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頭皮の皮脂のベタつきの原因と7つのヘアケア改善法!

 2018/07/04 ヘアケア この記事は約 10 分で読めます。

毎日きちんと洗っているのに頭皮がベタつく、髪が油っぽくなってしまうという方は皮脂が過剰分泌されている可能性があります。
ベタつき感のある髪は不潔に見られてしまいますし、髪のボリュームがなくなってヘアスタイルも決まらないのでイライラしますね。

このような状態を改善するには、原因も理解しておく必要があります。
そこで今回は、頭皮の皮脂の原因に即した改善法と、ベタつき全般に効果の高い7つのヘアケア改善法をご紹介します。

 

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頭皮が皮脂がベタつく4つの原因

頭皮が皮脂がベタつく4つの原因

頭皮がベタつくのは、シャンプーで皮脂を落としきれていないからと思っている方が多いようです。
もし3日に1回程度しか髪を洗わないのであれば、確かに皮脂汚れが残ってしまいベタつきが起こっているのでしょう。

ですが毎日洗っているのであれば、皮脂の分泌量が多すぎることが原因といえます。

ただし、本来であれば皮脂でベタつくほど分泌されることはあえりません。
つまり皮脂の分泌を促進してしまうことがベタつきの根本の原因なので、自分の生活習慣と照らし合わせて原因を把握していきましょう。

 

食生活の偏り

食生活が頭皮の皮脂に影響するとは、にわかに信じられないかもしれません。
しかし、チョコレートなど甘いものを食べ過ぎると吹き出物が出ることから分かるように、食生活は皮脂の分泌に大きく関係しています。

皮脂は甘いものだけが分泌を促進するだけではありません。
揚げ物や肉などに含まれる脂質も、過剰に摂取していると皮脂の分泌量が増えます。

糖分や油分は皮脂腺を刺激するので、食生活が乱れている、偏っているという方は食生活を見直してみましょう。

 

外食が多い人は要注意

油ものは食べ過ぎていないという方でも、知らず知らずのうちに過剰摂取している可能性があります。
特にコンビニ食やインスタント食品、ファミリーレストランを利用することが多い方は要注意です。

こういった食事には、自炊で使うよりもたくさんの油が使われています。
また糖分や塩分も多量に入っていますし、化学物質も含まれるので体に悪影響を及ぼします。

たとえヘルシーな煮物やサラダを選んでも、普通の家庭料理とは栄養構成がまったく違うので注意してください。

 

ストレスが溜まっている

仕事や人間関係、ご近所づきあいなど現代人はストレスを避けられない環境にあります。
それでも毎日上手に発散できていればいいのですが、溜まってしまうと自律神経が乱れます。

自律神経は体温や血液の流れ、そして皮脂の分泌もコントロールしています。
そのため自律神経が乱れると、皮脂の分泌量が増えてしまうので、頭皮にもその影響が現れるのです。

 

ストレスの自覚がない

ストレスは目に見えないものですし、慢性的になってしまうと自覚できません。
何もないのにイライラする、短気になった、気づくと奥歯を噛み締めているなどは代表的なストレス症状です。

また、攻撃的になるだけではなく、訳もなく気分が落ち込んだりネガティブになることもあります。
症状は人によって違うのですが、こういった症状がある方はストレスが溜まっている可能性があるので注意してください。

 

シャンプーが皮脂を落としすぎている

ドラッグストアにはたくさんのシャンプーが売られていますが、有名な化粧品メーカーの商品であってもほとんどは高級アルコールシャンプーに分類されるものです。
高級といっても、質が高いということではありません。

高級アルコールシャンプーは石油系合成界面活性剤を洗浄成分に使っています。
石油系合成界面活性剤は、泡立ちがよく皮脂もしっかり落としますが、頭皮の皮脂膜を形成するための皮脂まで根こそぎ落としてしまうのです。

そのため、肌は頭皮を守るためにさらに皮脂の分泌を増やす、それがまた落とされることで分泌量が増えるという悪循環が起こるのですね。

 

シャンプーのやり方にも原因がある?

