正月太り解消法!正月太りをリセットできる解消法5選
1年の中でも、一番のんびり過ごせるのがお正月という方も多いでしょう。
新年を迎えると年末の慌ただしさは一転して、年始の挨拶をしたら朝からお酒で新年のお祝いができるのはお正月だからこそ。
美味しいお料理を食べて、初詣に行って、帰ってきたらまた乾杯というスタイルで過ごす方も少なくありませんね。
親戚や友人と騒ぎながら、好きなように飲み食いが出来るお正月は楽しいものですが、その後に待っているのは正月太りです。
ふと気がつくと、洋服のウエストがきつくなっていた、足がパンパンでスキニーが履けなくなっていたというのは珍しくありません。
しかし、正月太りをだらだらと長引かせると、その脂肪は確実に定着してしまい解消できなくなります。
そこで今回は、正月太りをリセットできる解消法5選をご紹介しますので、是非とも実践してください。
正月太りの原因とは?
簡単に言ってしまうと、正月太りの原因はいつもより食事量が増えやすい環境だからです。
しかし、原因は他にもあります。
ここでは、正月太りの様々な原因を解説していきます。
太ってしまう原因を理解しておけば、太らないように意識しながら正月を過ごすことができます。
さらに、例え太ったとしても、太り方や体重の増加が変わってくるので、まずは太る原因をしっかりと理解しておきましょう。
お正月という開放感と油断
普段なら食べるものに気をつけるという方でも、お正月だけは好きな物を食べたいですね。
みんなで楽しく新年のお祝いをしているのですから、太ることを気にして食べないというのもつまらないものです。
周りからも、「お正月なんだから」「せっかくごちそうがあるんだから」と食べるように勧められることも多いでしょう。
なので、いつも体型に気を使っている人ほど、お正月の開放感で食べ過ぎてしまいます。
また、「食べ過ぎてもすぐにダイエットでリセットできる!」と油断してしまう方も少なくありません。
お正月は、食べることへの正当な言い訳がいくらでも用意できるため、気がついた時には太ってしまっているというわけです。
消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスの崩れ
年末年始は、普段よりも明らかに運動量が減ります。
さらに、いつもよりも食べる量やお酒を飲む量が増えます。
つまり消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスが崩れ、明らかに摂取エネルギーが多くなるのです。
当たり前ですが、摂取したエネルギーが消費されないと、脂肪となり体に蓄積します。
大晦日から三が日という短期間であっても、脂肪が蓄積すれば太ってしまいます。
もともと冬は太りやすい
冬は気温が低くなるため、体は体温維持のために基礎代謝量を増やします。
普通に考えれば、基礎代謝量が増えればエネルギー消費量も増えるので痩せやすくなります。
しかし、寒さのせいで外出する回数が減ったり、外でアクティブに動いたりする回数も減少します。
さらに、代謝アップで使ったエネルギーを補充する働きによって、夏よりも脂肪を蓄える機能が活性化します。
こういった状態で、カロリーの高いおせち料理やオードブル、宴会料理などを食べれば太るのも当然です。
特に冬は食欲をコントロールするセロトニンの分泌量が減ってしまうため、代謝が増えるのに太りやすいという厄介な時期なのです。
正月太りを加速させるNGの食事方法
お正月は普通に過ごしても太ってしまうことが多いのですが、食べ方のせいでさらにおデブ化してしまいます。
低カロリーの物を選んで食べていても太る、という方は食べ方が原因になっているのかもしれません。
ここでは、お正月太りを加速させている食事方法をご紹介します。
少しでも自分がやってしまっている食事方法があれば、それを改善するだけでも太り具合をコントロールできるでしょう。
時間を決めずにだらだらと食べ続ける
お正月というのは、朝昼晩の時間分けが曖昧になりがちです。
朝からおせち料理をつまみながら、なんとなく昼になり、ちょっと外出やお昼寝をしたらまた何かを食べるというスタイルで過ごすことも少なくありません。
