ヘアオイルの使い方!正しく効果的に潤いのある美髪を目指す
ヘアオイルは、髪の毛のパサつきや広がりを防いだり、ダメージを修復するなどの効果が期待できます。
しかし「ダメージケア効果があると書いてあったのに、髪がベタベタになるだけで全然効果がない」などのように効果をいまいち実感できないという人は、もしかしたらヘアオイルの使い方が間違っているのかもしれません。
ヘアオイルは、正しく使うとグッととヘアケア効果がアップする優秀アイテムです!
せっかく使うならヘアオイルの効果を実感したいですよね。
そこで今回は、ヘアオイルの正しい使い方についてご紹介します。
正しい使い方を知り、効果的に潤いのある美髪を目指しましょう。
ヘアオイルの基本的な使い方
ヘアオイルを一番効果的に使えるのは、お風呂でシャンプーした後…つまり髪が濡れている状態の時となります。
この際の基本的なヘアオイルの使い方を紹介します。
- ヘアオイルはタオルドライ後、ドライヤーで髪を乾かす前に使います。
ヘアオイルを塗ることでドライヤーの熱や風から髪を守るためです。タオルドライは、タオルで髪をはさむように優しく髪の水分を拭き取りましょう。
その後、大きめのブラシや手ぐしで軽くブラッシングしておくと、その後に使うヘアオイルの浸透が良くなります。 - ヘアオイルは少なすぎると効果が半減してしまい、多すぎると髪がベタベタになってしまうため、使用量を守って使いましょう。
正しい量は使用するアイテムのパッケージなどに記載されていることが多いので、事前にチェックしておいてください。だいたいの目安は、「ショート…1~2滴 」「セミロング…2~3滴 」「ロング…3~4滴」です。 - ヘアオイルを手の平に出したら、両手になじませます。
直接ヘアオイルを髪につける人がいますが、ベタつく原因となる場合があるのでやめましょう。
ポイントは、両手を重ねて指の間までなじませることです。しっかり両手の指の間までヘアオイルをなじませましょう。
手にしっかりと広げることで、髪にヘアオイルが均等に広がりやすくなるのです。 - ヘアオイルを傷みやすい毛先から髪の内側を中心になじませていきます。
生え際や髪の表面にベタッとつけると、ベタつきの原因になってしまうので気をつけてください。まず毛先を手にとり、髪の内側にもみ込むようにヘアオイルをなじませます。
毛先は特に傷みがちなので入念になじませましょう毛先になじませたら、そのまま髪の中間に向けて内側からヘアオイルをつけていきます。
最後は、髪の表面に薄くなじませてください。その後、軽くブラッシングをするとヘアオイルを全体に行き渡らせることができます。
頭皮の乾燥が気になる人は、頭皮にも軽くヘアオイルをつけておくと乾燥しにくくなります。ただしヘアオイルをつけすぎてしまうと、しばらく頭皮のベタつきがとれないことがあるため、つけすぎないように注意しましょう。 - そのままドライヤーで髪を乾かしたら、サラツヤ髪の完成です。
ヘアオイルの便利な使い方
続いてヘアオイルの便利な使い方について紹介します。
髪のダメージや乾燥が気になる時やスペシャルケアをしたい時などに取り入れてみてください。
ちょっとした工夫や手間を加えるだけで、ヘアケアの幅を広げることができますよ。
スタイリング前につける
ヘアオイルはドライヤーをする前の濡れた髪につけるのが効果的と紹介しましたが、濡れた髪だけでなく乾いた髪にも使うことができます。
髪が広がって上手くまとまらない時や髪が硬くてスタイリングがしにくい人は、スタイリングを行う前にヘアオイルで髪に油分を補いましょう。
ヘアオイルを含んだ髪はしっとりとしてまとまりやすくなるので、セットもしやすく扱いやすい状態にできるのです。
パーマなどで髪が乾燥しがちな人は、ヘアオイルをなじませてからワックスをつけると、ツヤが出て質感が軽やかになりますよ。
ヘアオイルには乾燥や紫外線から髪を守ってくれる効果があるので、髪のダメージ予防として日頃のスタイリングに取り入れてみてください。
乾燥や静電気が気になる時につける
ヘアオイルは朝のスタイリング時だけでなく、日中の乾燥や静電気が気になった時も活躍します。
エアコンの付いた室内にずっといると、髪の水分が蒸発して髪が乾燥してしまう場合があります。
乾燥して静電気がひどくなった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
