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おでこの毛穴の対策!黒ずみ&開きを改善する6つのケア法

 2018/08/22 スキンケア この記事は約 13 分で読めます。
おでこの毛穴の対策!黒ずみ&開きを改善する6つのケア法

おでこは、目元と同じくもっともエイジングサインが出やすい部位です。
おでこに張りがあってつるっとしていれば若く見えますし、逆にたるんで毛穴の黒ずみや開きがあると老けた印象を与えます。

また、毛穴が目立つ状態では皮脂の分泌も増えるため、化粧崩れの原因にもなります。
前髪を作れば隠せますが、隠しても何の解決にもなりません。

そこで今回は、おでこの黒ずみや開きを改善する6つの毛穴対策をご紹介します。
おでこの毛穴トラブルは、しっかりケアをすれば改善できますから、今日から正しいケア方法を実践していきましょう。

 

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おでこの毛穴ケア

おでこの毛穴ケア

おでこを含むTゾーンは、もともと皮脂腺が他の部位より多いため、皮脂の分泌量も多くなります。
適量であれば皮脂が分泌されても詰まることがありません。

しかし、皮脂は汗のように流れ出るものではないので、たくさん分泌されるとどんどん毛穴の奥に詰まっていきます。
そのせいで毛穴が広がりやすいのですが、皮脂を取るだけでは改善できません。

毛穴の黒ずみやたるみは、皮脂の分泌量以外にも原因があるので、1つのケア法だけではなくいろいろな方法を併せて行う必要があります。

 

おでこの毛穴トラブルの5つの原因

おでこの毛穴トラブルの5つの原因

おでこの毛穴ケアをする前に、まずはなぜこういったトラブルが起こるのかを確認しなくてはいけません。
原因なんてどうでもいいから、とにかく早くケアをしたいと思う方もいるでしょう。

ですが、頑張ってケアをしても原因がそのままでは、効果が出にくくなったり現状維持しかできないのです。
面倒でも、自分のおでこの毛穴トラブルがなぜ起こったのかチェックして、まずは原因から改善していくことが重要です。

 

①洗顔不足

おでこを洗うと生え際まで洗顔料がついてしまうので、すすぎ残しがないか不安になります。
しかし、忙しい朝などはおでこをササッと洗って終わりということも多いのではないでしょうか。

おでこは皮脂の分泌が盛んですから、しっかり洗わないと汚れが残りやすい部分と言えます。
洗顔が不足した状態では、毛穴に汚れが詰まってしまうので黒ずみの原因になります。

さらに、残った皮脂汚れは刺激となり、皮脂の分泌量を過剰にすることも毛穴トラブルを引き起こします。

 

②肌のたるみ

おでこを手のひらで上に引っ張り上げてみましょう。
引っ張ることで毛穴が目立たなくなるのであれば、肌のたるみが開きの原因かもしれません。

お肌が重力に負けてしまうと、皮膚は下に引っ張られますが毛穴の位置は変わらないので、縦長に開いてしまいます。
毛穴が開くと、乾燥させないために肌は皮脂の分泌量を増やします。

するとさらに毛穴が開くという悪循環が起こるのです。

 

加齢による弾力成分の減少

他の部位に比べれば少ないものの、おでこの皮膚もコラーゲンやエラスチンによって支えられています。
しかし、これらの成分は加齢によって減少するため、張りを保つ力が弱くなってしまうのです。

これに顔全体のたるみや頭皮のたるみが重なると、おでこの皮膚が全体的に下がってしまいます。
コラーゲンやエラスチンは、加齢だけではなく、紫外線のダメージや乾燥などでも減少します。

そのため、スキンケア不足も原因となることがあるのです。

 

③頭皮環境の悪化

頭皮が硬くなったり、逆にぶよぶよの状態になるとおでこの状態にも影響します。
頭皮環境が悪化すると、おでこの皮膚の可動域が極端に狭まってしまい、スムーズに動かなくなります。

目を大きく開いたり驚いたり、怒ったりするときはおでこはよく動きます。
この動きが妨げられると、皮膚が寄ってしわができてしまうことでおでこ全体がたるみ、毛穴が横長に目立つようになるのです。

 

