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肌のくすみ改善法!4つの原因別くすみ解消法でクリアな素肌を

スキンケア この記事は約 11 分で読めます。
肌のくすみ改善法!4つの原因別くすみ解消法でクリアな素肌を

洗顔後にじっくり鏡を見たら、「肌がくすんで老け顔になっていた…」
という経験を持っている方もいるのではないでしょうか。

肌がくすんでいると、顔がどんより見えるだけでなく、不健康そうな印象になってしまいます。
メイクをすればある程度は隠せますが、時間とともにくすみは浮き出てくるので要注意です。

肌のくすみというのは、すぐに改善できるものではないので、焦らずじっくりケアを続けなくてはいけません。
そして、ケアと同時にくすみの原因も取り除いておく必要があります。

そこで今回は、肌のくすみ改善法について詳しく解説していきます。
しわやたるみと並び、肌トラブルで悩む人が多いのがくすみなので、是非とも参考にしていただき改善していきましょう。

 

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肌がくすむ原因は4つある

肌がくすむ原因は4つある

肌のくすみを改善するには、くすんでしまった原因に合ったケアを実践する必要があります。
原因に即したケアが出来ていないと、くすみが解消されないのはもちろん、状態が悪化しさらにくすんでしまうことになります。

基礎化粧品の中には、「くすみ改善」をキャッチコピーにしている商品もあります。
しかし、これも原因に合っていなければ効果は得られません。

原因が分かれば、どういったケアが適切なのかが分かります。
1日も早くケアを始めたいかもしれませんが、まずは自分の肌がどうしてくすんでいるのかの原因を明確にしましょう。

 

乾燥によるくすみ

肌はターンオーバーをすることで、古い角質が剥がれて新しい肌細胞で角質が作られます。
古い角質は水分を保持する力が低下し、さらに光を反射できなくなるので、ターンオーバーが乱れると肌がくすみます。

この乱れを引き起こしてしまうのが肌の乾燥です。
ターンオーバーは、基底層という部分で新しい肌細胞を作り、代謝を繰り返すことで細胞を表皮に押し上げます。

肌の水分量が少ないと、代謝が低下してしまうため、ターンオーバーが乱れて古い角質が残ることでくすみが引き起こされるのです。

 

乾燥くすみの見分け方

乾燥によってくすんでいる人の肌の特徴は、化粧ノリが悪い、肌がカサついている、毛穴や小じわが目立つということです。
なんとなく顔がしぼんで見えたり、ファンデーションがキレイに乗らなかったりするのは乾燥が原因です。

乾燥が引き起こされるのは、スキンケア不足や紫外線、肌へのダメージが主な原因です。
特に、乳液やクリームなど保湿効果が高いアイテムを使っていない場合、スキンケアをしても肌が乾燥します。

 

メラニンによるくすみ

メラニンといえばシミの原因というイメージがあるかもしれません。
確かに、メラニン色素が肌細胞に沈着するとシミができてしまうのですが、色素沈着は全体的に起こっています。

色素が濃いと肌の色との差別化でシミになりますが、色素が薄い場合は顔全体をくすんでみせるのです。
ちなみに、全体的に濃い色素が沈着すると日焼けの状態になります。

メラニンは、普通であれば排出されますが、日焼け対策が不十分だったりターンオーバーが乱れたりすると、細胞に沈着してしまいます。
また、肌に刺激を与えることでもメラニンは生成されるので、スキンケアや洗顔などで刺激を与えていないかチェックしてみましょう。

 

メラニンによるくすみの見分け方

メラニンくすみというのは、肌全体が茶色っぽくなるのが特徴です。
また、人によってはくすみと同時にシミも目立つかもしれません。

屋外にいることが多い人だけでなく、室内でも日当たりが良い部屋にいる場合は、メラニンによるくすみが起こりやすいです。
当然ですが、紫外線対策を怠っていたり、肌への刺激を意識していなかったりする人もメラニンくすみを起こしやすいので注意しましょう。

 

血行不良によるくすみ

冷え性だったり運動不足だったり、慢性的にストレスを感じているという方は血行不良によるくすみが引き起こされます。
血行不良で肌がくすむのは、肌への栄養が不足するからです。

栄養不足になると、肌機能が低下して毛細血管が青く透けて見えるようになります。
本来であれば、血管が透けても赤い血液によって顔色が良くなりますが、血行不良の場合は青くなってしまうのです。

血行が悪くなることで起こるくすみは、不健康そうなイメージを与えてしまいます。

 

