1. TOP
  2. ボディケア
  3. 女性ホルモンの増やし方とは!心身の美しさを手に入れる

女性ホルモンの増やし方とは!心身の美しさを手に入れる

ボディケア ライフスタイル この記事は約 10 分で読めます。

肌荒れや髪の傷み、肥満などの原因の1つに必ず挙げられるのが女性ホルモンの減少やバランスの乱れです。
女性ホルモンが、女性の美しさや健康に大きく関わっていることはよく知られています。

しかし、女性ホルモンに関しての知識を持っている方は少ないのではないでしょうか。
なぜ減少するのか、どうのように分泌されているのか、バランスが乱れるとはどういったことなのか。

そして、女性ホルモンはどうやったら増やせるのかなど、分からないことだけかもしれません。
そこで今回は、女性のホルモンの増やし方はもちろん、減少する原因やバランスが乱れる要因など女性ホルモンの増減に関して詳しく解説していきます。

 

炭酸パック 潤つやリッチ

女性の体に影響を与える女性ホルモンとは?

女性の体に影響を与える女性ホルモンとは?

体内の器官や組織は、体内で分泌されるホルモンがコントロールしています。
女性ホルモンは、女性のボディラインや肌質、生理、妊娠などに関わるホルモンで、精神状態にも関わるほど大きな影響を与えます。

それだけ影響があるのに、具体的にどのように関わるのか分からないという方も多いでしょう。
実は、女性ホルモンには種類があり、それぞれに関わり方が違います。

女性ホルモンを増やすには、何に対して関わるのかをきちんと把握しておかなくてはいけません。
ここでは、女性ホルモンの種類についてご紹介します。

 

女子力を高めるエストロゲン

女子力に大きく関わっているのがエストロゲンという女性ホルモンです。
エストロゲンには肌や髪の水分量を高めたり、女性らしい丸みをのあるボディラインを作ったりする働きがあります。

また、自律神経にも作用するため、エストロゲンが減少するとイライラして怒りっぽくなります。
他にも、骨の骨密度を保ったり、記憶力や集中力を高めたりするなど、体や脳の健康にも関与しています。

 

妊娠に関わるプロゲステロン

プロゲステロンは、主に妊娠に関わる女性ホルモンです。
基礎体温を上昇させたり、受精卵が着床できるように子宮内膜を整えたり、ふかふかにして妊娠を維持するための働きをしています。

そして、女性の悩みの種となるむくみを引き起こすのもプロゲステロンです。
プロゲステロンには水分を溜め込む働きがあるため、プロゲステロンの分泌量が増える生理前には体がむくみやすくなります。

逆に、分泌量が減ってエストロゲンが優位になると、体内の水分量も正常に戻るのでむくみが解消されます。

 

女性ホルモンの分泌量は加齢とともに減る

女性ホルモンの分泌量は加齢とともに減る

女性ホルモンの分泌量は決まっていて、一生のうちティースプーン1杯程度しか分泌されないと言われています。
だからこそ、正常に分泌されるように体を整えておくことが大切です。

しかし、女性ホルモンの分泌量は加齢とともに減っていきます。
これは誰にでも同様に起こる生理現象なので、分泌量が減るのを止めることはできません。

その代わり、減る速度を緩やかにすることで女性ホルモンの量を保てます。
逆に、自分の生活習慣のせいで分泌の減少を加速させてしまうこともあるので注意しましょう。

 

女性ホルモンの減少が加速する3つの原因

女性ホルモンの減少が加速する3つの原因

女性ホルモンが分泌される量は決まっていますが、どんなライフスタイルでも確実に一定量が分泌されるわけではありません。
実は、生活習慣によっては正常に分泌されないこともあるのです。

もともと、ホルモンの分泌は体の影響を受けやすいため、気がつかない間に分泌量の減少が加速してしまっている可能性があります。
減少が加速する原因を知っておかないと、加齢に関係なく女性ホルモン不足になることもあります。

ここでは、どういった行動が減少を促してしまうのかご紹介するので、心当たりがあればすぐに改善しましょう。

 

激しい運動

激しい運動

ホルモンを分泌には血流も関わっているため、全身の血行を促進する運動自体は悪いことではありません。
しかし、息が切れるような激しい運動は女性ホルモンのバランスを崩します。

女性アスリートは筋肉質で引き締まった体をしていますが、月経が止まりやすく、女性らしい丸みがないですね。
これは女性ホルモンの分泌量が減ってしまい、男性ホルモンが優位になるからです。

ダイエットのために激しい運動を取り入れるという方もいるかもしれませんが、女性ホルモンの分泌のためにはハードな運動はNGです。

 

