マツエクの手入れ方法!長持ちさせる6つの対処法とNG行為
マツエクを付ければ、にじみが気になるマスカラや面倒な付けまつげを付ける必要がなくなります。
メイクを落としても長いまつげがあるので、すっぴんにも自信が持てるようになりますよね。
ただし、マツエクのお手入れに関して不安がある方も多いでしょう。
マツエクをするには安いとは言えない料金がかかるので、すぐに取れてしまったら大損ですし、少しでも長持ちさせたいものです。
だからこそ、初めてのマツエクに挑戦する前に、しっかりお手入れ方法を学んでおくことが重要です。
そこで今回は、マツエクのお手入れ方法や長持ちするためのケアを解説しますので、是非とも参考にしてください。
マツエクを長持ちさせるためのお手入れ方法
マツエクは、どんなに優れた技術を持ったサロンで付けてもいつかは取れてしまいます。
しかし、お手入れ次第で寿命を延ばすことは可能です。
人によっては、取れたら付け替えれば良いと思うかもしれません。
ですがマツエクはまぶたやまつげに負担をかけるので、短いスパンで付け替えると、自まつげが少なくなってしまいます。
マツエクをお手入れして寿命を延ばすのは、自まつげを健康に保つことにも繋がるので、丁寧なケアで長持ちさせましょう。
マツエクを乾いた状態に保つ
マツエクは水分に非常に弱く、濡れた状態で放置するとグルーが剥がれやすくなります。
ですので、乾いた状態を保つということはお手入れをする上でとても重要です。
洗顔後やお風呂上がりはもちろん、暑い日に外でスポーツを楽しんだりするときも汗をこまめに拭き取りましょう。
外出先で水分を拭き取る場合は、ティッシュで目元を優しく押さえて取るのがおすすめです。
ハンカチやタオルでこすったりすると、乾いた状態であっても刺激で取れてしまうので気をつけてください。
マツエクはドライヤーで乾かす
まつげにドライヤーを当てる、というのは違和感があるかもしれません。
ですが、マツエクは自まつげよりも量が多く、根元部分も毛が密集しているのでドライヤーでしっかり乾かすのがポイントです。
ただし温風ではなく冷風を使います。
マツエクから30cmほど離して、冷風を20秒から30秒ほど当ててください。
風の強さの強弱がつけられるドライヤーであれば、一番弱い風にしましょう。
マツエクがきちんと乾いたら、最後はコームやスクリューブラシでカールを整えると、まつげ同士の絡みがなくなって長持ちしやすくなります。
定期的にマツエクのメンテナンスをする
どんなに丁寧にお手入れをしていても、2週間から3週間ほどするとダメージが出てきます。
少しダメージが出てきたら、進行する前にサロンでリペアをしましょう。
取れかけているマツエクは外してもらい、隙間が出来た部分は新しいマツエクを足してもらってください。
定期的にメンテナンスをすると、綺麗な状態を保ちながら長持ちさせることができます。
ただし、あまりにも取れる量が多かったりばらつきが目立ったりするようになったら、全部付け替えるのがベストです。
まつげ美容液で自まつげを強化
マツエクはグルーで接着されていますが、自まつげがその重みを支えています。
つまり、自まつげが土台となっているので、しっかりとコシのある状態にしてあげることもマツエクを長持ちさせるポイントです。
自まつげのコシを出すには、まつげ美容液でまつげの成長に必要な栄養を補給するのがベスト。
まつげ美容液をまつげの根元にたっぷり塗ると、栄養が行き渡ります。
また、まつげ美容液には保湿成分も入っているので、しなやかで弾力のある自まつげが育ってマツエクを支えてくれます。
マツエクにはコーティング剤を付ける
マツエクを付けているときは、油分や水分が付かないようにするのが基本です。
といっても、雨や汗で濡れてしまうこともありますし、皮脂が分泌されるのを止めることは出来ません。
いくら気を付けたとしても油分や水分は付いてしまうので、マツエク用のコーティング剤で守ってあげましょう。
マツエクをコーティングすると、持ちが大幅に変わると言われています。
