40代のバストアップ法!胸のしぼみや垂れを改善する5つの対処法
40代になっても、女性であればバストが垂れたり小さくなったりすると気になってしまうでしょう。
年齢に関係なく、バストは女性の象徴ですから、いつまでも美しいバストを維持したいというのが女心ですね。
バストも肌と同じで、加齢とともにハリが衰えてくるのでお手入れが必要です。
毎日きちんとお手入れをしていないと、年齢を重ねていくほどにバストは垂れたり小さくなったりしていきます。
もう年だからと諦めてしまう方も多いかもしれませんが、40代であってもバストアップは可能です。
そこで今回はは、40代に適した5つのバストアップ方法をご紹介するので、出来ることから始めていきましょう。
40代になるとバストが小さく原因とは
胸の上部が下垂すると、デコルテ部分が薄くなってしまい「そげ胸」と呼ばれる状態になります。
また、下垂した胸は脂肪が背中や脇に流れやすくなるため、バスト全体がしぼんだように見える老け胸という状態が引きおこされます。
このような状態になるのは、加齢だけが原因ではないものの、やはりいろいろな部分にエイジングサインが現れ始める40代ならではの症状とも言えます。
ここでは、40代になると起こりやすいバスト減少の原因をご紹介するので、当てはまっていることがないかチェックしてみてください。
肌のハリが失われる
胸の部分の皮膚も顔と同じで、衣類の摩擦によるダメージや乾燥などで肌のハリが衰えていきます。
顔の肌のハリが失われると、頬やフェイスラインがたるむのと同様に、胸の肌のハリが衰えれば胸は垂れてしまいます。
胸の皮膚は顔よりもダメージに強いですが、それでも毎日ダメージを与え続ければ衰えます。
また、年齢を重ねていくとヒアルロン酸やコラーゲンの合成量も減少しますから、ケアをしていなければ皮膚がたるむのも当然です。
いくら肌の潤いを保つ入浴剤を使っていても、入浴後は肌の水分が急激に奪われます。
この段階で潤いを与えなければ、肌の水分はどんどん不足していくので、胸の重みに肌が引っ張られて垂れ下がってしまいます。
女性ホルモンの分泌量の変化
40代になると、少しずつ更年期の症状が出始めるという方も増えてきます。
更年期というのは、女性ホルモンの分泌量が減少し始める時期のことで、早い人だと30代後半から減少が始まります。
40代ともなればかなり減少幅が大きくなるため、女性ホルモンの分泌量の変化でバストダウンします。
女性ホルモンのエストロゲンは、女性らしい丸みやしなやかさを作る働きがあります。
この働きがあるからこそ、女性のバストやヒップは丸みを保てるのです。
そのため、女性ホルモンの分泌量が減ると、丸みを保てなくなってしまうのでバストもしぼんでしまいます。
女性ホルモンが減るとハリも失われる
女性ホルモンは、バストトップから放射線状に張り巡らされている乳腺を発達させる役割があります。
乳腺は母乳を出すための大切な器官なので、乳腺を守るために脂肪が回りに付着します。
この脂肪がバストを大きくしたり、ハリのあるバストを作っているのです。
生理が始まる思春期は、女性ホルモンの分泌量が劇的に増えていくので、乳腺も発達するため胸が成長します。
逆に、女性ホルモンの分泌量が減ると、乳腺も衰えてしまって脂肪も減少します。
そのせいで、バストが全体的にしぼんでしまうこともあるのです。
クーパー靱帯の衰え
バストを上向きに引っ張っているのは、デコルテからバストの上部にかけて、脂肪や乳腺の間で発達しているクーパー靱帯です。
網の目状になって胸を支えているクーパー靱帯があるからこそ、胸には重みがあっても重力に逆らえるのです。
この靱帯は、若ければハリを保っていられますが、加齢とともに伸びてしまいます。
クーパー靱帯というのは筋肉のように収縮するものではなく、一度伸びてしまうと簡単には元に戻りません。
胸を支えるクーパー靱帯が伸びきってしまえば、胸は重みで垂れ下がってしまいます。
さらに、内部の脂肪も流れ出てしまいやすくなるため、胸はどんどん小さくなっていきます。
