まぶたのくすみ改善法!目元美人になるための10の解消法
「まぶたがくすんでいる…」
「目元の黒ずみが少しずつ悪化してきて どうすれば良いのかわからない…」
とお悩みではありませんか?
顔の印象を決める重要なパーツである目元がくすんでしまうと、アイメイクがキレイに発色しなかったり、疲れたり老けて見えてしまったりするのでとても困りますよね。
実は目元は顔の中でもとりわけ皮膚が薄いため、もともとくすみやすい部分といわれているのです。
目元のくすみは、原因に合わせた対策を行っていくことが大切となります。
そこで今回は、まぶたのくすみ改善法をご紹介します。
くすみ解消法をしっかり行い、透明感のある目元美人を目指しましょう。
まぶたがくすむ原因
まずは、まぶたがくすむ主な原因について見ていきましょう。
自分のまぶたがくすんでいる原因がどれに当てはまるかチェックして見て下さい。
色素沈着
色素沈着はメラニンの増加によって起こります。
メラニンといえば日焼けによる影響が真っ先に思い浮かびますが、もともと皮膚が薄い目元のくすみの場合は、その他にもいくつかの原因があると考えられます。
まずは、目元のデリケートな皮膚に負担をかけてしまうような日々の行動や癖に心当たりがある人は、それを改善する必要があります。
メラニンの増加を招く行動
- クレンジングや洗顔で力を入れてゴシゴシと洗ってしまう
- 目のかゆみを感じた時などに強くこすってしまう
- 付けまつげ接着剤やマツエクが合ってない
- アイシャドウをチップでゴシゴシとこするように重ね塗りする
- アイラインをひく時に勢いよくひっぱってしまう
- ビューラーをまつげの根元ギリギリまで挟んでいる
- 自分の目の形状に合わないビューラーを使っているなど
血行不良
目元が血行不良になっていると、下まぶたが青っぽくくすみます。
目元はもともと皮膚の薄いパーツなので、血行不良で血の色が暗くなっている血管が浮き出て見えてしまうのです。
身体全体の血の巡りが悪い場合と、眼精疲労などにより目元の血流だけが悪くなっている場合があります。
運動不足や長時間パソコンなどを使用する人は、このタイプのくすみができやすいと言えるでしょう。
乾燥
潤いが不足してお肌が乾燥すると、 ハリやツヤが失われてキメも乱れがちになるため、目元がくすんで見えてしまう傾向にあります。
皮膚が薄い目元は他の部分より潤いを保ちにくいため、顔の中でもくすみが出やすい部分といえるでしょう。
加齢
加齢によってまぶたの皮膚が下がってくぼみが目立つようになったり、シワが重なった部分が影になると、目元がくすんで見えてしまう場合があります。
まぶたのくすみを改善する10の方法
ここでは、まぶたのくすみを改善する方法をご紹介します。
すべて実践する必要はありませんので、まずは自分に合ったものから試して見るようにして下さい。
正しい洗顔をする
メイクは女性にとって必須とも言えるものです。
しかしメイクを落とす際のクレンジングや洗顔によって、お肌にダメージを与えていることも多いのです。
特にウォータープルーフなどのアイメイクは落ちづらいため、お肌を強く擦ってしまうことがあります。
マスカラを落とす時は、マスカラ専用リムーバーを使用することをオススメします。
メイク落としの前にマスカラを塗る感覚でリムーバーを塗るだけで難なく落ちてくれるので、睫毛やまぶたをゴシゴシする必要がなく目元への負担を軽減できます。
メイク落としをする度に使うのは面倒だと感じるかもしれませんが、習慣にしてしまえば手間にも感じず目元への負担も軽減できますよ。
アイシャドーやアイライナーなどを落とす際も、アイメイク専用のリムーバーを使用しましょう。
たっぷりのリムーバーをコットンに染み込ませ、そっと目元にのせてアイメイクとリムーバーをしっかりと馴染ませてから拭いましょう。
洗顔もゴシゴシと擦って落とすのではなく、泡で汚れを浮かせるイメージで優しく洗いましょう。
頻繁に洗顔をするとお肌に必要な油分まで失ってしまうため、洗顔は1日に朝と夜の2回までにしてください。
またメイクをしていない時は、洗顔料を使わないぬるま湯洗顔だけでも十分に汚れを洗い流すことができます。
