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目尻のしわ改善法!目元を若返らせる6つの解消・予防法とは

 2018/07/24 スキンケア この記事は約 13 分で読めます。
目尻のしわ改善法!目元を若返らせる6つの解消・予防法とは

年齢を感じさせてしまう目尻のしわで悩んでいる方は、多いのではないでしょうか?
目尻のしわが気になり、笑顔を見せる時のも目元を意識してしまう方もたくさんいるかと思います。

目尻のしわは笑うと出やすく、その人の良い印象を与える場面もあり、他の部分に出来るしわと比べると悪いものではないかもしれません。
とは言っても、目尻のしわが消えるのであれば消して、目元を若返らせたいですよね。

そこで今回は、目尻のしわを改善して、目元を若返らせる6つの解消法や予防法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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目尻のしわの基礎知識

目尻のしわの基礎知識

目尻のしわと言っても、浅いしわと深いしわに分けられ、自分のしわがどのような状態なのかを把握しておく事も大切です。
皮膚の構造は、「表皮(ひょうひ)」、「真皮(しんぴ)」、「皮下組織(ひかそしき)」から成り立っており、表皮の乾燥が原因で「浅いしわ」真皮の衰えが原因で「深いしわ」ができます。

 

目尻の浅いしわ

表皮は約0.2mmの厚さです。
その表面に約0.02mmの厚さの角質層があり、肌のバリア・保湿機能を受け持っており、肌の水分量を10%~20%に保っています。

  • 年齢による保水力の低下
  • 紫外線による乾燥
  • 日常的なお手入れによる摩擦
  • 石油系界面活性剤などの洗浄力の強いクレンジング洗顔

などの影響により、その水分量が10%以下になると乾燥肌の状態となって、しなやかさがなくなったり、ザラついたりして角質層が固くなります。
さらに、表情癖などによって角質層に線が走り形状記憶された線が固定されてしまうのです。

よく笑ってできる顔のしわは、角質層にできた線で、「乾燥小じわ」や「ちりめんじわ」とも呼ばれる浅いしわです。

 

目尻の深いしわ

真皮は約1.8mm~2mmの厚さです。
コラーゲンやエラスチン、そしてそれらを作り出す線維芽細胞(せんいがさいぼう)などで構成されており、肌の弾力やハリになり肌の土台とも言える部分です。

コラーゲン・エラスチンは、肌の乾燥や加齢、紫外線などによって変成したり減少することで、肌の土台が崩れ表皮を支えきれなくなります。
そのために溝のようになって深いしわができた線です。

「固定しわ」「表情じわ」「カラスの足跡」などと呼ばれています。

固定しわは、表情が笑った状態から戻っても形状記憶されて残るので浅いしわに比べると消す事が難しいです。
改善を怠っていると一種の老化現象になってしまい、紫外線や喫煙・ストレス・睡眠不足など不規則な生活の蓄積も重なって「加齢ジワ」になってしまう場合もあります。

そこまで進んでしまうと、コラーゲンを生成する以外に改善されなくなってしまうので、浅いしわのうちに改善することが重要となります。

 

しわの深さを見極める方法

まずは、目尻のしわを改善・予防するには、現在のしわが深いのか浅いのかを見極める必要があります。
そこでここでは、しわの見極め方をご紹介していきます。

 

①しわを手で伸ばしてみる

しわの部分を手で伸ばしてみて、しわが消えるようでしたら「浅いしわ」で、残るようでしたら「深いしわ」と判断できます。

 

②お風呂上がりや保湿した直後

目尻のしわだけでなく、気になるしわの場所があれば、その深さを見極める方法があるのでご紹介します。
お風呂上がりや保湿直後にしわが薄くなっていれば「浅いしわ」で、クッキリと残っているようでしたら「深いしわ」の可能性が高いと判断できます。

「浅いしわ」のうちに保湿をしてケアをすれば、しわを薄める事も可能です。
よって、浅いしわの時からケアを怠らず継続して行うことが大切です。

 

目尻のしわができる原因

目尻のしわができる原因

目尻だけでなく、目元などはしわができやすい場所といえます。
どうしてしわができやすいのか、正しく原因を知って早い段階からケアを心がけましょう。

目尻のしわは、主に次のような原因があります。

 

