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化粧水と乳液の使い方!正しい使い方やポイントを解説

 2019/06/27 スキンケア この記事は約 11 分で読めます。
化粧水と乳液の使い方!正しい使い方やポイントを解説

最近は、ブースター化粧水やオールインワンゲル、BBクリーム、CCクリームなど新しい基礎化粧品が続々と登場していますが、スキンケアの基本は化粧水と乳液です。
化粧水と乳液なくしてスキンケアを始めることはできません。

ただし、あまりにもスタンダードな基礎化粧品なので、適当な使い方をしてしまっていないでしょうか。
化粧水や乳液には美容液やアイケアクリームのようなスペックはないものの、使い方を間違っていてはスキンケア効果も実感できません。

使うのが当たり前になりすぎて間違った使い方になりがちですが、正しく使ってこそ真の効果を発揮してくれます。
そこで今回は、化粧水と乳液の正しい使い方をご紹介します。

今更と思うかもしれませんが、化粧水と乳液の使い方を見直して、今までよりも実感できるスキンケアを実践していきましょう。

 

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化粧水とは

化粧水とは

肌は、洗顔後に一番乾燥をしますが、例えスキンケアをしてもメイクをしていても少しずつ水分が失われていきます。
もちろんスキンケアをしていれば、失われる速度を遅くすることは可能です。

しかし、スキンケアで十分に水分補給をしておかないと、蓄えられている分の水分がどんどん減少して乾燥が引き起こされます。
乾燥すると、シミやしわなどのトラブルが起こりやすくなるため、肌に水分補給をするために化粧水があるのです。

 

化粧水の役割は肌をうるおいで満たすこと

化粧水の役割は、簡単に言ってしまうと肌に水分を補給することです。
ですが厳密に言うと、肌の表面となる角質層の部分にしか水分を補うことはできません。

肌の水分量は、角質層だけではなくその奥の真皮層の水分も含めた量になりますから、角質層だけ補ってもトータル的な水分を増やすことはできないのです。
しかし、角質層は表皮となってあらゆるダメージを受けているので、水分が不足していると肌を守れません。

つまり化粧水は、水分を失いやすい角質層にうるおいを与え、刺激やダメージから肌を守ることで保水機能をサポートする役割を持っているのです。

 

化粧水は種類によって目的が違う

化粧水の基本的な役割は、肌に十分な水分を補給して保水をすることです。
ですが、洗顔後の邪魔するものが何もない状態に付けるアイテムなので、最近は水分補給以外のスペックが搭載されている化粧水が増えています。

機能性の高い化粧水を使えば、より自分が求める効果が得やすくなります。
ここでは、化粧水の主な種類をご紹介するので、自分の目的に合ったスペックを持っている化粧水を見つけてください。

 

保湿化粧水

スタンダードな化粧水は、保湿化粧水に分類されます。
保湿力が高く、肌にうるおいを与えることをメインに作られているので、特に肌トラブルがない場合は保湿化粧水でケアをするのがベストです。

ただし、さっぱりタイプにはアルコールが入っていることもあり、肌の乾燥を招く可能性があるので成分をしっかりチェックしましょう。

 

美白化粧水

シミが気になる方や日焼け後のケアにぴったりなのが美白化粧水です。
美白成分配合なので、メラニン色素の沈着や生成を防いでくれる効果が期待できます。

美白成分は種類によって、メラニンの生成を防ぐものと沈着したメラニン色素を薄くするものがあります。
ですので、これからできるシミやくすみを防ぎたい場合は予防美白、今あるシミをなくしたい場合は還元美白というように使い分けましょう。

 

エイジングケア化粧水

加齢によって、肌の水分保持機能が低下している肌に適しているのがエイジングケア化粧水です。
肌の衰えをサポートする成分が配合されているので、使い続けることで加齢による肌トラブルを予防する効果が期待できます。

エイジングケアに特化した成分が入っているものであれば、今よりも肌を若返らせることも可能です。
エイジングが必要な年代の方が使うのが基本ですが、若い方が使えばアンチエイジングの効果が得られます。

 

拭き取り化粧水

肌の潤いを守りながら角質ケアできるのが拭き取り化粧水です。
洗顔をしても肌がざらつく、ごわつきやくすみが気になるという場合は、角質が溜まっている状態です。

角質ケアはピーリングでもできますが、ピーリングは刺激が強いので、使い方を間違えると肌にダメージを与えてしまいます。
拭き取り化粧水は、不要な角質や油分を落としながら水分補給ができるので、敏感肌や乾燥肌でも安心して角質ケアができます。

