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下半身の冷え性を改善する5つの方法!原因は生活習慣に?

 2019/08/30 ライフスタイル この記事は約 11 分で読めます。
下半身の冷え性を改善する5つの方法!原因は生活習慣に?

夏でも足先が冷たい、入浴後もすぐに足が冷えるなどの症状がある場合は下半身の冷え性です。
冷え性は、むくみやセルライトの原因になるだけではなく、下肢静脈瘤などの病気の原因にもなります。

女性の約7割は冷え性を感じているというアンケートから分かるように、冷えは慢性化しやすいので注意しなくてはいけません。
もともと、女性の体は筋肉量が少なく体温も低いという特徴を持っているため、冷え性になりやすい性質です。

さらに、冷え性は毎日の生活習慣の中にも原因が隠れているので、意識をして下半身の冷え性の改善を行っていく必要があります。
そこで今回は、下半身の冷え性を改善する5つの方法をご紹介します。

下半身の冷え性はすぐに改善できるものではありません。
しかし、放っておくと冷えによる症状や病気が悪化してしまう危険性もあるので、記事を参考にしていただき今から対策を始めましょう。

 

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下半身の冷え性の原因

下半身の冷え性の原因

冷えというのは気温の影響もありますが、人間の体は寒さを感じると熱を作って温める機能があります。
ですので、空調管理された環境であれば体が冷え切ることはありません。

つまり冷え性は寒さで起こるのではなく、その原因のほとんどは生活習慣です。
無意識に行っている生活活動が下半身の冷え性を引き起こしているため、慢性化したり悪化したりするのです。

下半身の冷え性を改善するには、自分の生活習慣のどこに原因があるかを把握しなくてはいけません。
ここでは、下半身の冷え性の原因となる生活習慣や行動をご紹介するので、当てはまることがないかチェックしてみてください。

 

姿勢の悪さによる体のゆがみ

下半身の血流の悪さの要因となるのが体のゆがみです。
血液は、心臓空押し流されて下半身まで巡り、また下半身の筋肉によって押し流されて心臓まで戻ります。

しかし、下半身から押し流す血液は重力の影響を受けているため、体がゆがんでいるとスムーズに流れません。
もっとも注意したいのは、上半身と下半身をつなぐ骨盤のゆがみです。

座ると腰を曲げてしまう、立っているときは左右どちらかに体が傾くという場合は、骨盤がゆがんでいることで下半身の血流を低下させています。
普段から姿勢が悪いという方は、これが下半身の冷え性の原因になることがあるのです。

 

入浴をせずシャワーで済ませている

仕事で帰りが遅いためシャワーしか入らない、朝にシャワーを浴びる習慣があるなど入浴をしないことも冷え性の原因です。
人間は、どんなに活動をしていても使っている筋肉は一部分なので、使っていない筋肉部分の血流は悪くなります。

つまり流れている部分と流れにくくなっている部分があるため、体全体で見ると血流がスムーズとは言えないのです。
その状態を放置すると、下半身の血流はどんどん悪くなってしまい、結果的に冷え性が起こります。

また、1日の疲れをしっかり取らないと、むくみなどの症状も改善出来ません。
入浴は手軽に全身の血行を促し、さらに疲れも取ってくれるので、シャワーで済ませている方は冷え性になるのも当然といえるでしょう。

 

体を冷やす食べ物や飲み物の摂りすぎ

血液の流れには、体温も関係しています。
体温が高ければ血管に柔軟性も出るので、血液が流れやすくなりますし、体温が低いと血管が硬くなるため流れにくくなります。

また、体温の低下によって代謝も下がってしまうことで血行はさらに悪くなります。
この状態を引き起こすのが、体を冷やす食べ物や飲み物の摂りすぎです。

特に夏は冷たいものをたくさん飲みますし、食欲がないとそうめんやそばなど冷たいものしか食べたくなくなってしまいます。
体の内部が冷えると体温も下がるので、冷たいものの摂りすぎには注意しましょう。

 

無理なダイエットによる筋肉量の低下

3食きちんと食べて、定期的に運動をするという健康的なダイエットは体に負担をかけません。
しかし、1日1食ダイエットや単品ダイエットなどの無理なダイエットは、栄養不足によって筋肉量の低下を引き起こします。

血液は筋肉の収縮によって流れるため、筋肉量が低下すると必然的に血液の流れが滞ります。
また、食事制限をすると栄養も不足するので、血液量が減少してしまうことも血行不良の原因になります。

そもそも無理なダイエットは脂肪の燃焼効率も下げてしまうので、短期間で効果が出るようなダイエットは厳禁です。

 

ストレスによる自律神経の乱れ

自律神経は血液の流れをコントロールしています。
起きている時は血管の収縮を促す交感神経を優位にして、眠る前には血管を拡張して流れを穏やかにする副交感神経を優位にします。

