毛穴の黒ずみ解消法!効果的な洗顔方法や毛穴ケアとは
毎日きちんと洗顔をしているのに、毛穴の黒ずみがどうしても取れないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
毛穴が黒ずんでいるとファンデーションも綺麗に乗りませんし、肌の透明感も失われてしまいます。
毛穴の黒ずみ解消法はたくさんあります。
しかし今も改善できない場合は、間違ったケアをしている可能性が高いです。
長年黒ずみと向き合っているとしても、毛穴の状態を正しく理解している人は意外と少ないのが実情です。
黒ずみ解消のためには正しい毛穴ケア方法を実践すると同時に、間違ったケア方法をやらないようにすることが重要なのです。
目次
黒ずみ解消に必要な毛穴ケアとは
毛穴ケアというとピーリングや保湿ケア、毛穴パック、洗顔ブラシを使うなどの方法を思い浮かべる方も多いでしょう。
また、実際にこういったケアを実践したという方もいるでしょう。
それでも黒ずみが綺麗さっぱりとならないのは、トータルケアが出来ていないからです。
毛穴ケアは、
- 汚れが取れる状態にする
- 汚れを取る
- 汚れが詰まらないようにする
以上の3つのステップをすべて実践しなくてはいけません。
黒ずみの原因となる状態をすべてクリアにすることが、本当の意味での毛穴ケアになるのです。
毛穴と汚れを緩める方法
毛穴の黒ずみは過剰に分泌された皮脂や古い角質が詰まり、空気に触れて酸化した状態です。
これを取り除くには、毛穴や硬化した汚れを緩めなくてはいけません。
毛穴を緩める簡単な方法は、ホットタオルを使うことです。
タオルを水で濡らして軽く絞ったら、レンジで30秒から1分ほど温めて、適温になったら顔に乗せて蒸しましょう。
皮膚が柔らかくなって毛穴が開いたら、汚れを落とす準備の完了です。
毛穴は常に引き締まっている?
毛穴の黒ずみは、毛穴がたるむことにより皮脂が過剰分泌され開いてしまうから出来るとも言われます。
確かにたるみや開きは黒ずみの原因の一つと言えます。
しかし、いくらたるんでいても開いていても穴が開いているわけではありません。
どんな状態であっても内側の成分が外に出ていかないように汚れなどが詰まって隙間ができないようになっています。
つまり、正常な状態ではありませんが常に引き締まっていることには変わりありません。
よって、汚れを落とすにはしっかり毛穴を緩める必要があります。
毛穴の汚れにアプローチするポイント
毛穴の汚れにアプローチするには、弾力のあるきめ細かい泡で洗顔するのがポイントです。
泡が粗く弾力がないと、汚れが緩んでいても表面の汚れしか落とすことができません。
黒ずみは毛穴の形に沿って奥まで詰まっているので、汚れの根元まで洗顔料が届くようにしっかりとした泡を作りましょう。
泡立てネットを使えば簡単にもっちりした泡を作れますが、手のひらでも作れます。
洗顔料を適量取ったら、手のひらをくぼませて少量の水を混ぜ、指で小さい円を描いて泡立てるというのを5回ほど繰り返せばもっちり泡が出来上がります。
毛穴の黒ずみを落とす正しい洗顔方法
黒ずみがあると、ついごしごしこすって落としたくなります。
しかし、ごしごしする洗顔方法では汚れを奥に押し込んでしまいます。
汚れは浮かせて落とすのが基本です。
よって、洗浄成分を毛穴に染み込ませるイメージで、泡を肌に馴染ませていきましょう。
泡を肌に乗せたら、潰さない程度の力でくるくると回し広げながら全体を優しく洗ってください。
顔全体に泡が乗った状態になったら、顔から手を離して10秒から20秒ほど泡パックをすると汚れが自然に落とせます。
最後は、洗顔料が肌に残らないようにぬるま湯で20回以上すすぎましょう。
毛穴の黒ずみ解消効果が高いおすすめの洗顔料とは
普通の洗顔料でも、正しい洗い方をしていれば黒ずみは解消できます。
しかし、すぐに効果が実感できるわけではありません。
もし即効性を求めるのであれば、クレイを洗浄成分に使っている洗顔料がおすすめです。
クレイはとても細かい粒子なので、肌を傷めることなくクレンジングができます。
