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頭皮のカサカサ・かゆみの対処法!乾燥を防ぐ6つの方法

 2019/09/30 ヘアケア この記事は約 11 分で読めます。
頭皮のカサカサ・かゆみの対処法!乾燥を防ぐ6つの方法

毎日シャンプーしているのに、頭皮がカサカサしたりかゆみがあったりすると、慌ててしまう方も多いでしょう。
カサついているとフケが出るのでは、かゆみがあると吹き出物が出来ているのではなど不安になってしまいますね。

頭皮は、健康な髪を育てる土台となる部位なので、トラブルがあるのは女性にとって大きな悩みです。
頭皮のカサカサやかゆみの原因は乾燥です。

つまり、頭皮の乾燥を改善すれば、カサカサもかゆみもきちんと治まります。
乾燥するのは原因があるからなので、原因をしっかり把握して適切な対処をすることが改善への近道です。

 

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頭皮がカサカサする原因とは

頭皮がカサカサする原因とは

頭皮がカサカサするのは水分不足、かゆみが起こるのは水分不足によってバリア機能が低下し、刺激に敏感に反応することが原因と考えられます。
また、頭皮の水分不足でターンオーバーが滞ると、古い角質がスムーズに剥がれません。

この古い角質を餌にして雑菌が繁殖すると、分泌物によって炎症が起こり、より乾燥がひどくなったりかゆみが起こったりします。
いずれにしても、頭皮のカサカサやかゆみは乾燥が一番の原因です。

ですので、症状を改善するには乾燥対策を行う必要がありますが、原因も取り除かなくてはいけません。
ここでは頭皮が乾燥する原因をご紹介するので、当てはまることがないかチェックしてみてください。

 

市販のシャンプーによる皮脂の落としすぎ

ドラッグストアなどで売られているメジャーなメーカーのシャンプーは、高級アルコールシャンプーに分類されます。
高級といっても、成分が高級ということではなく洗浄力が高いというのがこのシャンプーの特徴です。

使用されている洗浄成分は、皮脂を根こそぎ落としてしまうため、頭皮のバリア機能に必要な皮脂が失われてしまいます。
さらに、さっぱり感を出すためのアルコールが頭皮の水分を蒸発させます。

そのため、頭皮のバリア機能は低下し、水分が保持出来ない状態になってしまうのです。

 

頭皮の洗いすぎ

頭皮がべたつく、常に頭を清潔にしていたいという方は、朝晩シャンプ-をすることもあるかもしれません。
また、汗をたくさんかいた日は、2回シャンプーをすることもあるでしょう。

しかし普通のシャンプーは洗浄力が高いので、1回の洗髪でも十分に汚れを落とせます。
逆に2回も洗ってしまうと、バリア機能となる皮脂膜を作る皮脂がまったくない状態になります。

これでは頭皮が乾燥するのが当たり前と言えるでしょう。

 

 

マラセチア菌の異常繁殖

マラセチア菌は肌に住んでいる常在菌で、どんな人にもマラセチア菌は存在しています。
常在菌なので、普通の状態であれば特に問題を起こすことはありません。

しかし、皮脂が過剰に分泌されてしまうと、これを餌にしてマラセチア菌が異常繁殖することがあります。
マラセチア菌の繁殖によって頭皮が刺激を受けると、バリア機能が低下することで水分が失われやすくなります。

また、ターンオーバーが早まってしまい、未成熟な細胞が角質になることで刺激に対しての抵抗力が弱くなります。
このようにマラセチア菌のせいで頭皮が乾燥することは少なくありません。

 

皮脂の過剰分泌を引き起こす要因とは

皮脂の分泌は、女性ホルモンや自律神経が関わっています。
そのため、ホルモンバランスが乱れたり、自律神経が崩れたりすると皮脂が過剰分泌されることがあります。

女性ホルモンや自律神経の乱れは、不規則な生活習慣によって引き起こされることが多いです。
睡眠不足やストレス、偏った食生活、運動不足などで乱れるので注意しましょう。

 

紫外線によるダメージ

頭皮には髪の毛が生えているので、直接紫外線が当たる部分は少ないです。
しかし、分け目や生え際はダイレクトに紫外線を浴びてしまいます。

また、長時間外にいると波長の長い紫外線は髪の隙間から頭皮に当たってしまうので、大きなダメージを与えることになります。
紫外線のダメージによって肌細胞の機能が低下すると、水分を蓄える力が無くなっていきます。

特に、頭皮は紫外線対策がしづらいので、屋外での作業が多い方は気をつけなくてはいけません。

 

