脇の黒ずみ解消法!原因や黒ずみを消す4つの方法
脇は、ほぼ季節を問わずムダ毛処理が必要な部分です。
例えノースリーブや水着を着る季節ではないとしても、脇毛を処理するのは身だしなみです。
ただ、脇毛をきちんと処理していても、黒ずみができてしまったら女子力は半減してしまいます。
脇の黒ずみは不潔な印象を与えてしまいますし、男性によっては嫌悪感を持つ人もいるでしょう。
そこで今回は、脇の黒ずみの原因から解消法まで詳しく解説していきます。
イメージを一気に幻滅させる脇の黒ずみは、しっかりケアをして改善しましょう。
脇が黒ずむ原因は?
2黒ずみは色素沈着と言うイメージがあるかもしれません。
ですが、ダメージによる黒ずみだけではなく、汚れが詰まってしまうことも原因になっています。
脇の下の毛穴に汚れが詰まる、と言ってもピンとこない方も多いでしょう。
しかし脇の下は汚れが溜まりやすい環境ですし、何気ない生活習慣がさらに汚れを増やしてしまうことがあります。
脇が黒ずむ原因をチェックして、自分に当てはまっていることはすぐに改善しましょう。
脇汗を放置している
もしも顔に汗をかいて、それを拭き取らず、さらに布をずっとかぶせた状態にしたら毛穴は一気に黒ずんでしまいます。
脇も汗をかくので、これと同じことが起こります。
脇は太い汗腺がたくさん集まっているので、ちょっとしたことで汗をかきます。
冬でも衣類と皮膚の摩擦によって汗をかきますし、通気性が悪い部分なので清潔な状態を保ちにくいです。
その汗を放置すると、一緒に分泌される皮脂とともに毛穴に詰まり、それが酸化して黒ずんでしまうのです。
制汗剤が黒ずみの原因になることも
脇汗が気になる季節は、汗やニオイを抑えるために制汗剤を使う方も多いでしょう。
汗が分泌されなければニオイも気になりませんし、脇を清潔な状態に保てそうですね。
ですが、この制汗剤が黒ずみを引き起こすことがあるのです。
パウダータイプでもクリームタイプでも、完全に汗の分泌を抑えることはできません。
量は減りますが、汗も皮脂も分泌されるので、制汗剤と混ざり合って毛穴に詰まり、時間とともに酸化していきます。
制汗剤によっては、毛穴に入って汗を抑えるものもあるので、こういったタイプも毛穴の中で酸化して黒ずみになります。
ムダ毛処理によるダメージ
脇の黒ずみで厄介なのが色素沈着です。
顔のシミやくすみの原因となる色素沈着は、沈着の原因を取り除きながら、さらにターンオーバーを活性化したり、保湿ケアをしたりしなくてはいけません。
多角的にアプローチをしても、改善に時間がかかるので色素沈着による黒ずみはすぐにケアを始めましょう。
その色素沈着の一番の原因となるのがムダ毛処理によるダメージです。
強い刺激となるムダ毛処理をしている場合はすぐに止めましょう。
毛抜きによるムダ毛処理
脇毛は太いものが多いので、毛抜きで処理する方も多いでしょう。
毛抜きは根元から処理できますから、一度処理をするとしばらくケアは不要です。
ですが、成長期のムダ毛を毛根から引き抜くというのは、肌や毛穴に大きな負担をかけます。
そのためメラニン色素が過剰に生成されやすいので、毛穴周りに色素沈着が起こってしまいます。
カミソリによるムダ毛処理
カミソリは毛穴への負担は少ないものの、肌の角質を削るムダ毛処理方法です。
見た目には分かりませんが、健康な角質を削ってしまうので肌は大きなダメージを受けます。
さらにカミソリでは、1回でムダ毛を処理できませんから、何回も往復させて剃ることになります。
このダメージを頻繁に与えていたら、メラニン色素も過剰生成されてしまいますね。
しかもカミソリによる処理だと、すぐにムダ毛が伸びてくるので、頻繁に処理をするためどんどん黒ずんでしまいます。
ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンは、肌や体、メンタルの状態をコントロールしています。
ホルモンバランスが乱れると、肌荒れが起こったり太りやすくなったり、イライラするなどネガティブな変化が起こるのです。
その変化の一つがメラニン色素の分泌量です。
女性ホルモンの分泌バランスが乱れると、メラニン色素が過剰分泌されるため、摩擦やダメージを受けやすい部分は色素沈着が起こります。
ストレスや生活習慣の乱れ、ダイエットなどホルモンバランスを乱す要因はたくさんあります。
これが原因で、脇の下にメラニン色素が沈着して黒ずみが引き起こされることもあるのです。
下着の締め付けによる血行不良
サイズが合わないブラジャーやきつめのガードルを着けていると、胸周りから脇の部分の血行が悪くなります。
血行不良になると、肌に必要な栄養素が不足してしまうためターンオーバーサイクルが乱れます。
ターンオーバーの乱れによって古い角質が溜まると、肌はダメージによって黒ずんでいきます。
また古い角質と皮脂が混ざり合い、それが毛穴に詰まって酸化することも黒ずみの原因です。
脇の下のターンオーバーはあまり意識しないかもしれません。
しかし顔と同じで、クリアで綺麗な肌はターンオーバーによって作られるものなので、それを乱れさせる血行不良には注意しましょう。
黒ずみを消すための4つの方法
普段、じっくり肌の状態を確認しないため、脇の黒ずみに気づいても手遅れだと思ってしまうかもしれません。
ですがきちんとケアを実践すれば、自分で黒ずみを改善することも可能です。
黒ずみの状態によっては、1回のケアでも効果を実感できます。
いずれにしても、黒ずみは放っておけば治るというものではありません。
ケアをすることは悪化を防ぐ効果にもつながりますから、ご紹介する4つの方法からやりやすいものを選んで実践してみてください。
ピーリングで角質ケア
酸化した汚れというのは、普通に洗うだけでは落とせません。
さらに黒ずみとなっている毛穴の詰まりはタオルでこすっても落ちません。
ごしごしこすってしまうと、逆に摩擦によるダメージで色素沈着が起こることもあります。
この黒ずみを、出来る限り負担を軽くして落とせるのがピーリングです。
ピーリングは古い角質や酸化した皮脂汚れを優しく落とせるので、色素沈着の心配はありません。
黒ずみが薄くなるまでは3日に1回ぐらいのペースで、肌にダメージを与えないように少しずつ角質ケアをしていきましょう。
ピーリングとスクラブの違い
ピーリングもスクラブも角質ケア方法ですが、黒ずみケアの場合はスクラブを使うのはNGです。
ピーリングは、フルーツ酸の力で不要な角質を優しく絡め落としていきます。
しかしスクラブは固い粒子で肌をこすって角質を落とすので、強いダメージを与えてしまいます。
これでは角質ケアができてもメラニン色素の生成が促進されて、黒ずみが残ります。
よって黒ずみを消すには、フルーツ酸が配合された肌に優しいピーリング剤を使ってください。
脇の下も保湿ケアを抜かりなく
脇の下は通気性が悪く、汗や皮脂が溜まりやすいので、乾燥しているイメージがある方は少ないでしょう。
しかし、汗や皮脂でべたついていることと、肌が潤っているのとは違います。
例えべたつきがあっても、肌の水分量が少なければ乾燥が引き起こされて、ターンオーバーサイクルが遅くなります。
この状態では黒ずみも解消できないので、乾燥させないために、しっかり保湿ケアをしましょう。
保湿をして肌が潤えば、新しい角質細胞と入れ替わることで、黒ずみも少しずつ改善されていきます。
脇の保湿方法とは?
