眉間のしわを消す方法!原因や効果的な7つの改善・予防法
しわが出来ると老けて見えるので、どこの部位に出来ても嫌なものですね。
ですが、見た目年齢を引き上げるだけではなく、不機嫌に見られたり人相が悪く見える眉間のしわは一番厄介かもしれません。
また眉間は運勢に関わる神聖な部位ですから、ここにしわが寄っていると運気が低下するとも言われています。
逆に、この部位をしっかりケアできれば、若返りはもちろん運気もアップします。
そこで今回は、眉間のしわの原因や眉のしわを消す7つの改善・予防法をご紹介します。
眉間のしわは毎日のケアでハリを取り戻せますから、しわがクセになってしまう習慣と併せて改善していきましょう。
眉間のしわの原因は?
目尻や口元などにできるしわの主な原因は、コラーゲンの減少や乾燥です。
しかし、眉間の場合は表情が原因になっていることが多いと言われています。
これは表情ジワと呼ばれるもので、折り紙のように皮膚にくせがついてしまうタイプのしわです。
と言っても、しわができるような表情はしていない、と思う方も多いではないでしょうか。
ですが自分が気がつかないうちに眉間にしわを寄せる表情もあるので、大元の原因をチェックしておきましょう。
スマホの使いすぎ
近年の眉間のしわの原因でもっとも多いのが、スマホの使いすぎです。
スマホの文字は小さいので、それを見ようとするとついしわを寄せてしまいます。
また、動画を観たりゲームをする方の場合は、小さい画面の中の細かい動きを見ようとするため眉間にしわが寄ってしまうのです。
ちょっと時間が空くといつもスマホをいじっている、ゲームが止められないという方は少なくないでしょう。
特に若い人はスマホの使用時間が長いので、たとえ若くてもしわが出来る原因となっています。
視力の低下
目が悪いと、焦点を合わせようとするため目を細めます。
目を細める時には眉間にしわが寄ってしまうので、視力が低下していたり、もともと目が悪い方は眉間にしわが寄りやすいです。
メガネやコンタクトを使っていても、視力は変化しますから、知らないうちに度数が合わなくなっているかもしれません。
老眼も、近くのものを見る時と遠くを見る時には焦点が合わせづらいので、しわを寄せる回数が多くなります。
顔全体のたるみ
極端に言えば、どんなにしわを寄せる癖があっても肌がピンと張っていれば眉間しわはできません。
ですが、顔全体がたるんでくると、しわに折り目がついたらそのままになってしまいます。
顔のたるみも表情筋の衰えが原因となりますから、表情筋を使わないことが多いと、眉間のしわができてしまいます。
口を動かさない
接客業や営業職であれば、頻繁に口や表情を動かすので、表情筋はあまり衰えません。
しかし、デスクワークや外に出ない生活をしている方、人と会うことが少ない方だと口や表情を動かす回数が極端に減ります。
表情筋は使わないとどんどん衰えてしまうため、顔を動かさないのであれば定期的に鍛える必要があります。
それが出来ていないと、顔全体のハリがなくなりたるんでしまいます。
コラーゲンの減少
ハリや弾力を保つには、真皮層のコラーゲンやエラスチンに皮膚をしっかり支えてもらわなくてはいけません。
特にコラーゲンはネット状に張り巡らされているので、ハリには欠かせない成分です。
ただし、コラーゲンは年齢とともに合成量が減少しますし、紫外線のダメージで断ち切られてしまうこともあります。
また寝不足だったり眠りが浅いなど、睡眠の質によっても合成量は変わります。
他にも、肌の乾燥や不規則な食生活などでコラーゲンが不足すると皮膚を支える力が弱まるため、ハリが失われてたるんでしまうのです。
眉間のしわの7つの改善・予防法
眉間のしわは、無意識にしている表情が主な原因になるため、ケアをしないとどんどん深くなってしまいます。
しわが深くなると、ケアをしても改善されなくなるので早めに対策を行いましょう。
ここでは、眉間のしわに効果的な7つの改善・予防法をご紹介します。
①常に眉間を意識する
スマホの利用時間が長い、目が悪いという方は、常に眉間を意識しましょう。
消極的な改善方法に思えるかもしれませんが、スマホや視力が原因の場合、まずはしわをくせ付けないようにすることが重要になります。
いくら他の改善方法を実践しても、眉間にしわを寄せるクセがそのままではしわは消えません。