皮膚が薄い

目の周りは、顔の中でも皮膚が薄くデリケートな場所です。
よって、潤いが失われて乾燥しやすくしわができやすい部分といえます。

 

皮脂腺・汗腺が少ない

目元は皮膚が薄いことも関係していますが、毛穴の中にある皮脂を分泌する器官の皮脂腺や、毛穴の中にある汗を分泌する器官の汗腺も少ないです。
毛穴の皮脂腺から分泌する油分の皮脂は、皮膚の表面で汗などの水分と混ざりあって、天然の保護膜(皮脂膜)を作ります。

皮脂膜は、皮膚の水分が蒸発するのを防いだり、外部の刺激から皮膚を守るバリア機能の役割があります。
しかし、皮脂腺や汗腺の少ない目の周りは、皮脂膜が十分に作られづらく乾燥しやすいのです。

 

まばたき

目は、まばたきを1日に約14,000~15,000回も行っています。
薄い皮膚かつそれだけの回数を動く部位なので、しわができやすいといえます。

 

眼精疲労

パソコンやスマートフォンの画面などを見る時間が多く、眼精疲労になりやすい人も多いでしょう。
目の周りの血行が低下して栄養が行き届きづらくなって、目元の肌が乾燥しやすくなります。

 

頭皮のたるみ

頭皮と顔の皮膚は一枚の皮でつながっていて、顔と同様に年齢とともに頭皮にもたるみができるのです。
たるんだ頭皮が顔に押し寄せて目尻にも皮膚がかぶさってくると、目尻の皮膚があまって折り込まれてしわとなります。

 

紫外線が目尻にしわを作る

紫外線は皮膚の弾力を奪い乾燥させてシミやしわを作ります。

全紫外線の約95%を占めるUVA(紫外線A波)は、波長が長いために皮膚の深い層の真皮まで到達します。
真皮層にまで届いたUVAは、活性酸素を発生させてコラーゲンやエラスチンなどの皮膚の弾力のもととなる繊維を変性させて、しわやたるみを引き起こすのです。

残りの約5%のUVBは、UVAより強いエネルギーを持ち表皮にダメージを与えます。
やけどの様な症状を引き起こし、表皮の基底層のメラノサイトを刺激して、大量のメラニン色素を生成させます。

ターンオーバーにより排出できないメラニン色素は、肌にシミを作り、角質層を乾燥しやすくしてしまうのです。

 

目尻のしわを若返らせる6つの改善・予防法

目尻のしわを若返らせる6つの改善・予防法

上記では、目尻のしわの状態が乾燥ジワから深いしわになってしまう原因を挙げてきました。
ここでは、目尻のしわに対して効果的な6つの改善法や予防法をご紹介します。

 

①目尻のしわを改善するマッサージ

目の周りのを保湿をしながら血行を良くしていくことで、目尻のしわの改善や予防法につながります。

 

マッサージ方法

  1. マッサージをする前に、レンジなどで作ったホットタオルを目に当てて血行を良くします。
  2. 目の周りの皮膚は薄くデリケートなので、オイルやクリームを指の腹で撫でるようにして目の周りに付けます。
  3. まず、目頭と鼻の間あたりを親指で軽く押さえます。
    この時に、力を入れたり擦ったりしないで、ただ押さえます。
  4. 眉毛の下あたりに骨があるので、その骨に沿って何ヶ所かを親指で上に押すようにして、軽く押さえます。
    この時にも、力を入れたり、擦ったりする必要はありません。
  5. 力を入れたり擦ったりしないで、目尻のあたりを中指で押さえます。
  6. 目の下あたりに骨があるので、その骨に沿って何ヶ所かを中指で軽く押さえます。
  7. こうして、目の周りをクルッと一回りして、3の目頭と鼻の間のあたりに戻ります。

 

②眼輪筋を鍛えるエクササイズ

目の周りには眼輪筋という目の周りを取り囲んでいる筋肉があります。

両目の目尻のしわがある部分に、人差し指を置いて交互にウインクをすると、しわの真下が動いているのが分かると思います。
目尻に置いている人差し指に筋肉の動きが伝わると思うのですが、この筋肉が眼輪筋となります。

