二重あご解消法!即効性がある9つの改善方法とは
「肥満になったわけではないのにどうして二重あごになるの…」
「どうすれば二重あごを解消できるの…」
毎日ウォーキングをしたり、食事に気をつけて体重管理をしているのに、鏡の前で下を向くと「二重あご」が気になりガッカリしている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、誰でも簡単にできて即効性のある「二重あご」をスッキリさせる解消方法も紹介します。
きついダイエット法やエクササイズではないので、ぜひとも実践してみてください。
目次
二重あごになる原因とは?
顔の表情筋の低下
顔の表情を作ったりまばたきや口を開けて話す時には、表情筋が働いています。
ただ、日常の中で使われている筋肉は30パーセント程度と言われています。
年齢を重ねていくうちに普段使わない筋肉が衰えていくことが二重あごになる原因といわれています。
普段から表情が乏しく顔の筋肉をあまり使わない人は要注意です。
表情筋が衰えやすくなり肌のハリも失いやすいと言われています。
姿勢の悪さ
筋肉が衰え始める40代と違い、20~30代の若い世代でも猫背が原因で二重あごになる人が多いです。
スマホやPCの画面を下を向いて見る習慣が続くと首周りの筋肉が衰えてしまい、肌のたるみとなって二重あごになってしまいます。
座って頬杖をついてしまう癖がある人も要注意。
顔の片側の筋肉だけに負担がかかってしまい、肌のたるみを引き起こして二重あごになりやすいです。
自分が猫背なのかを判断する方法として、壁に背中とかかとをつけて立ってみましょう。
頭が壁につかない人は、猫背になっている可能性が高いと判断することができます。
線維芽細胞の機能低下による皮膚のたるみ
年齢とともに、皮膚を支えるコラーゲンやエラスチンを生成する線維芽細胞の機能が低下します。
線維芽細胞は、紫外線や偏った食生活、睡眠不足などの生活習慣の乱れによっても機能が衰えてしまいます。
様々な影響による線維芽細胞の機能の衰えから肌がたるんでしまい二重あごになる原因となります。
即効性がある二重あごの9つの解消法
口周りの筋トレ
体の筋肉を鍛えるように、表情筋を筋肉トレーニングによって鍛えることが大切です。
表情筋を鍛える筋トレとして「あー・いーうー・えー・おー」を5秒から10秒発声する方法です。
笑顔を作り口角を上にあげた状態を意識した上で各音を発声します。
これを1日3セットで行うことで顔全体の肌のたるみを解消します。
普段から表情の変化が乏しい人は最初はだるく感じるかもしれません。
しかし、どこでも簡単にできる筋トレなのでおすすめです。
オトガイ筋のトレーニング
より効果的に二重あごを解消するためには、表情筋の中の「オトガイ筋」を鍛えることが重要となります。
オトガイ筋とは、アゴの下の梅干しの種のようなシワを作る箇所の筋肉です。
オトガイ筋のトレーニング方法は意外と簡単にできます。
- 顔が水平になるくらいに、ゆっくりと上を向きます。
- 顔を上に向けた状態で下唇を上に突き出します。
- 3秒から5秒この状態を維持した後、唇と顔をゆっくりと元に戻します。
これを3セット行うと効果があります。
トレーニングが慣れてきたら、顔を上に向け下唇を上に突き出した状態で舌を突き出してみましょう。
ゆっくりと舌で円を描くように右回り・左回りを10回程度繰り返すとさらに効果がアップします。
舌回しトレーニング
舌回しトレーニングは、顔のさまざまな筋肉や首の筋肉を鍛えることができるので、アゴだけでなく小顔効果もあります。
- 口を閉じた状態で舌を歯と唇の間に置きます。
- 歯に沿って舌を右回り・左回りを1回を2秒~3秒かけて20回行ってください。
これを、朝・昼・晩に各1セット行うようにしましょう。
口をきちんと閉じて行うことでポイントとなり、オトガイ筋の強化にも効果があります。
