マニキュアの塗り方!初心者でもムラにならずプロ級に仕上げるコツ
「可愛いネイルをがしたい!」
けれど毎月ネイルサロンに通うのは金銭的にキツイし、自分でマニキュアを塗るのは自信がないとお悩みの人もいるでしょう。
中には自分でマニキュアを塗って、色が爪からはみ出してしまったり、薄い色がムラになったりして失敗した経験がある人も多いのではないでしょうか。
普段ネイルをやらないからこそ、初心者とってマニキュアを塗るのって難しいものです。
そこで今回は、基本的なマニキュアの塗り方と初心者でもムラにならずプロ級に仕上げるコツをご紹介します。
コツをつかめばアレンジの幅もどんどん広がり、誰でも簡単にセルフネイル上級者になれちゃいますよ。
さらにフットネイルにも応用できるので、足のネイルが上手くいかないと嘆いている人もぜひ参考にしてみてください。
目次
マニキュアを塗る時に必要なアイテム
マニキュアをキレイに塗って長持ちさせるためにも、まずは使用するアイテムを揃えましょう。
マニキュア
ネイルポリッシュとも呼ばれており、透明感のあるクリアタイプやツヤが出ないマットタイプ、ラメやパールの入ったタイプなどがあります。
自分の好きな色やタイプをチョイスしましょう。
またマニキュアのハケは、平筆タイプと丸みを帯びたものがあります。
初心者には広げやすくムラができにくい平筆タイプがオススメです。
ベースコート
マニキュアを塗る前に、ベースとして爪に塗ります。
ネイルの持ちを良くするほか、爪の色素沈着や黄ばみを防ぐ効果があります。
トップコート
光沢を与え、ネイルの持ちが良くなります。
リムーバー
マニキュアがはみ出した時やマニキュアを落としたい時に使います。
香り付きのタイプの方が、キツい臭いが気になりませんよ。
アルコール剤やプレプライマー
爪の表面に油分が残っていると色むらができやすくなるため、アルコール剤やプレプライマーを使って油分や水分を取り除きます。
ネイルを長持ちさせる効果もあります。
バッファー
爪表面の凹凸を整えたり、ツヤを出すための道具です。
ウッドストック
マニキュアがはみ出てしまった時に使います。
綿棒やコットンでも代用可能です。
綿棒ならドットやグラデーションなどネイルアートの道具としても使えます。
エメリーボード
爪の長さや形を整えるやすりとして使います。
爪切りの代わりにエメリーボードを使えば、割れにくく丈夫な爪をキレイなままキープすることが可能です。
敏感な二枚爪の人には特にオススメです。
マニキュアを塗るの前の基本ケア
マニキュアの持ちと見栄えを良くするために、塗る前はしっかり爪のケアをしておきましょう。
①甘皮を取り除く
ぬるま湯に指先を2~3分入れて、甘皮を柔らかくしてから取り除くようにしてください。
乾燥したままの甘皮を取り除くのはお肌に刺激が強過ぎるためです。
甘皮が柔らかくふやけたら、綿棒で優しく押して取りましょう。
②ネイルオイルでマッサージする
丈夫な爪にするため、ネイルオイルを爪の縁に塗ってマッサージをしてください。
ささくれがある場合は円を書くようにマッサージし、ネイルオイルをささくれに浸透させます。
浸透させたら小さいハサミを使って、ささくれをカットしましょう。
③絆創膏で保湿する
マッサージした後は、ネイルオイルの成分をしっかり浸透させるために絆創膏を貼ってください。
マニキュアの基本的な塗り方
マニキュアの基本的な塗り方を見ていきましょう。
①爪の表面を整える
バッファーで爪表面の凹凸を整え、アルコール剤やプレプライマーを使って爪表面全体の油分や水分を取り除きましょう。
アルコール剤やプレプライマーを持っていない人は、石けんやハンドソープなどで手を洗ってください。
②ベースコートを塗る
ベースコートは、爪先の裏側と先端→爪の中央→爪の端という順番で塗っていきます。
