おでこのしわを消す方法!原因としわを改善するセルフケア法
「昔はツルツルおでこだったのに…」
「鏡を見たらおでこにハッキリとしわが刻まれていてショック…」
なんて悩んでいる人はいませんか?
顔のさまざまな箇所にできるしわですが、中でも人目について目立つのが「おでこのしわ」です。
老人の絵には必ずといっていいほど、おでこにしわが描かれていますよね。
そんな「老け顔の象徴」とも言えるおでこのしわを、どうにも出来ないからと言って放っておくと年齢とともにより深く刻まれていってしまいます。
おでこにしわが出来てしまうのには、必ず原因があります。
その原因を無くして積極的にアプローチすれば、おでこのしわを改善することができます。
そこで今回は、おでこのしわの原因としわを改善するセルフケア法をご紹介します。
おでこのしわに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
目次
おでこにしわができる原因
横に入る「横ジワ」と、眉間からおでこにかけてできる「縦ジワ」です。
横ジワは、加齢によっておでこの表情筋が衰えてしまうこと、水分保持能力の低下、真皮のコラーゲン減少などが主な原因になります。
この他にも、頭皮のたるみやまぶたのたるみが原因として考えられます。
また縦ジワは、目を細めてモノを見たり、しかめっ面など不機嫌な表情といった日常のクセとともに、真皮の衰えも原因の1つと考えられます。
それでは詳しい原因について解説していきます。
乾燥
おでこのスキンケアについて、乾燥しがちな目元や頬に比べて適当に済ませていたり、あぶらとり紙で皮脂を取り過ぎたりしていませんか?
ちょっとしたことの積み重ねで、意外にもおでこの乾燥は進んでしまいます。
さらに紫外線を浴びることで、肌の乾燥を進行させてしまいます。
紫外線は真皮層にまで達し、肌のハリの元であるコラーゲンやエラスチンなどを破壊して、その構造を劣化させてしまうのです。
乾燥を防ぐためには日頃のスキンケアに加えて、冬でも紫外線対策が必要となります。
表情筋の衰え
顔には30種類以上の表情筋があると言われています。
その中でおでこのしわと関係の深い表情筋は、眉を引き上げるはたらきがある「前頭筋」、目を細めたり眉間を引き寄せたりする時に使う「皺眉筋」、目を開閉させるはたらきがある「眼輪筋」などがあります。
これら筋肉の衰えが、おでこのしわと関係していると考えられています。
表情のクセ
- 驚いた時や笑う時などに無意識に眉毛を上げている。
- モノを見るときに眉毛を上げて目を開いている。
- アイメイクやコンタクトレンズを出し入れする時に眉毛を上げている。
これらに思い当たる人は、表情のクセによっておでこのしわを定着させてしまっているかもしれません。
1日の中で眉毛を上げる回数が多ければ多いほど、おでこのしわは次第に深くなっていきます。
しかしクセは心掛け次第で改善できる可能性が高いので、心配し過ぎないようにしましょう。
おでこのしわを消すセルフケア法
それでは、おでこのしわを改善する簡単なセルフケア法をご紹介します。
これらをきちんと実践すれば、おでこのしわは改善されるでしょう。
スキンケア
おでこのしわは、真皮に深く刻まれていることがほとんどです。
よって、保湿はもちろんのこと、肌の土台を整えるためにコラーゲンを強化することが基本になります。
まずは、コラーゲン・ヒアルロン酸・ヒト型セラミド・アミノ酸などが配合された保湿効果の高い化粧品で肌を乾燥させないようにします。
コラーゲンを強化する化粧品は、ビタミンC誘導体が配合された化粧品を使用しましょう。
ビタミンCはコラーゲン生成に関わっているだけでなく、美白や抗酸化作用といった美容に重要な効果を持っているからです。
