足匂い対策法!臭いを消す簡単な10つの解消法!
友人の家や居酒屋のお座敷席にあがる時などに、靴を脱いで自分の足の臭さに愕然とした経験はありませんか?
中には石けんで洗っても消臭スプレーしても、またすぐに足が臭ってしまうという人もいるでしょう。
足の臭いが原因でみんなにいじられたり、会社の同僚や上司にマジ切れされた経験がある人もいるかもしれません。
足の臭いは本当にデリケートで深刻な問題ですが、何を試してもなかなか改善できないのは、偏った対策が原因かもしれません。
足の臭いについてよく知らないまま、ただ足を洗ったりスプレーしたりしているだけでは臭いは消えないのです。
そこで今回は、足匂い対策法として臭いを消す簡単な解消法をご紹介します。
この記事を読んで、頑固でしつこい足の臭いとはオサラバしましょう。
目次
足の臭いを消す簡単な解消法
足の臭いは、足にいる常在菌が汗によって繁殖することで発するようになります。
なので足の臭いを改善させるには、足自体を消臭することと使用する靴を消臭することが大切です。
足を正しく洗う
足の臭い対策は、足を清潔にすることから始まります。
足を洗う前は、まず湯船に5分ほどつかりましょう。
シャワーだけの人は、足湯などでしっかり湿らせるようにしてください。
こうすることで、汚れが浮き上がって落としやすくなるからです。
洗う時は石けんを泡立てて、手で優しく足全体を洗っていきます。
指と指の間や爪のまわりなどは雑菌が溜まり繁殖しやすい箇所なので、ブラシなどを使って丁寧に洗いましょう。
体を洗うついでだとおざなりになりがちになるため、しっかり臭い対策するには体を洗うのとは別途でちゃんと足だけを洗う時間をとることをオススメします。
洗い終わったら泡や石けんカスが残らないようにしっかり洗い流しましょう。
その後、タオルで優しく拭き取り、足がしっかり乾くまで放置してください。
寒いからといってすぐに靴下をはいてしまうと、菌が繁殖してしまうので要注意です。
爪が伸びている場合は、雑菌が繁殖しやすくなっているため、爪のお手入れもしておきましょう。
殺菌効果や消臭効果のある石けん
石けんやボディーソープを変えることで、足の臭い対策をすることができます。
足を洗う際は、殺菌成分または消臭成分を含む石けんやボディーソープを選びましょう。
殺菌や消臭の効果を持つ成分は、「イソプロピルメチルフェノール」「グリチルリチン酸ジカリウム」「柿タンニン」などです。
足用クリームなどのケア化粧品にもこれらを含むものがあるのでオススメです。
重曹足湯
温泉の成分としても有名な重曹(炭酸水素ナトリウム)には、足の臭いのもとになる物質を中和する効果が期待できるほか、肌もすべすべになります。
重曹は弱アルカリ性の性質をもっており、足の臭いの原因となるイソ吉草酸は弱酸性となるため、臭いを効果的に消すことが期待できるのです。
足湯する方法としては、洗面器にお湯を張って大さじ1の重曹を入れるだけです。
10分ほど経ったら清潔なタオルでキレイに拭いてくださいね。
臭いが強いと感じる時は、毎日数日間行うと良いでしょう。
重曹は100円ショップなどにも売っており、値段がとても経済的な面も嬉しいですね。
ミョウバン水スプレー
ミョウバン水も体臭予防効果があり、制汗作用も期待できるので人気があります。
しかも安い材料で消臭スプレーが手作りできます。
☆作り方☆
- ペットボトルにミョウバン5gと水道水150mlを入れ、蓋を閉めて振って溶かします。
- 冷蔵庫に一晩保管し、翌日にミョウバンが溶けきって水が透明になっていれば完成です。
これを10~30倍に薄め、霧吹きなどのスプレー容器に入れて、清潔な状態の足に吹きかけましょう。
このスプレーを持ち歩き、仕事の合間やトイレに入った時にシュッと一吹きすれば、臭い予防になります。