カラーリングやパーマのダメージ

カラーリングやパーマをするときには、専用の薬剤を使用します。
こういった薬剤には強い刺激があるため、定期的にカラーやパーマをしている方はダメージが蓄積されていきます。

さらに、薬剤の効果を高めるために高熱を当てることもダメージを増長させます。
カラーリングやパーマをすると、ヘアケアはいつもより念入りに行うかもしれません。

しかし、髪と同じように頭皮もダメージを受けているので、ケアをしていないと頭皮はどんどん乾燥します。

 

髪の乾かし方によるダメージ

髪を洗った後はドライヤーで乾かすのが一般的ですが、このドライヤーの使い方が乾燥を引き起こすことがあります。
特に注意したいのは、ドライヤーと頭皮の距離と、ドライヤーをかける時間です。

ドライヤーを頭皮に近づけすぎると、高熱によって頭皮がダメージを受けます。
また、いくら離していても乾かす時間が長いと、熱によって水分はどんどん奪われていきます。

だからといって乾かさないというのもNGです。
頭皮を濡れたままにしておくと、湿気によってマラセチア菌が繁殖してしまいます。

ですので、ドライヤーとの距離や使用時間だけではなく、すぐに乾かさない人も乾燥頭皮を引き起こす原因になります。

 

頭皮の乾燥を改善するた6つの対処法

頭皮の乾燥を改善するた6つの対処法

顔であれば、乾燥をしてもローションや美容液などの基礎化粧品でケアできます。
エステサロンでフェイシャルを受けることも出来るので、ケアをすること自体は難しくありません。

しかし髪に覆われている頭皮は、顔のようにケアが出来ないので自分ではどうにもならないと諦めてしまう方もいるでしょう。
ですが、今はスカルプケア用のアイテムもありますし、毎日のヘアケアの方法を変えるだけでも乾燥対策ができます。

頭皮の乾燥は自分でも十分に改善できるので、取り入れやすい対処法をご紹介します。

 

頭皮への刺激が少ないシャンプーに変える

シャンプーというのは頭皮を直接洗うものなので、頭皮環境に大きく関わっています。
カサカサやかゆみの一番の原因となるのはシャンプーの洗浄成分なので、まずはシャンプーを変えてみましょう。

頭皮の皮脂を取り過ぎないのは、アミノ酸系の洗浄成分が使われているシャンプーです。
アミノ酸系シャンプーであれば、皮脂膜もきちんと守られるので頭皮の乾燥を防ぎます。

使い続けることで、頭皮への刺激も少なくなり、徐々に健康な状態へと改善されていくでしょう。
また、アミノ酸系シャンプーには保湿成分が配合されているものもあるので、こういったシャンプーにすれば効率よく乾燥を改善できます。

 

シャンプーの前にはブラッシング!

市販のシャンプーからアミノ酸系シャンプーに変えると、洗浄力が弱く感じるかもしれません。
もちろんこれは気のせいなのですが、いつもよりも優しい洗い上がりなだけに、逆にかゆみを感じることもあるでしょう。

こういった感覚を防ぐのに効果的なのが、シャンプー前のブラッシングです。
ブラッシングをすると、頭皮についている汚れが浮き上がるので、これだけでもかゆみが軽減されます。

シャンプー前のブラッシングでは、約70%の汚れが落ちますから、アミノ酸系シャンプーの物足りなさも十分にカバーできます。
ブラッシングをするときは、普通の毛先が尖ったブラシでは頭皮を傷つけてしまうので、必ず先端が丸くなっているスカルプ用ブラシを使ってください。

 

正しいシャンプーの方法を身につける

頭皮に優しいシャンプーを使うと同時に実践したいのが、正しいシャンプーの方法です。
いくら頭皮に優しくても、シャンプーのやり方が間違っていたら症状は改善されません。

正しいシャンプーの方法は非常にシンプルですが、もう一度見直してみましょう。
まず、3分以上シャワーで予洗いをすること、シャンプーは手のひらで泡立ててから頭皮に付けること、5分以上すすぐことが正しいシャンプーの方法です。

急いでいたりすると、髪を濡らしてシャンプーをつけて、さっとすすいで終わりということもあるでしょう。
ですが、予洗いをしないと毛穴が開きませんし、シャンプーを直接付けると刺激を与えてしまいます。

すすぎが出来ていないとシャンプーが頭皮に残り、毛穴に詰まってしまうので、正しいシャンプーの方法を身につけて綺麗に洗い上げましょう。

 

