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かかとの角質除去法!原因と自宅でできる簡単ケア&予防法

 2018/02/23 ボディケア この記事は約 8 分で読めます。
かかとの角質除去法!原因と自宅でできる簡単ケア&予防法

冬の乾燥した時期のかかとのガサガサした角質に困っている人も多いのではないでしょうか?
ストッキングが破れる原因や、ひび割れによる痛みなど、早急に除去したいものですよね。

エステサロンに行くのも良い除去の手段なのでしょうが、出来れば自宅でのケアで赤ちゃんのようなスベスベかかとになることが理想だと思います。
そこで今回は、セルフケアで簡単にかかとの角質を除去する方法と予防法を紹介しますので、参考にしてみてください。

 

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かかとに角質ができる原因は?

かかとに角質ができる原因は?

かかとは気がつくと角質が厚くなってしまい、足が怠くなったり、時にはひび割れになって痛みを感じることもあります。
特に空気が乾燥する冬場には、かかとの角質で困っている人も多いです。

それでは、どうしてかかとの角質が厚くなって硬くなるのでしょうか?
様々な原因があるのでご紹介します。

 

かかとは角質層の数が違う

かかとは体の最下部にあり、外部からの刺激を受ける場所になるため、もともと角質層が多い部分となります。
顔の場合は7~8層、多くても14~15層くらいの角質層で守られているのに対して、かかと部分は150層程度にもなります。

外部刺激を受けると角質層が厚くなるのですが、15層程度がそれぞれ厚くなるのと150層もの角質層がそれぞれ厚くなるのとでは厚くなる度合いが異なります。
こういった理由で、かかと部分の角質は厚くなりやすくなるのです。

 

かかとは乾燥しやすい部分である

乾燥によるダメージが蓄積されると肌の角質は硬くなってしまいます。
顔や手先も同じことが言えるのですが、普段から自分の目にとまりやすい箇所なためケアをして守っている人が多いです。

かかと部分は普段は自分では見えにくく、皮脂腺が少ない箇所です。
お風呂で体と同じように洗ったり何もケアをしないでいると、皮脂で保護してもらえないのでより乾燥しやすくなります。

この乾燥が進んで真皮層にまでダメージを与えると、ひび割れかかとになり普通に歩くだけでも痛みを感じるようになってしまうのです。

 

ターンオーバー機能の低下

年齢とともに肌の再生能力であるターンオーバー機能は衰えやすくなります。
子供の頃には気にならなかったのに、年々かかと部分の角質が硬くなったと感じる人もいるのではないでしょうか?

ターンオーバーの低下は、生活習慣の乱れからも影響します。
実際に年齢を重ねていくうちに、仕事や日常のストレスを感じると肌が乾燥しやすい状態になりやすくなります。

 

靴の選び方が間違っている

角質層は外部からの刺激を受けると厚くなりやすくなります。
靴選びが自分に合ったものを選んでいないと、ただでさえ体重を支えている足裏部分に余計な刺激を加えている場合もあります。

日常生活において素足でフローリングを歩いているだけでも、かかとには刺激を与えています。
よって、外出時に足を圧迫してしまうような窮屈な靴を選んでいると角質層が厚くなるのです。

 

便秘による影響

乾燥や疲れ、ストレス以外にも、便秘になりやすい人は、かかとの角質が溜まりやすく厚くなりやすいと言われています。
特に便秘に悩むことの多い人は、かかとの角質層をチェックした方が良いでしょう。

 

かかとのケア方法が間違っている

間違ったケア方法の1つに、かかとの角質を削りすぎているというケースがあります。
角質を削りすぎると、皮膚の防御反応が起こります。

「削る」という外部からの刺激を受けすぎると、皮膚が柔らかいままでは守りきれないと感じることで表面を硬くして肌内部の細胞を守ろうとします。
これは、「生体防御反応」と呼ばれる反応です。

ラグビーやサッカー選手などは、地面にスライディングをして太ももの皮膚が傷つく事がありますが、同じ部分が何度も傷つくとその部分の皮膚が厚くなります。
野球のキャッチャーやピッチャーが、手先の同じ部分にタコができるのと同じ反応です。

角質を削りすぎているケアを続けていると、その部分の角質が厚くなりやすい状態になってしまうので削りすぎには注意しましょう。

 

かかとの変化は体調を崩しているサインかも?

かかとの変化は体調を崩しているサインかも?

