顔のしわを消す12個の対策法!老け顔を改善し若返る!
加齢とともに増えて深くなるしわ…。
鏡でしわを見るたびに憂鬱になっている人も多いのではないでしょうか?
顔にしわがあるだけで、一気に老けた印象になってしまいますよね。
実は、しわの原因は加齢だけではありません。
「私は若いからまだ大丈夫」と思っている人も要注意です。
小じわの主な原因は乾燥です。
よって、若いからと油断していると目元や口元に細かいしわが現れることがあるのです。
その他にもしわの種類や原因は様々あります。
そこで今回は、顔のしわを消す12個の対策法をご紹介します。
「しわをなんとかしたい!」と悩んでいる人は、しわの種類や原因を正しく知り、老け顔を改善して若返りましょう。
顔のしわの原因とは
まず始めに、顔のしわはどのような原因で出来てしまうのか詳しく解説していきます。
どの原因が自分に当てはまるかチェックしてみてください。
表情筋の衰え
表情筋の筋肉が落ちてしまうと、お肌のハリが失われてしわができる原因となってしまいます。
デスクワークの人や下を向いて作業をしている人などは、特に顔にしわができやすいと言われています。
また加齢でも筋力は衰えてきます。
よって、よく笑ったり表情を大きく動かすなどして意識して表情筋を使うようにしてください。
紫外線
紫外線による老化は、メラニン色素によるシミやくすみだけではありません。
老け顔を作るしわも、紫外線が大きく影響しているのです。
特に人間の表皮も通過して真皮まで到達してしまう紫外線A波は、浴び続けていくとダメージが蓄積していき、ジワジワと真皮を攻撃して弾力線維であるコラーゲンを破壊してしまいます。
こうして紫外線A波を長い年月浴び続けると、お肌のハリ弾力が壊れて しわができてしまうというわけです。
乾燥
人は年齢を重ねると、今までは潤っていたという人でもお肌に水分を保ちにくくなってしまうことで乾燥しがちになってきます。
それはお肌のターンオーバーのサイクルが遅れて、水分の蒸発から守ってくれる修復力が追いつかなくなってくるのが原因として考えられます。
お肌が乾燥すると、柔軟さと弾力がなくなって小じわができやすくなるのです。
さらに乾燥が深刻化していくと、弾力を作っている真皮の水分が常に足りない状態となりたるみが発生してしまいます。
顔のしわの種類とは
顔のしわには、細いものや深く刻み込まれたものなどいくつか種類があります。
どのようなものがあるのか一つ一つ詳しく解説していきます。
小じわ
目元や口元にできる小さなしわの集まりです。
糸によりをかけて織った織物で表面にしぼと呼ばれる細かい凹凸がある「ちりめん」にちなんで、ちりめんジワとも言われます。
小じわは角質層の乾燥による一時的なものなので、真皮層までは達していません。
水分や脂分を補うことで目立たなくしたり、消すこともできます。
乾燥以外でも、急激なダイエットや脱水症状、極度の栄養失調などによっても起こると言われています。
真皮じわ
しわが深くクッキリとしていたり、表情を動かさなくてもしわがあったり、保湿をしても目立つ場合は、真皮じわの可能性が高いです。
顔の表皮の下にある真皮には、お肌の弾力を作っている組織「線維芽細胞」があります。
肌弾力を保っているコラーゲンやエラスチンを生み出す線維芽細胞は、加齢やストレスによってその機能が弱ってしまう場合があるのです。
コラーゲンやエラスチンが作れなくなってしまうと、表情じわなどの折れ目をはね返す弾力が失われ、顔に深いしわが刻まれてしまうというわけです。
おばあさんやおじいさんの顔にある大きなしわは、こうした真皮じわが重なったり深くなったりしてできあがるのです。
しわを深くしないためには、顔の内側に筋肉をつけてハリや弾力を作ることが大切となります。
ほうれい線
老け顔のサインであるほうれい線は、女性の6割が悩んでいると言われています。
頬の皮膚や脂肪が下がってたるむと、その縁にあるほうれい線がよりはっきり表れてきます。
頬のたるみが無くなれば、ほうれい線のほとんどが薄くなり見えなくなります。
表情じわ
誰でも笑ったり目をしかめた時などの表情をした時には、しわができますよね。
その表情が終わっても残っているしわが、表情じわと呼ばれる種類です。
表情による表情筋の収縮によって皮膚の同じところが繰り返し折られて、徐々にしわになっていくのです。
何の対策もせず放置しておくと、いずれ真皮層に届いて深く固定化していきます。
顔のしわを消す12個の対策法
顔のしわを消す対策法は、どれも継続することで効果が期待できます。
簡単にできるものばかりなので、自分が出来そうなものをぜひ日常的に取り入れてみてください。
①額のしわを改善するトレーニング
上目遣いなどをして 額にしわが出来るような癖を繰り返していると、額にクッキリと横じわができてしまいます。
そういった癖は意識して直すようにし、それと並行して額のしわを改善するトレーニングを行いましょう。
トレーニング方法
- 両手の人差し指と中指でVサインを作り、二本の指をくっつけて、額のシワと平行に当ててください。
