美容液の使い方!種類や順番など正しいケア方法とは
肌の保湿力をキープしたいと思い、美容液を使っている人も多いのではないでしょうか?
値段が高い美容液を使っているのに肌荒れを起こしたり、乾燥肌になってしまう人も中にはいらっしゃる事でしょう。
逆効果になっている理由として、以外と多くの人が美容液を正しく使えていないことが原因です。
美容液は、適量を正しい順序でつけて行かないと、その効果は半減してしまいます。
そこで今回は、美容液の正しい使い方をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
美容液の役割
顔を洗った後に化粧水をたっぷりつけて、その後にクリームや乳液の油分で肌にフタをすることは、よく保湿ケアで言われている順番です。
長年、このようなスキンケアを続けている人も多いのではないでしょうか?
実は、肌の潤いをキープするのは、油分ではなくセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分です。
また、クリームを余分に使うスキンケアをしていると、アクネ菌が繁殖してニキビが増えたり、毛穴がふさがってしまい黒ずみの原因になりとスキンケアの悪循環に陥る場合があります。
化粧水のあとにクリームを使うスキンケアだけでは、肌自体の潤いはアップしません。
油分で潤ったように見えるのですが、肌内部は乾燥している事もあるので注意が必要です。
大切なのは、保湿力の高い美容液を正しくつける事です。
保湿ならセラミドやヒアルロン酸、さらに美白やアンチエイジングにも効果があるビタミンCなどもプラスすると、保湿と美白、さらにはエイジングケアまでアプローチすることができます。
間違えた美容液の使い方をしている人が多い
美容液は、保湿成分などの美容成分をたくさん配合しているスキンケアアイテムなので、積極的に取り入れたいですね。
しかし、何気なく使っている人が以外と多く効果が半減している事もあります。
美容液というと、毎日使うアイテムではない特別なものというイメージを持っている人もいるのではないでしょうか?
また、高価で使い方がわからないという人も多いようです。
美容液は、保湿ケアにはとても重要なアイテムです。
よって、美容液をつける順番や付け方など、正しい使い方を知っておくことが必要です。
そこでここでは、間違った美容液の使い方や、正しい美容液の使い方について解説していきます。
特別な時にだけ美容液使う
高価な美容液を特別な時にだけ使わないと、肌を甘やかせてしまうと思っている人もいるのではないでしょうか?
美容液はスキンケアで主役とも言えるアイテムなので、毎日使うことが大切なのです。
毎日使うことで、より良い肌環境を育てることができます。
また、高価なので「もったいない」と使用量を減らして使うと効果が半減してしまいます。
使用説明書に記載されている適量を使うことによって、はじめて効果を実感できるようになります。
美容液のつけすぎ
美容液は適量を使うことが大切です。
しかし、美容液の効果を早く実感したかったり、肌の悩みを早く改善したいからと言って、多めに美容液を塗っている人も多いようです。
しかし肌が栄養を吸収できる量には限りがあるので、無駄になってしまいます。
美容液のつけすぎは、効果が半減するばかりか、デメリットもあるので注意が必要です。
もともと肌は自ら皮脂を分泌させ、肌を潤わせようと働いています。
しかし、その働きが美容液によって弱くなってしまい肌を乾燥させてしまう場合もあります。
潤い効果の高い美容液には油分が多く含まれているので、紫外線に触れて酸化を起こしてしまうと、シミ・くすみ・ニキビといった肌トラブルを起こす原因になってしまうのです。
気になる部分にのみ美容液を使用
ニキビやシミ、シワなどの気になる部分にだけ美容液を塗っている人もいるかと思います。
しかし、美容液は顔全体に塗ることによって、美肌効果が発揮されます。
特に気になる部分には「重ねづけ」が必要です。
「重ねづけ」での注意点としては、同じ美容液を使用して重ねづけするようにしましょう。
美容液は肌の悩みごとに揃えていくと、種類も多くなってしまいます。
いくつもの美容液を一緒に使用すると、相乗効果が期待できると思う人もいるかもしれません。
しかし、組み合わせによっては肌に刺激やトラブルを起こす危険性も高くるので注意しましょう。
どうしても複数の美容液を使いたい場合は、朝と夜とで使い分けたり、部位ごとに使い分けすると良いでしょう。
また、一定のサイクルで美容液を変えたり、肌の状態で使う美容液の種類を決めることも大切です。
他の化粧品と混ぜて使用している
オールインワンジェルなどは、化粧水・美容液・クリームなどの多機能をワンアイテムでこなしてくれて、時間短縮アイテムとして人気がありますね。
同じように、美容液を乳液やクリームと混ぜて使っている人もいるかもしれません。
美容液と他の化粧品を混ぜて合わせると、成分によっては分離してしまい美容液の浸透が悪くなってしまう場合があるので、基本的には分けて使う様にしましょう。
開封して時間が経過した美容液を使っている
美容液は高価なものが多いので、節約を考えて少量ずつ使用している人は多いのではないでしょうか?
美容液は開封してから1~3ヶ月で使い切るのが理想的です。
特にビタミンC誘導体を使用している美容液は酸化に弱いので注意が必要です。
開封していなくても、鮮度を保つために購入してから3年以内に使うようにしましょう。
また、美容液の鮮度を保つために直射日光のあたる場所や温度の低すぎる場所や高すぎる場所は避けた方が良いでしょう。
美容液の正しい使い方
美容液を使うにあたって、大切なのは使う順番です。
スキンケアの順番として基本的な順番は、下記の通りですので、ぜひ参考にしてください。
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液やクリーム
クレンジングと洗顔によって、肌の汚れをしっかり落とすことで、スキンケアアイテムの浸透力が高くなります。
さらに、化粧水で肌に水分を与えることで、美容液の浸透を助けてくれます。
美容液の前にクリームや乳液を塗ってしまうと、それらに含まれる油分が美容液の有効成分浸透を妨げてしまうので順番を守って使うことが大切です。
製品によっては、化粧水の前につける商品の場合あは、商品説明に従って使うようにしましょう。
美容液を使う時のポイント
美容液を塗る時のポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
手のひらで温める
適量の美容液を手の平に出して、人肌の温度に温めてから顔につけるようにしましょう。
いきなりつけるよりも、温めることで肌になじみやすくなります。
手が冷たいときには手をお湯などで温めると良いでしょう。
肌になじませてハンドプレス
肌に美容液をなじませた後は、ぎゅーっと肌に押し込むように優しくハンドプレスをします。
パンパンと音が聞こえるようなパッキングや、強くこすったり、力を入れすぎてしまうと肌に負荷を与えてしまうので気をつけましょう。
美容液を複数使う時の注意点
気になる部分に異なる美容液を複数使用する場合は、油分の少ないものから使うようにしましょう。
油分の多く含んだ物から使用すると、角質層まで浸透しづらくなります。
よって、油分が少なくみずっぽいテクスチャーの物から使うことがおすすめです。
美容液の正しい使い方まとめ
美容液を化粧水や乳液・クリームにプラスして、毎日のスキンケアに取り入れることによって肌に潤いとハリを与えることができます。
正しい使い方を毎日行うことで、美容液の効果を実態できるでしょう。
美容液でのスキンケアを習慣にして、美肌を手に入れて下さい。