血行不良くすみの見分け方

血行不良くすみの特徴は、青白く見えることなので、他のくすみと違って見分けが付きやすいでしょう。
主に、冷え性の方に現れるくすみなので、夏でも手足が冷たい、体温が低いという方は注意が必要です。

また、顔がむくみやすかったり疲れやすかったりする場合も、このくすみが起こりやすいです。
放っておくと、目の下に青白いクマができてしまうこともあるのでしっかり改善しておきましょう。

 

糖化によるくすみ

最近増えているのが、糖化によるくすみです。
糖化というのは、真皮層に存在しているコラーゲンなどのタンパク質が、体内の糖質と結びつく現象のことです。

タンパク質は糖化すると黄色く変色する性質を持っているため、肌が糖化すると黄ぐすみ引き起こされるのです。
糖化は老化現象の一つなので、30代後半から起こり始めるのが一般的です。

しかし、糖分や炭水化物を過剰摂取すると体内に糖質が増えるため、若い人でも甘い物が好きでよく食べる場合は糖化が起こることもあります。

 

糖化くすみの見分け方

糖化くすみは黄色っぽくなるだけなので、もともと黄色人種である日本人の肌だと他のくすみと見分けにくいかもしれません。
そのため、くすみの色で見分けるのではなく、生活習慣から見分ける方が分かりやすいと言えます。

ご飯やパン、パスタなど炭水化物をよく食べる、お菓子や甘い飲み物を毎日摂るという場合は肌糖化のリスクが高くなります。
また、食事の時間が不規則だと、体は糖質をエネルギーとして蓄えるため肌が糖化しやすくなります。

こういった生活習慣に心当たりがあって、肌の透明感やツヤがない場合は糖化くすみの可能性が高いといえるでしょう。

 

原因別!肌のくすみの改善方法

原因別!肌のくすみの改善方法

一般的に、くすみを改善するには保湿ケアを徹底することと言われています。
もちろん、保湿ケアは美肌の基本なので間違いではありません。

しかし前述したように、原因が改善できなければ、どんなに保湿をしてもくすみは解消できないのです。
くすみ改善に大切なのは保湿だけでなく、原因を取り除くことも必要です。

ここでは、原因別の肌のくすみ改善方法をご紹介するので、自分のくすみの原因に合ったものを実践していきましょう。

 

乾燥によるくすみの改善方法

乾燥によるくすみの改善方法

乾燥によるくすみの改善方法は保湿ケアです。
といっても、保湿ケアはほとんどの方がしている基本のスキンケアなので、これ以上何をすればいいか分からないという方もいるかもしれません。

そこで見直したいのが、正しい保湿ケアが出来ているかということ。
スキンケアをしているのに乾燥するのであれば、保湿ケアのやり方が間違っているのかもしれません。

毎日のことなので、いつの間にか自己流のケアになっていて保湿不足という可能性もあります。
今一度、保湿ケア方法を見直して、正しいやり方を実践することが乾燥くすみ改善への近道になります。

 

正しい保湿ケアのやり方

洗顔でしっかり肌の汚れを落としたら、500円玉大の量の化粧水を両手で少し温めて顔全体に塗ります。
このとき、擦ったりせずにハンドプレスで毛穴から化粧水を入れ込むように浸透させてください。

乾燥が気になる部分には重ねづけをしましょう。
手のひらを離すときに、肌がもっちりとくっついてきたら浸透した証拠なので、美容液を同じように塗ります。

美容液をしっかり浸透させたら、最後に必ず乳液かクリームを塗ってください。
油分が多い乳液やクリームは、浸透した美容成分の蒸発を防ぎ、肌に閉じ込める働きをしてくれるので必ず塗るのがポイントです。

 

クレンジングや洗顔で摩擦を起こしていないか

乾燥の原因として、保湿ケア不足と並んで多いのがクレンジングや洗顔時の摩擦です。
肌を擦ると、どうしてもダメージを与えてしまうため肌が乾燥します。

クレンジングや洗顔を適当にやってしまうと、どんなに保湿ケアをしてもダメージを修復しきれません。
クレンジング剤や洗顔泡をクッションにして、肌を直接こすらないように優しく丁寧に洗うように心がけてください。

また、すすぐときにも顔をこすりやすいので、ぬるま湯を肌にかけて洗浄成分を落とすことを意識しましょう。

 