この交感神経と副交感神経をバランスよく働かせることで、血液をスムーズに流すサポートをしているのです。
ストレスが溜まると、自律神経はストレスへの抵抗力を高めるために交感神経を活発にします。

すると副交感神経の働きが弱まり、双方のバランスが崩れてしまいます。
そのため、血液の流れが悪くなり下半身の冷え性が起こることもあるのです。

 

下半身の冷え性を改善する5つの方法とは

下半身の冷え性を改善する5つの方法とは

下半身は心臓から遠く、また引力の影響も受けやすいため、もともと血液の流れが悪くなりやすい環境です。
さらに生活習慣によって、血行不良が引き起こされることで下半身の冷え性が起こっています。

つまり、冷えが起こりやすい要因が重なっているので、意識的に下半身の冷え性改善を行う必要があります。
下半身の冷え性を改善する方法はいろいろありますが、どれが一番効果が高いというものはありません。

下半身の冷え性改善でもっとも重要なのは、毎日必ず続けることです。
ですので、まずは自分にとって続けやすいものを選び、慣れてきたら他の改善方法も取り入れていきましょう。

 

適度な運動で血行促進

下半身の冷え性の改善には、なんと言っても全身を動かすことが大事なので、毎日の生活に運動を取り入れましょう。
特に有酸素運動は血行促進に効果的です。

有酸素運動といっても、簡単なもので構いません。
ウォーキングでもラジオ体操でもいいので、自分がやりやすい有酸素運動を1日15分以上続けることが大切です。

もし、効率よく改善出来る運動がしたいという場合は、ヨガがおすすめです。
ヨガは普段使わない筋肉を使ったり、全身をストレッチしたりできるので、下半身の冷え性の改善効果をすぐに実感できます。

 

体温以上の食事を摂る

運動が苦手という方は、食事から下半身の冷え性にアプローチしていくのがベストです。
基本的に、体温より温かいものを食べたり飲んだりすると、体の中が温まるので下半身の冷え性改善に効果的です。

また、冷たいものを食べる場合は、ニンニクやネギ、こしょうやショウガなどの薬味をたっぷり使いましょう。
薬味には血液の流れを促進したり、熱エネルギーを作るサポートをしたりする効果が期待できます。

飲み物でも、シナモンやショウガを入れることで冷えを防げるので、一工夫して体内の温度を上げられる食事を心がけてください。

 

タンパク質をたっぷり摂る

体を温めるためには熱エネルギーを発生させなくてはいけません。
熱エネルギーは、運動や生命維持活動によって発生しますが、実は栄養素を消費することでも発生します。

これは食事誘発性産熱量というもので、その熱量がもっとも多いのがタンパク質です。
タンパク質は尿素を生成する栄養素の一つで、アミノ基や脱アミノ酸反応によって熱エネルギーを作り出すのです。

つまり、タンパク質を意識的に摂ることで熱エネルギーの発生量が増え、冷えを緩和する効果に繋がるということになります。
タンパク質には、肉や魚などに含まれる動物性タンパク質と穀物や大豆に含まれる植物性タンパク質があるので、バランス良く摂りましょう。

 

半身浴で手軽に全身の代謝をアップ

入浴は、もっとも手軽な代謝アップ方法です。
ただし、短時間で効率よく代謝を高めるには半身浴がおすすめです。

みぞおちまでお湯に浸かる半身浴は、心臓への負担もありませんし、のぼせも防げるので全身の血行促進に効果的です。
さらにバスソルトや日本酒など、発汗を促す入浴剤を入れると、不要な水分を排出できるのでむくみ改善にもつながります。

 

足に筋肉をつけるスクワット

ダイエット効果が高いことで人気のスクワットは、足の筋肉を鍛える効果があるので下半身の冷え性改善にも効果が期待できます。
スクワットは、1日1分やるだけで効率よく足の筋肉を鍛えられるので、忙しい方でも毎日手軽にできるのが魅力です。

慣れてきたら、2分、3分と時間を延ばすと、脚痩せや全身痩せにも効果があります。
足を腰幅に開いてまっすぐに立ったら、椅子に腰掛けるように後ろ側に腰を落としていきましょう。

膝がつま先から出ないように注意をして、ももと床が平行になるまで腰を落としたら、ゆっくり元に姿勢に戻るだけです。
とても簡単なので、起床時や寝る前の習慣にするといいですね。

 

ハイヒールを履いて筋肉を鍛える

簡単なスクワットでも運動は嫌い、という方はハイヒールを履いて筋肉を鍛えましょう。
ハイヒールは常につま先立ちの状態なので、ふくらはぎの筋肉を鍛えることができます。

また、歩くときは背筋をまっすぐに伸ばさないといけないため、姿勢の矯正にも効果的です。
転ばないようにする、という意識から体幹を鍛える効果にも繋がります。

ただし足先がきついものはつま先の血行を悪くするので、ワイズに余裕があるものを履きましょう。

 

