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背中のあせもを治す5つの方法でキレイな背中美人になる

スキンケア この記事は約 10 分で読めます。
背中のあせもを治す5つの方法でキレイな背中美人になる

「なんか痒いな」と思って鏡で背中を見てみたら、いつの間にかあせもが出来ていたなんて経験をした方も多いのではないでしょうか。
背中は、直接目で見えない部分なので、トラブルの初期症状に気がつきづらいです。

そのため、かゆみや赤みなどの症状が出てから、慌ててケアをすることになってしまいます。
あせもに限らず、お肌のトラブルは早く見つけてケアをしないと、治るまでに時間がかかってしまうので要注意です。

そこで今回は、背中のあせもの原因からあせもを治す方法、またあせもを作らないようにするための予防法までご紹介します。

 

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あせもとは?

あせもとは?

あせもというと子供に出来るイメージがありますが、大人にもできます。
ニキビと似ているので間違えてしまいますが、ニキビは細菌が繁殖して炎症が起こっている状態です。

あせもというのは、汗が分泌される毛穴に、汗の汚れやホコリが付いた状態になり、汗が排出できない状態です。
汗が排出できないと、皮膚の真皮に漏れ出てしまうため、ここで炎症が起こりあせもが発症するのです。

炎症が進行すると、ニキビに似た赤い湿疹ができたりかゆみが起こったりします。
このように、ニキビととても似ていますが、症状が起こるメカニズムが違うので治す方法も違います。

 

あせもには種類がある

あせもは、汗管にどれぐらい汚れが詰まっているかで症状が変わります。
皮膚の角層部分までの詰まりであれば、透明な水ぶくれが出来る水晶性汗疹というあせもになります。

この段階は初期症状なので一番治しやすいものの、背中に出来ても気がつきづらいでしょう。
表皮部分で汚れが詰まり、汗管が破裂してしまうと、赤みやブツブツの症状がでる紅色汗疹というあせもができます。

真皮層で汗管が詰まると、あせもの中でももっとも重い深在性汗疹になってしまいます。
ただし、深在性汗疹は汗が蒸れた状態が相当長く続かないと発症しないので、一般的なあせもは水晶性汗疹か紅色汗疹のどちらかになります。

 

背中のあせもはなぜ出来る?

背中のあせもはなぜ出来る?

あせもを治すには、まず原因を知ることが大切です。
背中にあせもが出来る原因が分かれば、それを改善することで症状を緩和したり、軽症であれば治すことも可能です。

そもそも、原因が分からないままあせも対策を行っても、効率よく治すことは出来ません。
1日でも早くあせもを治すには、原因をしっかり取り除くことがポイントです。

ご紹介する背中のあせもの原因の中で心当たりがあったら、それを改善することがあせも対策の第一歩になります。

 

汗をかいたまま長時間放置する

背中にあせもが出来る一番の原因は、汗をかいたまま長時間放置してしまうことです。
顔や首周りなどは、汗をかいたらすぐに拭くことができますが、背中は簡単に拭けません。

もちろん、汗をかいても時間が経てば背中は乾きますが、汗に混じって分泌された老廃物や皮膚の汚れ、皮脂などは肌に残ります。
これが時間の経過とともに毛穴に詰まることで汗の出口が塞がれてしまうと、真皮に漏れてしまうのです。

脇の下も汗をかきやすいですが、脇は腕を上げたり下げたりすることで皮膚が動くので、汗や皮脂の汚れが1ヶ所に溜まりづらいです。
背中は皮膚の動きがありませんから、汚れがそのまま溜まってしまうため、汗を放置することであせもが出来やすいのです。

太っていて汗をかきやすい

太っていて汗をかきやすい人は、残念ながら肥満や汗っかきという体質自体があせもの原因になってしまいます。
太っている人は皮下脂肪が蓄積しているため、脂肪が邪魔になり体内の熱を十分に放出できません。

体内に熱がこもると、それを冷やすために汗がたくさん分泌されます。
分泌される汗の量が多ければ、少ない人よりも汗の汚れが肌に残りやすくなります。

さらに、皮下脂肪が多いと衣類と肌に摩擦が起こりやすくなるため、毛穴に汚れが詰まるだけではなく刺激も加わります。
炎症は刺激が加わることで悪化するので、太っていて汗をかきやすい人は普段からあせもが出来ないように注意しましょう。

 