- 額のシワを指で固定したまま、まゆげをゆっくり10 回上げ下げします。
- 次に、まゆげを上げたままの状態で10 秒キープします。
- このトレーニングを1日1セット行い、慣れてきたら上下30回に増やしましょう。
②ほうれい線を改善するトレーニング
ほうれい線は表情筋の衰えによってたるみが発生し、深くなっていくものです。
たるみを改善するためには、普段あまり使わない頬やあご周りの筋肉を刺激し血流を促してあげることが大切です。
トレーニング方法
- 頬をプッとふくらませて5秒キープします。
- 口を閉じたままの状態で、舌で粘膜を押しながら円を描きましょう。
③口周りのしわを改善するトレーニング
口の周りにある口輪筋に厚みを出して、口周りのしわを解消しましょう。
トレーニング方法
- 上唇と下唇を押し合って、10秒キープします。
- 口の外側に唇を5秒間 思い切り出します。
- 口の内側に唇を5秒間 思い切り巻き込みます。
- これを1日2セット行ってください。
④目尻のしわを改善するトレーニング
目尻のしわは、年齢と共に大きくなっていきます。
目の周りにある眼輪筋を鍛えて目尻のしわを改善していきましょう。
トレーニング方法
- 片目をつぶり、舌を少し出して軽く噛みましょう。
- 出来るだけ速く踏切の信号機のように左右1回づつウィンクを繰り返します。
- これを30回行ってください。
⑤眉間のしわを改善するトレーニング
考え事をする時などに、眉間にしわを寄せていませんか?
まずはその癖をやめ、眉間のしわを改善するトレーニングをしましょう。
トレーニング方法
- 両手を使って、眉毛の少し上を圧をかけながら外側に向かってさすります。
- 同時に静かに息をフーっと吐いてください。
- これを3回行いましょう。
⑥肩甲骨エクササイズ
肩や肋骨、肩甲骨のまわりが凝っていることが原因で、顔にしわができてしまう場合があります。
肩甲骨のまわりが凝っていると、リンパの流れが滞って顔に老廃物がたまってしまいます。
そのままにしておくと徐々に頬がたるんでいき、ほうれい線などにつながってしまうのです。
肩甲骨をスムーズに動かすエクササイズを行い、顔の老廃物を流してしわを改善しましょう。
エクササイズ方法
- タオルの両端をつかみ、肩をすくめるように上にあげます。
- 5秒ほどしたら、首の後ろ側へ下におろしてください。
- 力の入れすぎに気を付けながら、これを5回繰り返しましょう。
⑦肌の保湿ケア
乾燥によって発生する小じわは、保湿ケアをしっかり行うことで対策できます。
潤ったお肌はバリア機能が高まり、紫外線などの外敵刺激を受けにくくなるため、真皮層の線維芽細胞を守ることにもつながります。
ただし保湿ケアだけでは紫外線から守ることはできないので、しっかり紫外線対策も行うようにしましょう。
⑧しわに効果的な化粧品を選ぶ
顔のしわを改善するためには、化粧品選びも大切です。
なぜなら化粧品の原料がしわの原因になっている場合があるからです。
顔のしわを作る原因となる成分は、合成界面活性剤と合成ポリマーです。
この2つは、バリア機能を壊してお肌が水分を保てない状態にしてしまいます。
その結果、お肌が硬くゴワゴワになってしまい、しわが刻まれてしまうのです。
毎日お肌に直接使う化粧品は、合成界面活性剤や合成ポリマーが使われていない無添加化粧品がオススメです。
さらに顔にしわを作らせないためには、お肌をしっとりと柔らかくするヒト型セラミドを配合した化粧品を選びましょう。
お肌のバリア機能を高めるセラミドは、潤いベールを補充してバリアを作ることで、お肌の内側にうるおいをキープしてなめらかに整えてくれるのです。
セラミドの中でも特にヒト型セラミドは、効果が高いとされています。
⑨紫外線対策
紫外線は肌老化を起こす原因となるものです。
特に紫外線A波は、線維芽細胞に直接ダメージを与えてコラーゲンやエラスチンを生み出す力を弱めてしまいます。
コラーゲンやエラスチンが少なくならばなるほど、お肌の弾力が失われしわの原因となっていきます。
紫外線は季節や天候に関係なく年中降り注いでいるため、日焼け止めは一年を通して毎日塗るようにしてください。
さらに紫外線対策にやり過ぎはないので、日傘や帽子、サングラスなどの併用をオススメします。
⑩適度なウォーキング
新陳代謝が低下すると、しわなどによる顔の老化も進んでしまいます。
新陳代謝を活発にするために、汗ばむ程度の適度な運動を実践するようにしましょう。
無理なく続けられるように、30分程度のウォーキングやストレッチがオススメです。
⑪バランスの良い食生活
健康的な美肌を維持するためには、良質なたんぱく質やカルシウム、マグネシウム、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンK などの栄養素が必要だと言われています。
肉・魚・野菜類・チーズなど、様々な食材を偏りがないようにバランスよく取り入れていきましょう。