筋膜剥がしでリンパの詰まりを解消

冷えだけではなくむくみもひどいという方は、リンパが詰まっています。
リンパが詰まっていると血液の流れも悪くなるので、筋膜剥がしをしてリンパの流れを促進しましょう。

足を触ってみて、特に冷たかったり固くなったりしている部分は、筋肉と皮膚が癒着してリンパの流れを阻害しています。
この状態でリンパマッサージをしてもリンパは流れないので、皮膚を軽く引っ張って筋肉との隙間を作ってあげる様にしてください。

最初は硬いかもしれませんが、引っ張ってると柔らかくなります。
柔らかくなったらリンパも流れるので、力を入れずに足先から太ももまでマッサージをすると、足の冷えが改善できます。

 

下半身の冷え性改善の効果が実感できない場合

下半身の冷え性改善の効果が実感できない場合

下半身の冷え性の改善法を実践したけど効果がないという場合は、ちょっとした生活習慣の中に原因があります。
ここでは、下半身の冷え性改善を邪魔する生活習慣をご紹介するので、心当たりがある方はすぐに直しましょう。

 

足を組む癖がある

気がつくと足を組んでいるという方は少なくないようです。
足を組むと、リンパ液の排出口となるリンパ節が圧迫されるため、下半身の血行が悪くなってしまいます。

また、骨盤がゆがみますし、姿勢も悪くなるのでより下半身が冷えやすくなります。
そもそも足を組むのは、太ももの内側の筋肉が衰えていて、足を揃えて座ると疲れてしまうことが原因になっている可能性があります。

足を組む癖を直さないと、足の筋肉はどんどん落ちてしまいますから、足を組まないように意識することを心がけてください。

 

長時間のデスクワーク

仕事上、長時間パソコン作業をしたり、電話対応で座りっぱなしという方は下半身を動かさない時間が長くなります。
どんなに運動や入浴で全身の血行を促しても、筋力をつけても、デスクワークの時間が長いと冷えは解消できません。

といっても、下半身の冷え性改善のために仕事を変えるというのは現実的ではありませんね。
長時間のデスクワークをしなくてはいけない場合、出来れば1時間に1回は屈伸運動をしたりアキレス腱伸ばしをしたりして下半身を動かしましょう。

動くのが難しい場合は、デスクの下で足首を伸ばしたり縮めたり、回したりして血行が滞らないように心がけてください。
それも難しいという方は、1時間おきにトイレにいくフリをするなど、出来るだけ動くようにすると良いでしょう。

 

毎日アルコールを摂取する

アルコールを飲むと、代謝産物のアセトアルデヒドが分泌されます。
アセトアルデヒドには血管を拡張するという働きがあり、拡張する時間が長くなると、皮膚からどんどん熱が放散していきます。

当然ですが、熱が放散されれば体温が下がり、冷えが引き起こされるため、アルコールを毎日摂取するのはNGです。
また、たくさんアルコールを摂取すると、分解するために肝臓がフル稼働します。

肝臓が働くためには血液が必要なので、稼働時間が長くなれば、その分体内の血液が肝臓に集まってしまうことで血行が悪くなります。
アルコールは体を温めるイメージがありますが、毎日もしくは大量の飲酒は冷えに繋がるので注意しましょう。

 

長い時間お風呂に浸かる

毎日入浴をするのは下半身の冷え性改善に効果的ですが、入浴時間が長いというのは改善策にはなりません。
10分以上入浴をすると汗が出てきます。

これは、お湯によってのぼせてしまったため、体を冷やそうとしている状態です。
つまり長い時間お風呂に浸かっていると、体を冷やす機能を働かせてしまうことになるのです。

汗の出始めは代謝がアップしていますが、それが長く続くと、代謝がアップしていても体の中は冷えていきます。
ですので、長い時間お風呂に浸かる場合は温度をぬるめにしたり、半身浴にしたりするなど体を冷やさない工夫をしてください。

 

下半身の冷え性を改善する方法まとめ

下半身の冷え性を改善する方法まとめ

下半身が冷え性でも、すぐに体に不調が出るということはありません。
しかし、下半身の冷え性を放置すると確実に下半身太りを引き起こしますし、さまざまな合併症が起こり始めます。

一度冷え性になると、入浴で体を温めてもマッサージをしても、すぐに冷えてしまうので改善を諦めている方も多いかもしれません。
ですが、コツコツと続けていけば血液の流れは改善されるので、諦めずに改善法を続けてみてください。

下半身の冷え性が改善されれば、血液もリンパ液もスムーズに流れて足全体がすっきりしますし、全身の血行も良くなるので内臓器官の働きも活性化します。
血行は美容と健康に大きく関わっているので、下半身の冷え性を改善して美しく健康な体を作っていきましょう。

 

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