くせ毛の湿気対策!雨や梅雨からうねりを守る7つの方法
気温が上がり上着も軽くなってきたと思ったら、もうすぐ雨の多い梅雨の時期になりますね。
くせ毛の人はいくら朝に髪を整えても、膨らんだり、うねりが出て髪のまとまりに悩むのではないでしょうか?
雨の日が重なり湿気が多くなり髪の量も増えてしまったと感じるこの季節は、毎日の髪のお手入れが大変ですよね。
そこで今回は、特別な事をしないで今からできる、気になるうねりから髪を守るくせ毛の湿気対策方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
湿気が原因でくせ毛が出る理由とは
日本人の約70パーセントの人は、質や大きさは様々ですがくせ毛と言われています。
湿気の多い季節になって、髪の量を美容院で減らしてもらうだけでは、夏の終わり頃になって髪のダメージ悩むことになってしまう場合があります。
そこでまずは、何故髪の毛にくせ毛がでるのかを理解することが大切です。
髪のダメージが原因で膨らむ
髪の毛は、ヘアカラーやブリーチ、またドライヤーなどによる髪のダメージによって、キューティクルが剥がれてしまう事が原因で膨らんでしまいます。
キューティクルがダメージを受けていないツヤツヤな髪の毛の中にある水分は約12パーセントと言われており、そのキューティクルが髪の毛の中の必要な栄養や水分を守っています。
キューティクルが剥がれ落ちて必要な水分がなくスカスカな状態になっている乾燥した髪の毛は、剥がれたキューティクルの隙間から空気中の水分を吸収しやすくなっています。
ドライが不充分でうねりが出る
髪が広がったりうねりなどのくせ毛が出る原因は、髪の水分が髪全体に均等になっていない事が原因です。
乾いた部分と湿った部分がある事によって、乾いた部分が捩れてしまってうねりが出てしまうのです。
シャンプーをした後によく乾かさないで放置していると、髪の毛に摩擦も加わりキューティクルのダメージの原因にもなってしまいます。
髪の広がりやうねりなどくせ毛を抑える7つの方法
それでは、湿気の多い梅雨に髪の広がりやうねりなどのくせ毛を抑える7つの方法をご紹介していきます。
ヘアースタイルの見直し
ケア方法の前に、ショートスタイルにする事も1つの方法としては良いでしょう。
シャンプー後のドライやスタイリングも手短かに行えて、髪の摩擦も抑えられるので広がりにくくなります。
しかし、ロングヘアーから髪を切りたくない人も多いかもしれません。
その様な場合は、縮毛矯正やストレートパーマがオススメです。
全体に縮毛矯正をしなくても、前髪や顔まわりの気になる部分だけするだけでもお手入れが簡単になる場合もあります。
シャンプーとトリートメントで保湿
ダメージを受けて保湿力がない髪の毛は、水分を吸収しやすくなっています。
よって、保湿をして髪の水分量をキープする事が大切です。
シャンプーはアミノ酸系のシットリとしたものを選ぶと良いでしょう。
また、トリートメントを付けて直ぐに流したしまうと、キューティクルから髪の毛に浸透しないので5分程度時間をおいてから流すようにしましょう。
タオルドライはゴシゴシ拭かない
ロングヘアーの場合、タオルドライはゴシゴシ拭いてしまうと髪を摩擦によって傷めることになります。
よって、優しく包むようにしてしっかりと水分を拭き取るようにしましょう。
ショートスタイルの場合も同じです。
地肌部分をしっかりと拭き取りドライヤーで早く乾かせるように意識すると良いでしょう。
自然乾燥は避けてドライヤーでしっかり乾かす
タオルドライの後は、しっかりとドライヤーで乾かすことが大切です。
自然乾燥をしてしまうと、傷んでいる髪はキューティクルが開いたままの状態で水分が失われてしまったり、枕や髪の摩擦によって傷んでしまうので注意しましょう。