クーパー靱帯は加齢だけで衰えるのではなく、胸を上下に激しく揺らしたりすることでも切れてしまうので、ハードな運動をしているという方は要注意です。
サイズの合わないブラジャーを着けている
一度バストサイズを測ったら、よほど体型が変化しない限り同じサイズのブラジャーを使っているという方も多いのではないでしょうか。
成長期を過ぎれば、妊娠や出産、急激に太ったり痩せたりするということがなければ、バストサイズに大きな変化はありません。
多少サイズが合わないと感じても特に不具合がなければ、わざわざブラジャーを買い換えるということもないでしょう。
ですが、ブラジャーは起きている間中着けているものですから、サイズが合わないものだとバストの形が崩れてしまいます。
アンダーバストがきつければ、脂肪に段差が付いてしまいますし、バストカップが緩いと回りに脂肪が流れてしまいます。
こういった状態を放置することで、バストが小さくなったり垂れたりすることもあるので、サイズの合わないブラジャーを着けている方は要注意です。
姿勢の悪さによる胸筋の硬化
長時間デスクワークをしていたり、床に座る生活をしていたりする方は、どうしても猫背になりがちです。
猫背になると、肩からデコルテ部分にかけて前に丸まってしまうので、これだけでもバスト下垂の原因になります。
また、それだけではなく胸筋もどんどん硬くなってしまうため、バストを引っ張り上げる力が失われます。
バストはもともと重みがある上に、重力が下へと引っ張るので、胸筋が硬化して引っ張り上げる力がなくなると下垂したまま定着してしまうのです。
胸を広げたり反らしたりする動作は、普通の生活では行わないため、姿勢が悪い人はそれだけでバスト下垂が起こります。
バストが下がるとバストトップも下がりますから、より貧相な印象の残念な胸になってしまいます。
40代でもバストアップする5つの方法とは
40代になると、バストのボリュームがダウンするさまざまな要因が重なるので、ちょっとバストアップ方法を試しても効果はまったくありません。
と言っても、まったく効果がないということではなく、簡単にバストアップをするのは難しいというだけです。
そもそも、人間の体はちょっと運動したり食事を控えるだけでは痩せないように、年齢に関わらずバストアップも短期間で出来るものではないのです。
その代わり、正しいバストアップ方法を実践して、地道に続ければ40代であってもバストアップはできます。
何をしてもバストアップ効果が得られないのは、年齢のせいではなく続けないことが理由なので、諦めずに頑張って美バストを手に入れてください。
しっかり保湿をして肌のハリを取り戻す
もっとも手軽に続けられるのが、バストのスキンケアです。
お風呂上がりに、顔のスキンケアをするついでにバストもしっかり保湿をしましょう。
最近はバスト専用のスキンケアアイテムも発売されていますが、普通のボディローションや顔用の乳液でも構いません。
大事なのは、水分が不足している状態を改善し、肌のターンオーバーを促してあげることです。
健康な角質で表皮が埋め尽くされれば、皮膚がたるんだ状態も少しずつ改善できます。
大幅なバストアップは出来ませんが、水分を保持できる肌を維持することでたるみを解消してバストのハリが取り戻せます。
マッサージで胸回りの筋肉をほぐす
肩が前側に丸まっている、両手を広げた時に胸が開きにくいと言う場合は、胸回りの筋肉が硬くなっています。
胸回りの筋肉が硬くなると、胸が下垂するだけではなく、血行が悪くなり胸に栄養が行き渡りません。
胸の成長には栄養が必要不可欠ですから、胸回りの筋肉をほぐすマッサージを行いましょう。
まずは、デコルテ部分を中心から左右両側に向かってさすります。
次に、鎖骨の上下の部分も、中心から両脇に向かってリンパを流し、滞った老廃物の排出を促してください。
最後に右手で左の脇の下を挟み、しっかりともみほぐしましょう。
内側に丸まった筋肉を伸ばし、老廃物を流してもみほぐすと、胸回りに柔軟性が戻ってバストアップに繋がります。
血行を促進して胸に必要な栄養を巡らせる
前述しましたが、バストアップのためには栄養が必要です。
