まぶたのしわを改善!目元をスッキリさせ老け顔を解消する方法
「まぶたにしわができて老けて見える…」とお悩みではありませんか?
まぶたにしわが出来てたるんでくると、老けた印象になるだけでなく何となく疲れて見えてしまいますよね。
まぶたのしわは、まぶた自体が弾力を失って伸びてしまうことで発生してしまうものです。
「歳のせいだから仕方がない」と、そのまま放置していると目元や額のしわが増え、より深いしわが刻まれることになってしまいます。
そこで今回は、まぶたのしわを改善する方法についてご紹介します。
まぶたにしわが発生してしまった原因を突き止め、目元をスッキリさせて老け顔を解消しましょう。
まぶたにしわが出来る原因
目元の皮膚は、顔の中でも特に皮膚が薄くてデリケートだと言われています。
生活習慣や日常のちょっとしたダメージで、若くてもしわになりやすい部分なのです。
まずは、まぶたにしわが発生してしまった原因を突き止めましょう。
加齢
年齢とともにまぶたを含む顔全体の皮膚が薄くなっていき、お肌はたるみやすくなります。
若い肌は真皮内に膠原線維のコラーゲン及びに弾性線維のエラスチンが規則正しくしっかりと張り巡らされていますが、年齢を重ねると線維芽細胞の数が減ったり、働きが弱っていきます。
その結果、お肌の弾力の元となるコラーゲンなどの成分が減少し、お肌の弾力が失われて まぶたにしわができるというわけです。
乾燥
皮脂が少なく皮膚が薄い目元は、うるおいが逃げやすいという特徴があるために乾燥しやすくなっています。
乾燥したお肌はドライフルーツのように萎んでしまい、ハリが低下してしわへと繋がってしまうのです。
乾燥が主な原因であるちりめんジワは、丁寧な保湿ケアをすれば比較的早く良くなるといわれています。
刺激
皮膚が薄い目元は、目のまばたきなどによって皮膚の伸び縮みが多く、何もしなくてもお肌に負担がかかっているので日常生活ではなるべく刺激を与えないことが大切となります。
クレンジングの時に強くこするだけでも しわの原因となってしまうのです。
このほかにも目元への継続的な刺激には、過度なアイメイクやコンタクトレンズ、二重まぶたテープなどが挙げられます。
まぶたにしわ・たるみが生じ、折れこみ線が以前と変わり、一重や三重になっている人は要注意と言えるでしょう。
たるみ
まぶたという小さなスペースでも皮膚が余っていると、たるみが生じてしわになります。
目元は目立つ部分なので まぶたにたるみがあるだけで、顔全体の印象を変えるほどの影響力を持ちます。
上まぶたにたるみがある場合、二重まぶたが三重まぶたや四重まぶたになってしまうこともあり、重症になると まぶたが瞳を覆って視界を遮ることもあります。
下まぶたにたるみがある場合、目頭や目尻に細かいしわが増えたり、血流が悪くなってクマができやすくなります。
しかも たるんだ下まぶたは、上まぶた以上に老けた印象を与えてしまいます。
眼精疲労
パソコンやスマートフォンなどによって起きる眼球疲労は、眼球や目の周りの血行不良を引き起こし、さらにはお肌の代謝までもが低下してしまいます。
その結果、まぶたのしわに繋がってしまうというわけです。
眼輪筋の衰え
目の周りには眼輪筋という輪状の筋肉がありますが、これが加齢とともに衰えゆるんでくると上まぶたのハリが減少して、しわができやすい状態になってしまいます。
頭皮のたるみ
頭皮のたるみも、まぶたのたるみの原因となります。
頭皮のたるみの影響で皮膚が下垂すふと上まぶたも下がってきて、たるみやしわになるのです。
紫外線
紫外線によるダメージはお肌を酸化させ、まぶたの真皮にある線維芽細胞や真皮層にあるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを変性させていまいます。
その結果、まぶたのたるみを進ませ、しわに繋がってしまうというわけです。
まぶたのしわを改善する方法
まぶたのしわを改善するには、どのようなケアが効果的なのか詳しくみていきましょう。
クレンジングや洗顔はこすらない
クレンジングをする際は、目元をなるべくこすらず行いましょう。
アイシャドウやアイライン、マスカラなどでメイクする目元やまぶたは、メイクも濃くなりがちです。