首の深い部分の筋肉トレーニング
首の深い部分の筋肉は表情筋の筋トレでは鍛えられないので、全身を使ったトレーニングが必要になります。
寝た状態でできるので、家に居ながら楽に続けられるのでおすすめです。
- 仰向けになって寝ます。両手は体の横につけ手のひらを下にしてください。
- 両肩を床につけたまま、頭と足を5秒かけて同時に持ち上げます。
- 5秒かけてゆっくりおろします。頭と足を同時に下げつようにしましょう。
このトレーニングを10回行ってください。
ポイントとして頭を上げる時にアゴが胸に付く事を意識してください。
またトレーニング中は呼吸は止めて行うのではなく、ゆっくり呼吸しながら行うようにすることがポイントです。
これらのトレーニングを毎日行うことによって、個人差はありますが1ヶ月~2ヶ月でアゴのラインがスッキリしていきます。
歯磨きや歯茎のマッサージ
むくみも二重あごの原因と言われています。
歯磨きや歯茎のマッサージで歯茎を刺激することで、血行が改善され顔全体の代謝アップに繋がりむくみが改善されます。
歯ブラシによるマッサージ
- 歯磨きを済ませて口の中を清潔にします。
- 歯と歯の隙間に毛先を当てて、小刻みに揺らしながらマッサージをしてください。
歯茎を傷つけないように、毛先の柔らかいタイプの歯ブラシを使うと良いでしょう。
指先でのマッサージ
- 歯磨きを済ませて指先を洗い清潔にします。
- 人差し指の腹で円を描くようにゆっくりと歯茎をマッサージします。
- 頬の内側に人差し指を入れて、ほうれい線を伸ばす感じで引っ張ります。
このマッサージは血行を促進するため、入浴中の湯船の中で行うとより効果が期待できます。
よく噛む習慣をつける
柔らかい食べ物を多く摂る食生活を送っているとアゴの筋肉が衰えてしまうので、食事の時によく噛むように心がけましょう。
特にスルメや硬いせんべいなどは、よく噛む必要があるのでおすすめします。
長時間ガムを噛むこともおすすめで、スマホやPCの画面を見続けている時にはアゴだけでなく目の筋肉もほぐす効果もあります。
顔の表情を豊かにする
デスクワークや在宅で1人で過ごしている人は、日常的に無表情な時間が多いことで表情筋が衰えてしまいます。
よって人とのコミュニケーションをとる時にも、表情を意識しなるべくしっかりと口を開いて話す習慣をつけましょう。
笑顔を意識することで、表情筋が働き二重あごの改善に繋がります。
姿勢を意識する
猫背は二重あごになる大きな原因となるので、座る姿勢やスマホを見る時の姿勢には気をつけましょう。
椅子に浅く座っていると猫背になりやすいです。
よって、深く座る習慣をつけるだけで自然と猫背が改善されていきます。
またスマホの画面を見るときは、下を向かずスマホを顔の高さに持った状態で見る癖をつけましょう。
スマホ画面の高さを意識するだけで、猫背に効果があり二重あごの解消法に繋がるでしょう。
枕の高さ
高さのある枕を使っていると、首を前に傾けた姿勢になるので二重あごの原因になってしまいます。
首専用の「首枕」、高さのない枕、バスタオルをたたんだものなどを使用し寝るときの首の姿勢を意識するだけでも二重あごの予防に繋がります。
即効性がある二重あご解消法のまとめ
「二重あご」は、短時間で行う毎日の少しの筋トレと、ちょっとした姿勢の気配りや習慣で改善されます。
美容クリニックに行って「脂肪吸収」や「ヒアルロン酸注射」などを行わなくても、数週間から数ヶ月で解消効果が現れてくるので毎日続けていくことが大切です。
また二重あごが解消された後も、日頃から解消法を実践することで二重あごの再発を防ぎ予防することができます。
この様なトレーニングや姿勢や食事での気配りは、習慣化することでストレスなく自然と続けることができるようになります。
いつまでもスッキリしたアゴのラインをキープするために、二重あご解消法をぜひ実践してみてください。