その間にお菓子を食べたり、外出先では屋台でつまみ食いしたり、ということも多いのではないでしょうか。
だらだら食いをして常にカロリーを摂取すると、血糖値が高いままになってしまいます。
すると、肥満ホルモンと呼ばれるインスリンの分泌量が増え、脂肪を溜め込みやすい体になるので要注意です。
明らかに夕飯のボリュームが多い
アルコールをたくさん飲むと、二日酔いで朝やお昼は何も食べたくなくなります。
ですが、お正月は夜になるとお酒を飲む機会が多いため、明らかに夕飯のボリュームが増えてしまいます。
基本的に夜は運動量が昼間よりも少なくなるので、夜に食べたものは寝ている間に脂肪として蓄積されます、
さらに、朝や昼にカロリーを摂っていないと、体は飢餓状態になるため、摂取したカロリーを脂肪として蓄える働きが活性化します。
こういった日が3日でも続くと、太りにくい人でも太りやすくなってしまうのです。
時間を問わずお酒を飲む
お正月あるあるの1つが、時間を問わずお酒を飲むということ。
朝からお酒を飲めるのはお正月ならではですが、アルコールには食欲を増進させる働きがあります。
最初は小量のつまみで満足できても、飲み続けることで食欲が増していくので、いつの間にかカロリーオーバーになってしまうのです。
また、時間を決めず飲むことで、常にカロリーを摂取し続けます。
アルコールの種類によっては糖分が高いので、より脂肪が蓄積しやすくなり、たった数日でも肥満が引き起こされます。
正月太りをリセットできる解消法5選
久しぶりにジーパンを履いたらウエストがきつい、ニットを着たら腰回りのお肉が目立つなどの体型変化があったら正月太りの証拠です。
太ると、気持ちが落ち込んで投げやりになり、ドカ食いをしてしまう方もいるかもしれません。
ですが正月に太った分は、すぐに解消法を実践すればリセットできます。
ここで頑張っておけば、辛いダイエットを始める必要もありません。
お正月明けは生活だけでなくスタイルも元通りにして、新たな1年を気持ち良くスタートしましょう。
正月太りに一番効くのは食事制限
だらだら食いや普段より食べる量が増えることで、胃腸内はかなり疲弊した状態です。
人によっては、インスリンの分泌量のバランスも崩れているため、太りやすい体になっていることも。
普段はおすすめできませんが、正月太りは胃腸を整えることが重要なので食事制限をしましょう。
一番手軽なのは、朝もしくはお昼をヨーグルトだけにしたり、朝と夜はおかゆにしたりするライトな置き換えダイエットです。
1日3食ダイエット食品だけにするという置き換えダイエットの実践すると、回復食までしっかり行わなくてはいけないため挫折しやすいです。
ですので、食事制限と言っても極端に抑えるのではなく、1日の総摂取カロリーを減らすという食事制限で胃腸の働きを回復させましょう。
断食はやり方を間違えるとリバウンドするので要注意
断食は、正月太りのような一時的な食生活の乱れによる肥満の解消に即効性があります。
ただし、ダイエット食品の置き換えと同じで、断食した日数分回復食を食べなくてはいけません。
1日中家にいるという方なら出来るかもしれませんが、仕事がある方だと昼食にきちんと回復食を食べるのは難しいでしょう。
断食は即効性がある代わりに、回復食までやりきらないとすぐにリバウンドします。
リバウンドはすればするほど痩せにくい体になるので、安易な断食は厳禁です。
マッサージで不要物をしっかり排出
正月太りに大きく関係しているのが不要物によるむくみです。
普通に考えて、お正月ぐらいで脂肪が何kgも体に付くわけがありません。
短期間で急激に体が重くなるのは、ほとんどが老廃物や水分などが排出できていないからです。
そこで、不要物の排出を促進するにはマッサージがおすすめです。
マッサージは一部位ではなく、全身に行ってめぐりを改善することで肥満解消につながります。
体を洗うときに、足先から心臓まで、上半身も心臓に向かってマッサージをすると手軽にむくみの改善ができます。
体をしっかり動かすとだるさからも解放される
正月太りの多くはむくみですが、もちろん脂肪も蓄積している可能性があります。
短期間についた脂肪は燃焼されやすいですから、運動でしっかり落としましょう。