またカップラーメンなどのインスタント食品やソーセージなどの加工食品には、カルシウムの吸収を阻害するリンが大量に含まれているので極力控えることをオススメします。
⑫トキメキを忘れない
加齢などによって女性ホルモンが減少すると、お肌のハリやみずみずしさが失われ、しわやたるみといった肌トラブルを招くことになります。
女性は恋愛をすると快楽ホルモンのドーパミンが脳内から大量に分泌され、女性ホルモンが活性化する効果があると言われています。
女性ホルモンが活性化すれば、肌トラブルを改善する効果が期待できます。
恋愛系のドラマを見たり、好きなアーティストのライブに行くなどして、日々トキメキのある生活を送るように心掛けましょう。
顔しわを作る悪い習慣とは
しわを作る主な原因は、表情筋の衰えや紫外線、乾燥です。
しかし、ちょっとした生活習慣が更にしわやたるみといった老化を加速している場合があります。
是非チェックしていただき、できることから改善していきましょう。
タバコ
タバコを吸う人は吸わない人に比べて、老化のスピードが5倍も早いと言われていることをご存知でしょうか。
タバコに含まれるニコチンによって引き起こされるのは、
- 新陳代謝の低下
- 活性酸素の発生
- ビタミンCの破壊
- 血行不良
- ホルモンバランスの乱れ
などが挙げられます。
これらは しわだけでなく、お肌のハリ不足や毛穴開き、たるみなどにつながってしまいます。
タバコは百害あって一利なしです。
しわを本気で改善したいなら、まずは禁煙から始めましょう。
栄養不足
ダイエットの経験をしたことのある女性は多いでしょう。
しかし極端な食事制限などのダイエットをすると栄養が偏ってしまい、お肌に必要な栄養素が届かなくなってしまうことがあります。
本当にキレイになりたいという人は、栄養バランスに気を付けながらダイエットをしてください。
睡眠不足
私たちの体は、眠っている間に回復するようにできています。
肌細胞も同じです。
睡眠中は常に新しく生まれ変わろうとしていますから、十分な睡眠をとっていなければ、お肌は衰えるばかりに。
寝不足は美肌の天敵だと心得て、夜はできるだけリラックスして質の良い睡眠をとるようにしましょう。
間違ったスキンケア
間違ったスキンケアは、お肌の老化を加速させる原因となります。
例えば、冬は寒いからと言ってお湯を使って洗顔をしていませんか?
お湯を使った洗顔は、乾燥を促してしまいます。
洗顔は、30~32℃のぬるま湯で行うのが理想です。
小じわを作らないためにも、体温より温かいお湯は使わないようにしましょう。
さらに洗顔後は化粧水をつけると思いますが、実は化粧水だけだとお肌を乾燥させてしまいます。
特に年齢を重ねたお肌は水分の蒸発に耐えられず、しわの原因となってしまうことがあるのです。
化粧水をお肌にしっかりなじませたら、蒸発してしまわないように乳液やクリームを使ってフタをしてあげましょう。
ただし合成界面活性剤や合成ポリマーなどが配合されている化粧品は、お肌の保水能力まで削ってしまうので注意してください。
美容クリニックで顔のしわを消す
深くなってしまったしわを自分で改善するのは、どうしても長期間になってしまいます。
「今すぐ改善したい!」という人は、美容クリニックでのしわ治療を考えてみても良いかもしれません。
ここでは、どのような治療方法があるのか一例をご紹介しますので、参考にしてください。
ただ少なからずリスクもあるため、実際にしわ治療する際は医師とよく相談しながら行うようにしてください。
ボトックス注射
表情じわがある所にボツリヌス菌を注射することで、しわを消す方法です。
筋肉の働きを弱くして表情じわができるのを防ぐ効果があります。
ほうれい線などに注入すると顔の下部がたるんでしまうことがあるため、表情じわが気になるおでこや目尻などに使うと良いでしょう。
効果が持続するのは3~4ヶ月なので、年間で2~3回行う必要があります。
ヒアルロン酸注射
顔の凹んでいる部分にヒアルロン酸を注入することで、ふっくらとさせて ほうれい線などを改善する方法です。
ヒアルロン酸は体内に自然に吸収されるため、リスクが少ないメリットがあります。
効果が持続するのは半年~2年程度です。
気に入らなかった場合は、ヒアルロン酸溶解注射で人工的に溶かすことも可能です。
顔のしわを消す対策法についてのまとめ
顔のしわができる原因や種類、顔のしわを消す対策法などについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
しわが出来てしまうのは、年齢のせいだけではなく、乾燥や紫外線も要注意なのです。
自分のしわの種類や原因を見極めることができたら、自分に合った対策法を行いましょう。
食生活や質の良い睡眠など、しわを作らない生活習慣も大切です。
どうしても今すぐしわを消したい!という場合は、美容クリニックでしわ治療するのも一つの手です。
しわのない若々しい美肌を取り戻し、ステキな女性を目指しましょう。