ドライヤーで乾かす前には、キューティクルを補修する為に洗い流さないトリートメントやヘアオイルなどを使うことをオススメします。
保湿をしっかりして乾かす事によって、空気中の湿気による水分を吸収しにくく膨らみにくい髪をキープしやすくなります。
ドライヤー乾かし方をのコツ
くせ毛の人は、ドライヤーでただ乾かすだけではなく、ポイントを押さえてドライヤーで乾かすだけでうねりや広がりを抑えることができる方法があるのでぜひ参考にしてみてください。
①根元からしっかりとドライ
髪は根元をしっかりと乾かさないと、くせが戻ってしまいます。
ネープ(後ろ)から生え方の逆にドライヤーの風をあてて、素早く根元を乾かしましょう。
根元が乾いたら、余分な熱を加えてしまうと広がりの原因になってしまうので、髪の毛の中間部分から毛先を乾かしていきます。
根元をしっかりと乾かすうちに、中間部分もかなり乾くので、根元重視で手早くすることが大切です。
この時に特に前髪は左右に振って乾かして、うねりやパックリ割れを整えます。
前髪はどちらかに下に流す時には、逆方向に毛先をネジって乾かすと流しやすくなります。
②ブラシで振る
くせ毛のうねりと逆方向にブラシで整えたい方向にしっかりと固定するとうねりをリセットしやすいです。
右と左に均等に風と力を加えることで、くせが真っ直ぐになります。
③最後に冷風を使う
髪の毛は、熱が加わりきった時点でセットされます。
しかし、このままではキューティクルが開いたままの状態で、熱が冷める時に水分を吸収して広がってしまうのです。
自分で気に入ったボリュームでセットができたら、ドライヤーの冷風をあてて軽くブラシやクシでおさめてあげると、広がりにくくなって髪もツヤツヤに仕上がります。
ストレートアイロン
上手にブローができない場合は、ストレートアイロンを使うと良いでしょう。
ストレートアイロンを使う時にもいくつかポイントがあるので、参考にしてみてください。
ストレートアイロンを使用する場合は、髪の毛をよく乾かしてから通すようにしましょう。
水分が残っている状態の場合、ストレートアイロンをあてた時に「ジュッ」という音がする時に髪が傷んでしまうからです。
さらに、なるべく細かい目のクシでとかしながら、クシに沿ってストレートアイロンをあてるようにしましょう。
そうしなければ、髪が交差したまま高温でプレスされて、毛髪表面が傷んでしまいます。
また、設定の温度については高くても140度くらいがオススメです。
仮に高温にしたとしても、持続力が上がるわけではなく高温で髪を傷めてしまう場合もあるからです。
汗拭きシートを使う
特に前髪は、おでこの水滴の水分によってセットが崩れてしまう場合もあります。
外側からの湿気対策だけではなく、おでこからの湿気対策もしてうねりから守りましょう。
また、こまめに汗を拭いてこめかみの湿気での顔まわりのうねり対策にもなります。
水で濡らさない
外出中に髪が跳ねてしまったりうねりが出た時に、水で濡らしてボリュームを抑えようとするのはやめましょう。
後からかえって広がってしまう原因となります。
そういった場合は、ヘアーオイルとブラシで整えます。
ブラシは、プラスチック製だと摩擦や静電気を髪に与えやすいので、木製やシリコン製のものがおすすめです。
つげ櫛なども、表面を整える時には持ち運びも楽で良いでしょう。
くせ毛の湿気対策についてのまとめ
髪の量を減らしてボリュームを抑えるだけでは、髪を傷めて雨などの湿気で広がりやすい髪質にしてしまう場合もあります。
少し蒸し暑さも感じる梅雨時期ですが、面倒だと思わずに特にドライヤーの乾かし方に気をつけているだけでもくせ毛を抑える効果があります。
今回ご紹介した髪の広がりやうねりなどくせ毛を抑える7つの方法を実践していただき、髪のキューティクルを整えていつもツヤツヤ美髪を守っていきましょう。