ストレス

ストレス

ストレスを感じると、体は自律神経として働く交感神経を活発にします。
自律神経は交感神経と副交感神経を交互に働かせることでバランスを保っていますが、ストレスのせいで交感神経が活発になると自律神経のバランスが乱れます。

女性ホルモンの分泌を促す司令塔は視床下部にありますが、自律神経も視床下部のすぐ近くにあります。
つまり、自律神経が乱れると視床下部の機能も乱れることで、女性ホルモンの分泌に影響が出るのです。

そのため、普段からストレスを感じる方はもちろん、ストレスに対して鈍感になっている方は要注意です。
忙しい毎日の中でストレスを解消するのは難しいですが、放置すると女性ホルモンが減ってしまいます。

 

不規則な生活習慣

不規則な生活習慣

睡眠時間が少ない、眠りが浅い、食事の時間が不規則など生活習慣が不規則になると体内機能が乱れます。
たとえば、細胞の修復や再生を行う成長ホルモンは眠っている時にしか分泌されません。

そのため、睡眠時間が少ないと成長ホルモンが十分に分泌されず、細胞が修復されないことで体内機能が低下します。
体内の機能低下は女性ホルモンを分泌させる機能にも影響が出るため、分泌量が減少することになるのです。

また、食事時間が不規則だと胃腸の働きが乱れてしまい、栄養の吸収や不要物の排出が十分に行わず、ホルモンの分泌活動を低下させます。

 

女性ホルモンの4つの増やし方

女性ホルモンの4つの増やし方

厳密に言うと、女性ホルモンの分泌量は決まっているので、規定量以上の分泌を促すことは出来ません。
しかし、ここ数年で女性ホルモンの分泌量が減少している女性が増えています。

つまり本来であれば分泌されるはずの量が分泌されていないため、捉え方を変えると女性ホルモンを増やすことは可能です。
ここでは、分泌が滞っている女性ホルモンの増やし方をご紹介するので、ぜひ実践してみてください。

 

わくわくするような趣味を持つ

わくわくするような趣味を持つ

わくわくしたりドキドキしたり、気持ちが刺激を受けてポジティブになる感情を持つと女性ホルモンの分泌が促進されます。
その理由は、大脳辺縁系という部分が刺激されるからです。

大脳辺縁系が刺激を受けると、女性ホルモンの分泌指令を出す脳も刺激を受けるため分泌量が増えると言われています。
常にイライラしたり何かに不満を持ったり、否定的でネガティブな気持ちでいると女性ホルモンは分泌されません。

特に近年は、SNSの影響で承認欲求が満たされず、他人の生活を見てストレスが溜まるという方も多いようです。
ですので、SNSへの依存を感じている方は、他人のことではなく自分の生活の中でわくわくするような趣味を持って女性ホルモンを増やしましょう。

 

アロマテラピー

アロマテラピー

香りというのは、脳の神経に作用することが分かっていて、香りの種類によってリラックス効果やダイエット効果を得ることができます。
そして、もちろん女性ホルモンの分泌を促すことも可能です。

女性ホルモンの分泌を促すには、副交感神経に作用するラベンダーやフランキンセンスがおすすめです。
ですが、女性ホルモンを増やすためのアロマテラピーで大切なのは、自分が「良い香り」と感じられることです。

リラックス効果のある香りでも嫌いなニオイであれば、ストレスになるため交感神経が活性化されてしまいます。
ですので、ラベンダーやフランキンセンスにこだわらず、お気に入りの香りを見つけてアロマテラピーを行ってみてください。

 

大豆イソフラボンを摂る

大豆イソフラボンを摂る

大豆には、大豆イソフラボンという成分が含まれています。
大豆イソフラボンは、エストロゲンという女性ホルモンと同じような働きを持っています。

そのため、大豆イソフラボンを摂取すると、減少した女性ホルモンの代わりに働いてくれます。
直接女性ホルモンを増やせるわけではありませんが、同じ働きをしてくれるのであれば、ある意味増やしたのと同じ状態にできます。

大豆イソフラボンは、納豆や豆腐、醤油や味噌など食事に取り入れやすい食材に含まれているので積極的に摂取しましょう。

 

ピンク色で視覚を刺激する

ピンク色で視覚を刺激する

女性は、ピンク色を身につけると女性らしくなると言われています。
その理由は、ピンクには脳を刺激して女性ホルモンの分泌を促進する効果があるからです。

視覚的な働きかけによって女性ホルモンが分泌されるのはもちろん、気持ちも明るくなる効果も認められています。
トップスやボトムにピンク色を入れてもいいですし、小物に取り入れるだけでも視覚に入れば効果が期待できます。

 