この筋肉が筋繊維自体の加齢や、目の周りの運動不足などで弱って薄くなると、目尻の組織自体の厚さが減って、目尻にしわができやすくなるのです。

人は一日に約14,000~15,000回もまばたきをしていますが、実はまばたきの運動では眼輪筋はほんの少ししか使われていません。
そこで、目の周りの筋肉を鍛えて強くすると、組織に厚みができてしわができにくくなり、現在あるしわも薄くすることができます。

 

目の周りを鍛えるエクササイズ

舌を上下の歯で軽く噛んだまま、片目をつぶってウインクをします。
これを踏み切りの信号機のように繰り返します。

1秒間に交互に左右のウィンクができるスピードで、左右30回を目安とします。
ウィンクのペースが早く感じる人は、片目を1秒で交互にウインクしても大丈夫です。

行うエクササイズはこれだけです。
ポイントとして、まばたきの際に、目をギュッとつぶる必要はありません。

目尻にしわができない程度の力加減で良いです。

基本的には、1日1回いつやっても良いでしょう。
ですが、より効果的にエクササイズを行いたい場合は、朝のメイク前が最も良いタイミングがおすすめです。

朝のメイク前に筋肉を動かすことで、目の周りの毛細血管が刺激され血行促進効果、またまぶたのむくみを解消する効果を得ることができます。
また、眼輪筋を動かすと、頭部の筋肉(前頭筋や後頭筋)も刺激されるため、頭皮のたるみが原因の目尻のしわにも効果があります。

また注意点として、筋肉は約3ヶ月で生まれ変わるので、3ヶ月は毎日続けていくことが大切です。

 

③スキンケアで目尻のしわを取る

目尻のしわを取るには、肌の潤いを取り戻すことが基本で、保湿とその油分や水分を閉じ込めることが大切になります。
そこで、スキンケアのポイントを挙げてみます。

 

化粧水を重ね付けする

肌が化粧水を受け付けなくなるまで、化粧水を押し込むように重ね付けをします。
目の周りは特に皮膚の薄い場所なので、化粧水を付ける時もデリケートに触りましょう。

  1. 化粧水を手になじませて温めます。
  2. 顔に刺激は与えないように、化粧水を顔に押し込むように付けます。
  3. 一旦、1~2分の時間を置きましょう。
    時間を置くと、肌が化粧水を受け付ける準備をします。
  4. 化粧水が肌に入るようなら、また化粧水を押し込むようにして付けていきます。
    これを3~4回繰り返すと、肌がそれ以上は受け付けられなくなることが感じられると思います。

 

シートマスク

シートマスクも目尻のしわを消すことに効果があります。
その時に、シートマスク(パック)の上に目と口の部分を空けてラップをかけましょう。

パックが乾燥しにくくなり、長時間パックができて保湿効果がアップします。

 

乳液やクリーム

肌を保湿したら、乳液やクリームで閉じ込めることが大切です。
指の腹を使って撫でるように、手で顔を覆うようにして押さえつけます。

肌が乾燥気味でしわが気になる時は、保湿力の高いクリームを使って、目の周りには重ね付けをする事もおすすめです。

 

クレンジングは短時間でする

目の周りは、顔の中でもメイクをしっかりしている部分といえます。
しかし、刺激に弱い部分でもあるので、クリームタイプのクレンジングをタップリ使って短時間で済ませると良いでしょう。

もちろん、いくら短時間とは言え、洗い流しが無いように汚れをキレイに取り去ります。
クレンジングで肌への刺激を出来るだけ少なくすることで、目尻のしわの予防にもなるのです。

 

④紫外線から守る

UVAは目尻にしわを作る原因になるので、紫外線対策は1年を通して万全にしておきましょう。

 

日焼け止め

日焼け止めには、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤に分けられます。
目尻のしわに悩む人には、肌に負担がない紫外線散乱剤の日焼け止めがおすすめです。

紫外線吸収剤は、皮膚の表面で紫外線を吸収して、化学的に熱エネルギーに変えて放出する働きがあります。
高い紫外線防止効果があり、他の成分との親和性が高いので、肌によく伸びて使用感は良いのですが、肌表面で化学変化を起こすために肌への負担が高いです。

