを保つ役割も持っているので、乾燥が気になる肌荒れにも適しています。
ビタミンAは柑橘類や卵、レバーなどに豊富に含まれています。

 

ビタミンC

美肌のビタミンといえば、まっ先に思い浮かぶのがビタミンCではないでしょうか。
ビタミンCには、抗酸化作用やコラーゲンの生成サポート、メラニン色素還元作用などさまざまな効果があります。

そのため、どんな肌荒れに対してもバランス良く働きかけて美肌作りをサポートしてくれます。
ビタミンCを含む食べ物はレモンが有名ですが、それ以上に豊富なのがいちごです。

他にも、パプリカやトマト、ブロッコリーなど食事に取り入れやすい食べ物が多いので、たっぷり摂りましょう。

 

ビタミンB2

ビタミンB2には、皮膚や粘膜の修復をする働きとターンオーバーをサポートする働きがあります。
ターンオーバーというのは、肌細胞の再生を行う機能なので、疲れた細胞を元気にしてくれます。

ビタミンB2はブロッコリーやトマト、小松菜、ナッツ類、豚肉などに含まれています。
ちなみに、脂肪の燃焼効率をアップする効果も期待できるので、ダイエット中の方も積極的に摂取するといいですね。

 

ビタミンB6

ビタミンB6は、肌を構成しているタンパク質を分解したり合成したりするビタミンです。
疲弊したタンパク質を分解し、栄養を取り込んで新しく合成することで肌を元気にしてくれます。

肌が健康になれば肌荒れも改善できますし、ハリや潤いをアップすることもできます。
タンパク質とビタミンB6を一緒に摂れば、より美肌効果が高くなります。

ビタミンB6は、オートミールやパプリカ、じゃがいもなどに含まれています。

 

秋の肌荒れ対策まとめ

秋の肌荒れ対策まとめ

秋の肌荒れも気になりますが、冬はさらに肌にとって過酷な環境になります。
つまり、秋に肌の状態を整えておかないと、冬にはもっと肌荒れがひどくなってしまう可能性が高いのです。

美肌を保つには、冬になる前の秋の段階で健康な肌を作り上げることが大切です。
肌の健康は、スキンケアだけではなく体の内側からのケアも重要なポイント。

いい加減な食生活や睡眠など生活習慣が乱れていると、どんなにスキンケアを頑張っても肌の状態は改善できません。
肌荒れを長引かせないためにも、冬を乗り切るためにも、外側と内側からのケアで芯から健康な肌を作っていきましょう。

 

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