期間として、一カ月ほどで使い切るようにしましょう。
除菌シート
足に菌を発生・繁殖させないために、足をこまめに拭く習慣をつけましょう。
ただタオルなどで拭くよりも、除菌シートなどで拭くと効果的です。
デートの途中で急遽、靴を脱がなくてはならないシーンになってしまった場合などの応急処置にも使えます。
ただし除菌シートの中には刺激が強いものがありますから、肌の弱い人は様子を見ながら使用しましょう。
靴を水洗いする
足そのものの臭いをいくら抑えても、靴に臭いがついていたり雑菌がいっぱいだったりすれば、結局また足が臭う羽目になってしまいます。
よって、靴もしっかりケアすることが必要不可欠なのです。
すでについてしまった靴の臭いを消すために、靴を清潔にして湿気を取り除きましょう。
まずは洗剤を使用して靴をまるごと水洗いすることです。
丸洗いした後は、新聞紙や布などを中に詰めて形を整え、かかと部分を下にして風通しの良い日陰に干してください。
水洗いできない素材の靴の場合は、太陽に当ててしっかりと乾燥させましょう。
ただし紫外線に当たると痛んでしまう革靴は、日陰干しの方が望ましいです。
靴をローテーションする
足は1日にコップ1杯の汗をかくと言われています。
1日中履いている靴は、そのほとんどを吸い込んでいるということになるのです。
汗を吸い込んだ靴を毎日履いていれば、臭いは酷くなる一方です。
汗などの水分を飛ばすためにも、できれば3足くらいの靴をローテーションすることをオススメします。
さらに履いた靴は毎回よく乾燥させて、雑菌が繁殖する環境を作らないことが大切です。
インソールを交換する
消臭・抗菌・除湿などのために、靴のインソール(中敷き)はこまめに換えましょう。
インソールは100円ショップでも手軽に手に入るので、他の対策とあわせて実施してください。
重層シューズキーパーを使用する
中和作用・消臭作用・吸湿作用・研磨作用などの効果のある重曹を、シューズキーパーとして使用しましょう。
薄手の靴下やストッキングに重層(2分の1カップ)を入れ、口を結びます。
それを臭いの気になる靴や下駄箱に、一晩入れておくだけで消臭剤としての効果があるのです。
この重層シューズキーパーは、3ヶ月を目安に変えるようにしましょう。
靴下をこまめに履き替える
靴下をこまめに履き替えることで、足の臭いに対策できます。
湿気は雑菌が喜ぶ環境なので、洗濯した後の乾ききっていない靴下やストッキングを履くのはやめましょう。
通気性がよく抗菌作用のある靴下を選ぶのも1つの方法です。
すでに靴下に染みついたしまった足の臭いに対処するには、重曹水にひと晩つけて洗濯したり、60度以上のお湯に1時間ほどつけておいたり、アイロンを当てて熱によって除菌する方法がオススメです。
足匂い対策法まとめ
簡単にできる足匂い対策法を紹介しました。
これまで足の臭いは気になっているけど「まぁいいか」と済ませていた人も、周りの人たちのためにもしっかりケアするようにしましょう。
特にこれからの季節は蒸れやすく、革靴などは臭いやすくなります。
まずは自分が行いやすい方法から試してみてはいかがでしょうか。
2つでも3つでも自分ができるケアを続けることが大切ですよ。
また臭いは不規則な生活やストレスからきている可能性もあるため、十分な睡眠を取ったり暴飲暴食に注意するなど、自分の生活習慣を見直してみるのも良いかもしれません。
アロマなどリラックスする時間を取ってストレスを溜めないようにすることも必要です。
さらに足の臭いは自律神経失調症や水虫などの病気が隠れている場合もあります。
病気かもしれないと思う場合は、医師に相談してみてください。
様々な対策を組み合わせて、頑固な足の臭いとはサヨナラしましょう。