紫外線散乱剤は、肌表面に細かい粒子を敷き詰める事で、紫外線を跳ね返します。
細かい粒子が光を反射して、肌が白浮きしやすいのですが、紫外線吸収剤のように化学変化を起こさないので、敏感肌の人でも比較的安心して使えます。

主な成分は、酸化チタンや酸化亜鉛ですが、多くの製品にノンケミカルと表示されていて、時間経過による効果の減少が少なく日焼け止め効果が長持ちします。

 

サングラス

日傘や帽子などで紫外線を防ぐことも必要ですが、特に目尻にはサングラスがおすすめです。
色がそれほど濃くなくても、紫外線カット率の高いサングラスがありますし、目尻までカバーできる横幅が広いタイプを選ぶようにしましょう。

 

⑤食事や生活習慣で改善・予防する

しわを改善するには、スキンケアで美容成分を与えるだけではなく、体の中から栄養を摂ることや、生活習慣を見直して肌の潤いを保つことが大切です。

 

しわ対策になる栄養

タンパク質 タンパク質は卵や肉、魚や大豆などをバランス良く食べて摂りましょう。
ビタミンC 抗酸化作用があり、コラーゲンを生成するのに必要でレモンやパプリカなどに多く含まれています。
ビタミンA 免疫力を整える作用があります。
ビタミンE 血液を正常に整える作用があります。
ミネラル 牡蠣に多く含まれる亜鉛をはじめとするミネラルは、肌の再生に大切です。
良質な油分 えごま油や亜麻仁油などは、体の新陳代謝に必要なリノレン酸が豊富で、保湿力がアップします。

 

生活習慣を見直す

美肌を守って肌を若返らせるには、生活習慣を見直して肌のターンオーバー機能を高めることが大切になります。

 

良質な睡眠

肌を活性化させる成長ホルモンは、睡眠中(特に22時〜2時はゴールデンタイム)に分泌されるので、睡眠不足を防いで良質な睡眠が大切です。
アロマを置いたり、リラックスできる音楽を聴くなどをして、質の良い睡眠を取りましょう。

 

ストレスを溜めない

睡眠不足だけでなく、ストレスによってホルモンのバランスを崩してしまうと、肌にも悪影響を与えてしまいます。
適度な運動やリラックスできるルーティーンになる趣味を持つなどを取り入れたりして、少しでもストレスを解消する事も大切です。

 

喫煙や飲酒

喫煙や飲酒は、肌のビタミンを奪ったり、体調を崩してしまうことがあります。
よって、ストレスが溜まらない程度でも良いので、喫煙や飲酒を控えると良いでしょう。

 

⑥目尻のしわを一時的に消す

エクササイズや生活習慣を見直して肌のターンオーバー機能を高めたり、しわを消すには数ヶ月の時間が必要です。
中には、すぐに目尻のしわを消したい人もいるかもしれません。
根本的には解消法とならないのですけど、次のような方法もあります。

 

コラーゲンやヒアルロン酸の注射

いわゆるプチ整形で、すぐにしわが目立たなくなる即効性があります。
しかし、コラーゲン繊維が増えるといった、しわの原因そのものに働きかける方法ではありません。

また、時間の経過とともに体内に吸収されて元に戻ってしまうので、定期的なメンテナンスが必要で、安全性から見るとアレルギーに注意しなければなりません。

 

目尻のしわを消すファンデーション

しわ消し専用の化粧下地やファンデーションを使って、目尻のしわを目立たなくすると良いでしょう。
目尻のしわの部分に塗って、3~5分程度乾かすだけで、目尻のしわが消えて目元の印象が若返ります。

フィルム状の膜によって、目の下のたるみも目立たなくなるので、時間をかけないでしわを消すことができるので、便利です。

 

目尻のしわ改善法についてのまとめ

目尻のしわ改善法についてのまとめ

笑って笑顔を見せた時にできる目尻のしわは、その人の良い人柄が感じられて好印象を与える場合があります。
しかし、少しのエクササイズなどで、解消や予防もできるので、目元を若返らせていつまでも美肌を守っていきたいですね。

 

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