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毛穴の開きが治らない人の対策法!正しい毛穴ケアとは

 2020/06/12 スキンケア この記事は約 10 分で読めます。
毛穴の開きが治らない人の対策法!正しい毛穴ケアとは

数ある肌トラブルの中でも、一番厄介なのが毛穴の開きですね。
シミならコンシーラーで隠せますし、シワもパーツによってはチャームポイントになります。

ですが、毛穴の開きは何を塗っても隠しきれませんし、見た目年齢を引き上げたり不衛生な印象を与えたりするだけです。
逆に毛穴レスの肌であれば、ナチュラルメイクでも美しく若々しい印象になります。

毛穴ケアにはいろいろな方法がありますが、まず大事なのは毛穴の役割を知ることです。
役割を知れば、間違った毛穴ケアをすることもなく自分の毛穴の状態に合わせたケアができるので、しっかり学んでおきましょう。

 

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毛穴の役割とは?

毛穴の役割とは?

毛穴は、名前の通り真皮から表皮に向かって伸びる毛の出口となる穴です。
しかし毛穴の役割は、ただ毛の出口というだけではなく、皮脂を分泌するという重要な働きがあります。

肌は、皮脂膜という天然の保湿クリームで守られていますが、これを構成するのが皮脂と汗です。
皮脂が汗と混ざり合うことで皮脂膜を作り、雑菌の増殖を抑えたり、雑菌が侵入したりすることを防いでくれるのです。

皮脂が分泌されなければ皮脂膜が形成されないので、雑菌が繁殖してしまい肌荒れが引き起こされます。
つまり、毛穴というのは健康な肌を守る役割を担っているので、正常な状態であれば美肌の味方なのです。

 

毛穴が開く原因

毛穴が開く原因

毛穴が開く原因は、皮脂の過剰分泌や肌の乾燥、加齢によるたるみなどがあげられます。
肌がベタつきやすいのであれば皮脂の過剰分泌が原因ですし、かさかさであれば乾燥が原因として考えられます。

しかし、本当の原因を知るにはどうして皮脂が過剰に分泌されるのか、スキンケアをしているのにカサつくのかを追求しなくてはいけません。
単純に皮脂の分泌を抑えるケアをしても、過剰分泌を引き起こす原因を改善しなければ毛穴の開きは治らないのです。

もちろん、皮脂の過剰分泌や乾燥、たるみの原因も年齢やスキンケア方法などによって異なります。
ですがある程度は絞り込めますから、自分の毛穴の状態と照らし合わせて、毛穴の開きの原因を掘り下げみましょう。

 

紫外線対策が不十分

紫外線は毛穴とは関係ないと思っている方も多いようですが、実は間接的に関係があります。
紫外線というのは肌の奥まで浸透するため、真皮層に存在するコラーゲンを破壊します。

コラーゲンは肌を支える働きをしていますから、コラーゲン繊維が断ちきられると肌を支えられなくなりたるみが引き起こされます。
毛穴の位置というのは固定されていますが、肌のハリが失われると、毛穴が下に引っ張られてしまいます。

引っ張られても毛穴の位置は変わらないので、毛穴が楕円形に開いてしまうのです。

 

紫外線は肌の乾燥も引き起こす!

紫外線によるダメージは、コラーゲンやヒアルロン酸など保湿成分の合成量にも影響を与えます。
紫外線のせいで肌機能はどんどん低下しますし、コラーゲンやヒアルロン酸も減少してしまうので、肌を保湿する力が衰えます。

保湿力が衰えれば、当然肌は乾燥します。
肌が乾燥すると、乾燥を防ぐために皮脂がどんどん分泌されるのですが、これが過剰分泌を引き起こすのです。

乾燥すれば肌が硬くなるので毛穴が目立ちますし、皮脂が過剰分泌されれば毛穴が開きます。
つまり紫外線はあらゆる毛穴の開きの原因となるので、紫外線対策を怠っている人は要注意です。

 

洗顔やスキンケアの時に顔を擦っている

洗顔やスキンケアの時に顔を擦ると、その刺激によって肌がダメージを受けます。
ダメージは肌だけではなく毛穴も受けるので、毛穴周りのコラーゲンやヒアルロン酸などが減少します。

すると、毛穴が正常な位置を保てなくなり、だらんと垂れた状態になることで広がってしまいます。
また、肌を擦ると摩擦のせいで乾燥が引き起こされます。

乾燥した肌は弾力を保てなくなるので、これも毛穴の開きを引き起こす原因となります。

 

