1. TOP
  2. スキンケア
  3. 肌荒れを早く治す4つの方法とは!原因やスキンケア方法を解説

肌荒れを早く治す4つの方法とは!原因やスキンケア方法を解説

 2019/09/09 スキンケア この記事は約 11 分で読めます。

メイク前に肌をチェックしたら吹き出物が出来ていた、肌がかさかさで粉吹き状態なんてことを経験したことがある方は少なくないでしょう。
肌の状態は毎日変わりますし、思っている以上にデリケートなので、突然トラブルが起こるのは珍しいことではありません。

肌が荒れていると、メイクのせいで悪化しないか不安になりますね。
ですが、お出かけをするのにノーメイクというのも抵抗があるでしょう。

そんな困った肌荒れを早く治すには、肌荒れの状態に合わせたスキンケアとインナーケアで対処するのが正解です。
ここでは、肌荒れの原因とケアの方法をご紹介するので、自分の肌の状態に合った方法を見つけてください。

 

炭酸パック 潤つやリッチ

突然肌荒れが起こる原因とは

肌というのはとてもデリケートなので、ちょっとしたことでトラブルが起こります。
ただし、デリケートであっても治癒力や免疫力があるので、1回のダメージで肌荒れが起こることはありません。

肌荒れが起こるのは、毎日受けるダメージや肌機能の低下が原因です。
肌荒れを早く治すためには、どういったことがダメージになったり肌機能の低下を引き起こしたりするのかを知っておく必要があります。

原因が分かれば、より的確なケアが出来るので、肌荒れの原因をチェックしておきましょう。

 

紫外線対策の油断

紫外線はシミの原因になるだけではなく、肌細胞を攻撃してバリア機能を低下させます。
こういった紫外線のダメージを避けるために、日焼け止めなどで対策を行っている方も多いでしょう。

しかし、近年は紫外線量が増加しているので、ちょっとした油断で紫外線を浴びてしまうことがあります。
例えば洗濯物を干したりゴミ捨てをしたりするだけでも日焼けをしますし、曇っている日でも紫外線は降り注いでいます。

さらに、日差しの強い日は部屋の中でも日焼けをしてしまうので、1日中紫外線対策をしなくてはいけません。
今日は外出しないから、日差しが弱いからと油断をすると、ダメージを受けて肌荒れが引き起こされます。

 

勘違いスキンケア

肌へのダメージの意外な原因となるのが、自己流の勘違いスキンケアです。
今は、インターネットでいろいろな美容方法が紹介されていますが、それを鵜呑みにするのはNGです。

例えば朝の洗顔は水で良い、という情報もありますが、皮脂の分泌量が多い方や就寝環境によっては洗顔料を使わないと汚れが落とせません。
それなのに水だけの洗顔をしてしまうと、皮脂汚れなどが毛穴に詰まり、肌トラブルの原因となります。

また、オイリー肌だから乳液を使わない、という方でも、もしかしたらインナードライ肌かもしれません。
その場合は、肌の水分保持機能が低下しているので、油分を多く含む乳液で化粧水の蒸発を防がなくてはいけません。

このように肌に合っていない勘違いスキンケアが、肌荒れの原因となることもあるのです。

 

強い刺激を与えるスキンケアはNG

基礎化粧品の選び方や使い方が合っていても、やり方が間違っている場合もあります。
その代表的な例が、パッティングとマッサージ。

化粧水を浸透させるためにパッティングをすることがありますが、ぱちぱち叩いてしまうと肌に刺激を与えます。
また、乳液をつけると滑りが良くなるので、マッサージをする方も多いのではないでしょうか。

乳液はマッサージのために作られていませんから、摩擦を与えてしまうので、専用のマッサージクリームを使う必要があります。
このようにスキンケアのやり方で肌に負担をかけることも肌荒れの原因となります。

 

いい加減な食生活

肌はターンオーバによって生まれ変わり、ダメージの蓄積した古い角質が健康な角質と入れ替わります。
ターンオーバーは、基底層で肌細胞が作られることから始まります。

この肌細胞を作るのは、食事から摂取する栄養素。
偏った食事や栄養が少ないジャンクフードなどいい加減な食生活を送っていると、肌細胞の原料となる栄養が不足します。

肌細胞を構成する栄養が一つでも不足すると、ターンオーバーが始まらず古い角質が肌に残ります。
古い角質は刺激への抵抗性も低く、バリア機能も低下しているので、食生活が乱れている方は肌荒れのリスクを常に抱えているといえます。

 

極端な食事制限ダイエット

酵素ドリンクを飲むだけのダイエットや糖質を極端に制限するダイエットなど、食事制限をするダイエットをしている方は肌が荒れやすいです。
余分な脂肪を取り除くダイエットは健康のためにも良いことです。

