くせ毛を改善!くせ毛の原因や種類と治すための6つの対策法
くせ毛は雨が降ると湿気でクルンクルンするし、暑い夏も汗でクルンクルンしてしまいます。
そんなくせ毛は「何をしても治らないんでしょ!?」と諦めている人は多いでしょう。
ある調査によると、7割近くの日本人がくせ毛を持っているそうです。
大なり小なり皆を悩ませるくせ毛…。
残念なことに、くせ毛が完全に真っ直ぐになるという事はありません。
しかし、日々のお手入れを変えるだけでくせ毛を改善できるとしたらどうでしょうか?
今回は、くせ毛を改善するための対策法をはじめ、原因や種類などもご紹介します。
くせ毛やうねりを抑え、雑誌やテレビで見るモデルさんみたいな髪型に挑戦できたら素敵だと思いませんか?
目次
くせ毛を改善する対策法
縮毛矯正をすれば、頑固なくせ毛でもすぐに真っ直ぐにすることができます。
しかしその薬品はとても強力で、髪のたんぱく質を傷めてしまうリスクがあります。
ここでは、極力髪を痛めずくせ毛を改善する対策法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみください。
生活習慣と食生活の見直し
私たちが何気なく過ごしている生活習慣や食べる物は直接髪の毛に関わってくるものです。
食べことで髪は作られますし、良質な睡眠は美しい髪を育てるためには欠かせません。
髪に良いとされる栄養素は、たんぱく質・亜鉛・ビタミンです。
しかし、それらばかり食べるのではなく栄養バランスを考えた食事を心がけるようにしましょう。
また適度な運動は、血行が良くなるために頭皮や毛根に栄養が行きやすくなります。
よって、定期的な運動を生活習慣に取り入れるようにしてください。
生活習慣・食生活の改善や運動などはくせ毛を治す土台作りになると考え、積極的に取り組みましょう。
くせ毛用シャンプーを使う
市販のシャンプーは洗浄力が強いので髪を乾燥させてしまいます。
よって、くせ毛用シャンプーなどに変えて髪に潤いを与えましょう。
頭皮へのダメージが少ないので、クセ毛用シャンプーを使い続けることで少しずつくせ毛は改善されていきます。
自分に合ったくせ毛用シャンプーが見つかれば、くせ毛をかなり抑えてくれるのでオススメです。
正しくドライヤーをかける
髪を洗った後は、自然乾燥させずにドライヤーでしっかり乾かすことが大切です。
濡れたままだと、たんぱく質の結合がほどけてくせ毛が強くなってしまうことがあるからです。
ポイントは、
- ドライヤー前にしっかりタオルドライをして水分を拭き取ること
- ヘアオイルなどを使って髪を保護してからドライヤーを当てること
- ドライヤーは髪から20センチ以上放すこと
- 一か所に当て続けず大きく振りながら髪全体に風が行き渡るように乾かすこと
- 毛根から毛先に向けてかけること
などです。
さらに熱風で乾かした後、冷風を1分程当てると髪のキューティクルが剥がれにくくなり髪を保護できます。
また冷風は、ドライヤーをかけた時の髪型を形状記憶する効果もあるので、寝癖がつくのを防ぐ効果もあります。
ブラッシングをしすぎない
髪を梳かしすぎることは、切れ毛や枝毛などの髪のダメージに繋がってしまうのでやめてください。
くせ毛の方は、目の細かいブラシより大きめな目の粗いブラシの方がオススメです。
保湿する
くせ毛は髪の水分不足によって出てきてしまうので保湿は大切です。
乾燥はムースやワックスなどのスタイリング剤を使って防ぐよう対策することがオススメです。
スタイリング方法
朝のスタイリングはくせがついている部分を根元から濡らすか、根元にタオルが当たるようにホットタオルで蒸らしてから行いましょう。
それから手ぐしでザッと乾かしてから、ドライヤーとブラシでブロウすれば意外とすんなり真っ直ぐになります。
スタイリングが完成したら、最後にスタイリング剤を使ってしっかりキープすれば完成です。