バストのほとんどは乳腺と脂肪で構成されていますが、乳腺に脂肪をつけるには栄養の働きが必要になるのです。
姿勢が悪いとそれだけで血流が悪くなりますが、姿勢が良い人でもブラジャーがきつかったり、冷え性だったりすると胸の周りに血行不良が起こります。
バストアップに良いといわれる食べ物を摂っていても、血行が悪ければバストアップ効果は得られません。
乳腺の発達にも血行は関係していますから、しっかりと血流を促しましょう。
毎日入浴をする
胸周りの血行には背中や肩周りの血行も関わっているので、血行を促進するには全身を温められる入浴がもっとも効果的です。
夏などは、つい手軽にシャワーで済ませてしまうという方も多いでしょう。
ですが、夏はいくら気温が暑くても、クーラーなどで体は冷やされていますし、冷たい食べ物や飲み物のせいで体の内部も冷えています。
冬はもちろん夏もきちんと入浴をして体を温めないと、冷えが慢性化してしまうので注意しましょう。
10分でも入浴をすれば全身が温まり、胸周りの血行も促進されますから、バストアップを目指す方は入浴を習慣にするのがベストです。
適度な運動で全身の血行を促進
忙しくて毎日入浴出来ないという場合は、適度な運動で全身の血行を促進しましょう。
ちなみに、通勤通学で歩いたり階段を昇ったりするという方でも、だらだら歩いているだけでは全身運動になっていません。
全身運動というのは、体の各部位を出来るだけ大きい可動域で動かすということです。
ウォーキングであれば、普通に歩くよりも歩幅を大きく、手は前後にしっかり振って歩きましょう。
外で運動するのに抵抗がある方は、家でラジオ体操をするだけでも大丈夫です。
1つひとつの動きをきちんと行えば、ラジオ体操も立派な全身運動になるので、ぜひ実践してください。
猫背を解消してバストを引っ張り上げる
人によっては、猫背を解消するだけでバストトップが上がり、バストアップ効果が実感できます。
猫背を解消するには、普段の姿勢に気をつけることが基本です。
背筋を伸ばすこと、頭が前のめりにならないことを意識して、綺麗な姿勢を保ちましょう。
その上で、猫背解消ストレッチをすると、猫背の状態を改善する効果が期待できます。
両手を後ろ組み、背筋と腕を伸ばしたまま手を上に引っ張り、限界まで引き上げたらゆっくり元に戻すだけで猫背解消のストレッチになります。
痛いと感じるほど引っ張るのではなく、肩が後ろに反って気持ち良いと感じる程度の強さで、10回から20回ほど行ってください。
バストアップマッサージをする
アナログな方法ですが、バストアップマッサージはバストの形を整えてサイズをアップする効果が期待できます。
また、血行促進にも繋がるのでぜひバストケア習慣として取り入れましょう。
やり方はとても簡単で、まずは背中やお腹、二の腕から脂肪を胸に向かってかき集めるように、3分間マッサージをします。
次に、バストの周りを時計回りに3分間マッサージしてください。
最後はブラジャーを着けて、胸の形を整えながらバストをカップに入れれば完了です。
マッサージをするときには乳液を使ったり、バストアップ効果のあるクリームを使ったりすると、さらに効果がアップします。
バストアップマッサージは即効性はありませんが、続けることで形のよいふっくらバストに仕上がります。
40代のバストアップ法まとめ
あらゆる部分が衰え始める40代は、バストダウンもしやすく、実際に若いころよりもバストが小さくなったという方もいるでしょう。
実際のところ、バストの成長には40代になると急激に減少する女性ホルモンや胸回りの筋肉が関わっているので、バストアップは簡単なことではありません。
ですが、しっかりお手入れしていれば健康な肌が保てるのと同じで、バストもケアをすれば変わっていきます。
もちろん1週間や2週間でバストサイズがアップする、なんてことは無理です。
しかし適切な対策やバストダウンの原因を意識して改善すれば、バストアップも不可能なことではないのです。
大事なのは、バストアップ法を毎日続けることなので、生活に取り入れやすい方法で理想のバストを手に入れてください。