ハケは根元の方から先端に向けて動かしましょう。
③マニキュアを塗る
マニキュアは、ベースコートが完全に乾いてから塗ります。
マニキュアの適量は、ハケの先の片面に液が残る程度です。
塗る前に、ハケを数回ボトルにつけて余分な液体を取りましょう。
マニキュアを爪に塗る順番は、真ん中→両端→ 爪先です。
ベースコートと同様、ハケを爪の根元から爪先に向かって動かします。
左右の端を塗る際は、1ミリほど開けて塗りましょう。
こうすると皮膚にマニキュアが付くことがなく、汚れを防ぐことができるのです。
その後、一番剥げやすい爪先も軽く塗ると長持ちします。
④2度塗りする
キレイに仕上がるためには、2度塗りがオススメです。
1回目に塗ったマニュキュアがしっかり乾いたら、2回目を塗りましょう。
乾燥させてから重ね塗りすることで、ムラやヨレのないネイルになるのです。
乾きを早くするコツは、3分ほど自然乾燥させた後すぐ氷水に指先を浸すことです。
⑤トップコートを塗る
トップコートは、爪先の裏側と先端→中央→端という順番で塗っていきます。
速乾トップコートを使えば、マニキュアを乾かす時間が短縮されますよ。
⑥はみ出した部分をリムーバーで拭き取る
ウッドスティックや綿棒、コットンなどにリムーバーを付けて、爪からはみ出したマニュキュアを拭き取ります。
⑦よく乾燥させる
最後によく乾かしたら完成です。
乾いていないうちに爪をどこかに当てると、せっかくのネイルがヨレて台無しになるので、ドライヤーの冷風などを当てて早く乾かすようにすると良いでしょう。
マニキュアのタイプ別 塗り方ポイント
基本的な塗り方に加え、マニキュアのタイプによって塗り方にコツがあります。
マットタイプ
余分なマニキュアを落としてから塗るようにしてください。
はみ出した部分はリムーバーをつけた綿棒などですぐふき取るようにし、甘皮から1ミリほど隙間をあけて塗るようにするとキレイに仕上がります。
パールタイプ
多めの液で、軽いタッチで線を引くように塗りましょう。
仕上げは、馴染ませるように全体に重ね塗りをするとキレイになります。
濃い色
濃い色のマニキュアを厚く塗るとヨレたりムラが出来たりするため、薄く2度塗りをするというのが大切なポイントになります。
輪郭をキレイに取りながら薄く塗り、完全に乾いたらムラにならないように気を付けながら2度塗りをしましょう。
薄い色
薄い色のマニキュアをキレイに塗るポイントは、たっぷりと素早く塗ることです。
軽いタッチでハケを素早く動かし、重ね塗りは3~4回で塗り終わるようにしましょう。
ネイル初心者でもプロ級に仕上げるコツ
初心者でもムラにならず、プロ級に仕上げるポイントをいくつか紹介しますのでぜひ参考にしてください。
①マニキュアを冷蔵庫で冷やしておく
マニュキュアを冷蔵庫で冷やしておくと、乾かす時間が大幅に短縮できるほか、伸びがよくなって塗りやすくなります。
普段からマニキュアを冷蔵庫に入れて冷やしておくと、湿度が保たれてボトル内のマニキュアの乾燥も防ぐことができます。
②素早く塗る
慎重に塗りすぎていると、先に塗った部分が固まってしまって凸凹になってしまうことがあります。
できるだけ時間をかけずテンポ良く塗るようにしましょう。
③力を入れ過ぎない
ハケを動かす力が強すぎると、縦線が入って色ムラができてしまうことがあります。
マニキュアは軽くなぞる感覚でのせていきましょう。
④はみ出しはすぐに修正する
マニキュアがはみ出してしまった時は、面倒でも出来るだけその都度修正しましょう。
塗ってすぐなら、乾燥する前なので修正もしやすいのです。
⑤トップコートは3日に1回は塗る
持ちを良くするために、トップコートは3日に1回は塗り直してください。
少し剥げている程度なら、この時一緒に修正しても良いでしょう。