くせ毛の原因とは
一言でくせ毛と言っても、その原因は様々です。
原因を詳しく知り、くせ毛対策や改善のヒントを見つけましょう。
遺伝
両親のどちらかがくせ毛である場合、70%の確率でその子供もくせ毛になると言われています。
さらに両親二人ともがくせ毛の場合は、90%にも上ります。
これはくせ毛の遺伝子が強いからですが、生活習慣やケア方法を変えることでくせ毛を出しにくくする事も可能です。
頭皮や毛穴の汚れ
頭皮や毛穴が汚れて詰まってしまうと髪がうねる場合があります。
さらに、シャンプーやリンスに含まれている添加物やスタイリング剤などが毛穴に詰まってしまうとくせ毛になりやすいと言われます。
ホルモンバランス
思春期や妊娠、出産といったホルモンバランスが大きく乱れる時期に、急に髪がうねってくせ毛になるケースがあります。
またくせ毛に限らず、ホルモンバランスは薄毛や白髪など髪に大きく影響を及ぼします。
血行不良
過度なダイエットをしたり不規則な生活習慣を送っていると、頭皮への血流の流れが悪くってくせ毛を引き起こしてしまう場合があります。
頭皮に栄養がいかなくなる事で、髪が細くなったり太くなったりを繰り返し、くせ毛になってしまう原因となります。
髪のダメージ
髪はカラーリングやパーマなどのダメージを受けると、水分保持力が低下して乾燥しやすくなります。
髪が乾燥するとうねりが出やすくなり、くせ毛を引き起こしているケースがあります。
カラーリングは市販のものが手軽にできますが、くせ毛のリスクを高めていることをよく覚えておきましょう。
くせ毛の種類について
くせ毛には、大きく分けて「波状毛」「捻転毛」「連珠毛」「縮毛」の4つの種類があります。
自分はどのくせ毛の種類なのか見てみましょう。
波状毛
日本人に1番多いのが波状毛です。
湿気に弱く雨の日になるとボリュームが出てしまいセットが難しくなります。
ウェーブの軽いものから、ウェーブが強いと天然とは思えないほどのカールになってしまうことがあります。
湿気に弱いので、水分バランスを整えるためにドライヤーで十分にケアをすることが大切です。
また軽度であれば、くせ毛を活かしたヘアスタイリングで対処することも可能です。
捻転毛
捻転毛は毛質が柔らかい方に多く、漢字を見て分かる通り捻じれるようなくせ毛です。
一見するとストレートヘアに見えますが、ボリュームが出ているため前髪などのスタイリングが非常にしにくいのが特徴です。
シャンプーで汚れをしっかり取り除き乾燥しないようなヘアケアを行うことが大切です。
連珠毛
連珠毛は手触りがゴワゴワしており、髪の毛一本一本が細かったり太かったりして数珠が繋がったような形をしているのが特徴です。
非常に切れやすいため、縮毛矯正の薬剤をつけるだけで切れてしまうこともあります。
頭皮や毛根に十分な栄養が行き届くように、食生活や生活習慣の見直しが大切です。
縮毛
縮毛はくせ毛の中で一番くせが強く、黒人の方の髪の毛で多いのがこの種類です。
日本人にはかなり少ないくせ毛の種類ですが、下手に縮毛矯正をすると髪が傷みすぎてしまうので注意が必要です。
優しいシャンプーで洗い過ぎないようにすることが大切になります。
くせ毛の改善についてのまとめ
くせ毛を改善するオススメの方法をご紹介しましたが、くせ毛の悩みが少しでも軽減されそうでしょうか?
くせ毛とは一生付き合って行かなければいけないかもしれませんが、目立たせないようにしたり少しずつ改善することは出来ます。
鏡を見るたびに悩んでいても何も始まりません。
ぜひご紹介した日々のケア方法や生活習慣の見直しを実践してみてください。
まずは自分が取り組めそうな対策法を今日から実践し、一歩ずつでもくせ毛を改善していきましょう。
上手にくせ毛と付き合うことができれば、happyなヘアライフがあなたを待っていることでしょう。