しかし、食事を制限するダイエットは栄養不足を引き起こします。
また、体力の低下や内臓機能の働きの低下などの原因にもなるので、その影響が肌に出ることもあります。

健やかな肌は健やかな体から作られるものですから、不健康になる食事制限系ダイエットをしている方はすぐに止めてください。

 

乾燥対策を怠っている

乾燥肌になると皮脂が過剰分泌されるのでニキビが出来やすくなりますし、しわやシミ、くすみやたるみなどあらゆる肌トラブルの元となります。
もちろん、乾燥肌や敏感肌の方はしっかり対策を行っているでしょう。

しかし、普通肌や混合肌の場合は、乳液やクリームをつけなくても肌の乾燥を感じないので、このステップは省いてしまうという方も少なくありません。
確かに乾燥肌や敏感肌でなければ、保湿ケアをしなくても肌が突っ張ったり乾燥したりすることはないでしょう。

ですが肌は常に乾燥した空気にさらされるので、保湿ケアをしないと水分がどんどん奪われてしまいます。
これはどんな肌のタイプにも共通することですから、乾燥対策を行っていないと肌が荒れるのは当然です。

 

不規則な睡眠

毎日寝る時間がばらばら、テレビやスマホを見ながら寝るという方は、その不規則な睡眠が肌荒れを招いています。
睡眠というのは、肌の生まれ変わりに大きく関係しています。

どんなにスキンケアをしても、肌には日中に受けたダメージが残っています。
これを修復してくれるのが、睡眠中に分泌される成長ホルモンです。

成長ホルモンが肌細胞を修復することで、ダメージの負担を緩和して健康な肌を作っているのです。
つまり、不規則な睡眠で成長ホルモンの分泌量が減ると、肌細胞のダメージが修復されないので肌が荒れてしまうのですね。

 

肌荒れを早く治すためのスキンケア方法

基本的に、きちんとスキンケアをしていれば肌荒れは改善されます。
つまりスキンケアをしても肌荒れが起こっているということは、スキンケアの方法が肌に合っていない可能性があります。

肌が荒れると化粧品が原因、と思いがちですが、スキンケアのやり方に原因があることの方が多いです。
ここでは、肌荒れの時に実践するべきスキンケア方法をご紹介するので、今までのやり方を見直してみましょう。

 

洗顔やクレンジングは徹底的に優しく行うこと

吹き出物などの肌荒れが起こると、しっかり汚れを落とそうとして、洗顔やクレンジングで力を入れてしまうかもしれません。
確かに、吹き出物を解消するには毛穴に詰まった皮脂汚れなどを取り除く必要があります。

しかし毛穴の汚れは強くこすれば落ちるものではありませんし、炎症が起きているのに刺激を与えると症状は悪化します。
肌荒れの時の洗顔やクレンジングは、刺激を与えないことが重要です。

また、ピーリングも刺激になってしまうのでやめましょう。
洗顔でもクレンジングでも、洗顔料やクレンジング剤をたっぷり使い、手が肌に触れないよう徹底的に優しく洗うことを心がけてください。

 

肌が荒れていても必ず紫外線対策をする

日焼け止めは肌に負担をかける、刺激が大きいと思われていますが、実は肌荒れの時も日焼け止めを塗った方が良いのです。
紫外線は、日焼け止めの負担よりも大きなダメージを与えます。

日焼け止めを使わないと、さらに肌荒れがひどくなるので、必ず紫外線対策を行ってください。
顔に使う日焼け止めは保湿効果が高いものが多く、もともと低刺激処方になっていますから肌荒れの心配はありません。

紫外線を浴びる方が肌には悪影響ですから、肌が荒れている時こそしっかり紫外線対策をしましょう。

 

スキンケアアイテムは変えないこと

肌荒れが起こると、つい新しいスキンケアアイテムに変えたくなってしまいますね。
ですが、肌が荒れている状態はバリア機能が低下しているので、いつもより敏感になっています。

そのため、少しでも違う成分が配合されているものや、成分配合が異なるコスメを使うと、それが刺激となる可能性があります。
例えばオーガニックコスメは植物性由来で肌に優しいイメージがありますが、植物には刺激性のある成分も含まれています。

普通の状態の肌であれば問題ないものの、デリケートな肌には負担をかけることもあるので、スキンケアアイテムはむやみに変えないのが鉄則です。

 

徹底保湿でバリア機能をサポート

肌荒れを治すには、とにかく外部の刺激から肌を守ることが大切です。
本来であれば、この役割は肌のバリア機能が担っていますが、肌が荒れている時はバリア機能が低下しています。

ですので、徹底的な保湿ケアでバリア機能をサポートしましょう。
ここで重要となるのが乳液やクリームを使うこと。

保湿成分が入った化粧水や美容液を使っても、それだけでは保湿効果が持続しません。
乳液やクリームの油分で美容成分をしっかり肌に閉じ込めることで保湿効果が持続するので、スキンケアの最後は必ずどちらかを使って仕上げましょう。