さらに髪に水分がなくなってしまうと、パサつきや広がり、髪の絡まりなども引き起こしてしまうこともあります。
小さなボトルなどにヘアオイルを入れておき、日常生活で髪の乾燥が気になった時に、こまめに潤いを与えてあげると良いでしょう。
クレンジングをする
頭皮の汚れや臭いが気になるという人には、ヘアオイルを使ったクレンジングがオススメです。
やり方
- ヘアオイルを500円玉くらい手にとり、シャンプー前の乾いた髪になじませてマッサージをします。
- 10分程放置してから、いつも通りシャンプーやコンディショナーをしてください。
汚れや臭いがなくなり、清潔な頭皮になります。
コンディショナーに数滴入れる
シャンプー後に使うコンディショナーには、保湿効果があまりありません。
ヘアオイルには保湿効果があるため、普段使っているコンディショナーにヘアオイルを2〜3滴混ぜて3分程放置してから洗い流しましょう。
髪の保湿効果がグッとアップしますよ。
オイルパックをする
カラーリングやパーマで髪が傷んでしまった時やデート前に髪をツヤツヤにしたい時は、バスタイムにヘアオイルでパックするスペシャルケアをしましょう。
スペシャルケアといってもとても簡単なので、ぜひ試してみてください。
やり方
- 乾いた髪にオイルをたっぷり馴染ませます。
- 頭皮にもオイルを馴染ませ、指の腹を使って優しくマッサージをします。
- 蒸しタオルを頭に巻いて、10分程度放置します。
- お湯でよく洗い流し、後は通常通りシャンプーをしましょう。
オイルパックのポイントは、「乾いた髪につけること」と「頭皮にヘアオイルをつけてマッサージすること」です。
マッサージをすると血行が良くなるので、頭皮ケアの効果があります。
また頭皮につけるヘアオイルは、オーガニックのものがオススメです。
頭皮マッサージをする
髪を美しくキープするには頭皮の健康も大切です。
ヘアオイルで頭皮の皮脂や乾燥を予防したり、リラックス効果のある頭皮マッサージを行いましょう。
手持ちのヘアオイルで頭皮マッサージをする際は、事前にパッケージなどで頭皮にも使えることを確認してください。
やり方
- シャワー前の乾いた頭皮にヘアオイルをつけます。
- ヘアオイルをなじませながら、マッサージをしましょう。
下から上に向かって、指の腹を使ってクルクルと円を描くように頭皮マッサージをします。 - 頭皮マッサージをしたら、ヘアオイルを5分程なじませ、余分な皮脂が浮いてくるのを待ちます。
- シャワーでよくすすぎましょう。
ウェットヘアをつくる
ヘアオイルは、スタイリング剤としての使い方もできます。
最近流行りのウェットヘアをご存知でしょうか。
濡れ髪専用のジェルなどを買ってスタイリングしている人が多いと思いますが、ヘアオイルと普通のワックスがあればウェットヘアができてしまうのです。
まずワックスとヘアオイルを1:2くらいで手の平に出してしっかりと混ぜ合わせます。
それをスタイリングした髪の毛に揉みこむだけで、ウェットヘアの完成です。
ウェットヘアに興味はあるけど専用ジェルを買うのは面倒だったという人は、ぜひ試してみてください。
へアオイルの効果
現代人の髪の毛はカラーやパーマ、紫外線などからたくさんのダメージを受けているため、キレイな髪の毛を維持することが難しくなっています。
そんなダメージを受けて乾燥しパサつきやすい髪の毛に、美しいツヤとなめらかな手触りをサポートしてくれるのがヘアオイルなのです。
特に椿油やオリーブ油などのオーガニックのヘアオイルは、髪や頭皮にやさしいので安心して使用できますよ。
へアオイルの効果についてもう少し詳しく解説しますので、メリットをチェックしてみてください。
保湿効果
髪の毛がパサパサになる原因は、髪の毛が水分不足の状態になっているからです。
髪のパサパサは枝毛や切れ毛につながり、放っておくとボサボサの髪になってしまいます。
ヘアオイルはそのようなパサついた髪に潤いを与え、ツヤツヤにしてくれる効果があります。
ただし、つけすぎてしまうとベタついて見えてしまうので要注意です。
ツヤ出し効果
ヘアオイルには髪にツヤを与えてくれる効果もあり、髪をキレイに見せることができます。
髪の毛をオイルコーティングすることで、ツヤがかかった美髪になります。
髪をまとまりやすくする効果
忙しい朝に鏡を見たら髪が広がっていて直すのが大変だったという経験はありませんか?
