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冷え性を改善する飲み物とは!原因や体を温める6つの飲み物

 2019/02/13 ボディケア この記事は約 11 分で読めます。
冷え性を改善する飲み物とは!原因や体を温める6つの飲み物

女性特有の悩みとも言えるのが冷え性です。
どんなにたくさん着込んでも、気温が高くても手足が冷たい冷え性は、免疫力を低下させたり代謝を下げる原因にもなります。

これだけ科学や医学が進歩した現代でも、冷え症を治す特効薬はありません。
冷え性は体質もありますが、自分のライフスタイルや生活習慣に原因があります。

そのため、原因をきちんと把握することが重要なのですが、手軽に体を温める手段として飲み物を生活に取り入れてみましょう。
まずは原因を知る、そして体を温める飲み物を摂ることを心がければ、辛い冷え性も改善することができるでしょう。

 

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冷え性の原因は?

冷え性の原因は?

冷え性というのは、いつの間にか起こるものです。
気づいたらいつもつま先が冷たい、体は暖かいけど指先は冷たいなどの症状は、気づいたら発症していたという方も多いのではないでしょうか。

そのため、何が原因で冷え性になったのか分からず、結果的に治せないのです。
ここでは冷え性の原因をご紹介するので、心当たりがある場合はすぐに改善していきましょう。

 

運動不足

血液は、筋肉が収縮することで押し流されていくため、もともと筋肉量が少ない女性は冷え性になりやすい体質と言えます。
ただしいくら筋肉がついていても、使わなければ収縮幅も小さくなるので血流は低下します。

筋肉をしっかり動かすために必要なのは運動です。
運動をすれば、必然的に筋肉を使いますから、きちんと収縮することで血流も流されます。

逆に運動不足だと筋肉を使わないので、全身の血行が悪くなるのはもちろん、血管が細い手足の血液の流れも悪くなって冷えてしまいます。

 

家事などで体を動かしても意味がない?

生活活動でも筋肉は動きますが、収縮を活性化するには力を入れて動かさなくてはいけません。
今は家事のサポートをする家電も便利になっているので、いくら家事でたくさん動くとしても筋肉をたくさん使うほどの活動量はないでしょう。

生活活動で筋肉を使うには、床の雑巾がけや窓の拭き掃除、買い物は歩いていくなどの努力が必要です。
掃除機をかけて洗濯をして、買い物は車でという生活では、残念ながら筋肉をしっかり使うほどの運動量にはなりません。

 

過度のダイエット

食事をダイエット食品に置き換えるダイエットや酵素ドリンクしか飲まないファスティングダイエットは、短期間で効果が実感できます。
しかし、こういった過度のダイエットは筋肉量を減らしてしまいます。

筋肉は使用するエネルギー量が大きく、体内に熱を生み出す働きを持っているので、筋肉量が減ると血流が低下します。
さらに栄養不足になると、血液を作る材料がなくなって血液量まで減少し、血行不良が悪化します。

過度のダイエットはリバウンドしやすい体を作る原因にもなりますが、血行にも悪影響を与えるので注意しましょう。

 

体型に合わない下着

体型維持やスタイルアップのために矯正下着を着けていたり、バストアップできる下着を着けている方は要注意です。
体を締め付ける下着を長時間着用していると、血管が圧迫されて血液が流れにくくなります。

さらに、脂肪が変な位置に定着して、ハミ肉ができてしまう可能性もあります。
いずれにしても、体型に合っていない下着は、血液の流れを妨げるため気をつけてください。

 

矯正下着はプロに任せる

最近は矯正下着もリーズナブルな価格で買えるようになりました。
ですが、矯正下着はただきつければ良いというものではありません。

脂肪を正しい位置に戻しながら、メリハリあるボディにするには、今のスタイルに合った矯正下着を着用する必要があります。
そのためには自己流で着用するのではなく、きちんとプロにサイズを測ってもらいましょう。

矯正下着は高額ですが、その分体型を崩さず、体に負担のかからないジャストフィットの下着を身に付けられます。
もちろん血流への影響もないので、矯正下着を着けたい方はプロに任せましょう。

 

体温調節機能の低下

今は、どこでも空調が管理されています。
オフィスでも商業施設でも、真夏であればクーラーが効いていますし、寒い冬はしっかり暖房がついています。

人間は自分で体温調節をしなくても快適な環境で過ごすことが多くなっているのです。
そのため、本来備わっている体温調節機能を使う必要がなくなってしまうことで、機能が低下し、血液の流れも低下するという悪循環が起こります。