シャンプーのすすぎ残し

おでことの境目になる生え際部分は、シャンプーなどのすすぎ残しが多いです。
シャンプーの成分が残っていると、おでこに流れて毛穴に詰まってしまうことがあります。

シャンプーは異物ですから、毛穴の奥に入り込むことはありません。
しかし、皮脂や汚れなどと混ざり合って毛穴の入口に詰まり、これが空気に触れて酸化すると黒ずんでしまいます。

 

④ニキビ跡

思春期はホルモンバランスが不安定なので、その影響で皮脂の分泌量も多くなります。
さらに、成人よりも肌がデリケートですからおでこにニキビがたくさんできることも少なくありません。

正しいケアで治れば問題ありませんが、ニキビを潰してしまったり、間違ったケアで悪化させてしまうと毛穴部分がダメージを受けます。
このダメージが残ると毛穴周りの弾力が低下するため、ニキビ跡となって毛穴が開いたままになってしまいます。

 

⑤残った皮脂汚れ

鼻や頬の毛穴トラブルと同じく、おでこも皮脂の過剰分泌によって毛穴が黒ずんだり開いたりします。
おでこは汗をかきやすいので、皮脂ではなく汗の分泌量が多いイメージがあるかもしれません。

汗を拭いていれば、おでこは清潔に保てると思ってしまう方も多いでしょう。
ですが、汗と皮脂は成分が違い、脂質が主成分となる皮脂はハンカチで拭くだけでは落とせないのです。

残った皮脂や汚れは毛穴に詰まってしまうためトラブルが起こります。

 

皮脂の過剰分泌

皮脂腺の多いおでこは、皮脂がたくさん分泌されます。
皮脂が水のようにさらさらであれば、分泌されても詰まることはありません。

しかし、皮脂は油のような状態ですから、分泌量が多いと詰まってしまいます。
これが溜まると、毛穴の容量を超えてしまいどんどん広がることで毛穴の開きが引き起こされます。

 

おでこの黒ずみや開きを改善する6つの毛穴の対策法

おでこの黒ずみや開きを改善する6つの毛穴の対策法

おでこの毛穴トラブルは、自然に治るものではありません。
よって、適切なケアをしてしっかり引き締めることが必要です。

ここでは毛穴トラブルの種類に合わせたケア法を6つご紹介するので、自分に適した方法で改善していきましょう。

 

黒ずみ対策法

毛穴の黒ずみは、毛穴に詰まった皮脂や汚れが空気に触れて酸化したものです。
空気に触れている部分だけが黒いので、奥の汚れは白っぽくなっています。

つまり表面に出ているだけではなく、毛穴に沿って奥まで続いているため、ただ洗顔をするだけでは落ちません。
もちろん洗顔も大事ですが、これ以上毛穴の詰まりを悪化させないようにしましょう。

 

①洗顔料を変える

黒ずみとなっている角栓は、ほぼたんぱく質で構成されています。
一般的な洗顔料はたんぱく汚れを落とす成分が入っていません。

よって、たんぱく質を分解する働きを持つ酵素が入った洗顔料に変えてみましょう。
また、微粒子のクレイは黒ずんだ角栓を直接溶かし出す効果が期待できるので、クレイ洗顔料もおすすめです。

 

②洗顔前には蒸しタオルパック

黒ずんだ角栓はとても硬くなっているので、お湯でのプレ洗いでも毛穴や汚れが緩みにくいです。
普通のプレ洗いでは汚れが落ちない、という場合は蒸しタオルパックをしましょう。

濡らして絞ったタオルを、レンジで30秒から1分ほど温めたら、熱さを確かめて顔全体に乗せます。
そのまま顔がじんわり温まって汗ばむぐらいまで放置すれば、汚れがゆるくなって落としやすくなります。

 

③週に1度のケミカルピーリング

酵素やクレイでも落ない黒ずみは角栓が硬くなりすぎているので、ケミカルピーリングで落としましょう。
ケミカルピーリングは、汚れの表面を溶かしながら古い角質までしっかり落とせます。

古い角質が落ちるとターンオーバーが促進されるので、角栓も取れやすくなります。
ケミカルピーリングはフルーツ酸などを使うため、肌に負担をかける心配はありません。

しかし、使いすぎると健康な角質まで溶かしてしまうので、週に1度か2度ぐらいにしておくのがベストです。

 

