背中ニキビを改善する方法!原因と効果的な治し方とは
背中ニキビで悩んでいる女性は多いかと思います。
背中の開いた服を着てみたいけど、背中のニキビが気になってオシャレができないという方もたくさんいるのではないでしょうか?
そこで、背中ニキビの原因や予防・改善方法についてご紹介します。
是非とも、参考にしていただき、キレイな背中を手に入れてオシャレを楽しみましょう。
目次
背中はニキビができやすい場所?
ニキビができやすい皮脂腺は、顔と胸、肩甲骨周りに集中しています。
背中はニキビができやすい場所かつ普段見えない場所であります。
よって、服を着て蒸れてしまい気がついた時には、ニキビが慢性化しているケースが多いです。
背中ニキビができる原因は?
背中ニキビができる原因はいくつかあります。
原因を知っておくことで改善や予防にもつながりますので、参考にしてください。
遺伝による原因
もともと遺伝による肌質で背中ニキビができやすい方もいます。
毛穴が詰まりやすかったり皮脂分泌が多いと、他の人と同じお手入れをしていてもニキビになりやすくなります。
しかし、日常の生活習慣やスキンケアを改善することで予防が可能なのであきらめる必要はありません。
ストレスによる原因
ニキビの1番の大きな原因はストレスだと言えます。
ストレスには「心理的ストレス」と「物理的ストレス」があり、どちらもニキビの大きな原因です。
心理的ストレス
仕事や生活の中で、不安や怒りなどの心理的ストレスを感じると自律神経のバランスが崩れてしまいます。
自律神経のバランスが崩れると、体内の男性ホルモンの感受性が高まり、皮脂が過剰分泌し毛穴が詰まりニキビを引き起こす原因となってしまいます。
また、ストレスを溜めると交感神経が刺激され、糖質コルチノイドが作られニキビの原因になります。
大人になってから仕事などのストレスで背中だけでなく顔にもニキビができる方も多いです。
ストレスを溜めないために、常にポジティブな考え方を生活の中で取り入れていくだけでも、充分なニキビ予防になります。
よって、スポーツなどをして身体を動かしたり、趣味で心をリフレッシュするなど、定期的にストレス発散を心がけましょう。
物理的ストレス
物理的なストレスとは、急激な気温変化、空気の乾燥、汗による蒸れ、外での紫外線、洋服の摩擦などの肌ストレスが原因となります。
季節によって気温や湿度に合わせた衣服を着る事や、外での紫外線から肌を守る事で予防したり改善されていきます。
中には、衣類の洗濯で使っている洗剤が肌に合わない場合もあるので、衣類用洗剤を変えることでニキビが改善されることもあります。
睡眠不足や暴飲暴食などの生活習慣による原因
その日、肌が受けたダメージは、健康な肌に変えるターンオーバーという機能が、睡眠中に肌を改善させています。
睡眠不足によってその機能が停滞してしまうと、肌の状態が悪くなってニキビができやすくなります。
どうしても忙しくて充分な睡眠時間が取れない場合は、肌の新陳代謝が活発になる夜10時から深夜2時を中心にしっかりと睡眠をとるように意識しましょう。
また、暴飲暴食や栄養バランスの偏った食事もニキビの原因になるります。
ビタミンや必須アミノ酸などバランス良く取れる食事に改善するように心がけましょう。
ニキビ予防のためには、生活習慣の改善は必須だと言えます。
マラセチア菌による原因
背中ニキビは気付きにくいんものですが、中にはマラセチア菌というカビが原因になる場合もあります。
見た目や症状もニキビと似ていますが、市販のニキビ薬では治りません。
実際にアクネ菌によるニキビよりも、カユミや痛みが出にくいので気がついた時には慢性化していることが多いです。
市販薬で治らない状態で背中ニキビが長引く場合は、皮膚科などの専門の医療機関で受診すると良いでしょう。
背中ニキビの改善方法や治療法は?