ヘアオイルには髪をしっとりまとめる効果があるので、ボサボサの髪でもまとまりやすくなります。
付け方は、髪の毛を軽く濡らしてタオルドライをした後、ヘアオイルをつけてドライヤーで乾かすだけです。
また夜のうちにヘアオイルをつけておくと、朝のスタイリングがグッと楽になります。
ドライヤーの熱から髪を守る効果
髪を乾かすのにドライヤーは必須ですが、ドライヤーの熱が髪の毛に悪影響を与えていることをご存知でしょうか。
シャンプー後の髪をドライヤーで乾かすと、髪の水分が一気に蒸発するので髪がパサパサになってしまうのです。
ヘアオイルは髪の毛をオイルコーティングすることができるため、ドライヤーの熱から守ってくれる効果があります。
髪の水分蒸発を防ぐために、タオルドライの後にヘアオイルをつけてからドライヤーをかけることを習慣づけましょう。
ヘアオイルのNGな使い方
ヘアオイルには髪に潤いやツヤを与えてくれたり、ドライヤーの熱ダメージから守ってくれる効果があります。
にも関わらず、ヘアオイルの効果をいまいち実感できないという人は、もしかしたら間違った使い方をしているのかもしれません。
ヘアオイルのNGな使い方をまとめました。
自分がNGな使い方をしていないかチェックしてみてください。
つける分量が多すぎる
ヘアオイルをたくさん付けた方が効果があると思っていませんか。
ツヤとテカリは紙一重…ヘアオイルの付け過ぎは、ベタつきの原因になってしまいます。
商品や髪の毛の長さによっても多少変わりますが、ヘアオイルの適量は2~3滴です。
数滴を手の平全体になじませてから、髪に使いましょう。
適量が分からないという人は、1滴ずつつけ足しながらベストな量を調整しましょう。
髪の根元までつける
髪の根元にまで べったりとヘアオイルをつけている人は、髪がベタついているように見えている場合が多いです。
髪の根元部分は影になっているで、ここがギラついてしまうとテカリと見分けがつかなくなってしまうのです。
ついつい髪全体に付けたくなりますが、グッとこらえて髪全体の半分くらいの長さから毛先までつけるようにしてください。
髪の表面からつける
ヘアオイルを手の平に伸ばした後、そのまま髪の表面をなでつけるように付けている人は意外と多いです。
こういったつけ方は、髪全体にオイルが行き渡りませんし、髪が重たくなってスタイリングしにくくなります。
ヘアオイルは髪表面からでなく、まずは髪の内側から手ぐしを通してもみ込むようになじませましょう。
その後、手の平に残ったヘアオイルを軽く髪表面をなでるようにすれば、ツヤサラ髪になりますよ。
髪をとかさずに使う
髪をとかさずにヘアオイルを使ってしまうと、ヘアオイルがしっかり全体になじみません。
ヘアオイルを使う時は髪をとかしてから使いましょう。
ヘアオイルの使い方まとめ
ヘアオイルの正しい使い方について紹介しましたが、いかがでしたか?
ヘアオイルは、潤ったツヤツヤ髪をつくるために欠かせない優秀アイテムです。
特にシャンプー後、ドライヤーで乾かす前にヘアオイルをつければ効果を実感できるはずです。
そのほかにも、頭皮マッサージやヘアパック、ウェットヘアなどにも役立つことが分かりましたね。
今回紹介したような方法でヘアオイルを正しく使うことができれば、効果的に潤いのある美髪を目指すことができるでしょう。
今まで「ベタつきそうだから…」とヘアオイルを敬遠していた人も多いかもしれませんが、ぜひ毎日のお手入れに賢く取り入れてみてください。
ヘアオイルの正しい使い方をマスターし、ツヤツヤ美髪を手に入れましょう。