また外と室内の気温差によって、体温調節機能が狂いやすくなることも血流低下を引き起こしています。

 

体を冷やす食生活

食べ物には、体を温めるものと冷やすものがあります。
代表的なもので言えば夏野菜が挙げられます。

気温が高くなる夏に採れる野菜には、暑さから体を守るために体内を冷やす作用があります。
きゅうりやトマト、ナスなどはビタミン類が豊富である反面、体を冷やしてしまうのです。

今は、季節に関係なく夏野菜が手に入りますが、年中こういった野菜を食べていると体が冷えてしまい血行不良になってしまいます。

 

アルコールが大好きという方は要注意

アルコールを飲むと血流が良くなって体も熱くなりますが、毎日お酒を飲む方はアルコールが原因で冷え性になっているのかもしれません。
アルコールは時間をかけて肝臓で分解されて排出されますが、分解には時間がかかりますし、酵素もたくさん使われます。

内臓器官で分解されるときは、血液が内臓に集中するので、他の部位の血流が滞ります。
また酵素がアルコール分解で使われることで、栄養素が働けなくなり、その影響も血液の流れを低下させる要因になります。

ですのでアルコールが好きな方は、休肝日を作るなど内臓を休ませる日を作ってください。

 

ストレスが溜まっている

仕事や人間関係などでストレスが溜まっている方は、それが冷え性を引き起こしている可能性が高いです。
ストレスが溜まると、体はストレスに負けないように交感神経を活性化させます。

交感神経は血管の収縮を促す働きがあるため、活性化した状態が続くと、不規則な収縮によって血液の流れるリズムが狂ってしまうのです。
最近はストレスに対して鈍感になってしまい、自分で溜まっていることに気がつかない方も多いようです。

ですが、自覚はなくても仕事が忙しい、人間関係で嫌なことがあるなどストレスの要因がある場合は、リラックスできる時間作ってストレスを緩和しましょう。

 

体を温める6つの飲み物

体を温める6つの飲み物

冷え性を改善するには、原因となるライフスタイルや生活習慣を変えていく必要があります。
しかし、既に定着しているものですから、いきなりすべてを変えるのは難しいかもしれません。

そこで冷え性改善におすすめなのが、体を温める飲み物を取り入れることです。
飲むだけでいいのですから、忙しくても面倒くさがりの方でも手軽に冷え性対策ができますね。

ここでは6つの飲み物をご紹介するので、ぜひ、自分の好きな飲み物を見つけて冷え性改善に役立ててみてください。

 

白湯

ヘルシー志向の方に人気となっているのが白湯です。
白湯というのは、普通のお水を沸騰させ、40度から50度ぐらいまで冷ましたお湯です。

白湯には、胃腸の働きを活性化して代謝を高める効果が期待できるので、代謝アップによって血行が促進されます。
また胃腸の動きが活発になることで、消化活動もスムーズになり老廃物の排出や便秘解消効果もあると言われています。

ただお湯を沸かして冷ますだけですから、コストもかからず手軽に飲めるのも人気の理由かもしれません。
ダイエット効果も高いと言われているので、目覚めの一杯を白湯にする習慣をつけておくといいですね。

 

ホットココア

ココアと聞くと、甘いので太りそうなイメージがあるかもしれません。
ですがココアには食物繊維やポリフェノールなどが豊富に含まれているので、ダイエット効果が期待できます。

さらに、主成分となるカカオにはリラックス効果があり、血管を拡張してくれる効果があると言われています。
血管が広がると、血液が流れやすくなるので血行不良の改善に効果的です。

またホットココアは体温が上昇した状態を持続させる働きもあるので、冷え性には優れた効果を発揮してくれます。
もちろん甘いココアをたくさん飲むのはNGですが、朝昼晩の3回に分けて飲めば、1日中体温が高い状態をサポートする効果が期待できるでしょう。

 

生姜湯

体を温める飲み物の代表格とも言えるのが生姜湯です。
生姜には、ショウガオールやジンゲロールが含まれています。

ショウガオールは体を温める作用があり、ジンゲロールには免疫力を高める働きがあります。
他にも血行促進の働きもあるので、まさに最強の体を温める飲み物が生姜湯なのです。

最近は、パウダー状になっていて手軽に飲める生姜湯もあるので、ぜひ毎日の習慣にしてください。

 

効果を高めるには生しょうがを使おう!

