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産後の肌荒れ対策!原因や4つの改善・予防法

 2018/08/23 スキンケア 妊娠出産・子育て この記事は約 10 分で読めます。
産後の肌荒れ対策!原因や4つの改善・予防法

出産をすると、太ってしまったり抜け毛が増えたり、嬉しくない変化を経験する方は少なくありません。
その一つで、多くの女性が経験するのが肌荒れです。

妊娠前は肌の状態で悩んでことがなかった方でも、出産による肌質の変化でトラブルを初体験する場合があります。

産後は育児が始まるので、自分のことに時間をかけられません。
だからこそ原因をしっかり見極めて、効率よく改善する方法や予防法で育児に専念できる環境を作る必要があります。

そこで今回は、4つの産後の肌荒れ対策法をご紹介しますので、是非とも参考にしてください。

 

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産後に肌荒れを引き起こす4つの原因とは

産後に肌荒れを引き起こす4つの原因とは

吹き出物や乾燥、シミ、くすみなど産後の肌荒れの症状は人それぞれ違います。
ですが、どんな症状であっても今まで経験したことがない肌荒れであれば、出産が大元の原因です。

しかし、産後の肌荒れの原因は一つではありませんし、複数の原因が重なって起こることもあります。
そこで、ここでは産後に肌荒れを引き起こす主な4つの原因をご紹介します。

 

①ホルモンバランスの変化

女性の肌の状態は女性ホルモンによってコントロールされています。
そのため、生理や妊娠でホルモンバランスが崩れると肌荒れが起こりやすく、産後もホルモンの影響を強く受けます。

出産をすると、妊娠状態を維持するために大量に分泌されていた女性ホルモンが一気に減少します。
しかし、母乳を出すなど育児環境を整えるために、しばらくは妊娠前のようなホルモンバランスにはなりません。

ホルモンの分泌量が戻るまでには半年以上かかるので、それまでは不安定な肌質が続きます。

 

②育児ストレス

大切な赤ちゃんの育児であっても、24時間常に幸せで穏やかな時間を過ごせるわけではありません。
おむつと授乳と寝かしつけが絶え間なく続く間に、料理や洗濯、掃除、買い物などの家事をこなします。

ゆっくりお風呂に入ったり、自分の自由な時間はほとんどないので、無意識のストレスが溜まってしまいます。
ストレスは自律神経のバランスを崩す要因の一つで、その影響から肌トラブルが起こるのです。

 

変化によるストレス

産後は、育児だけではなく他のことでもストレスを感じやすくなってしまいます。
環境にもよりますが、育児を手伝ってもらえなかったりすると、旦那さんへのストレスも溜まります。

授乳していれば食べ物や飲み物も制限しなくてはいけませんし、友達と会えないなど行動も制限されます。
初めての出産であれば「こんなはずじゃなかった」「こんなに大変だとは思わなかった」ということもあるでしょう。

こういったストレスも肌荒れに大きく影響します。

 

③十分な睡眠が取れない

睡眠中には成長ホルモンが分泌されますが、このホルモンは細胞の修復や再生を行っています。
成長ホルモンが働くことで、日中に受けたダメージから体内機能や肌を回復させられるのです。

産後は、夜中の授乳や夜泣きなどで、ママはまともに眠ることができません。
成長ホルモンは寝ているときにしか分泌されないため、十分に睡眠が取れないと肌が修復されないのです。

 

成長ホルモンが分泌されるタイミング

成長ホルモンは、眠ってすぐに分泌されるわけではありません。
今までは、午後10時から夜中の2時までの間に眠っていれば分泌されると言われていました。

しかし近年の研究では、就寝してから3時間後に深い眠りに入ったタイミングで分泌されると言われています。
一般的に、夜中の授乳は2時間から3時間おきですから、産後はどうしてもホルモンの分泌が不十分になってしまうのです。

 

④授乳による栄養不足

母乳で赤ちゃんを育てる場合、摂取する栄養の多くは母乳の材料となります。
ですが、産後は体の回復のためにも栄養が必要です。

ですので産後ママはたくさんの栄養が必要になるものの、育児や家事で自分の食事がおろそかになりがちです。
本来ならしっかり栄養を摂取しなくてはいけないのに、栄養バランスを考えている時間がないのが産後ママの実情なのです。