そのため力を入れてゴシゴシとクレンジングしがちですが、目元をこすってしまうことは お肌に余計な負荷がかかり、しわに繋がってしまいます。
クレンジング剤は、お肌の水分を奪いすぎない保湿力のあるジェルタイプのものがオススメです。
ウォータープルーフのマスカラやアイラインなど落ちにくいアイメイクをした時は、ポイントリムーバーなどを使いましょう。
もちろん洗顔も優しく行ってください。
洗顔料をたっぷり泡立て、泡で包み込むように優しく洗いましょう。
すすぎは、32~35℃前後のぬるま湯で20回程度行います。
お肌に起こる摩擦をなるべく減らし、落とし残しのないようにすることが大切です。
たっぷり保湿する
他の顔の部分よりも乾燥しやすい目元は、コットンを使ったローションパックがオススメです。
化粧水をたっぷりと含ませたコットンを、左右のまぶたの上に3~5分ほど乗せるだけです。
コットンが乾くまで乗せてしまうと、水分が乾いてしまい余計に乾燥してしまうので注意してください。
化粧品は、保湿力と安全性が高い成分が配合されているものを選ぶようにしましょう。
特に保湿力の高いセラミドやヒアルロン酸、プロテオグリカンなどの成分が入ったエイジングケア化粧品がオススメです。
さらに目元専用のクリームを取り入れてケアすれば、しわ改善をより効果的にできます。
美肌効果やエイジングケアできるコエンザイムQ10や、ハリを高めてくれるヒアルロン酸やコラーゲン、保湿力が高いスクワランやシアバターなどが配合されているものを選ぶことがポイントです。
大きなしわになる前に、小ジワのうちに毎日しっかりケアしましょう。
フェイスマスクでスペシャルケアをする
まぶたのしわを改善するには、週に1回程度フェイスマスクによるスペシャルケアを実践することをオススメします。
フェイスマスクは、マスクの密閉効果で保湿成分を角質層の奥までたっぷり浸透させることができるのです。
マスクの素材は、密着性や密閉性が高いバイオセルロースが良いでしょう。
まぶた部分を忘れてしまう人が意外と多くいますが、まぶたもしっかりケアしてあげることが大切です。
紫外線対策をする
紫外線にはUV-AとUV-Bがあります。
どちらも肌老化を促進しますが、お肌にとって特に注意すべきなのはUV-Aとなります。
UV-Aは、お肌の奥にある真皮にダメージを与え、ハリと弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを変性させてしまうのです。
これを防ぐにはUV-Aをカットすることが必要ですが、だからといってデリケートな目の周りに日焼け止めを安直に塗ることはお肌に負担をかけることになってしまいます。
目の周りにも使える刺激の少ない日焼け止めを塗るか、帽子やサングラスなどで紫外線対策をしましょう。
また紫外線は、季節や天候に関係なく年中降り注いでいますので、まぶたのしわ予防のためには冬も紫外線対策が必要です。
血行を良くするマッサージをする
マッサージは、スキンケアの浸透を高めたり老廃物を流す効果があります。
毎日のスキンケアの際に、血行を良くするマッサージを取り入れてみてはいかがでしょうか。
マッサージをする時は指のすべりが良くなるように、スクワランオイルなどを使いましょう。
やり方
- 温めたタオルなどで2〜3分、目元を温めておきます。
- 目の下の窪みに人差し指と中指の腹を当てて、目頭から目尻へとやさしく滑らせます。
- 目頭から目尻まで目の上の窪みに沿って指を滑らせましょう。
- 指をチョキの形にして眉の上下を挟むようになでます。
目元のトレーニングをする
眼輪筋を鍛えるトレーニングを紹介します。
1秒に1回上げ下ろしをし、30回程度行いましょう。
やり方
- 顔の下半分の力を抜いて目元に集中させるため、舌を軽く出して上下の歯で舌を軽く噛みます。
- 下のまぶただけで目を閉じるように下まぶたに力を入れ、リズムカルに下まぶたを上げたり下ろしたりを繰り返しましょう。
下まつ毛が生えているすぐ下あたりを引き上げるようにして行うのがポイントです。
額のトレーニングをする