製品によっては美容成分が配合されているものもあり、コーティングをすると同時に自まつげのケアが出来ます。
プラスαのコストがかかってしまいますが、その分綺麗な状態をキープするのに活躍してくれます。
スクリューブラシで整える
自まつげは並びが乱れることはありませんが、人工的に付けたマツエクは洗顔後などに乱れてしまいます。
この状態を放置していると、マツエク同士が絡まって抜けやすくなるので、スクリューブラシで整えましょう。
スクリューブラシは、根元から毛先に向かって、優しく丁寧に梳かすのがポイント。
乱雑にやると、まつげが引っ張られてしまうので気をつけてください。
マツエクやまつげを整えてあげると、カールもキープしやすくなります。
マツエクの乱れは、洗顔後だけではなく寝起きなどにも起こりやすいので、こまめにチェックして乱れる度に整えるようにするのがおすすめです。
油分は徹底的に避けること
マツエクをまぶたにくっつけるためのグルーは、油分との相性が悪いため、油分は徹底的に避けるのがベスト。
まぶたの周りに、油分が含まれているメイクアイテムを使ったり、オイルクレンジングを使ったりするとすぐに取れてしまいます。
どんなメイクでもしっかり落とせるオイルクレンジングが出来ないというのは、マツエクのお手入れの中でも一番面倒なことかもしれません。
しかし、メイク落としのせいでマツエクが取れてしまったら元も子もないですよね。
また、オイルクレンジングが出来ないのは目の周りだけです。
目元につかなければオイルクレンジングをしても問題ないので、面倒でもクレンジングはしっかり分けましょう。
目元のクレンジングはウォータークレンジングがおすすめ
マツエクを付けていれば、大げさなアイメイクは必要ありません。
アイライナーだけでも十分に目を大きく見せられるので、基本的に過度のアイメイクは避けましょう。
そうすれば、ウォータークレンジングだけでも十分にアイメイクを落とせます。
ちなみに、今はオイルクレンジングでもマツエクOKのものがあります。
こういったタイプであれば、使う分には問題ありません。
しかし、マツエクを長持ちさせたいというのであれば、マツエクOKであってもウォータークレンジングを使うのがおすすめです。
マツエクにやってはいけないNG行動とは?
マツエクが寿命よりも早く取れてしまうというのは、サロンの技術の問題よりも、マツエクに対する行動に問題があることが多いです。
サロンでは、マツエクを長持ちさせるためのポイントをアドバイスしてもらえますが、それでもマツエクへの行動すべてをチェックしてもらえるわけではありません。
そのため、普段何気なく行っていることをしてしまい、マツエクが取れやすくなることもあるのです。
せっかく長持ちさせるためのお手入れをしているのに、NG行動をしてしまったらもったいないですよね。
ここでは、何気なくやってしまいがちなNG行動をご紹介していきます。
目をこする
結論から言うと、マツエクは目をこすっただけで取れることはありません。
付けまつげは取れてしまいますが、マツエクはしっかり付けられているので、こすってもそのままの状態を保てます。
といっても、1回か2回こするのであれば、という前提です。
まつげは横向きの刺激にとても弱い性質があるので、グルーで付けただけのマツエクは、自まつげよりもこすられる刺激に弱いです。
そのため、頻繁にこすってしまうとすぐに取れてしまいます。
メイクをしているときはこすることはないと思いますが、すっぴんになるとついこすってしまうこともあるかもしれません。
また、アレルギーを持っていたり、肌が乾燥しやすかったりする方もうっかりこすってしまうので気をつけましょう。
目をこするのは、マツエクの寿命を縮める一番の原因になるので十分に注意してください。
洗顔やクレンジングの時も油断は禁物
洗顔やクレンジングをする時も、目元はこすらないのが基本です。
目元を洗う場合は、洗顔料をしっかり泡立てて弾力性のある泡を作ります。
この泡を目元に乗せたら、30秒ほど置いてぬるま湯で洗い流しましょう。
クレンジングも同じく、クレンジング剤をまぶたにそっと馴染ませ、メイクが浮いてきたら上から下に向かって落とします。