体は生命維持に必要な器官に優先的に栄養を送るため、肌は二の次になることで肌荒れが起こりやすくなります。

 

肌荒れ対策4つの改善方法

肌荒れ対策4つの改善方法

産後の肌荒れは、基本的に生理周期が整い始めると落ち着くと言われています。
しかし、ダメージが大きかったり、体内機能が正常化されないとなかなか治りません。

また肌荒れのストレスが症状の回復を遅らせることもあるので、気になる方は改善方法を実践してみましょう。
ここでは、育児中でも取り入れやすい改善方法を4つご紹介します。

 

①スキンケアはオールインワンを活用

肌荒れを改善するには、保湿ケアを徹底することが大切です。
ですが、産後はじっくりスキンケアをしている暇がないので、オールインワン化粧品を活用しましょう。

最近のオールインワン化粧品はハイスペックで、保湿効果もしっかり得られます。
産後ママ用に開発されたオールインワン化粧品もありますから、トライアルなどで肌に合ったものを見つけてください。

時短でも保湿ケアができていれば、肌荒れ対策に効果を発揮してくれます。

 

保湿に必要な成分は?

商品によって有用な成分は異なります。
保湿で重要なのは、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などの基本的な美容成分です。

新たに開発された美容成分が配合されていることを売りにしている商品も気になるかもしれません。
しかし、成分表示を見ると、美肌効果が高い美容成分でも配合量が少ないことが多いです。

大事なのは必要な美容成分をたっぷり与えることなので、スタンダードな保湿成分の配合量が多いものを選ぶのが正解です。

 

②ストレスをこまめに発散する

ストレスは肌荒れの一番の原因といっても過言ではありません。
よって、どんな方法でもいいのでストレスをこまめに発散しましょう。

産後のストレスは、残念ながら取り除くことが出来ませんから、発散して溜めないようにするのが重要です。
育児中でも、好きな音楽を流したり、好物を食べるなどちょっとしたストレス発散法はいろいろあります。

自分が求めるものや行動で、一つでもできそうなことがあれば、ためらわず実践してストレスを発散してください。

 

嫌なことはしない

ストレスを発散したくても、何をすればいいのか分からないという方もいるかもしれません。
そんなときは、逆に嫌だと心が感じることをしないのも、ストレスを溜めない方法の一つになります。

育児は避けるわけにはいきませんが、家事であれば嫌なことも避けられます。
今日は掃除をしたくない、と思えば、1日ぐらいやらなくても大丈夫です。

料理が面倒であれば出来合いのもので済ませる、など少しでも心の負担を減らせばその分ストレスも減らせます。

 

③体をたくさん動かす

肌の健康を司っているのはターンオーバーです。
新しい肌細胞を作り、古い角質と入れ替えるターンオーバー機能が働けば、肌荒れはきちんと改善できます。

ストレスが溜まったり栄養不足になるとターンオーバーは低下します。
しかし、運動をして代謝を活性化すると、働きも正常に戻っていきます。

よって、できるだけ体を動かすことを意識しましょう。
掃除機は使わず雑巾がけをする、赤ちゃんのお世話をしながらストレッチをするなど、ちょっと工夫して体を動かすようにしましょう。

 

赤ちゃんがいても出来る運動

産後は激しい運動はNGですが、ウォーキングのように軽い運動なら問題ありません。
ベビーカーを使えば、歩くのは難しくありませんよね。

ただし、季節によっては日中だと赤ちゃんに負担をかけてしまいます。
夏なら早朝の日差しが強くない時間、冬ならお昼で気温が高い時などに散歩をしましょう。

春や秋など気候が良い季節であれば、多少長いお散歩でも大丈夫なので、時間を作ってたくさん歩くようにすると良いでしょう。

 

④睡眠リズムを赤ちゃんに合わせる

産後は睡眠時間を確保するのが難しいため、美肌に良いとわかっていても十分な睡眠が取れません。
ですので、赤ちゃんが寝たら自分も寝るようにするのがおすすめです。

赤ちゃんはミルクを飲んで寝るのを繰り返すので、赤ちゃんに睡眠リズムを合わせるのは肌荒れ改善に効果的です。
赤ちゃんが寝たときは、家事をする絶好のチャンスですから、つい家の仕事を優先してしまうでしょう。