ですので、スマホや物を見る時には眉間を意識して、しわが寄っていないか確認することが改善につながるのです。
鏡を使って眉間への意識を高める
仕事や家事などをしていると、つい眉間への意識も薄れてしまいます。
ですが、仕事や家事でイライラすることが多い方だと、ストレスが顔に出てしまって眉間にしわが寄ってしまいます。
鏡を見ると、人は自分の表情を綺麗に整えようとする心理が働きます。
特に女性は一番ベストな表情を作るので、眉間のしわへの意識が高まります。
この状態を常に保てるのがベストですから、デスクや家の壁などに鏡を設置しましょう。
この方法を実践すれば、自分が鏡に映るたびに眉間が意識できるので、眉間への意識を高めることが出来ます。
眉間にしわを寄せていることに気づいたら
常に意識する、と言っても難しいですから、気づいたらしわが寄っていたということもあるでしょう。
そういった場合は、しわをこまめに伸ばすようにしてください。
薬指を眉間に置いたら、そっと上に引っ張り上げます。
この時、力を入れて引っ張ると、逆にダメージを与えてしまったりおでこのしわの原因になるので気をつけましょう。
縦に入ったしわをこまめに修正することで、無意識にできる眉間しわのくせ付けを予防できます。
②マッサージでコリをほぐす
眉間に出来ているしわは、皮膚だけではなく筋力もそのままの形状で固定されている状態です。
ですので、マッサージでほぐしてあげると薄くなることがあります。
まずはこめかみやおでこ、眉周りを指で優しくほぐしましょう。
眉間のラインのパーツがほぐれたら、最後に親指の第三関節を使って、眉間をぐりぐりとほぐします。
強さは、痛みを感じない程度に、眉間のコリをほぐすようなイメージで行ってください。
マッサージクリームの併用で効果アップ
マッサージクリームには、保湿成分だけではなく美容成分が配合されているものも増えています。
美容成分は角質層までしか浸透しませんが、それでもマッサージと併用することで全体的に美容成分を補給できます。
眉間はもちろん周りにも美容成分が行き渡れば、その分ハリを取り戻すのも早くなるでしょう。
また、マッサージクリームは摩擦のダメージからも眉間を守ってくれるので、少しでも早く効果を出したいという方はマッサージクリームも取り入れるといいですね。
③テープで寝ている間にケアをする
リラックスして寝ている状態であればしわは寄りませんが、疲れていたりストレスが溜まった状態で寝ると眉間にしわを寄せてしまうことが多いです。
また、横向きで寝る癖があるという方もしわが寄りやすいです。
と言っても寝ている時には自分で何もできません。
そんな時にはテープを使ってしわができないようにするのがおすすめです。
眉間しわ用のテープは医療用テープを使っていますから肌に負担をかけないので、専用のものを使って寝ている間もケアをしましょう。
外出しない時もテープを使う
眉間しわ用テープは、寝ている時に使うという決まりはないので起きている時にも使えます。
ですので、外出をしないのであれば、常にテープを貼っておくというのもおすすめです。
テープを貼っておけば、眉間にしわを寄せる癖がある方でも悪化を防げます。
また、しわの癖を伸ばすことで効率よく改善もできるので、貼る習慣をつけておくといいですね。
ただししわが改善されても使い続けていると、眉間やその周りの筋力が衰えてしまうので注意してください。
④美容液で集中ケア
30歳を過ぎると、コラーゲンやエラスチンなどハリ弾力成分の合成量が大幅に減少します。
この状態を改善するには、美容成分がたっぷり入った美容液を使うのが効果的です。
ローションで眉間を潤したら、コットンに美容液を染み込ませて貼り付けます。
5分ほど美容液パックをすると、美容成分が浸透してコラーゲンやエラスチンのサポートをしてくれます。
美容液パックをした後は、乳液できちんと保湿をするとハリや弾力が戻ってきます。
顔全体も徹底的に保湿する
顔全体のハリ弾力も眉間のしわの改善につながります。
少しでもたるんできたなと感じたら、顔全体をしっかり保湿しましょう。
保湿をすると、ターンオーバーが活発になるので肌自体が健康な角質に生まれ変わります。
肌が健康になれば、コラーゲンを生成する線維芽細胞も活性化するので、たるみの解消に効果的です。