油分や糖分を過剰摂取している

揚げ物や炒め物をよく食べる、パフェやケーキが大好きという方は油分や糖分を過剰摂取しているかもしれません。
油分や糖分を摂り過ぎると、血中の中性脂肪が増加すると皮脂の分泌量が増えます。

皮脂自体はあせもと直接の関係はありませんが、皮脂が増えると皮脂汚れが残ってしまいます。
そこに汗が分泌されると、皮脂汚れと混ざって毛穴に詰まるので、皮脂の分泌量が多い人はあせもが出来やすくなります。

また、油分や糖分は汗に混ざって分泌されることもあります。
本来であれば汗はさらさらしていますが、油分や糖分が混ざると粘着質になって毛穴に詰まってしまうので気をつけましょう。

 

背中のあせもを治す5つの方法

背中のあせもを治す5つの方法

背中のあせもが出来てしまったら、すぐにケアを始めましょう。
あせもを治すには、刺激を与えずに清潔にすることと炎症を鎮めることが重要です。

といっても、普段お手入れをしない部分なので、どうすればいいか分からないという方も多いかもしれません。
ここでは、あせもを治す方法をステップでご説明するので、あせもが気になる方はチェックしておいてください。

 

こまめにシャワーを浴びる

あせもを治すうえで一番大事なのは、患部に汗を残さないことです。
あせもが出来ていない状態であれば、汗をかくたびに拭けば良いのですが、あせもが出来ていると拭くだけでも刺激になってしまいます。

刺激を与えると炎症が悪化してしまうので、汗を残さないようにするにはこまめにシャワーを浴びるのがベストです。
仕事中などは難しいかもしれませんが、お休みの日は汗をかいたらすぐにシャワーを浴びるようにしましょう。

出先では、汗拭きシートを使って、あせもの上から優しく押さえるようにして汗を拭き取ってください。

 

あせもの部分は泡で洗う

あせもが出来てかゆみがあると、タオルでごしごし洗ってしまいたくなるかもしれません。
しかし、当然ですがあせもを擦るのは、体を洗うときでもNGです。

ボディタオルでたっぷり泡を作ったら、手のひらで撫でるようにして背中を洗いましょう。
手が届きづらい場合は、あせも部分に泡を乗せて、しばらく置いてからぬるま湯で流すだけでも大丈夫です。

 

ボディソープは肌に優しいものを使うこと

一般的なボディソープには、石油系合成界面活性剤が使われています。
石油系合成界面活性剤は泡立ちがよく、洗浄力も強いという特徴があります。

しかし、あせもが出来ている肌に使ってしまうと、洗浄力の強さが刺激となり、あせもが悪化してしまいます。
いくら刺激を与えないように洗っても、ボディソープが刺激となることもあるので要注意です。

肌は弱酸性なので、ボディソープも弱酸性で肌に優しいものを選んでください。

 

拭くときにもごしごし擦らない

せっかく優しく背中を洗ったのに、水気を拭き取る時にタオルで擦ってしまったら何の意味もありません。
柔らかいバスタオルであっても、ごしごし擦ると刺激になってしまいます。

背中の水滴は、タオルを軽く押し当てて、水分を吸収させるように拭き取ってください。
夏であれば、軽く水分を拭き取って、扇風機などの風で乾かすという方法でも大丈夫です。

ちょっとした油断があせもを悪化させてしまうので、入浴後も摩擦には注意しましょう。

 

かゆみがあるときは冷やす

かゆみがあるときは、しっかり冷やしましょう。
濡らしたタオルを冷凍庫で冷やしておけば、かゆみを感じたときにすぐに冷やせます。

保冷剤でも大丈夫ですが、肌を冷やしすぎてしまうので、出来るだけ冷やしタオルを用意しておきましょう。
冷やした後は、ローションなどで水分補給をすると、冷えた状態が長続きします。

ただし、制汗効果のあるローションは制汗剤が毛穴に詰まってしまうことがあるので、普通のローションを使うのがおすすめです。

 

市販薬で炎症を抑える

赤みが出ているようであれば、市販薬で良いので塗り薬を使ってください。
薬を使うと、肌がべたついて不快かもしれません。

ですが、炎症というのは少しでも早く鎮静させることが重要です。
あせもが赤くなっている状態では、冷やしただけでは炎症を抑えることが出来ません。

放っておくと、炎症が他の肌細胞に広がってしまうので、ステロイド系の塗り薬で炎症を鎮めましょう。
ドラッグストアでも薬剤師が相談にのってくれるので、自分の症状に適した市販薬を購入できます。