深いしわをケアするのに有効なビタミンC誘導体は、リン酸アスコルビルMg・パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na・アスコルビン酸グルコシド・3-O-エチルアスコルビン酸などです。
これらは浸透力が高く、肌の中で長時間効果を発揮する成分となります。
注意したいのは、コラーゲンが配合された化粧品は保湿効果しかなく、真皮のコラーゲン強化はビタミンC誘導体の方が有効だということです。
このほか、コラーゲンを破壊する紫外線をなるべく浴びないことも大切となります。
冬でも油断せず、一年を通して日焼け止め化粧品や日傘などを用いて紫外線対策を心掛けてください。
マッサージ
マッサージでたるんでいる筋肉を鍛えれば、おでこのしわは解消されます。
やり方は簡単です。。
4本の指を眉の上に置き、しわを伸ばすイメージで5秒かけて髪の生え際まで引き上げましょう。
これを3セット行うだけです。
このほか頭皮のマッサージをするのも、おでこのしわを改善するのに役立ちます。
やり方はシャンプーをする際、うなじや生え際から頭のトップに向かって ジグザグに頭皮マッサージをしていくだけです。
指の腹を使って、頭皮を優しくほぐすイメージで洗いましょう。
頭皮をほぐすことでたるんでいた皮膚が持ち上がり、おでこのしわが薄くなるというわけです。
エクササイズ
表情筋を鍛えるエクササイズを行うことで、おでこのしわにアプローチできます。
まずおでこが動かないように固定するために、片手でおでこを押さえてください。
その状態で大きく目を見開いて10秒間キープ。
その後、目を閉じて再度10秒間キープ。
この動きを10回繰り返します。
簡単なので、ちょっとしたスキマ時間を利用し、継続してみてください。
このエクササイズは表情筋を鍛えてしわを解消するだけでなく、目力UPも期待できます。
食生活の見直し
肌の酸化は、おでこのしわの大敵です。
よって、肌の酸化を防ぐ効果のある抗酸化物質を積極的に摂取しましょう。
抗酸化力の高い栄養素は、ビタミンA・C・Eとなります。
特にビタミンCは、コラーゲン生成をサポートして肌のハリや潤いをキープする効果が期待できます。
オススメの食材は、キャベツ・ブロッコリー・ほうれん草・小松菜・赤パプリカ・黄パプリカ・レバー・赤身肉・キウイ・グレープフルーツ・大豆製品・ココアなどです。
ビタミンに限らずさまざまな栄養を摂ることで相乗効果が期待できるので、上手な食べ合わせを考えてみてください。
逆に糖質の多い食べ物や揚げ物などは肌の老化させておでこのしわを深くさせてしまいます。
揚げ物やフライドポテト、ステーキ、炒め物、人工甘味料の多いジュースなどは過度に摂らないように気を付けましょう。
おでこのしわを消すメイク
今すぐおでこのしわを消したい!という人は、しわ消し専用の化粧下地やファンデーションがオススメです。
しわの部分に塗るだけで、しわの凹凸が消えてツルツルのおでこになります。
洗顔したら元に戻るので実際にしわが改善するわけではありませんが、おでこのしわを改善するスキンケアやマッサージなどの効果が出るまで、このような商品を使えば気持ち的に楽なのではないでしょうか。
おでこのしわを消す方法まとめ
おでこのしわの原因や自宅でできる簡単セルフケア法などをご紹介しましたがいかがでしたか?
おでこのしわを消すのは簡単なことではありませんが、日頃の積み重ねが大切となります。
しわができるような表情のクセを改善するとともに、マッサージや毎日のスキンケアで保湿や紫外線対策を心掛けてください。
細かいしわに気づいたら、それが老化のサイン。
早めに紹介したケアを始め、おでこのしわを薄くしたり、これ以上深くならないように予防しましょう。
どうしても気になる!今すぐどうにかしたい!という人は、しわを消すことができるメイクをするのも一つの手です。
いつまでも美しいおでこをキープしてくださいね。