睡眠も食生活も不規則

睡眠時間がバラバラだったり夜遅くまで起きていたり、食事の時間も回数も毎日変わるなど不規則な生活をしているとホルモンバランスが崩れます。
ホルモンには皮脂の分泌を促す働きがあるので、バランスが崩れると余分な皮脂を過剰分泌させます。

皮脂は毛穴から分泌されますが、分泌量が多くなったからと言って一気に排出出来るわけではありません。
常に一定のリズムで排出されているので、毛穴の奥にはどんどん皮脂が溜まっていきます。

すると毛穴が詰まってしまい、さらに分泌しづらくなることで、毛穴に詰まった皮脂が酸化してしまいます。
酸化した皮脂は硬くなって角栓となるのですが、角栓は洗顔では取り除けないため、角栓が毛穴を押し広げてしまうのです。

 

毛穴の開きが治らない人のための4つの対策法

毛穴の開きが治らない人のための4つの対策法

毛穴の開きの場合、ただ対策を行っても効果は出ません。
毛穴の開きを治すには、毛穴の開きを引き起こす原因を改善することが大前提です。

その上で、現在の毛穴の状態に合わせた対策をすることで、少しずつ開きが改善されていきます。
状態によって、開いた毛穴に詰まった汚れを取り除くこと、引き締めること、弛みを改善するなどの対策を行いましょう。

ここでは、効率よく毛穴の開いた状態を改善出来る対策法をご紹介するので、出来ることから始めてみてください。

 

ホットタオルで毛穴の汚れをしっかり取り除く

毛穴が黒ずんでいる、いつも皮脂が分泌されているせいでテカっていると言う場合は、汚れをしっかり取り除きましょう。
このとき、毛穴パックや爪の先で押し出すというようなやり方をすると、毛穴が傷ついてさらに開いてしまいます。

毛穴の汚れは、ホットタオルで汚れを緩ませて取り除いてください。
水で濡らしたタオルをレンジで1分ほど温め、粗熱が取れたら顔に乗せて汚れを緩ませます。

これを洗顔前に続けると、奥に詰まった汚れも無理なく落とせるので、毛穴の開きも解消されます。

 

収斂(しゅうれん)化粧水で毛穴を引き締める

毛穴の汚れを落としたら、次は毛穴を引き締めましょう。
いくら汚れを落としても、毛穴を引き締めなければ、また汚れが溜まっていきます。

また、開いた毛穴が乾燥することで皮脂の分泌量も増えてしまうので、より毛穴の開きが悪化します。
毛穴は収斂化粧水を使うことで引き締められますから、毛穴の汚れを落とすケアをしている間は必ず収斂化粧水を使ってください。

ただし、収斂化粧水は保湿力が弱いので、保湿力の高い化粧水や美容液でカバーをすることも忘れないようにしましょう。

 

油分や糖分の摂取量を減らす

お菓子が大好き、食事では揚げ物や炒め物、ジャンクフードを食べることが多いという方は要注意です。
こういった食べ物には大量の油分や糖分が含まれています。

これらの成分は、皮脂腺を刺激して皮脂を過剰分泌させるので、毛穴の開きを治すためには絶対に控えなくてはいけません。
食生活で油分や糖分の摂取量が多いという方は、意識的に摂取量を減らしましょう。

他に原因がなければ、摂取量を減らすだけでも毛穴の開きが改善されるかもしれません。

 

頭皮マッサージでたるみを解消

毛穴が楕円形に開いている、顔全体がたるんでいるという方は、マッサージでたるみを解消しましょう。
たるみ解消マッサージというと、顔にアプローチするマッサージを思い浮かべるかもしれません。

しかし、顔の皮膚がたるむのは頭皮が硬くなって、顔の皮膚の可動域を狭くしていることが原因なので、顔だけマッサージしてもたるみは解消できないのです。
たるみを改善するには、硬くなった頭皮を柔らかくして皮膚の可動域を取り戻すのがポイントです。

生え際に指を置いたら、小さい円を描くように、少し強めに頭頂部に向かってマッサージをしましょう。
頭皮が柔らかくなると、皮膚の動きが制限されなくなるので、たるみがなくなり毛穴の開きも元に戻ります。

 

毛穴の開きには正しいスキンケアが重要

毛穴の開きには正しいスキンケアが重要

毛穴の開きを改善するには、正しいスキンケアを行うことが重要です。
スキンケアは毎日するものなので、いつの間にか適当なやり方になってしまうという方は少なくありません。

