シミの改善法!原因と7つのシミ予防法・化粧水の選び方とは
見た目年齢を大きく左右するシミ…。
目立つ場所に出来てしまったシミがいつまでも消えなくて、悩んでいるという人も多いのではないでしょうか?
毎日抜かりなく日焼け止めを使っているはずなのに、いつの間にかシミは増えたり濃くなっているものです。
シミを改善するためには、しっかりとシミが出来る原因や対策についての知識を持っておくことが大切です。
そこで今回は、シミができる原因や改善法・予防法、効果的な化粧水の選び方などをご紹介します。
シミを改善し、いつまでも綺麗で若々しい見た目年齢を目指しましょう。
目次
シミを改善するには原因を知ることが大切
シミの元となるメラニンは、体内で生成され、体内を守る役割があります。
通常ならば、 多過ぎて不要となったメラニンは体外に排出されます。
しかし、様々な要因によって排出できなかったメラニンが蓄積するとシミとなってしまうのです。
メラニンが多く作られる要因は主に、
- 紫外線
- ニキビ
- 乾燥
- 間違ったスキンケア
- 睡眠不足
- タバコ
- 乱れた食生活
- ストレス
などが原因となっており、中でも一番の原因は「紫外線」によるものです。
紫外線が肌に当たると、 シミの元になるメラニンが大量に生産されます。
大量生産されたメラニンが表皮細胞に受け渡され、表皮全体に分布することにより周りの皮膚より色素が濃くなって見えるというわけです。
更に紫外線は、肌の光老化も引き起こしてしまうため、シミ以外にもシワや乾燥、弾力の低下などの症状が出やすくなってしまいます。
シミを改善・予防する7つの方法とは
それでは次に、シミの改善法やシミを作らせない為の予防法を詳しく解説していきます。
紫外線対策
紫外線は季節に関わらず1年中出ているので、紫外線対策も一年を通して行うことが大事です。
紫外線対策の強い味方といえば、何と言っても日焼け止めでしょう。
多くの人が、日焼け止めは春あたりから使い始めて秋になると使うのをやめてしまいます。
しかし、それは大きな間違いです。
季節や天気に関係なく紫外線は出ています。
よって、日常生活でも紫外線をカットできる日焼け止めを一年中使うようにしましょう。
日焼け止めの使い方のコツは、こまめに日焼け止めを塗り直すことです。
なぜなら汗や衣類の擦れなどで日焼け止めが落ちている可能性があるからです。
数値が高いからといって安心せず、1~2時間おきに塗り直すことをオススメします。
さらに日焼け止めと併用して使って欲しいのが、帽子や日傘、手袋、サングラスなどです。
日焼け止めにプラスすることで、さらに紫外線シャット効果がUPします。
目からも紫外線が入り込み、メラニン色素が生成されるため、紫外線カット効果があるサングラスを着用しましょう。
スキンケア
肌の新陳代謝が正常化すれば、メラニンの過剰生成を抑えることができます。
そのために必要なのが「保湿」です。
夏はテカってしまうからといって保湿を怠りがちになってしまう人が多くいます。
実はそれが更に皮脂を出させてしまい、シミの出来やすい肌にしてしまっているのです。
朝晩の洗顔後は、必ず化粧水と乳液を使って保湿しましょう。
さらに海やレジャーの予定などが入っている時は、前日にいつもよりも多めに保湿しておく事をオススメします。
保湿しておくことで肌はダメージが受けにくくなり、シミ予防にもなるからです。
ピーリング
ピーリングは、古い皮膚や角質と一緒に蓄積されたメラニンを取り除いてくれます。
ただし注意点として、肌に負担を掛けてしまうため週に1回程度にしておきましょう。
食事
シミを改善・予防できる栄養素を紹介しますので、ぜひ毎日の食事に摂りいれてみてください。
シミ予防や今あるシミの改善に効果を発揮するのが「ビタミン類」です。
ビタミンCは、抗酸化作用があり、メラニン生成を抑えて、色素沈着を予防する効果が期待できます。