頭皮の皮脂が過剰分泌されると、その皮脂を餌にして常在菌が繁殖します。
この常在菌が皮脂汚れを分解するときに出る分泌物は、肌を刺激するので痒みが発症します。

頭が痒いと、シャンプーの時にしっかり汚れを落とそうとして、ごしごし擦ったり引っ掻いたりすることがあります。
シャンプーでバリア機能が低下している状態で、さらに刺激を与えることも皮脂の過剰分泌を促します。

アミノ酸系シャンプーやノンシリコンシャンプーでも、ダメージを与えてしまったら皮脂の分泌量は増えるので気をつけましょう。

 

運動不足による血行不良

公共機関の発達や環境の整備によって、昔よりも歩くことが少なくなっているため、現代人は運動不足になりがちです。
運動をしないと、体の血行が悪くなってしまい全身の代謝が低下します。

代謝が低下すると頭皮のターンオーバーサイクルが乱れてしまい、老化が進行するのです。
老化した頭皮には栄養が行き届かなくなるため、免疫力などの肌機能が衰えることで頭皮がベタつきやすくなります。

 

頭皮の皮脂のベタつきをを改善する7つの方法

頭皮の皮脂のベタつきをを改善する7つの方法

頭皮の皮脂のベタつきを改善するには、皮脂の分泌を増加させる原因にアプローチするのが基本です。
さらに、自分の生活習慣の中にベタつきの原因があった場合は、まずその原因から改善していく必要があります。

この原因をそのままにしている限り、何をしてもベタつきを根本から改善することはできません。
しかし、できることから始めるだけでいいので、少しずつ改善していきましょう。

 

①規則正しい食事を心がける

栄養が偏っている方は、基本的に食生活が乱れています。
お腹が空いたら食べる、気が向いたら食べるというような不規則な食事だと、つい適当に済ませてしまいますね。

そのため、手軽に利用できるコンビニや外食に頼ってしまうのです。
ですのでまずは食事の時間を規則正しくするように心がけてください。

食事時間が決まっていれば、その時間に合わせて料理を用意できるので栄養の偏りの改善につながります。

 

ベタつき改善に効果の高い食事とは

頭皮環境を改善するには、ミネラルやビタミンをたっぷり摂り、栄養バランスの整った食事をするのが効果的です。
ですが、忙しい毎日の中で栄養のことを考えながら食事を摂るのは難しいでしょう。

最初は出来ても、続けられなければ頭皮のベタつきは改善できません。
ですので、とにかく野菜やフルーツをたくさん食べるようにして、肉類は減らすという食事スタイルにしてみてください。

食事内容を変えるだけでも、続けられればベタつきの解消につながります。

 

②ストレスを解消する

自分ではストレスが溜まっているか分からないという方でも、現代人のほとんどはストレスを抱えています。
特に仕事が忙しかったり、人間関係に悩んでいるという方は、ほぼ確実にストレスが溜まっているので、こまめに発散しましょう。

ストレス解消は手間暇がかかるイメージがあるかもしれません。
ですが、毎日のちょっとしたことで解消できるので是非実践してください。

 

ぬるめのお湯でゆっくり入浴する

38度ぐらいの人肌のお湯にゆっくり浸かると、副交感神経が活性化します。
副交感神経が優位になると、血管が拡張されて血液がゆったり流れるようになりストレスが緩和されるのです。

10分ほど入浴すれば、ストレスによる冷え性の改善にもつながるので、できるだけ毎日お風呂に入りましょう。
また好きな香りの入浴剤を使うと、嗅覚からもリラックス効果が得られるのでおすすめです。

 

α波が出る音楽を聴く

α波には、脳と体を休める効果やストレスを鎮める効果をもたらすベータエンドルフィンというホルモンの分泌を促進する作用があります。
さらに疲労回復や質の高い睡眠などへの効果もあると言われています。

ですので、ヒーリングミュージックが嫌いでなければ、家に帰ったらα波の出る音楽を流してストレスを緩和していきましょう。

 