女性ホルモンはコントロールが重要

女性ホルモンはコントロールが重要

女性ホルモンは年齢と共に分泌量が減少しますが、更年期が始まる40代以降になると急激に減少します。
そのため、女性の体にはあらゆる変化が起こるのですが、この減少をコントロールすることで、変化による心身の不調を軽減できます。

残念ながら、女性ホルモンを増やす方法を実践しても、それで十分な女性ホルモンが分泌されるわけではありません。
一生のうちに分泌される量は決まっているので、女性ホルモンを増やすよりも、減少の度合いをコントロールする方がより良い対策になります。

女性ホルモンを増やす方法を実践しながら、減少をコントロールする対策を加えることで体調の変化を制限できるのです。
ここでは、女性ホルモンの減少をコントロールする対策をご紹介します。

 

バランスの良い食事を心がける

バランスの良い食事を心がける

医学的に言うと、食事で女性ホルモンを増やすことはできません。
だからといって栄養バランスの悪い食事や、不規則な食事をするのはNGです。

肉や魚、野菜、大豆、炭水化物などいろいろな食材を組み合わせて栄養バランスの良い食事を摂ることで、ホルモンの正常な分泌が行われます。
また、大豆には大豆イソフラボンといって、女性ホルモンの働きに似た作用を持つ成分が含まれています。

そのため、減少した女性ホルモンの働きをサポートすることはできるので、豆腐や納豆などの大豆食品は積極的に摂りましょう。
さらにキムチやぬか漬け、醤油など発酵食品をくわえれば、腸内環境も整って栄養を吸収しやすくなります。

 

質の高い睡眠を取る

質の高い睡眠を取る

夜中に何回も目が覚める、何時間寝てもすっきりしないというのは眠りの質が低い状態です。
眠りの質が低いと、自律神経のバランスが崩れるため女性ホルモンの分泌にも影響ができます。

また、細胞の修復を行う成長ホルモンの分泌も滞るため、内臓器官や肌、髪の毛などの老化も進行します。
質の悪い睡眠は体を劣化させる原因にもなるので、質の高い睡眠を取るようにしましょう。

寝る前のスマホやテレビは控える、寝る直前の食事はしない、寝る前に熱いお風呂に入らないなど、眠りを妨げる行動は控えてください。
寝る1時間前には灯りを落とし、静かな音楽を聴いたり読書をしたりしてゆっくり過ごすと副交感神経が働いて、質の高い睡眠を取ることができます。

 

適度な運動で自律神経を整える

適度な運動で自律神経を整える

女性ホルモンの分泌をコントロールする器官のすぐそばにあるのが自律神経です。
現代人は、無自覚のストレスによって自律神経が乱れていることが多く、その影響で女性ホルモンのバランスが乱れがちになります。

そこで実践したいのが、毎日の適度な運動です。
適度な運動は心に満足感を与えるのでストレスを緩和し、自律神経を整えてくれます。

また、運動をすることで全身の血行が促進されると、代謝が良くなって体内機能の働きも活性化されます。
ヨガやラジオ体操、簡単なストレッチなど自分が気持ち良く綴られる運動を習慣にすれば、女性ホルモンにも良い影響を与えられます。

 

女性ホルモンの増やし方まとめ

女性ホルモンの増やし方まとめ

綺麗になりたい、女らしくなりたいというのは女性なら誰でも思うこと。
そのためには、運動やダイエットでボディラインを整えたり、メイクを研究したり、外側からのアプローチも大切です。

しかし、女性の美しさは内側からといわれるように、見た目だけではなく体の中から整えることも必須です。
特に女性らしくなるには女性ホルモンが重要なので、女性ホルモンを増やしましょう。

いくら外見だけ取り繕っても、女性ホルモンが不足していては真の美しさは手に入りません。
ここでご紹介した女性ホルモンの増やし方やコントロール方法を実践し、バランスの乱れや減少を防ぐことが本物の美しさを手に入れる第一歩です。

 

炭酸パック 潤つやリッチ

\ SNSでシェアしよう! /

注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

この人が書いた記事

  • クレンジングオイルの使い方や注意点と正しい洗顔方法とは

  • 太りやすい体質を改善!誰でも簡単3つの基礎代謝アップ法

  • 肌のくすみ改善法!4つの原因別くすみ解消法でクリアな素肌を

  • ナイトブラのバストアップ効果と正しい使い方や選び方とは

関連記事

  • 人見知り改善法!原因と心を楽にする克服方法とは

  • 冷え性を改善する食べ物とは!体を温める食べ物の見分け方

  • 冷え性を改善する飲み物とは!原因や体を温める6つの飲み物

  • おしりのセルライトがひどい!原因や効果的な7つの除去方法

  • 顎のたるみ解消法!簡単エクササイズでたるみとシワを撃退

  • くびれの作り方!短期間で理想のくびれを作る11つの方法とは