さらにビタミンEと一緒に摂ることで、コラーゲンの生成&維持を行います。
ビタミンB2やビタミンB6は、肌の新陳代謝を促進したり、皮膚の再生を促進する働きがあります。
ビタミン以外にも、コーヒーに含まれているポリフェノールや、豚肉などに含まれているコエンザイムQ10などは、抗酸化作用が高くシミを予防すると言われています。
また、うなぎや鶏の手羽先などに多く含まれているコラーゲンは、肌の弾力を助ける働きがあり不足するとシミやたるみが発生します。
サプリ
食事で摂りきれない栄養は、サプリで補ってあげるのも一つの手です。
特にオススメしたいのは、L-システイン・プラセンタエキス・トラネキサム酸などです。
これらは、より効果的に美白に近付ける成分と言われています。
当然、配合量が少ないと効きにくいので、1粒当たりの配合量もチェックして選んでみてくださいね。
睡眠
シミの改善・予防には、毎日の睡眠も大切です。
肌のターンオーバーは、「美のゴールデンタイム」と呼ばれる22時~深夜2時が活発だと言われています。
この時間帯はなるべく寝ているようにすると、ターンオーバーが正常化されて肌のダメージも修復し、シミが出来にくい肌状態に変わっていきます。
忙しい現代女性にとって22時に就寝するのは難しいと思います。
この時間帯はずっと寝てないといけないということではなく、22時~2時の間に2時間でも睡眠を取るだけで効果があります。
また深い眠りになるように、リラックス時間を設けてから寝るようにすると、より質の高い睡眠がとれます。
ストレス発散
ストレスが溜まると、体内の活性酸素が増えてシミの元となるメラニンがどんどん生成されてしまいます。
さらに、ストレスが溜まるとホルモンバランスも乱れやすくなるため、肌状態が悪くなりシミもできやすくなってしまいます。
リフレッシュも兼ねて高級エステに行ったり、大好きなスウィーツを食べるなどして、自分なりのストレス発散法を見つけストレスを抱えこまないようにしましょう。
シミに効果的な化粧水の選び方
シミに効果的な化粧水は、「美白化粧水」と呼ばれるものです。
しかし、シミができてから使ってもなかなか完全に消すのは難しいため、シミができる前から使う予防アイテムとして使いましょう。
さらに美白化粧水は、一年中使い続けることで効果を発揮するものです。
よって、高い化粧水を買うよりもお手頃の価格のものを使い続ける方がオススメです。
ここでは美白化粧水によって配合されている成分は様々あるため、どの成分がどのような効果があるのかまとめてみました。
自分が期待する効果は何かを考え、化粧水選びの参考にしてください。
メラニン生成をさせない成分
メラノサイトに「メラニンをつくれ」と指令を出させない働きがある成分です。
- カモミラET
- トラネキサム酸
- t-AMCHA(t-シクロアミノ酸誘導体)
メラニン色素になるのを防ぐ成分
チロシンが黒色化してメラニン色素になるのを防ぐ働きをする成分です。
- ハイドロキノン
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
- アルブチン
- エラグ酸
- コウジ酸
- ルシノール
- プラセンタエキス
メラニンの蓄積を防ぐ成分
蓄積されたメラニンを排出して、シミになるのを防いでくれる成分です。
- 4MSK
- アデノシン-リン酸ニナトリウムOT
シミの改善法についてのまとめ
シミの改善法についてご紹介しましたがいかがでしたか?
「若いからまだ大丈夫」と思うかもしれませんが、シミ予防は若いうちから始めることが大切です。
怠けていると知らないうちにシミ予備軍ができてしまいます。
よって、シミができてしまう前に日焼け止めや美白化粧水などのスキンケアで徹底的に予防しましょう。
さらに食生活や睡眠などの生活習慣を気をつけると、シミ予防をより効果的にできます。
毎日続けて、シミのない綺麗な肌を目指してくださいね。