ただし、普通のダイエットのように1ヵ月スパンで痩せようとすると、その間に脂肪はどんどん定着してしまい落としづらくなります。
正月太り解消はスピードが大事なので、少しハードな運動をするのがポイントです。
脂肪を落とすにはエアロビクス系がおすすめ
脂肪は有酸素運動で消費エネルギーを増やすことで燃焼することができます。
簡単な有酸素運動であれば、ウォーキングやサイクリング、ヨガで充分です。
しかし、短期間で脂肪を落とすにはワンランク上のハードなエアロビクス系の有酸素運動をしましょう。
エアロビクスは動画サイトにたくさんアップされていますし、エクササイズDVDもあるので手軽にチャレンジできます。
最低でも30分、毎日続けていれば1週間ぐらいで正月についた脂肪の解消に繋がるでしょう。
ハードな運動は無理という方はラジオ体操を全力で
実は、しっかりやるとそれなりにカロリーを消費できるのがラジオ体操です。
ただし、だらだらとやるのはNG。
足の曲げ伸ばしや腕回し、体回し、ジャンプなど1つひとつの動きをしっかり行ってください。
全力でラジオ体操をすると、全身の血行も促進されるので汗をかくぐらいの運動量になります。
ラジオ体操なら運動が苦手という方でもやりやすいですし、テレビで観られるのですぐに実践してみましょう。
正月太りを予防するには
お正月に太ってしまっても、しっかりダイエットをすれば元に戻すことは難しくありません。
ただし、あまりにも体重が増えてしまったら、残念ながら少しきつめのダイエットをする必要があります。
体重増加のボーダーラインは3kgです。
それ以上だとダイエットのハードルはかなり高くなってしまいます。
もちろんお正月ですから、ストイックになる必要はありません。
しかし、普通にダイエットをするのも大変ですから、少しだけ予防を意識して太りすぎは回避しましょう。
1日1回は外に出て歩く
冬のまっただ中となるお正月は、温かい室内でぬくぬくしながらテレビなどを観ているという方も多いでしょう。
ですが、摂取カロリーが増える時期だからこそ、1日1回は散歩をするように心がけてください。
たかが散歩といっても、寒い戸外に出ると、体温を上げようと体が頑張るので代謝がアップします。
少しでも体を動かせばカロリーも消費できますし、自律神経のバランスも整います。
キリッと冷えた空気の中を散歩すれば、頭もリフレッシュして食べ過ぎも防げるので、ぜひ1日1回の散歩を実践してみましょう。
朝昼晩の食事はメリハリをつける
正月太りの原因とも言えるだらだら食いは、朝昼晩の食事にメリハリをつけることで解消できます。
元旦だけはだらだらしたとしても、2日目からは3食きちんと分けてください。
特に夕飯はカロリーオーバーになりがちなので、お酒を飲むのであれば炭水化物や油物を控えるのがベストです。
あまり我慢しすぎるとストレスになるので、おせちなどは昼に食べるようにして、夜は軽く済ませるといいですね。
必ず半身浴をする
半身浴というとダイエットのイメージがあるかもしれませんが、実はダイエット効果というのはとても緩やかで即効性はありません。
それよりも効果が高いのは肥満予防なのです。
半身浴をすると、体が芯まで温まり新陳代謝が活発になります。
また、血液の流れも促進されることでデトックス効果も高くなると言われています。
つまり、代謝量がアップしてしっかりデトックスできることから、太りにくい体を作っていけるのです。
毎日半身浴をしていれば、太りやすいお正月でも体重増加を抑える効果が期待できるでしょう。
正月太りをリセットできる解消法まとめ
正月太りは、そのほとんどが塩分やアルコールの過剰摂取によるむくみです。
糖分や油分で付いてしまった皮下脂肪も、正月太りの段階ではまだ定着していません。
この段階であれば、解消法をしっかり実践することで比較的簡単に正月太りを改善できます。
ですが、まったく何もしないと普段の生活に戻ったとしても、脂肪はそのまま残ってしまいます。
脂肪は時間が経てば経つほど落としづらくなるので、対策が遅れるとその分つらいダイエットをしなくてはいけません。
そうなる前に、お正月が終わった時点ですぐにダイエットを始めて、1日も早く元のスタイルを取り戻してください。