人見知り改善法!原因と心を楽にする克服方法とは
人とうまく話すことができず、「人見知り」で悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
一流のアスリートや著名人がTVで話している画面を観て「自分もこれだけ人前で話せたら良いな」なんて羨ましく思っている人も多いのかもしれません。
自分が性格的に人見知りだと思い込んで、諦めている人もいるのではないでしょうか?
しかし、諦める必要はありません。
人見知りは、考え方の改善と日常の訓練しだいで誰にでも克服できるのです。
そこで、人見知りが克服できて改善する方法を紹介していきますので、ぜひとも参考にしてみてください。
目次
人見知りのタイプ別の原因とは
国民性もあるのでしょうが、日本人の9割以上の人が人見知りだと言われています。
人見知りが克服できないでいると、地域での生活や仕事にも影響が出るので、できれば改善したいものです。
ひとくちに人見知りと言っても、恥ずかしがり屋ではなく原因によって様々なタイプがあります。
まずは、自分の人見知りがどの様なタイプなのかを把握する事で、改善する糸口を見つけてはいかがでしょうか。
自信喪失型
人前で話すことが苦手で、基本的には完全主義者に多いタイプです。
人前で失敗してはいけないと思うあまり、緊張して人前で話すことが苦手になって悪循環になる傾向があります。
以下であげる項目に当てはまる事が多ければ、自信喪失型の人見知りタイプといえます。
- 友達でも久しぶりに会うと会話がぎこちなくなる。
- 自分が客の店内で、店員に話し掛けられたくない。
- 会話が続かないと、自分のせいだと思うことが多い。
- 自分の失敗をいつまでも引きずってしまう。
- 人に話しかけるタイミングがわからない。
- 同性よりも異性の方が話しやすい。
自意識過剰型
常に他人からの視線や、他人が自分をどう思っているのかを気にしているタイプです。
人間には他人からどう思われているかを意識する「公的自己意識」と、自分の感情や思考を意識する「指摘自己意識」とがあります。
自意識過剰型の人は、人との会話中も両方の意識で頭がいっぱいになり、自分の話が会話から外れてしまうと話が出来なくなる傾向があります。
以下にあげる項目に当てはまることが多いと、自意識過剰型の人見知りタイプとえいます。
- 花粉症や風邪でもないのにマスクをすることが多い。
- 自分がプライドが高いと思う。
- 相手の顔や目を見て話ができない。
- 相手の言動を深読みしてしまう。
- 自分の考えを人に読まれていると感じることが多い。
- グループで行動することが苦手だと思う。
上から目線型
自分が人よりも優れているという自信がある為にプライドを傷つけられたくない思いから、人見知りだからと言い訳し人と境界線を引いているタイプです。
人前では、おとなしそうにして居ても、毒舌を吐いたり後出しジャンケン的な意見を言ったりする傾向があります。
以下にあげる項目が多いと、上から目線型の人見知りタイプといえます。
- 人から、何を考えているのか分からないとよく言われる。
- 人からおとなしそうに思われている。
- 自分の可能性を信じている。
- 常に集団の中での自分のランクを考えてしまう。
- 心の中で、周りの人を評価している事が多い。
- 大人数の中で質問をされたら、自分から答えずに、周りの人の答えを聞いている。
タイプ別の人見知り改善方法
どの様なタイプでも、克服する糸口があります。
下記にタイプ別の改善方法をご紹介するので、ぜひとも参考にしてください。
自信喪失型
誰にでも劣等感を感じることはあります。
容姿だったり人には言えないような悩みを抱えている人も多いでしょう。
自信喪失型の人見知りを改善するためには、まずは目先の目標を立てて達成することが大切となります。
ダイエットで1キログラムの減量を達成するとか、つもり貯金で1ヶ月で1万円貯めて好きな物を買うなど、小さな目標をクリアして自分に自信を持つと改善しやすくなります。
さらに、人と話す場数をこなしていく事が大切です。
家族でも友人でも良いので、1人でも何でも話せる人を見つけると話しをする機会が増えて良いでしょう。
買い物をした時に会計した店員さんに「ありがとう」、飲食店で店を出る時に「ご馳走さま」と一言話し掛けるだけでも次第に初対面の人とでも話しやすくなります。
自宅周りで近所の人と出会った時に笑顔で「おはようございます」「こんにちは」と一言でもよいので挨拶をすることから始めるようにしましょう。
笑顔で挨拶をされて、気分が悪くなることはありません。
宅配業者の人に「ご苦労様」と一言声を掛けてみるだけでも良いでしょう。
一言でも挨拶が自然とできるようになれば、「こんにちは、今日は良い天気ですね」と文章にすることで次第と会話の幅が広がるでしょう。
このように自分から話す機会を増やしていくと、次第に初対面の人にでも会話で緊張しなくなってきます。
自意識過剰型
まずは、会話する相手が「自分のことを思っているのか」を気にしない癖を付けることが大切です。
「相手はどんな人なのか」という意識を持つことで、次第に会話の幅が広がります。
以外と人間は、相手の良い所を見つけようとする事が多いのです。
相手の欠点を探そうとしている人は少ないと思うことだけでも気が楽になります。
自分がどう思われるかよりも、相手との会話に集中して相手の話しをよく聞く事から始めると良いでしょう。
自然と相手の話しに質問したり、感想などを話せるようになって来くれば、自然と会話は弾むようになります。
時にはバカになる事も必要で、人に自分の失敗談が話せるようになれば人見知りが改善しやすくなります。
上から目線型
このタイプの人は、勉強や仕事で真面目な人に多いのですが、常に相手との優劣を比較して考えがちといえます。
よって、自分の意見や考え方が相手より劣っていると感じると人見知りになりがちです。
また、自分が優位な内容や話しを相手に話す傾向があるので、人からも話しかけられる機会が少なくなっている人も多く、会話がより勝負事のように取られてしまいます。
相手と自分を比較することをやめて、相手の話しやその人の良い所を見つけることが大切です。
決して人の話に反論するのではなく、相手の話しに素直になって聞く習慣が身につけましょう。
次第に人から話しかけられる機会も増えて、会話が楽になるでしょう。
人見知り改善法のまとめ
タイプ別に分けて「人見知り」の改善法をご紹介しましたが、人によっては複数のタイプに重複する場合もあります。
仕事や日常生活において、人と関わっていかなければ生きてはいけないものです。
「話し上手は聞き上手」という言葉があるように、人の話を聞く事から始めると、人との会話の幅が広がります。
自分が「人見知りだから」と思い込んでいるだけでは、克服することはできません。
自分から積極的になって人に話していくと、自然と周りの人からも話しかけられるようになります。
自分が話した意見が違うと指摘されたら、素直になれば良いだけで心も楽になります。
人見知りは、病気ではありません。
人とのコミュニケーションが上手になると、人生が楽しくなります。
是非とも人見知りを改善法を実践していただき、人との会話を楽しめる人生を送りましょう。