スカルプケア用ローションで頭皮を保湿

頭皮の乾燥対策としてぜひ取り入れたいのが、スカルプケア用のローションです。
名前の通り、頭皮のケアのために開発されたローションには保湿成分が配合されているので、しっかり水分保持をサポートしてくれます。

もしローションをつけてもカサつきやかゆみが消えない場合は、天然由来のオイルを使うのもおすすめです。
オイルを使う場合は、髪の毛がべたついてしまうので、トリートメント後に塗って洗い流しましょう。

洗い流すことで髪にもオイルが行き渡ると、髪の乾燥を防ぐ効果も期待できます。
オイルではべたつき過ぎるという方は、スカルプ用トリートメントを使ってみてください。

 

ローションの効果を高める頭皮マッサージ

ローションなどで頭皮の乾燥を防ぐには、保湿成分を頭皮全体にしっかり行き渡らせなくてはいけません。
そのためには血行を促進することがポイントになります。

頭皮の血行促進には、頭皮マッサージが効果的です。
おでこの生え際部分やこめかみ部分に指を置いたら、指の腹を使って頭皮を動かすイメージで頭頂部に向かってマッサージします。

次にうなじ部分から頭頂部に向かってマッサージをして、全体をしっかり柔らかくするとローションの効果がアップします。

 

きちんと睡眠を取って頭皮のターンオーバーを促進する

頭皮も皮膚なので、ターンオーバーによって健やかな状態に再生されます。
ターンオーバーに必要なのは潤いや栄養素などいろいろありますが、睡眠も大きく関わっています。

睡眠中には、細胞を修復する成長ホルモンが分泌されるので、しっかり睡眠を取りましょう。
理想的なのは毎日同じ時間に就寝・起床すること、もしくは7時間から8時間の睡眠を取ることです。

睡眠時間がばらばらだと、成長ホルモンの分泌量も乱れてしまい、頭皮の肌細胞が十分に修復出来なくなります。
ですので、きちんと睡眠を取ってターンオーバーが正常に行われるようにサポートしてください。

 

バランスの良い食事で栄養を届ける

頭皮を構成する肌細胞の原料となるのは栄養です。
栄養が不足していると、バリア機能を構成したりターンオーバーを促したりすることが出来ません。

肌細胞はアミノ酸やビタミン類、ミネラルなどあらゆる栄養素で構成されています。
これらの栄養素は野菜やフルーツに多く含まれていますから、食事の時にたくさん摂るように心がけてください。

ただし、栄養というのは特定のものだけ摂れば良いということではありません。
たくさんの栄養をバランス良く摂ることが大事なので、食事内容が偏らないようにしましょう。

 

髪を乾かす時間を短くする

シャンプーを変えても、頭皮の保湿ケアをしても、熱によるダメージを与え続けていては乾燥は改善されません。
当たり前ですが、水分は熱によって蒸発します。

頭皮に与える熱といえばドライヤーですから、髪を乾かす時間を短縮することも重要な乾燥対策になります。
時間を短くするにはタオルドライがおすすめです。

タオルでしっかり水気を拭き取ると、髪も早く乾くので、髪の根元部分から水分を吸収させるようにタオルドライをしましょう。

 

ドライヤーは必ず15cm以上離すこと!

髪を乾かす上で気をつけたいのがドライヤーの使い方です。
早く乾かそうとすると、ついドライヤーの風を頭皮に直接当ててしまいますが、必ず15cm以上離しましょう。

最初は遠く感じるかもしれませんが、慣れてくると15cm離しても十分に温風が行き渡ることが分かります。
ドライヤーをかけるときは、髪の間に指を入れて根元に温風が当たるようにすると、効率よく乾かすことができます。

また、根元部分が乾いたら、ブラッシングをしながらドライヤーをかけると、キューティクルが整うので髪の乾燥も防げます。

 

頭皮のカサカサ・かゆみの対処法まとめ

頭皮のカサカサ・かゆみの対処法まとめ

頭皮というのは、顔の肌と違って毎日お手入れをすることが少ないです。
その分、少しでもスカルプケアを始めると効果が出やすいので、一手間かけて丁寧にケアをしてあげましょう。

お肌のトラブルは改善までに時間がかかりますが、頭皮の乾燥は思っているよりも早く改善できます。
また、頭皮は髪の毛が生える土壌となりますから、乾燥を改善することで髪の健やかな成長を促すことにも繋がります。

いくら高いトリートメントでヘアケアをしても、髪が生える頭皮が乾燥していたら細くて切れやすい髪質になってしまいます。
美しい髪を育てるためにも、スカルプケアでしっかり頭皮の乾燥を改善していきましょう。

 

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