アイラインなどの細かいメイクは、綿棒を細かく動かして、丁寧に落としてください。
洗い流す時も、こすらないでぬるま湯をかけて落としましょう。
マツエクにNGのクレンジングを使う
基本的なことですが、マツエクにはオイルクレンジングはNGです。
こちらも、目をこするのと同じく1回オイルクレンジングを使ったからといって、すぐにマツエクが取れることはありません。
しかし、オイルの粒子はとても小さいので、マツエクの根元に入り込みやすくグルーが浮いてしまいます。
最近はオイル対応のグルーを使っているサロンも増えていますが、それでもオイルクレンジングを続けていると持ちが悪くなります。
クレンジングは、毎日少しずつでもグルーの接着力を弱めていくので、出来る限り目の周りに使わないのが理想です。
タオルで顔をこすらない
洗顔後やクレンジング後に水気を拭き取る時、タオルで拭くのは普通のことです。
ただし、マツエクにとってはタオルで拭くという当たり前の行為もNGです。
目元部分をタオルで上下に拭いてしまうと、その動きの負担によってマツエクが取れやすくなってしまいます。
ですので、目元の水気を拭き取る場合は、タオルで優しく押さえて水分を吸収させましょう。
濡れたまま放置をする
目元を触りすぎるとマツエクが取れやすくなりますが、だからといって洗顔後などに濡れた状態のまま放置するのはNGです。
確かに、水気を拭き取ろうとすると負担をかけるイメージがあるかもしれません。
しかし、濡れたままにしておくとまぶた部分がふやけてしまい、グルーとの接着面がよれることで取れやすくなります。
一番注意したいのは、洗顔後よりも汗をかいたときです。
まつげはおでこなどにかいた汗が目に入らないようにするストッパーの役割をしているので、汗をかいたときはまつげ部分に溜まります。
特に半身浴中などは直接顔を濡らさないだけに、まつげ部分が濡れている状態に気がつきづらいので要注意です。
うつ伏せ寝や布団を顔までかぶる
いくら、手やタオルで目元をこすらないようにしても、寝ている時に布団でこすってしまうことがあります。
特に気をつけたいのは、うつ伏せで寝たり布団を顔までかぶったりするという癖です。
仰向けに寝ても、いつの間にかうつ伏せ寝になっている、布団に潜り込んでいるというのはどうにもなりません。
といっても、毎日このような状態で寝ていたらマツエクはすぐに取れてしまいます。
うつ伏せになる癖がある方は、周りに抱き枕やクッションなどを置いて寝返りを打ちづらい状態にしましょう。
布団をかぶる癖がある方は、肌への負担が少ない素材のカバーやブランケットに変えて、少しでも摩擦を押さえるといいですね。
ビューラーやマスカラは使わない
付けまつげの場合は、自まつげとの馴染みを良くするためにビューラーやマスカラを使うのが一般的です。
ですが、マツエクにはビューラーもマスカラも使わないのがベストです。
マツエクにはもともとカールが付いているので、ビューラーを使うと、逆に変なカーブが付いてしまいます。
また、カールを作るためにまつげを引っ張るのですから、当然取れやすくなります。
マスカラ自体はマツエクの持ちに関係ありませんが、しっかりクレンジングをしないといけないので、その負担が持ちを悪くします。
クレンジングで落としきれないと、汚れがまつげの根元に残り不衛生な状態になってしまいますから、マスカラも使わないのがベストです。
正しいマツエクのお手入れ方法まとめ
マツエクの寿命は、一般的には3週間から1ヵ月ほどと言われています。
ですが、正しいお手入れをしていれば、最長で3ヵ月もたせることも不可能ではありません。
マツエクは、長くもたせればもたせるほど自まつげと馴染んで扱いやすくなりますし、お手入れも楽になります。
もちろんコスパも良くなるので、マツエク代の節約にもなりますね。
一度マツエクを付けると、付けまつげよりナチュラルで、アイメイクも楽になるなど大きなメリットを実感できます。
このメリットを持続させるためにも、正しいお手入れ方法を身につけて、マツエクをしっかり長持ちさせましょう。