スクラブはやらないこと

ピーリングの種類の一つにスクラブ洗顔があります。
粗い粒子で角質などを削り取るスクラブは、頑固な黒ずみに効きそうなイメージがあるかもしれません。

しかしスクラブでこすると肌を傷つけてしまいますし、刺激が強いので逆にターンオーバーが低下します。
また粒子が大きいため、黒ずみも落ちません。

黒ずみにも毛穴の開きにもスクラブはダメージを与えるだけなので、絶対に使わないようにしましょう。

 

④オイルで溶かす

油分は水を弾く性質がありますが、同じ油類であれば馴染みます。
ですので、硬くなりすぎていない黒ずみであれば、オイルを使って落としてみましょう。

使用するオイルは、オリーブオイルや馬油などスキンケアに使うものがおすすめです。
おでこの黒ずみにオイルを塗り、そのまま放置して馴染ませましょう。

後は普通に洗顔をすると、キレイに黒ずみが解消できます。

 

サランラップで効果アップ

入浴中であれば、サランラップを使うとさらに効果的です。
オイルを塗ったおでこにサランラップを貼り付けたら、入浴をしてください。

体が温まると毛穴も開きますし、ラップで蒸されることでより黒ずみ汚れが落ちやすくなります。
また、オイルに含まれる美容成分の浸透も促進できるので、黒ずむケアと一石二鳥の効果が期待できます。

 

開き毛穴の対策法

開き毛穴は、皮脂の過剰分泌か皮膚のたるみが原因です。
どちらか一つが原因となることもありますし、年齢によっては両方の原因が重なっていることもあります。

ですので、一つに絞ってケアをするのではなく、毛穴の状態をチェックしながら必要であれば二つの原因を改善できるようにケアをしていきましょう。

 

⑤皮脂の分泌を抑える

皮脂の過剰分泌対策としては、まず皮脂の分泌を抑えるようにすることが先決です。
皮脂の分泌を抑制する効果があるのはビタミンC誘導体です。

ですので、ビタミンC誘導体が配合された化粧品を使いましょう。
また収れん作用がある成分が入っていれば、毛穴の引き締めにも効果的です。

スキンケアは毎日のことですから、分泌を抑える成分を利用すれば、徐々に毛穴の開きも改善できるでしょう。

 

食生活の見直し

皮脂の分泌量が多いのは、食生活が原因になることがあります。
スナック菓子やジャンクフードなど、脂肪分がたくさん含まれるものを食べていると皮脂の分泌量も増加します。

極端な制限はしなくても良いのですが、食生活で油分を摂り過ぎていると自覚している場合は見直すのがベストです。
また、緑黄色野菜には美肌に必要なビタミン類が豊富に含まれているので、たっぷり摂るようにするといいですね。

 

⑥しっかり保湿で張りを取り戻す

おでこがべたついていると、できるだけさっぱりした状態にしたくなりますね。
保湿が不足すると肌が乾燥して美容成分の合成が滞り、皮膚がたるんでしまいます。

おでこの張りが感じられない場合は、保湿が足りていない状態なのでしっかり保湿ケアをしましょう。
コラーゲンセラミドエラスチンなど保湿をサポートする成分を補ってください。

また、乾燥した状態では皮脂の分泌が活性化するので、ケアの最後には乳液など油分が入った化粧品でカバーすることも大切です。

 

オイルフリー化粧品を使う

普通の保湿化粧品では、どうしてもべたつきが気になるという方は、オイルフリーの化粧品を使うといいでしょう。
オイルフリーであれば、保湿成分がたっぷり入っていてもさっぱりした使い心地です。

若干保湿力は弱くなりますが、肌の状態が不快だとストレスになるのでケアが続きません。
保湿ケアは続けることで効果が得られるので、オイルフリーの化粧品で継続できるように工夫してみてください。

 

どんな毛穴トラブルにも共通する対策法

どんな毛穴トラブルにも共通する対策法

トラブルの状態によってケア法は変える必要があります。
ですが、黒ずみ毛穴でも開き毛穴でも共通している対策法もあるのです。

それは洗顔方法と頭皮マッサージです。
毛穴対策の基本とも言える洗顔は、おでこだけではなく顔全体の毛穴トラブルにアプローチできます。

また、頭皮マッサージは頭皮を柔らかくして血行も促進できるので、おでこの皮膚の状態改善に効果を発揮します。

 