 

肌荒れを内側からのサポートで肌の生まれ変わりを促す

スキンケアというと、基礎化粧品を使って行うものというイメージがあるかもしれません。
確かに、肌を守るバリア機能は日々のダメージで衰えているので、外側からのケアでバリア機能をサポートするのは大事なことです。

しかし、健康な肌を作るターンオーバーは内側で行われるもの。
どんなに頑張って外側からケアをしても、肌細胞を作り出す基底層まではアプローチ出来ません。

この部分の働きが衰えていたら、ダメージを受けた角質細胞がそのまま残ってしまうので、内側からもしっかりサポートすることが重要です。

 

良質な睡眠で肌の生まれ変わりを促す

肌荒れを早く治したい方は、とにかく眠りましょう。
睡眠は体を休ませるだけではなく、ダメージを受けたり機能が低下していたりする部分を修復する時間です。

睡眠中には成長ホルモンが分泌され、このホルモンが炎症やダメージを修復してくれます。
特に、普段は睡眠時間が少ない、眠りが浅いという方は、たっぷり眠るだけでも肌の状態が変わります。

良質な睡眠は健康な肌作りのサポートをしてくれるので、ゆったりと眠れる環境を作って、質の高い睡眠を取りましょう。

 

肌細胞作りには栄養が必要不可欠

肌荒れが起こっている肌を治すには、新しい肌細胞を作ることが一番の改善策です。
そのために必要となるのが栄養です。

肌細胞は栄養を摂取することで作られるので、食事などでたっぷり栄養を補給しましょう。
肌の原料となるのはタンパク質やアミノ酸、ビタミンなどの補酵素なので、こういった栄養をメインに摂取するのがおすすめです。

ただし、栄養は一つ摂れば良いというものではなく、さまざまな栄養素が反応しあうことで働きます。
つまりタンパク質だけ、ビタミンだけなど栄養素を限定するのではなく、いろいろな栄養を摂れる食事を心がけてください。

 

栄養補給はサプリメントもおすすめ

仕事などで忙しくて満足な食事ができない、という方はサプリメントを活用してみましょう。
すべての栄養をサプリメントで補うことは出来ませんが、不足しがちな栄養素を補うことは可能です。

肌荒れにおすすめなのは、ビタミンをバランス良く摂取出来るマルチビタミンです。
また、美容ドリンクであれば、肌荒れを修復する成分などが含まれているので即効性を実感できます。

美容ドリンクはコスパがかかりますが、その分肌荒れの改善効果が高いので、数日間であれば取り入れてみるのもいいですね。

 

体をしっかり温めて代謝をアップ

健康な角質細胞を作るには、ターンオーバーを活性化する必要があります。
ターンオーバーを促すためには、代謝をアップするのが一番の近道。

代謝は、血行が促進されるとアップするので、運動や入浴などで体を温めましょう。
代謝が良くなると、老廃物を排出するデトックス機能も活性化するので、特に吹き出物などの肌荒れ改善効果が期待できます。

ターンオーバーは美肌作りの基本ですから、肌荒れが治っても、運動や入浴を継続して美しい肌を持続しましょう。

 

肌荒れを早く治す方法まとめ

肌が荒れると、それだけで気分が落ち込んでしまい、1日憂鬱な気分になってしまいますね。
ですが、落ち込んでいても肌荒れは治りません。

人間の体は治癒力が備わっているので、そのサポートをしてあげればきちんと応えてくれます。
肌荒れの原因となる汚れや古い角質を落とし、健康な肌細胞を作る栄養を送ってあげれば、1日で肌荒れを治すのも不可能ではありません。

ただし、肌荒れがリバウンドしないように、良質な睡眠を取ったり食生活を整えることも忘れないでください。
スキンケアとインナーケア、そして規則正しい生活習慣を心がければ、健康で美しい肌を取り戻せるので、焦らずに肌の状態を整えていきましょう。

 

炭酸パック 潤つやリッチ

\ SNSでシェアしよう! /

注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

この人が書いた記事

  • クレンジングオイルの使い方や注意点と正しい洗顔方法とは

  • 太りやすい体質を改善!誰でも簡単3つの基礎代謝アップ法

  • 肌のくすみ改善法!4つの原因別くすみ解消法でクリアな素肌を

  • ナイトブラのバストアップ効果と正しい使い方や選び方とは

関連記事

  • そばかすを消す方法!自宅でできるスキンケアや治療法とは

  • プラセンタの効能・効果とは!美肌に導く美容効果と摂取方法

  • 化粧水の選び方と使い方!自分の肌質にピッタリの化粧水選びとは

  • クマの消し方!3つのタイプ別クマの消し方改善法で若返る

  • シートマスクは毎日使うとNG?正しい効果的な使い方とは

  • シミやくすみを消す方法!原因や美白になる6つの解消法とは