すりおろしチューブのしょうがでも生姜湯を作れますが、成分の働きをダイレクトに得るには生のしょうがをすりおろしたものが一番です。
チューブのしょうがは保存料などの添加物も入っているので、できるだけ生しょうがを使いましょう。

最初は独特の風味が飲みづらいかもしれませんが、慣れてくるとしょうがの豊かな風味を楽しめます。
慣れるまでは、はちみつを入れたり紅茶で割ったりして飲みやすくするのもおすすめです。

生姜湯はアレンジが効くので、自分の好きな飲み方を見つけましょう。

 

ホット赤ワイン

アルコールが好きという方におすすめなのがホット赤ワインです。
赤ワインには、血液をさらさらにするポリフェノールがたっぷり含まれています。

この働きによって血液が流れやすくなり、血管の細い末端までしっかり血流が行きわたるようになります。
また、温めることでより体温を上昇させる効果も期待できます。

ホット赤ワインは、耐熱グラスに入れてレンジでチンするだけで作れるので、手軽に飲めるのも魅力です。

 

茶色いお茶

緑茶の茶葉は未発酵なので体を冷やしてしまいますが、烏龍茶やほうじ茶、紅茶、プーアル茶など茶色いお茶は体を温める効果が期待できます。
茶色いお茶に使われる茶葉は、しっかり発酵させるので体を温める性質に変化するのです。

ですので、お茶が好きという方は茶系のお茶を飲むようにするといいですね。
ただし冷たいお茶では、体を温める働きが発揮されにくくなるので、お湯で煮出して飲みましょう。

烏龍茶やプーアル茶はダイエットにも役立ってくれるので、ダイエットしている方は飲み物をすべて茶系のお茶にすると一石二鳥の効果が得られます。

 

お味噌汁

味噌は発酵食品なので、酵素がたっぷり含まれています。
また体を温める効果もありますから、食事の時に積極的に取り入れましょう。

インスタントのお味噌汁でも、ネギやしょうが、七味唐辛子などの薬味をプラスすれば体を芯から温められます。
自炊するときには、ごぼうや人参、レンコンなどの根菜を入れると、より温める効果がアップします。

毎食だと大変かもしれませんが、1日1食分だけでもお味噌汁を飲むようにすれば体温の上昇効果も期待できます。

 

意外!体を冷やす飲み物とは?

意外!体を冷やす飲み物とは?

健康や美容に良いと言われる飲み物でも、暖かい飲み物でも、実は冷えを悪化させるものがあります。
いくら体を温める飲み物を意識して飲むようにしても、体を冷やす飲み物を飲んでしまったら冷え性は改善できません。

普段何気なく飲んでいるものが、体を冷やす飲み物かもしれないのです。
ですので、体を冷やす飲み物の種類をきちんと覚えて、できるだけ摂取を控えるようにすることも体を温めるポイントになります。

 

コーヒー

コーヒーの主成分もココアと同じカカオですが、陰性食品に分類されるため、体を冷やしてしまいます。
1杯2杯ぐらいであれば利尿作用でむくみの改善や、脂肪の燃焼効果が期待できます。

しかし、たくさん飲むと体が冷えるので止めましょう。
ちなみに、砂糖がたっぷり入った缶コーヒーには利尿作用も脂肪燃焼効果もありません。

いずれにしてもコーヒーは冷え性改善の邪魔になるので、できるだけ飲まないのが理想です。

 

清涼飲料水

清涼飲料水、いわゆるジュースは全般的に体を冷やす傾向にあります。
その原因となるのが、ジュースに大量に使われる砂糖です。

白砂糖は体を冷やす性質があるので、清涼飲料水は飲まないようにしましょう。

 

冷え性を改善する飲み物まとめ

冷え性を改善する飲み物まとめ

冷え性は、ただ単に手足が冷たくなるだけではありません。
末端が冷えるということは血液循環が悪くなっている状態ですから、全身の血液の流れが悪くなります。

血液はすべての組織に栄養を運び、不要物を取り込んで排出する役割があるので、血行不良になるとあらゆる弊害が起こります。
脂肪の燃焼効率が悪くなって太りやすくなる、肌荒れが起こる、抜け毛や白髪など髪のトラブルが起こるというような症状は冷え性も原因の一つです。

ですので冷え性を改善すれば、むくみや肌荒れ、髪のトラブルの改善にもつながります。
つまり冷え性改善は理想の自分への近道なので、冷えに効く飲み物で体をしっかり温めて手軽に女子力アップを目指しましょう。

 

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