自分が幸せな気持ちになることをする

ストレスを解消するには、自分が幸せな気持ちになるのがもっとも効果的です。
人によって何で幸せな気持ちになるかには違いますが、ちょっとしたことでいいのです。

好きなお菓子を食べる、お笑い番組を観る、ゲームをするなど家で簡単にできて幸せな気持ちになることを見つけてください。
幸せな気持ちになれば、ネガティブな感情は消えるのでプチストレス解消につながります。

 

③シャンプーを見直す

市販のシャンプーで毎日しっかり髪を洗っているという方は、シャンプー自体を見直してみましょう。
頭皮のベタつきの原因のほとんどは、市販のシャンプーだと言われています。

見直すポイントは洗浄成分です。
油っぽい頭皮を改善するには、必要な皮脂は残したまま、刺激を与えずに洗い上げるアミノ酸系洗浄成分がベストです。

アミノ酸系シャンプーは肌と同じ弱酸性なので、優しく洗い上げながら皮脂汚れを落として頭皮環境を改善してくれます。

 

頭皮に不要な添加物が入っていないもの

いくらアミノ酸系シャンプーを使っても、合成シリコンなど毛穴詰まりを引き起こす成分が入っていては頭皮環境が改善できません。
ですので、添加物もチェックしてください。

合成シリコンやポリマーなどは頭皮には不要ですし、すっきりした洗い心地になるアルコールは頭皮の水分を蒸発させてしまうので乾燥が引き起こされます。
ただし添加物を見分けるのは知識がないと難しいので、無添加表示のものを選ぶと良いでしょう。

 

④毎日できる運動を取り入れる

運動というと、スポーツウエアに着替えて汗をかいて、という大掛かりなものを想像するかもしれませんね。
ですが、運動不足の解消は意識して体を動かすだけでも十分です。

エスカレーターやエレベーターを使わない、ちょっとした距離なら自転車ではなく歩くというだけで構いません。
夜寝る前にストレッチを10分する、朝起きたらラジオ体操をするというのもおすすめです。

毎日の中で10分から15分意識して体を動かせば、運動不足も解消できて血液の流れも改善されていきます。

 

⑤頭皮マッサージをする

頭皮マッサージは、頭皮の血行を促進するだけではなく、毛穴に詰まった皮脂汚れなどを浮き上がらせる効果もあります。
マッサージ方法に決まりはないので、頭皮全体を指の腹でしっかり揉みほぐしていきましょう。

この時、力を入れすぎたりゴシゴシこすったりしないように注意してください。
頭皮マッサージは気持ちよくなる程度の強さで、まんべんなく行うのが頭皮環境改善に効果的です。

 

⑥スカルプブラシでケア

マッサージが面倒、毎日続かないという方は、スカルプブラシを使ってみましょう。
スカルプブラシは、普通のブラシよりもクシが太く先端が丸まっているので、髪を梳かすだけで頭皮をマッサージできます。

また、髪の毛の根元をしっかりブラッシングできるので、シャンプー前に行うと汚れの70%を落とせると言われています。
スカルプブラシを使えば、洗浄力が弱いシャンプーでもスッキリした洗い上がりを実感できるでしょう。

 

⑦炭酸水でセルフヘッドスパ

美容院のメニューで、炭酸ヘッドスパというのがあります。
これは炭酸が皮脂や毛穴汚れを吸着する性質を活かしたヘッドスパです。

美容院でやるとなるとコストもかかりますし、通うのも大変ですが、炭酸水を使えば自宅でも簡単にできるのです。
強炭酸水を用意したら、洗面器にすべて入れましょう。

後は頭皮を洗面器の中に入れて、3分から5分ほど置いたら頭皮を軽くマッサージするだけなので、簡単に続けられますね。

 

頭皮の皮脂のベタつき改善法まとめ

頭皮の皮脂のベタつき改善法まとめ

髪の毛のケアはしっかりやっている、という方でも頭皮のベタつきはシャンプーを毎日するだけで落とそうとしている方も多いのではないでしょうか。
ですが、シャンプーで改善できないベタつきを放置していると、薄毛や白髪などのトラブルの原因になります。

もちろん健康な髪の成長も阻害されてしまうので、自分に合ったベタつき解消法で美しい髪の毛を目指しましょう。

 

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