しっかり保湿する
乾燥したお肌は外部からダメージを受けやすくなり、さらに乾燥が悪化して くすみを悪化させてしまいます。
くすみを改善&予防するためには、お肌の保湿が必要不可欠だと言えるでしょう。
保湿するには、保湿成分の入っている化粧水がオススメです。
保湿成分は、「セラミド」「アミノ酸」「PCA」などが保湿効果が高いと言われています。
化粧水を使った後は必ず乳液やクリームなどで油分を与え、水分が蒸発しないように蓋をしましょう。
有効成分が配合された美容液を使う
美容液は絶対にスキンケアに必要だというわけではありませんが、乾燥や色素沈着が原因のくすみに効果が高いと言われています。
自分のお悩みにあった有効成分が配合された美容液を選びましょう。
乾燥が気になる場合
保湿成分であるセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが配合された美容液がオススメです。
色素沈着が気になる場合
お肌のターンオーバーを促す成分のビタミンC誘導体などが入った美容液を選びましょう。
新しい皮膚ができるサイクルを早める効果があり、しみや色素沈着を薄くします。
ホットタオルとアイスタオルで温冷ケアをする
ホットタオルとアイスタオルを交互に当てる温冷ケアをすると、血行不良によるくすみを改善できます。
ホットタオルは、水で濡らしたフェイスタオルをジップロックに入れて、電子レンジで30秒ほど加熱して作ります。
アイスタオルは、氷水にひたしたフェイスタオルを絞って作ります。
ホットタオルの温熱効果によって血管を拡張させ、アイスタオルで冷やすことによりまぶたの血液循環を活発にすることができます。
紫外線対策をする
紫外線を浴びるとメラニンが過剰に生成されてシミや黒ずみなどの原因になってしまいます。
紫外線は夏だけだと思うのは大間違いです。
季節や天候、室内外に関わらず紫外線は一年通して降り注いでいます。
ゴミ出しや洗濯物を干す時など日常生活でのちょっとしたシーンでも、意識して紫外線対策をしましょう。
日常使いの日焼け止めのSPFは、20程度あれば十分効果があります。
外出する際は、日焼け止めにプラスして日傘や帽子も併用すると良いでしょう。
日焼け止めはお肌に刺激になるから嫌だという人や毎回塗るのが面倒だという人は、日焼け止めサプリを活用してみて下さい。
目元エクササイズをする
眼輪筋は、目の周りを取り囲むドーナツ状の筋肉です。
これを鍛えることでまぶたが引き締まり、くすみの原因であるたるみやシワを改善することができます。
眼輪筋エクササイズのやり方
- 目を5秒間ギュッとつむります。
- 次に目を5秒間思い切り見開きます。
- これを5回ほど繰り返します。
- 顔を動かさずに目だけを時計回り、反時計回りと順番にゆっくり動かしましょう。
ツボ押し目元エクササイズのやり方
眉毛の上にあるツボ「魚腰(ぎょよう)」と目尻の外側にあるツボ「瞳子髎(どうしりょう)」は、まぶたのくすみに効果があるといわれています。
この2つのツボを刺激しながら目元エクササイズを行うことで、くすみをより効果的に解消します。
- 魚腰を中指の腹で優しく引き上げたまま、10秒間まぶたを閉じます。
- 瞳子髎を中指の腹で斜め上に引き上げたまま、10秒間まぶたを閉じます。
- これを数回繰り返しましょう。
ピーリング
お肌がゴワゴワしていたり硬くなっていると感じる時は、お肌のターンオーバーが滞っている状態かもしれません。
ターンオーバーを促してお肌の生まれ変わりをサポートするために、適度にピーリングをしてあげましょう。
ピーリングと一言でいっても様々な種類がありますが、中でもソフトジェルピーリングはお肌を傷つけにくいのでオススメです。
ただし、過度なピーリングはお肌に負担がかかりすぎて逆効果となってしまいます。
よって、ピーリングは多くても週に2回にとどめておきましょう。
バランスのとれた食事をする
美肌の基本は、やはり毎日の食事です。
健康的で栄養バランスのとれた食事習慣を続けていると、自然に肌ツヤが良くなり、くすみや黒ずみの減少につながります。
不足しがちなビタミンやミネラルは、意識して摂取するようにしましょう。