メラニンによるくすみの改善方法

メラニンによるくすみの改善方法

メラニンによるくすみを改善するには、美白ケアとターンオーバーの促進がポイントになります。
ここで注意したいのが、美白ケアには2つのアプローチがあることです。

1つはメラニン色素の排出を促すアプローチ、もう一つはメラニンの生成を防ぐアプローチです。
メラニンくすみの場合、すでに色素沈着が起こっているので、メラニンの生成を防ぐ美白では効果が実感できません。

ですので、美白化粧品は、メラニンの排出や色素を薄くする効果があるビタミンC誘導体やハイドロキノンなどの美白成分が入っているものを選んでください。

 

ターンオーバーを促進する方法

ターンオーバーは保湿ケアである程度促進できますが、もっと大事なのは内側からのケアです。
ターンオーバーには睡眠や食事、運動などの生活習慣が大きく関わっています。

たとえば、睡眠が不足すると肌細胞の修復や再生に必要な成長ホルモンの分泌量が減少するため、ターンオーバーが滞ります。
食事からは肌の栄養を摂らなくてはいけませんし、運動をして血流を良くすることで栄養を運ぶことができるのです。

不規則な生活をしていると、成長ホルモンや栄養が不足したり、血行が悪くなったりするためターンオーバーが乱れます。
ですので、睡眠や食生活、運動もしっかり見直して健康的な生活習慣を身につけましょう。

 

血行不良によるくすみの改善方法

血行不良によるくすみの改善方法

結論からいうと、冷え性というのは女性に多い症状で、冷え性によって血行不良が起こっている場合は改善するのが大変です。
しかし、放置しているとくすみは改善できないので、とにかく体を温めるようにしてください。

シャワーではなく入浴をする、白湯を飲む、冷たい食べ物や飲み物は控えるなど日常生活で体を温める方法はたくさんあります。
冷え性の場合は、厚着をしても改善できないことが多いので、生活習慣からアプローチしていきましょう。

また、全身運動をすると血行が良くなるので、ラジオ体操やウォーキングなども効果的です。

 

ヨガで全身の血行を促進する

血行不良を改善する運動の中でも、もっとも効果が高いといわれているのがヨガです。
ヨガは有酸素運動ですが、同時にストレッチをしたり筋力を鍛えたりできるので、血行不良の根本的な改善に役立ちます。

もともと、全身の巡りをよくするために考えられているポーズが多いため、短時間でも効果が高いのが特徴です。
時間やお金に余裕があれば、ヨガスタジオに通うのがおすすめですが、最近はYouTubeでもヨガのレッスン動画がたくさんアップされているので活用してみましょう。

ちなみに、ヨガにはダイエット効果やむくみ改善効果もあるので、くすみだけでなく他の悩みを抱えている方にもおすすめです。

 

糖化によるくすみの改善方法

糖化によるくすみの改善方法

糖化による黄ぐすみできてしまったら、まずは糖の代謝を活性化させることがポイントとなりなす。
炭水化物や糖分を摂取した場合、1時間以内に代謝をしないと糖質として体内に蓄積してしまいます。

この蓄積を防ぐには、食後にしっかりとエネルギーで消費する必要があります。
食後に激しい運動をするのは良くありませんが、ウォーキングなど負荷の少ない運動で消費エネルギー量を増やしましょう。

運動できない場合は、40℃ぐらいのお湯で入浴をして、基礎代謝を高めることで消費を促してください。
ただし、糖化くすみは簡単には解消できないので、食生活で糖分や炭水化物を摂り過ぎないようにすることが重要です。

 

糖化くすみは食事の摂り方に注意

糖化くすみの予防や改善は、食事の摂り方もポイントになります。
まずは主食を減らすこと、甘いジュースやお菓子は控えること、野菜から食べるようにすることを心がけましょう。

外食をする場合は、炭水化物の過剰摂取につながる丼ものやパスタ、パンではなく、定食やおかずだけにするのがおすすめです。

 

肌のくすみ改善法まとめ

肌のくすみ改善法まとめ

肌がくすんでいると、実年齢に関わらず老けた印象を与えてしまうので、若い人ほどケアが重要になってきます。
放っておくと、加齢とともにくすみ肌はどんどん改善しにくくなり、気づいた時には手遅れになることも。

いくらメイクで隠せても、すっぴんに自信が持てないような肌では、内側からの美しさは得られません。
肌の美しさは素肌で決まるので、しっかりケアをしてくすみを改善してください。

クリアな素肌になればマイナス5歳も夢ではないので、若返りメイクではなく肌での若返りを目指しましょう。

 

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