ですが、産後ママにも休息が必要ですし、疲労やストレスを溜めないためにも睡眠リズムは赤ちゃんに合わせてしまいましょう。

 

今からでも間に合う産後の肌荒れ予防法

今からでも間に合う産後の肌荒れ予防法

産後育児が始まると、自分の肌の状態に構っている暇はありません。
そのため、肌荒れが起こっても何もできず、それがさらにストレスとなり悪化する要因になることがあります。

産前でも産後でも、肌がどのような状態であっても、予防法を実践しておけば肌トラブルを防げます。
また悪化予防にもなりますから、無理せずできる肌荒れ予防法を取り入れてみてください。

 

お肌の栄養素を摂取する

肌を構成するのはアミノ酸やたんぱく質ですが、これらを合成して健康な角質を作るにはたくさんの栄養が必要です。
ですが、妊娠中は胎児の形成に、産後は赤ちゃんの成長のために、ママの体から栄養を送らなくてはいけません。

ですのでママはどうしても栄養不足になりやすく、肌に必要な栄養素も足りなくなります。

栄養不足も肌荒れの原因ですから、産前産後に関わらず、サプリメントを活用して栄養素を摂取しましょう。
栄養が不足しなければ、ターンオーバーもしっかり行われるので効率よく肌荒れ予防や悪化予防ができます。

 

どんな栄養を摂れば良い?

栄養というのは、どれか一つをたくさん摂取すれば良いわけではありません。
コラーゲンはビタミンCがないと合成できないように、栄養素はそれぞれに作用し合って働きます。

もちろん、不足している栄養素をダイレクトに補えればいいのですが、何が不足しているかを正確に把握するのも難しいですね。
そこでおすすめなのがマルチビタミンです。

マルチビタミンなら必要な栄養素のほとんどを摂取できますし、過剰摂取で副作用が出ることもないので、サプリ選びに迷ったらマルチビタミンを補給しましょう。

 

家事は手を抜く

赤ちゃんのお世話は休む暇がありませんし、普通の仕事のように終わりもありません。
そこに家事が加わると、ママは1日中働きづめになってしまいます。

こういった状態が毎日続くと、疲労はどんどん蓄積して体内機能も疲弊するので肌も綺麗にはなりません。
育児と家事で言えば、家事はある程度手を抜けるので、頑張りすぎないようにしましょう。

極端ですが、育児以外は適当でいいと思うようにすれば心の負担がぐっと楽になるので、気持ちの余裕が肌荒れを防いでくれます。

 

便秘を解消しておく

女性は慢性的に便秘という方が多いですが、産後は特にひどくなることがあります。

肌荒れを招くストレスや生活習慣の乱れは、便秘を引き起こす要因の一つです。
そして、便秘も肌荒れの原因になるので、しっかり解消しておきましょう。

便秘は腸内環境の悪化で起こりますから、普段から乳酸菌を意識して摂取することで改善効果が期待できます。
ヨーグルトや牛乳、植物性乳酸菌が豊富なキムチやぬか漬けなどを継続して摂ると、善玉菌が増えて腸内環境の改善につながります。

 

水分補給も忘れずに

産後ママは、赤ちゃんのお世話で水分補給を怠りがちです。
水分が不足すると便が硬くなり便秘になりやすいので、水分をこまめに取ることも忘れないでください。

 

産後の肌荒れ対策についてのまとめ

産後の肌荒れ対策についてのまとめ

育児中は十分なスキンケアができませんし、通常の肌荒れとは原因が少し違います。
前述したように、大元の原因は出産による体の変化です。

あまり深く考えすぎたり、悩んだりしてしまうと肌トラブルはさらに悪化するかもしれません。
まずは、「体の変化だからしょうがない」と大きな気持ちで受け止めることがストレスを緩和するポイントです。

そこに改善法をプラスすれば徐々に良くなっていきますから、焦らずに長い目で肌荒れを解消していきましょう。

 

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