⑤眉間をつまむ
眉間をつまむというのも、しわの解消に効果的です。
眉間のしわに垂直になるように、人差し指と親指を使って眉間をつまんでください。
力は入れなくていいので、軽くつまんだらそのまま眉頭から眉尻までつまんで揉んでいきましょう。
反対側の眉毛も、眉間から揉みほぐしていくと、目の周りに溜まった老廃物の排出が促進されて全体的にすっきりします。
⑥ケアできないほど深い眉間のしわの対処法
何をしてもしわがまったく薄くならない、しわが深く刻まれてしまってどうにもならないという場合は、ボトックス注射を受ける方法もあります。
ボトックスは筋肉を弛緩させる作用があるので、表情じわの改善に大変効果があります。
ただし、筋肉が弛緩(しかん)すると鍛えるトレーニングが出来なくなります。
また失敗すると、眉間が開いてしまったりまぶたの筋肉まで影響が出るリスクがあります。
ですのであくまでも重度の眉間のしわの改善に使うというのが前提です。
ヒアルロン酸でハリを戻す
ヒアルロン酸は、1gで約6リットルもの水分を保持する機能があります。
そのため、ヒアルロン酸が減少すると、肌がしぼんでしわになることもあるのです。
ヒアルロン酸は水分を蓄えることで肌にハリをだしてくれるので、ボトックスのようなリスクはありません。
しわの凹んだ部分に注入すると、その部分で水分保持をサポートしてくれますから、ボトックスが不安という方はヒアルロン酸注入をするといいでしょう。
ただし、ヒアルロン酸は時間とともに体内に吸収されてしまうので、定期的に注入する必要があります。
⑦眉間のしわの予防法
眉間のしわの改善方法はいろいろありますが、やはり一番はしわが出来ないことですね。
どんなに効果的と言われる対策であっても、実践してすぐにしわが改善されるわけではありません。
また、一度でもクセがついてしまうと、少し油断しただけでまた眉間しわが出来てしまいます。
ですので、しわが出来ないように、毎日の生活の中で予防していきましょう。
頭皮マッサージでしわ予防
おでこは一番頭皮に近いため、頭皮の影響を受けやすい部分です。
そのおでことつながっている眉間も、同じように頭皮の影響を受けます。
頭皮が硬くなっていると、おでこや眉間の可動が生え際で止まってしまうため、しわが寄りやすくなります。
逆に、頭皮に柔軟性があれば眉間の動きもスムーズになりしわになりません。
つまり眉間の横じわを予防するには、シャンプーの時に頭皮をしっかり揉む、スカルプケア用ブラシでブラッシングをするなど、頭皮を柔らかくするマッサージが効果的なのですね。
口角を上げてしわ予防
実は口角と眉間は筋肉が連動します。
口角を意識して上げると、眉間が左右に開くのでしわが出来にくくなります。
意識せずに鏡を見て、口角が下がっているという方は、今は眉間しわがなくても将来的に出来る可能性があります。
口角のたるみも老けた印象を与えてしまうので、常に口角を上げるように意識しましょう。
口角が上がれば、眉間しわの予防だけではなく、周りの人からも印象が良くなるのでおすすめです。
スキンケアは丁寧に
意外かもしれませんが、眉間の皮膚はとても薄いので少しの刺激でもダメージにつながります。
しかし、スキンケアの時にはつい乱雑に扱ってしまうことも多いのではないでしょうか。
目元や口元、おでこは丁寧にケアをしても、眉間は手に余ったローションや美容液をささっと塗って終わりという方もいるでしょう。
これでは、皮膚の薄い眉間からは水分がどんどん蒸発してしまい、乾燥してしわが出来やすくなります。
眉間も見た目を決める大事なパーツですから、目元などと同じように丁寧にケアをしてしわを防ぎましょう。
眉間のしわを消す方法についてのまとめ
眉間のしわのせいで、いつも不機嫌で暗い表情をしていたら、人は近寄ってきませんし自分でも鏡を見るたびに憂鬱になってしまいますね。
眉間にしわがなければ、それだけで表情が明るくなります。
表情というのは運気に関わっていますから、コンプレックスがなくなっていつも明るい表情でいれば運もアップするでしょう。
運がアップすれば、仕事でも私生活でも楽しくなり、眉間にしわが寄ることもなくなります。
眉間のしわがあるかないかで人生も変わるかもしれないので、自分の運を高めるためにもケアを続けて改善していきましょう。