足裏は「第2の心臓」と呼ばれており、色やツボを押すことで体の不調がわかる部位でもあります。
よって、突然足裏の角質が厚くなったり皮膚が剥けてきたりすると体調を崩しているケースもあります。

かかとも含めた足裏の不調サイン例を挙げるので、ぜひ体調チェックをしてみて下さい。

  • 花粉症になると、指先の角質が厚くなりやすい
  • 胃腸不調が原因の場合、足裏の土踏まずの部分にシワが多くなる
  • 免疫力の低下によって、足指の間の皮がむけてくる
  • かかとの角質が厚くなると、婦人科トラブルの恐れがある

上記は、ほんの一例にすぎません。

足裏のトラブルは体調不良のサインである場合があるので、あまりに症状がひどい時にはフットケアだけでなく医療機関で受診してもらう事も大切です。

 

かかとの角質を除去するケア方法は?

かかとの角質を除去するケア方法は?

毎日かかとをお手入れすることで、角質を取り除いたり分厚くなるのを予防することができます。
そこで、硬くなったかかとの角質を除去する簡単なケア方法をご紹介します。

 

ヤスリで角質を削る

毎日のフットケアに時間をかけていられないという人には、専用のヤスリで削ると効果があります。
通販などでも購入できるのでとてもお手軽なのです。

ただし、かかとの角質を無理に削りすぎると厚くなりやすい角質にしてしまうので注意が必要です。

かかとの角質を削るポイント

  • ヤスリを往復させないこと
  • 同じ方向に向かって動かすこと
  • 乾燥が目立つ部分は細かい目のヤスリを使うこと

以上を注意してケアを行うようにしましょう。

 

専用の刃物で「こそぐ」

専用の刃物でこそぐ方法は、かかとの角質で気になる部分を除去するためにはとても簡単で即効性がケア方法といえます。
ゴッソリと角質を取り除くことができ、魚の目やヒールタコなどもピンポイントで取り除けます。

ただし、深くこそぎ過ぎると健康な肌の角質層まで傷をつけてしまうので注意が必要といえます。

 

電動角質リムーバー

ヤスリなどで削ったりこそぐ方法に抵抗がある人には、電動角質リムーバーをおすすめします。
足裏全体にあててなでるだけなので、簡単にかかとの角質を除去できるだけでなく皮膚を削り過ぎる心配もありません。

 

お酢で角質を除去する

お酢の酢酸は、古い角質をはがし取るピーリング効果があるのでおすすめです。
お酢をそのまま使用すると刺激が強いので、ぬるま湯で約3倍に薄めたものに足をつけるようにしましょう。

角質がふやけてきたら、かかとケア用のヤスリなどで優しく磨くと簡単に角質が取れます。

 

スクラブ

スクラブ入りのクリームなどで肌をマッサージし、古い角質を研磨する方法です。
アイテムの種類が豊富なので、クリームやジェルなど好みのテクスチャーを選べますし、普段のお手入れにも取り入れやすいケア方法といえます。

必要以上に刺激を与えないように、指先か手のひらで円を描くようにマッサージをしながら磨きます。
週に3~4日程度ケアしていると少しずつ効果が表れてきます。

即効性は薄いですが、肌への負担が少ないので角質を削りすぎる心配がなくおすすめのお手入れ方法といえます。
ヤスリなどで削るわけではないので、お手入れをした後の肌も滑らかになります。

 

かかとの角質の予防法とは

かかとの角質の予防法とは

乾燥を防ぐ

かかとを含めた足裏部分は、乾燥させてしまうと角質層が硬くなりやすいので常に保湿を心がけましょう。
保湿が大切なので、靴下を履くだけでも効果があります。

 

外部からの刺激から守る

かかとは体重を支えている部分なので、靴による摩擦や圧迫の刺激を受けやすい箇所といえます。
裸足で歩き回ったり素足で靴を履くことは、摩擦を受けやすくしてしまう原因となるので控えた方が良いでしょう。

サイズや形が合っていない靴やハイヒールを履くことも、足裏に圧迫や摩擦を与えてしまうので靴選びに注意が必要です。

 

かかとの角質除去法についてのまとめ

かかとの角質除去法についてのまとめ

カサカサになったかかとの角質は、セルフケアで簡単に除去できるので、ぜひ試してみてください。

どのお手入れ方法を行った場合でも、ケア後の保湿は忘れないでください。
そして保湿をした後は裸足で歩き回らないことを意識し、かかとの乾燥や摩擦などの刺激から守るようにすることも大切です。

また、しっかりとケアをしているにも関わらず、かかとの状態が良くならない場合は水虫かもしれません。
かかとの水虫はかゆみが無いことが多いので、水虫と思わない人も多いです。

よって、かかとの状態が改善されない場合は、皮膚科に行くことをおすすめします。

今回ご紹介したケア方法を実践していただき、美しいツルスベかかとをぜひ手に入れて下さい。

 

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