⑥ネイルオイルで爪の乾燥対策をする
爪が乾燥していると持ちが悪くなることがあるため、毎日ネイルオイルやハンドクリームなどで乾燥するのを防ぎましょう。
⑦マニキュアが固まっていたらうすめ液を使う
ボトル内のマニキュアが固まっていて塗りにくい場合は、「うすめ液」というアイテムがオススメです。
ボトルの中にうすめ液を入れて、ボトルを軽く振って混ぜるだけで滑らかな液状に戻ります。
それでもドロドロしている場合は、寿命と考えて捨てましょう。
⑧使い終わったらボトルを拭く
ボトルの口やハケが汚れていると、固まって塗りにくくなることがあるため、使い終わったら毎回キレイに拭くようにしましょう。
リムーバーをたっぷり染み込ませたキッチンペーパーで、ボトルの口とハケを拭きとるとキレイになります。
初心者にオススメのネイルデザイン
初心者でも簡単にできるセルフネイルのデザインを紹介します。
フレンチネイル
フレンチネイルは、爪先をベースカラーとは違う色を塗るだけで出来ます。
ラメ入りのマニキュアを使うと大人っぽくオシャレに見えますよ。
ハケに少しだけ液体を付け、爪の端から真ん中を左右から同じように塗りましょう。
ブロッキングネイル
爪の上と下、2色を使ったブロッキングネイルは、フェミニンな雰囲気が出るステキなデザインです。
オススメは、ベースにシンプルなヌードカラー、爪の上半分はボルドーのマニキュアを塗ったブロッキングネイルです。
マスキングテープやパールなどをカラーの境目にのせれば、さらにオシャレ度がアップします。
デザインが剥がれないように、最後は爪全体にトップコートを塗ってください。
マーブルネイル
マーブル模様のネイルは、難しいようでとても簡単にできます。
用意するものは、好みのマニキュア、紙コップ、つまようじだけです。
水の入った紙コップに、円が何重にも重なるように1滴ずつマニキュアを落としていき、つまようじで混ぜてマーブル模様にします。
あとは爪に模様を転写するために、水の中に指を入れるだけです。
爪以外の部分に汚れがつかないように、テープなどでカバーしておくと良いでしょう。
ネイルパーツ
初心者でも扱いやすいネイルパーツを使えば、爪が簡単にプロ級の仕上がりになります。
ネイルパーツの種類は、ネイルストーンやホログラム、ネイルシールなどがあります。
ネイル用のピンセットで好きなところにのせ、粘度の高いジェル風トップコートやネイルパーツ用のグルーを使って固定するだけで完成です。
ラメ入りのマニキュアもネイルパーツ固定に役立ちます。
マニキュアの正しい落とし方
マニキュアを楽しむなら、正しく落として爪に負担がかからないように気を付けることも大切です。
できれば爪への負担が少ないアセトンフリーのリムーバーを使いましょう。
- リムーバーを染み込ませたコットンで、爪を数秒間押さえます。
- 爪の根元から爪先に向かって優しく拭き取ってください。
- 残ってしまった部分は、綿棒にリムーバーをつけて優しく拭き取りましょう。
マニキュアを落とす時の注意点
頻繁にマニキュアを落とすと、リムーバーの成分や摩擦などによって爪に負担がかかりるため、週1くらいのペースにとどめましょう。
また落としてすぐ別のカラーを塗る際は、爪表面の油分をきちんと落としてから行うようにしてください。
マニキュアの塗り方まとめ
マニキュアの基本的な塗り方や初心者でもムラにならずプロ級に仕上げるコツ などを紹介しましたが、いかがでしたか?
今までマニキュアを自分で塗っても失敗が多かったという人は、今回の記事を参考にして正しいマニキュアの塗り方をマスターしてください。
爪先をキレイにするだけで、女子力がグッとあがります。
平日は学校や仕事でネイルができない人も、お休みの日だけでも気軽にセルフネイルを楽しんじゃいましょう。