額の筋肉を強化すると、まぶたのしわ改善にも効果があります。
やり方
- 額にしわを定着させないために、人差し指と中指でチョキを作り、二本の指をくっつけて額に当てます。
- そのまま額を固定し、10回程度ゆっくり眉毛の上げ下げをしてください。
- 眉毛を上げたまま10 秒キープします。
ツボ押しマッサージをする
まぶたのたるみやしわを改善するツボ押しマッサージを紹介します。
まぶたのたるみやしわ予防のツボは、
- 陽白(ようはく)
- 攅竹(さんちく)
- 魚腰(ぎょよう)
- 糸竹空(しちくう)
- 太陽(たいよう)
- 瞳子りょう(どうしりょう)
などがあります。
指の腹を使い、心地よい強さで20回程度優しく押しましょう。
ツボ押しマッサージは、まぶたのたるみやしわ以外にも乾燥肌・眼精疲労・充血・頭痛などにも良いと言われています。
ツボ押しマッサージは簡単で気軽に行えるため、たるみやしわが少しでも感じられたらすぐに実践してみましょう。
生活習慣を見直す
まぶたのしわ改善のために留意したい習慣は、以下の通りです。
- バランスのとれた食生活
- 質の高い睡眠
- 適度な運動
- パソコンやスマートフォンを長時間見続けない
- 意識して水分をとる
- 目元を強くこすらない
- 直接エアコンに当たらない
- タバコを禁煙する など
中でも特に大切なのは、食生活と睡眠と運動となります。
バランスのよい食生活…良質なたんぱく質やビタミン類、ミネラルを意識して摂取するようにしてください。
またビタミンCやビタミンE、ポリフェノールは、老化を促進させる活性酸素を除去する効果があります。
まぶたのしわ対策だけでなく、健康やダイエットにも役に立つため、バランスの悪い食生活を続けている人は見直すようにしましょう。
質の高い睡眠
質の高い睡眠はストレスが緩和され、お肌のターンオーバーが促されます。
早めに夕食をとる、ゆっくり湯船に浸かる、寝る前はパソコンやスマートフォンを見ないなど、質のよい睡眠を取れるように工夫しましょう
美肌だけでなく、健康を維持するためにも睡眠は大切です。
適度な運動
適度な運動は身体が健やかになり、しわやたるみも生じにくくなります。
エレベーターではなく階段を使う、自転車ではなく徒歩で移動するなど、毎日少しずつ運動するように習慣付けましょう。
美容クリニックでまぶたのしわを改善する方法
紹介したようなセルフケアをいくら続けても全く改善しないという場合は、美容クリニックでまぶたのしわを改善する方法も一つの手です。
方法はいくつかあるので一部を紹介します。
実際に治療を受ける場合は、信頼できる医師に相談し、納得した上で施術を受けましょう。
ヒアルロン酸やコラーゲンを注入する
ヒアルロン酸やコラーゲンを直接まぶたに注入する方法です。
顔にメスを入れることはないため、腫れや内出血などもなく、まぶたにハリを取り戻すことができます。
プチ整形
プチ整形はまぶたを二重にするための手術ですが、加齢によるまぶたのたるみを解消する効果もあると言われています。
メスを使わない施術なので、傷跡もなく手軽に受けることができます。
美容整形
まぶたのたるみを改善するための施術には、
- 脂肪溶解注射で不要な皮下脂肪を溶かす治療
- 細い特殊な糸を使用する切開のいらない埋没法という治療
- 皮下脂肪を切開で取り去る治療
などがあります。
施術後は腫れや内出血の期間が1週間程度あるなど施術から元に戻るまでの期間が必要ですが、効果が10年以上続く施術もあり、1度の施術で長期間スッキリとした目元を保つことが期待できます。
まぶたのしわを改善まとめ
まぶたにしわができる原因や改善する方法などを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
年齢とともに気になり始めるまぶたのしわですが、毎日のスキンケアや紫外線対策、エクササイズ、ツボ押しなど、どの方法も目元をスッキリさせて老け顔を解消する方法となるので、ぜひ日々のルーティンとして取り入れてみてください。
それでも改善しない場合は、美容クリニックに頼ることも選択肢の1つです。
自分に合った改善法を実践し、まぶたのしわを効果的に解消しましょう。