 

背中のあせもがひどくなった時の対処法

背中のあせもがひどくなった時の対処法

あせもから浸出液が出ていたり、かびや細菌に感染してしまったり、とびひの症状が出ている場合はセルフケアでは治せません。
そのままだと、家族など他の人にうつしてしまう可能性があります。

よって、皮膚科を受診してください。

皮膚科の処方箋であれば、抗菌薬で増殖した細菌を抑制したり、ステロイド薬で湿疹の悪化を抑えたりできます。
皮膚科で処方される外用薬は、市販薬よりも薬効成分の濃度が高いので確実に治せます。

あせもは軽く考えがちですが、悪化すると感染症などが引き起こされるリスクが高いですし、接触性皮膚炎など皮膚の病気の可能性もあります。
ですので、たとえ面倒でもケアをして治らないようであれば、皮膚科の治療を受けましょう。

 

背中のあせを予防する方法

背中のあせを予防する方法

あせもは、ケアをしてもすぐに治るものではありません。
特に、背中は常に衣類が触れている状態なので、どうしても摩擦の刺激で治りが悪いという特徴があります。

きちんとケアをしても、治りが遅いせいであせも跡が残ってしまうこともあります。
普段見せることの少ない部位ですが、跡が残るのは避けたいですね。

そのためには、あせもを予防することが重要です。

 

とにかく清潔にする

あせもの予防では、とにかく肌を清潔にすることを心がけましょう。
たとえば、汗をたくさんかいても、クーラーなど空調が効いた部屋ではべたつき感が治まります。

肌もさらっとするので油断してしまいがちですが、肌には汗が残っています。
そのまま寝てしまうと、汗によって汚れた状態のままですから、あせもが出来てしまいます。

あせもはちょっとした油断が原因になることもあるため、常に清潔な状態でいることを意識してください。

 

速乾性のある下着を着る

汗をこまめに拭きたくても、背中は簡単に拭ける部位ではありません。
だからこそあせもが出来やすいのですが、速乾性のある下着を着ておけば、汗をかいても不衛生な状態になるのを防げます。

今は、機能性の高い下着がたくさんありますし、デザイン性の高い下着も増えてきました。
一枚着ておけば、背中に残りやすい汗を乾かして、清潔な状態を維持できます。

夏はもちろん、冬でも暖房などで汗をかいてしまうことが多いので、出来れば1年を通して速乾性のある下着を着用しましょう。

 

サイズの合わないブラジャーは着けないこと

締め付けがきついブラジャーを着けていると、血流が悪くなり、肌の新陳代謝も低下します。
新陳代謝がきちんと行われないのは、老廃物の排出をさまたげることにもなるので、あせもが出来やすくなります。

最近は、厚めのパッドで胸を支えて大きく見せるブラジャーが人気です。
しかし、こういったブラジャーも締め付けがきつくなるので、背中の血流を妨げます。

新陳代謝は肌の状態を健康に保つ機能ですから、この機能の働きを損なわないようにすることもあせもの予防に繋がります。

 

定期的に鏡で背中をチェックする

きちんとスキンケアをしていても、顔にニキビが出来ていないか、しわやたるみがないかをチェックするのは当然のことです。
これと同じで、いくら背中にあせもが出来ないように予防しているとしても、背中もしっかりチェックしましょう。

スキンケアをしても肌トラブルやエイジングサインが出来るのと同じで、予防していてもあせもが出来ることがあります。
あせもは、少しでも早くケアを始めることが綺麗に治すポイントです。

ですので、症状の有る無しに関わらず、定期的に鏡で背中をチェックしてあせもが出来ていないか確認しましょう。

 

背中のあせもを治す方法まとめ

背中のあせもを治す方法まとめ

あせもというのは、1度出来てしまうとなかなか治りません。
だからといって放置すると、細菌が入って炎症がひどくなったり、炎症が広がって膿んだりしてしまいます。

ここまで悪化すると、たとえ治ったとしても色素沈着やクレーターなど跡が残ることもあります。
あせもの跡がある背中では、肌見せファッションも楽しめません。

そんなことにならないように、早めのケアや普段から予防を心がけて、どんなファッションでも着こなせる背中作りをしておきましょう。

 

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