重度の背中ニキビでなければ、ストレスを溜めない生活習慣の改善やスキンケアによって改善されていきます。
しかし、症状が1ヶ月以上続いたりセルフケアでも効果がなく悪化するようでしたら、皮膚科や美容皮膚科などの専門医療機関で受診する必要があります。
そこで、どの様な治療法があるのかいくつかご紹介します。
ケミカルピーリング
専用の薬品を使って不要な角質を柔らかくする治療法です。
肌のターンオーバー機能を整えてニキビを治します。
専門医のもとで、肌に合った濃度や作用時間で行う治療効果が高い治療法です。
イオン導入
ビタミンCやビタミンEなどの美容成分を微弱な電流を使って肌の真皮層まで浸透させる事によってニキビを鎮静しながら、ニキビ跡も薄くなる治療法です。
続ける事によって、メラニン生成を抑える効果もあります。
イオン導入を行う前に、グリコール酸によるピーリングを弱くかける事で、美容成分のより高い導入効果が得られます。
ピーリング治療と併用する事が効果的です。
高周波(RF)治療
ニキビの原因となる皮脂分泌過剰な皮脂腺に高周波エネルギーを与え、過剰な皮脂分泌を止める治療法です。
同じ場所に繰り返しニキビができる方や痛みのある炎症ニキビを早く治したい方にはおすすめな治療法です。
しかも、皮脂腺自体を再生不能にする事によって再発も防いでくれる効果があります。
ホルモン治療
飲み薬を使い体内に女性ホルモンを取り入れ、男性ホルモンとのバランスを調整する治療法です。
ニキビ治療をサポートする方法
ニキビ治療の完治が長くかかってしまったり、完治が難しい場合であってもニキビのできにくい肌に改善する方法があります。
それは、ビタミンCやビタミンB群の点滴治療や、漢方での治療法です。
ただし、漢方や薬には様々な種類があるので、専門医と相談して使用する事をおすすめします。
背中ニキビを予防するには?
背中ニキビの予防には、生活習慣の改善は欠かせませんが、その他にも入浴時の背中の洗い方を意識するだけでも予防に繋がります。
背中は洗いにくい場所なのできれいに洗えていると思っていても、肩甲骨の周りなどの皮脂腺が集中している部分がしっかり洗えてない場合があります。
さらに、お湯の温度が高すぎると交感神経が刺激されて体が興奮して自律神経のバランスが崩れやすくなってしまうので、少しぬるめの温度で洗うようにしましょう。
髪の毛を洗う場合にも注意が必要で、洗浄力が強いシャンプーを使用している場合は、背中の皮脂まで落としてしまうことがあります。
皮脂を落としてしまうと肌が乾燥し菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
さらに、リンスやコンディショナーに含まれる油分が背中の毛穴につまり塞いでしまうことがあります。
なるべく身体にシャンプーやリンス・コンディショナーがつかないように意識し、しっかりと洗い流す事が大切です。
髪を洗い終わった後はすぐに髪の毛を背中に付けるのではなく、髪の毛をまとめる様にする癖もつけましょう。
シャンプーやリンス・コンディショナーの選び方については、なるべく肌への刺激が少ないものを選ぶようにしましょう。
「ノンシリコンシャンプー」や「アミノ酸シャンプー」がおすすめです。
乾燥によって背中の角質が硬くなる事もニキビの原因となるので、入浴後には背中も保湿する事が大切です。
保湿によって肌が柔らかくなると、皮脂による毛穴の詰まりが改善されます。
スキンケア同様、ニキビの起こりやすい胸や背中にも保湿クリームを塗る習慣をつけることがニキビの予防になり、セルフケアとして大切だといえます。
また、普段の食事にも肌に良いビタミンを摂るよう食事に気をつかうとこともニキビの予防や改善につながります。
背中ニキビの改善についてのまとめ
背中ニキビの予防には、食事や睡眠の背中習慣を見直すだけでも効果があります。
ストレスを溜めることがない生活スタイルや日々のスキンケアが大切です。
できてしまってからの治療よりも、毎日のチョットした予防を心がけることで、いつでも透明感のあるすべすべ肌でいたいですね。