 

収れん化粧水

収れん化粧水は、肌を引き締める成分が配合されている化粧水です。
毛穴の開きが気になる方や、黒ずみケアをして毛穴が開いている状態の肌に使うと、肌をきゅっと引き締めてなめらかに整えます。

メイク前に収れん化粧水を使うと、肌がフラットな状態になるのでファンデーションの毛穴落ちを防ぐ効果が期待できます。
保湿効果は低いので、収れん化粧水を使った後は乳液やクリームで水分の蒸発を防ぎましょう。

 

乳液とは

乳液とは

化粧水と美容液をつければ、肌はぷるぷるになってしっとりとうるおいます。
そのため、乳液は使わなくても良いと思っている方も多いようです。

また、乳液はべたつくので使用感が嫌いと言う方もいるでしょう。
確かに、スキンケアの直後であれば、化粧水と美容液だけで肌の状態は整っています。

しかしいくら保湿力をサポートしても、美容成分を補給しても、乳液をつけなければうるおいを保てません。
乳液は、化粧水と美容液による美肌効果を持続させるために使うものなので、スキンケアには欠かせないアイテムなのです。

 

乳液の役割は水分の蒸発を防ぐこと

乳液のメインの役割は、化粧水によって補給した角質層の水分が蒸発しないようにすることです。
水分というのは時間とともに空中に蒸散してしまうので、いくら化粧水でケアをしても、油分でカバーしないと蒸発してしまいます。

本来であれば、皮脂と汗が混ざり合ってできる皮脂膜が水分の蒸発を防いでくれます。
しかし、皮脂膜は洗顔をすると落ちてしまうので、洗顔後の肌は水分が蒸発しやすい環境になります。

乳液には油分が配合されていますから、一時的ですが、肌の表面に油分で膜を張ることで水分を角質層にキープします。
また、乳液は角質を柔らかくする働きもあるので、化粧水で整えてもゴワつく肌をなめらかにしてくれます。

 

乳液は機能によって使い分けましょう

乳液は、化粧水をサポートする働きしかないイメージがあるかもしれません。
ですが最近では、プラスαの機能を備えた乳液が増えています。

選び方によっては、スキンケアやメイクの時短に使える優秀アイテムです。
今まで、乳液は不要と思っていた方でも、種類を知ればスキンケアに加えたくなるでしょう。

 

保湿乳液

一般的に乳液と呼ばれるものは保湿乳液です。
保湿乳液は、水分と油分がバランスよく配合されているので、正しい使用量であればべたつくこともなく肌を柔らかく整えます。

スペックとしては、水分の蒸発を防ぐことがメインなので、化粧水の機能をしっかりサポートしてくれます。
朝でも夜でも、どのタイミングのスキンケアにも適しているので、デイリーアイテムとして一つは持っておくといいでしょう。

 

ティント乳液

最近、人気になっているのが化粧下地の機能が搭載されているティント乳液です。
乳液の役割を持ちながら、同時に化粧下地としても使えるので、忙しい朝のメイク時には大活躍してくれます。

乳液をつけたあとで化粧下地を使うと、肌のべたつきやテカリが気になると言う方にも最適ですね。
ただし、カラーコントロールはできないので、化粧下地で肌色を調整したいという方には向いていません。

 

UVカット乳液

保湿乳液に紫外線をブロックする成分が配合されているのがUVカット乳液です。
普通の日焼け止めアイテムほどの効果はありませんが、特に外出をしない日や紫外線量の少ない日には手軽に紫外線を防ぐことができます。

また、敏感肌や乾燥肌の場合、日焼け止めを使うと肌が痒くなったり赤みが出たりすることがあります。
こういった肌質は、UVカット成分の刺激を受けやすいので使えないことも多いでしょう。

UVカット乳液は、乳液の油分で肌を守りながら紫外線をカットできるので、日焼け止めが使えない方にもおすすめです。

 

肌のうるおいを高める化粧水の使い方

肌のうるおいを高める化粧水の使い方

化粧水は、適量を取って肌に塗るだけという使い方をしていないでしょうか。
もちろんこの使い方が間違っているわけではありませんが、これでは表面を濡らすだけで浸透しません。

肌は排泄器官ですが、角質層には水分を補給できるので、しっかり浸透させましょう。
ここでは、うるおいを高める使い方の3つのポイントをご紹介します。

 