肉や魚、野菜、フルーツなどは食事から摂るのが理想的ですが、忙しくてなかなか日常で補えないという人はサプリメントで補給するのも1つの手です。
目の疲れや目元をスッキリさせる効果があるのは、ブルーベリーアイ系やカシス、ビタミン、コエンザイムQ10などのサプリメントです。
適度な運動をする
適度な運動をすると全身の血行が良くなるだけでなく、目元のくすみ解消にも効果が期待できます。
家で出来る軽いエクササイズを取り入れたり、近所をウォーキングして楽しく運動しましょう。
運動することで体が疲れてぐっすりと眠れますし、気分転換やリフレッシュにもなりますよ。
たまには目を休ませる
長時間パソコンやスマートフォンを触っていると、目元の筋肉が硬くなって目を疲れさせてしまいます。
眼精疲労は目元の血行不良を招き、くすみにもつながります。
普段から目を休ませる時間をつくるように意識しましょう。
パソコンやスマートフォンは、1時間おきに5分は目を休ませるために休憩するようにしてください。
またホットタオルで目元を温めるのも効果的です。
まぶたのくすみをカバーするメイクのコツ
「今すぐまぶたのくすみをなくしたい!」という人は、メイクでくすみをカバーすることができます。
目の下のくすみをカバー
目の下のくすみをカバーするには、テクスチャーがやわらかく肌に密着するリキッド状のコンシーラーを使いましょう。
自分の肌よりも少し明るめの色やパールの入っているものを使えば、くすみを目立ちにくくカバーすることができます。
- コンシーラーを目頭から目尻に向かって3本の線を描きます。
量が多すぎるとよれやすくなるので、つけすぎないようにしてください。 - 周りとの境目ができないように指でよくなじませてぼかします。
上まぶたのくすみをカバー
コンシーラーを使う場合
- 上まぶたの3点(目頭・まぶたの中央・目尻)にコンシーラーをおき、指で優しくなじませます。
ポイントは、くすみやすい目頭までしっかりカバーすることです。 - ベージュ系のルースパウダーをブラシにとり、まぶたにサッとなじませましょう。
ルースパウダーを重ねることで、次のアイメイクのよれを防ぎます。
アイカラーベースを使う場合
- 色付きアイカラーベースを少量 指先に取り、上まぶた全体に伸ばしていきます。
- ムラにならないように目の際まで優しく丁寧になじませていきましょう。
アイシャドウでくすみをカバー
まぶたのくすみをカバーするなら、ブルー系のアイシャドウがオススメです。
ほんのり色づく程度にのせるだけでお肌を健康的に見せてくれる効果があります。
さらにラメやパール入りのものだと、光が反射してくすみを分かりづらくしてくれます。
ただしブルー系のアイシャドウは濃すぎると違和感が出てしまうので注意しましょう。
病気のサインとして出るまぶたの黒ずみ
生活習慣の乱れや日頃からアルコールを過剰摂取していると、臓器機能が低下して血がドロドロと黒くなってしまうことがあります。
黒ずんだ血液が、目元を黒く見せている原因となっている可能性もあるのです。
気になる人は、クリニックで採血や尿検査をして診てもらいましょう。
また自律神経の乱れが血行不良を招き、目元や口元が黒ずんで見えることがあります。
ストレスが原因でなる自律神経失調症などが改善されていくうちに、自然に顔色も改善していきます。
自律神経が乱れないようにするには、日頃からストレスを溜めないように発散することが大切です。
まぶたのくすみ改善法についてのまとめ
まぶたのくすみを改善する方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
疲れて老けて見えるまぶたのくすみを解消するには、まずは原因を取り除き、それに合わせた適切なケアが必要です。
くすみはなかなか改善しない悩みですが、日常生活を見直して適切なケアを毎日続けていけば徐々にくすみは薄くなっていきます。
またメイクでくすみが消えたように見せることもできるので、ここでご紹介したメイクのコツも参考にして挑戦してみてください。
丁寧なケアを続けて、くすみのない健康的なまぶたを目指しましょう。