スキンケアのちょっとした間違いが毛穴の開きを引き起こすので、今一度正しいやり方を確認してみましょう。
間違いを正すことは毛穴の開きの改善に繋がります。

ここでは、スキンケアの各工程のポイントをご紹介するので、答え合わせをして間違っているところは改善してください。

 

メイクに合わせたクレンジングを使う

クレンジングは、メイクに合わせたタイプを使うのが鉄則です。
メイクによってクレンジングを変えるのは面倒かもしれませんが、ここで手抜きをすると肌への負担によって毛穴の開きが引き起こされます。

濃いメイクの時はオイルクレンジングでしっかり落とす。
ナチュラルメイクの時は、ミルクタイプやジェルタイプなど肌に優しいクレンジングを使うようにしましょう。

ナチュラルメイクでオイルクレンジングを使うと、肌への刺激が強すぎます。
濃いメイクで肌に優しいクレンジングを使うと、メイクが残ってしまい酸化をして毛穴が詰まってしまうので、必ずメイクによってクレンジングを使い分けてください。

 

洗顔はしっかり泡を作る

洗顔料は自分の肌に合ったものを使えばいいのですが、どんなタイプの洗顔料でも潰れないしっかりした泡を作りましょう。
チューブタイプの洗顔料は、泡立てなくても滑らかに洗えます。

しかし、洗顔料がダイレクトに肌についてしまうと、肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。
皮脂を根こそぎ落としてしまうことで、より皮脂の分泌量が増えます。

たっぷり泡立てて、泡を肌の上で転がすように洗顔をすれば、不要な汚れだけを落とせます。
最近は、泡が出てくるタイプの洗顔料もあるので、泡立てるのが面倒という場合はこういったタイプを使うといいですね。

 

化粧水は肌が潤うまで重ねづけをする

化粧水は1回もしくは2回で終わらせるという方が多いようですが、それでも肌が乾燥する場合は水分不足です。
角質まで水分を浸透させられるのは化粧水なので、潤いを感じるまで付けましょう。

もちろん、顔全体に付ける必要はありません。
目元や口元など、化粧水をつけても乾燥をしている部分だけでいいので重ねづけをしてください。

そうすることで角質が水分で満たされるので、肌がふっくらして毛穴が目立たなくなります。

 

美容液は使い方に注意

美容液は、使用量を必ず守ることが重要です。
美容液には美容成分がたっぷり入っているので、小量でも充分に肌に行き渡るように感じるでしょう。

しかし、推奨される量よりも少ないと、肌の表面にしか行き渡らないので時間とともに美容成分は失われます。
コスパを考えると、出来るだけ少ない量で済ませたいと思うかもしれませんが、表面だけでは美容液の効果は現れません。

美容液をケチってしまうと、美容液を使っている意味がなくなってしまいます。
美容液の効果をしっかり得るには、適量を使うことがポイントなので、きちんと使用量を守って使って下さい。

 

オイリー肌でも乾燥肌でも乳液を必ず付けること

オイリー肌だと、乳液を付けるとベタつきますし、乾燥肌だと乳液が馴染まず不快なので使わないという方が多いようです。
ですが、スキンケアの最後に油分のヴェールで肌を包んであげないと、水分も美容成分も肌に留まれません。

乳液は使い方や選び方によってベタつかず快適に使えます。
オイリー肌であれば小量を手の平に伸ばし、手で顔を覆うようにつけましょう。

乾燥肌の場合は、軽い付け心地の乳液をハンドプレスで浸透させるように付けてください。
乳液で油分を補うことで、皮脂の過剰分泌を防ぎ、毛穴の開きを押さえることができます。

 

毛穴の開きが治らない人の対策法まとめ

毛穴の開きが治らない人の対策法まとめ

毛穴トラブルの原因はいろいろありますが、一番の要因は間違った毛穴ケアです。
毛穴の詰まりを取り除くための毛穴パック、汚れを取り除くスクラブなど毛穴に負担をかけるようなケアが開きをさらに悪化させるので注意してください。

毛穴はもともとくぼんでいますし、皮脂を排出する器官ですから、状態や役割に合わせたケアをすることが重要です。
自分の毛穴の開きとじっくり向き合い、スキンケアを見直したりたるみ改善のマッサージを取り入れたりすれば、少しずつでも開きは改善できます。

一度開いてしまった毛穴は、すぐに元に戻すことは出来ませんが、正しいアプローチを根気よく続けましょう。
すべての女性が憧れる毛穴レスな素肌で、ワンランク上の陶器肌を目指してください。

 

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