コットンで肌をクールダウンさせる

肌をクールダウンさせておくと、水分や保湿成分が顔全体に行き渡りやすくなります。
そこで、化粧水を全体に付ける前に行っておきたいのが、額に化粧水を含ませたコットンを置いてクールダウンさせること。

額の中央は、顔全体の温度を感知するセンサーなので、ここを冷やすことで全体的にクールダウンできます。
クールダウンさせたからといって、毛穴が引き締まって化粧水が浸透しないということはありません。

 

コットンで汚れを取りながら化粧水の浸透準備を始めましょう

残念ながら、洗顔をしても古い角質や毛穴の皮脂汚れは落としきれないことがあります。
ですので肌をクールダウンさせたら、化粧水を含ませたコットンで顔の汚れを拭き取ってください。

この時、ごしごしこすってしまうと肌を痛めてしまうので、表面を優しくなでるように拭き取ります。
洗顔で落とせなかった汚れを落とすことで、より化粧水の浸透力がアップします。

 

手のひら全体を使って押し付けする

化粧水を顔全体に付けるときは、たっぷりと手のひらに化粧水を取りましょう。
それを両手のひらに広げたら、手のひらでパックをするイメージで優しく押し付けをしていきます。

1パーツ10秒ほどの押し付けを繰り返し、顔全体にまんべんなく化粧水を浸透させてください。
おでこのシワや目元のたるみが気になる場合は、押し付けをしたままそっと皮膚を持ち上げます。

うるおいが十分に感じられないようであれば、再度化粧水を手にとって同じように付けていきましょう。
肌が全体的にひんやりして、手に吸い付くような弾力が出てきたら、しっかり水分で満たされています。

 

乳液の使い方のポイント

乳液の使い方のポイント<

スキンケアアイテムの一つだからとりあえず使う、と言うイメージのある入出来ですが、適当な使い方をすると肌に負担をかけてしまうためトラブルの元になってしまいます。
また、人によって肌の油分量は異なるので、適切な量を使うことも重要です。

乳液は思っている以上にスキンケアに重要な役割を持っているので、使い方を変えるだけで肌の状態が変わることもあります。
あまり正しい使い方を意識することがない乳液ですが、美肌のためには使い方を見直す必要があるのです。

乳液の場合、塗り方だけではなく使用量にもポイントがあるので、乳液の効果を実感できるように注意点をチェックしておきましょう。

 

肌滑りがよくてもこすらないこと

乳液は肌の滑りが良いので、マッサージをするように塗ってしまうと言う方もいるかもしれません。
しかし、乳液はマッサージクリームとはまったくの別物で、油分もクリームより少ない配合になっています。

そのため肌をこすりながら乳液をつけてしまうと、不要な刺激を与えてしまいます。
塗っている時は刺激を自覚することはありませんが、毎日積み重ねることでダメージが蓄積してしまうので注意しましょう。

乳液も化粧水と同じで、手のひらでハンドプレスをしながら全体に油分のヴェールをかけるイメージで塗るのが正解です。

 

使用量は自分の肌で確かめながら決める

乳液の1回の使用量の目安はメーカーによって異なりますが、1円玉から10円玉程度の量が一般的です。
ですが、化粧水でも乾燥の度合いによって使用量が変わるのと同じで、乳液も肌の油分量とのバランスを見ながら付けなくてはいけません。

例えばメーカーの使用推奨量が10円玉ぐらいであっても、オイリー肌ではべたついてしまいます。
使用直後のベタツキは問題ありませんが、ずっとベタベタしている場合は使う量が多すぎるということです。

乳液はクリームより油分が少ないので、ベタつきが続くことはありません。
ですので、最初は少量を全体に使ってみて、乾燥を感じる部分には重ねづけをするか量を増やすなど、自分の肌に合った量を見つけてください。

 

化粧水と乳液の使い方まとめ

化粧水にも乳液にも、それぞれに役割がありますし、配合されている成分によって効果は違ってきます。
このことをしっかり理解しておかないと、自分の肌に合わなかったり、求めている効果が得られなかったりします。

スキンケアをしているのに効果が実感できないと、化粧水や乳液のスペックが低いことが原因と思う方も多いでしょう。
ですが、違う化粧品ブランドの商品に変えても効果がないという場合は、使い方自体が間違っている可能性が高いのです。

今は、低価格の化粧水や乳液であってもクオリティは低くありませんし、口コミでも高評価のものが多いですから効果がないという方がおかしいのかもしれません。
価格に関係なく、肌に合っていて正しい使い方をしていればツルスベ肌を手に入れるのは難しいことではないので、新たな気持ちでスキンケアを始めてみてください。

 

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