①プレ洗いで毛穴を柔らかくする

毛穴が硬いままでは、どんなに洗浄力の強い洗顔料でも汚れを落としきれません。
逆に、洗浄力の強さが肌にダメージとなるので乾燥肌になってしまいます。

黒ずみや皮脂を落とすには、毛穴を柔らかくして汚れを緩めましょう。
プレ洗いは、水ではなく人肌程度のぬるま湯を使い、Tゾーンを中心にたっぷり濡らしてください。

ただし、熱すぎるお湯は皮脂膜を破壊してしまうので、35度ぐらいのお湯で毛穴を柔らかくしましょう。

 

②洗顔料はしっかり泡立てる

泡で洗う洗顔料を使っている場合は、しっかりした弾力のある泡を作ってください。
キメが粗くゆるい泡では汚れに浸透しませんし、洗顔時の摩擦を引き起こします。

どんな洗顔料でも、少量の水を足しながら泡だてネットを使うと、逆さまにしても落ちない泡が作れます。
ネットがなくても、手のひらのくぼみを使えば弾力のある泡を作れます。

 

③泡パックで汚れを取る

弾力のある泡を作ったら、おでこなど毛穴が気になる部分に塗り広げて泡パックをしましょう。
30秒から1分ほど置いて馴染ませたら、泡で毛穴を撫でるようにして洗っていきます。

泡パックをすることで摩擦のリスクを防ぎ、さらに汚れを浮き上がらせることができます。
生え際までしっかり洗い、汚れが残らないようにすることも重要です。

洗うときは指先で肌をこするのではなく、転がすイメージで万篇なく洗いましょう。

 

④すすぎは優しくしっかりと

洗い方も大事ですが、同じぐらい重要なのがすすぎです。
どんなに丁寧に洗っても、すすぎ残しがあっては毛穴トラブルは改善できません。

すすぐときもぬるま湯を使い、顔を包み込むように生え際からすすいでください。
おでこだけではなく、小鼻の脇やフェイスラインもすすぎ残しやすいので注意しましょう。

最低でも20回、出来れば30回を目安にすすぐとすすぎ残しの心配もありません。

 

⑤頭皮マッサージのやり方

頭皮マッサージのやり方はいろいろ提唱されていますが、自分がやってみて気持ち良い方法でしたらどんなやり方でも大丈夫です。
手を使ってもいいですし、面倒であればスカルプケア用ブラシを使いましょう。

大事なのは毎日マッサージすることと、頭皮全体をしっかりほぐすことです。
たまにしかやらなかったり、一部分しかマッサージしないのは頭皮環境改善にはなりません。

どんなやり方でも、自分が続けやすい方法を実践しましょう。

 

手を使ったマッサージ法

左右の親指をこめかみにおいたら、指を生え際に沿って均等に置きます。
そのまま生え際をしっかりマッサージしながら、少しずつ移動させて頭頂部までほぐします。

次に、左右の親指をうなじにおき、手のひらで後頭部を覆うようにして揉みほぐしましょう。
最後は項部分から頭頂部にかけて後頭部や全体をほぐしてください。

 

ブラシを使ったマッサージ法

ブラシをおでこの生え際に当てたら、頭頂部に向かって右のこめかみから左のこめかみまで梳かします。
次にうなじから頭頂部に向けて、いろいろな角度から梳かします。

耳の後ろから頭頂部に向けて梳かしたら、最後は生え際から後頭部まで全体を梳かせば完了です。
ちなみに、マッサージは必ずスカルプケア用ブラシを使いましょう。

普通のブラシは毛先が尖っているので、何回も頭皮を梳かすとかえってダメージを与えてしまいます。

 

おでこの毛穴の対策についてのまとめ

おでこの毛穴の対策についてのまとめ

おでこというのは脂肪が少ないため、他の部位と比べると状態が変わりづらいので、ケアをしても毛穴トラブルがなかなか治らないかもしれません。
しかし、肌はターンオーバーで必ず再生されますから、再生された肌細胞が健康であればおでこの毛穴も改善できます。

ですので短期間での結果を求めるのではなく、約1ヶ月周期のターンオーバーを目安にしっかりケアを続けましょう。
諦めずに毎日続けることで、おでこの毛穴の状態は必ず変わっていきます。

逆に1週間ぐらいでやめてしまったら毛穴はそのままですから、つるんとクリアなおでこを目指して頑張りましょう。

 

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