市販の洗顔料より少し高額となります。
しかし、その分黒ずみ解消効果が高いのでオススメの洗顔料となります。
徹底した保湿ケア
毛穴は肌と肌の隙間にあるものなので、保湿力が失われていると肌がしぼんで毛穴が開いたり汚れが詰まってしまいます。
よって、汚れを詰まらないようにするには、肌の水分量を高めて潤いで満たしてあげる必要があります。
そのために必須なのが保湿ケアです。
特別な美容液やローションを用意する必要はありません。
しかし、セラミドやプロテオグリカンなど保湿力が高い成分が配合されているものを使うのがベストです。
保湿成分でしっかりケアをすれば、汚れが詰まる隙間がなくなるので黒ずみを元から断ち切れます。
クリームの重要性
皮脂と角質汚れが混ざってできる黒ずみには、油分がよくないと言われるのでクリームは使わないという方も多いようです。
確かにつけすぎると肌に負担をかけますが、全くつけない場合は保湿ケアが不十分になってしまいます。
黒ずみが出来ている肌は乾燥しやすくバリア機能が低下している状態です。
よって、油分も補ってあげなくてはいけません。
クリームはバリア機能をサポートし肌の水分の蒸発を防ぐ大切なアイテムなので、保湿ケアの仕上げには少量のクリームでしっかり肌にヴェールをかけてあげるようにしましょう。
毛穴の黒ずみ解消に月1度ピーリングを行う
黒ずみ解消に効果的と言われるピーリングですが、これは角質を取り除くので間違ったやり方をすると角質肥厚を引き起こします。
角質肥厚は、名前の通り角質が分厚くなってしまうので汚れの排出が滞り黒ずみを悪化させます。
正しい方法であれば、不要な角質を取り除いてターンオーバーを促進する効果が期待できます。
ターンオーバーが行われれば、肌細胞が再生されることで健康な角質作られるので、デトックス機能が活性化して汚れの排出効果が高くなります。
ピーリングはやりすぎが一番よくありません。
よって、スペシャルケアとして1ヶ月に1回を目安に行いましょう。
間違った黒ずみ解消の毛穴ケアとは
黒ずみ解消の毛穴ケアをしているつもりでも、何か一つでも間違ったケアをしていたら効果がまったく得られないことがあります。
よって、今一度自分のケアを見直してみてはいかがでしょうか?
間違ったケアの中でも、特に注意したいのは毛穴パックと黒ずみを押し出すという方法です。
このどちらかをやっているという方はすぐにやめてください。
毛穴パックは黒ずみ悪化の原因
毛穴パックをすると、ごっそり角栓が取れるのでスッキリするかもしれません。
しかし角栓をまるごと取り除いた毛穴は、コルク栓を抜いたワインの瓶と同じ状態です。
毛穴にはぽっかり空洞が出来てしまうので、それを埋めるために一気に皮脂が分泌されます。
皮脂で埋め尽くされた毛穴の空洞はすぐに修復できませんし、皮脂の過剰分泌が続くため黒ずみをさらに悪化させる要因となるので絶対にやめましょう。
角栓を押し出すのはダメージを与えるだけ
黒ずみを観察すると、少し浮き上がっていることがありますね。
浮き上がっているなら押し出して取ってしまおうと思うのは当然かもしれません。
しかし、押し出すということは、それだけ強い圧力を毛穴に与えるのですから大きなダメージとなります。
ダメージを受けると皮膚は厚くなり、汚れの排出も滞るので黒ずみの慢性化を引き起こします。
毛穴の黒ずみ解消法についてのまとめ
毛穴ケア用のアイテムの多くは、黒ずみを取り除くことをメインに作られています。
確かにできてしまった黒ずみは落とさなくてはいけません。
しかし、肌はもともと排泄器官ですから自分の力で汚れを排出することができます。
逆にそれが出来ないということは、排泄できる状態ではないということです。
デトックス機能やターンオーバーを正常に働かせるには、肌に刺激や負担を与えないこと、水分保持ができるように保湿力をサポートすることが大切です。
この2つができていれば黒ずみを予防する環境を作ることができます。
よって、毛穴の黒ずみを落とすことだけにフューチャーするのではなく、作らないことも念頭において黒ずみのないクリアな素肌を目指しましょう。