脇の下は、スキンケアをするイメージがないので、保湿ケアといってもどうすればいいのか分からないと言う方もいるでしょう。
体の保湿ケアは、一般的にボディクリームを塗って終わりというものが多いですね。
しかし、脇の下はもともと水分保持能力が弱いので、ローションとクリームのダブル使いで保湿ケアをするのがベストです。
ローションは顔に使うもので構いませんが、クリームは黒ずみケア専用のものを使うのがおすすめです。
色素沈着には美白クリームを使う
衣類との摩擦やむだ毛処理などによって色素沈着が起こっている黒ずみには、美白クリームでのケアも取り入れましょう。
黒ずみケアのための美白クリームは、配合されている美白成分が重要になります。
美白成分には、メラニン色素の生成を抑えるものと、沈着しているメラニン色素を薄くする(還元)ものの2種類があります。
すでに沈着している色素はメラニン色素還元作用を持つ美白成分でケアしなくてはいけません。
よって、ハイドロキノンやビタミンC誘導体、アルブチンなどの美白成分が入っているものを選んでください。
美白クリームは刺激の少ないものを選ぶ
美白成分というのは、メラニン色素の排出を促す働きがあります。
だからこそ黒ずみを改善できるのですが、その代わり刺激が強いものがあるので注意しましょう。
刺激が強いと、肌がダメージを受けて乾燥するため、そのせいで違うタイプの黒ずみができてしまうかもしれません。
敏感肌の場合は無添加のもの、乾燥肌であれば保湿成分が入っているものなど、肌への刺激を考慮してください。
選ぶのが難しい場合は、美白効果がある脇の黒ずみ専用のクリームを選ぶと良いでしょう。
しつこい黒ずみには重曹パック
毛穴の汚れを吸着して落とす重曹は、しつこい黒ずみのケアに効果的です。
重曹はお掃除用のものがリーズナブルですが、肌に負担をかけるので食用のものを使いましょう。
また、重曹は弱アルカリ性なので、敏感肌や乾燥肌の場合は刺激を感じるかもしれません。
特に肌に悪いものではありませんが、人によってはぴりぴりすることもあるので、パッチテストをしてからパックしてください。
重曹パックのやり方
重曹パックは、まず重曹と水でパック液を作ります。
小さいボールに、重曹を大さじ2杯入れたら、ドロッとなるまで少しずつ水を足してください。
肌に張り付くぐらいの柔らかさになったら、黒ずんでいる部分に塗りこみます。
さらに汚れが吸着されやすくなるように、ラップでおおって5分ぐらい放置をしたら、しっかりすすいで落としきりましょう。
固めのテクスチャーにすれば、重曹ピーリングもできます。
ただし重曹には研磨作用があるため、肌を傷つけてしまうかもしれませんから、使い方に気をつけてください。
黒ずみを作らない生活習慣を身につける
せっかく黒ずみケアをしているのに、黒ずみの原因となる生活習慣を放っておいたら効果が出にくくなります。
黒ずみを消すだけではなく、黒ずみを作らないようにすることもケアの一つです。
黒ずみを予防することで、よりクリアで健康な肌になっていきます。
ケアをしても黒ずみが改善できないというのは、生活習慣が妨げになっている可能性もあります。
生活習慣の見直しは、脇の黒ずみはもちろんあらゆる美容効果を得られるので、正しい習慣を身につけたいですね。
ムダ毛の処理方法を見直す
黒ずみを引き起こす一番の要因となるのが、ムダ毛処理という生活習慣です。
ムダ毛処理は身だしなみとして欠かせませんが、その方法を見直してください。
前述したように、毛抜きやカミソリの処理は黒ずみを引き起こしますから絶対にやめましょう。
肌への負担を減らして黒ずみのリスクを軽減するには、電気シェーバーを使うのがベストです。
電気シェーバーは肌への負担が少ないので、クリームをたっぷり塗って丁寧に処理しましょう。
処理をしたあとは、保湿ローションとクリームでしっかりケアをしてダメージの回復をサポートしてください。
脱毛サロンを活用する
ワキ脱毛は、脱毛サロンのキャンペーンを利用すると、リーズナブルな価格で受けられます。
ですので脇毛の処理は脱毛してしまうのもおすすめです。
脱毛サロンは永久脱毛ではありませんが、毛量を少なくしたり、ムダ毛を薄くすることは可能です。
毛量が減れば自己処理の回数を少なくできますし、処理によるダメージも減らせるので、時間に余裕がある方はプロの施術に頼るのも一つの方法です。
規則正しい生活習慣でターンオーバーを正常化
ターンオーバーの乱れは、生活習慣の乱れで起こります。
具体的に言うと、不規則な睡眠や栄養バランスの悪い食事、運動不足、加工食品の摂り過ぎなどが挙げられます。
すべてを完璧に規則正しくするのは難しいかもしれません。
しかし、不規則だと自覚していることを放置するのは、脇の黒ずみが起こるだけではなく美容や健康にもよくありません。
規則正しい生活習慣にすれば、トラブルに負けない肌や健康な体作りに役立ちます。
少しずつでもいいので、できるところから規則正しい習慣に変えていきましょう。
脇の黒ずみ解消法まとめ
黒ずみは簡単に消えるものではないので、ケアを続けていても、本当に綺麗になるのか不安になるかもしれません。
ですが、正しいケアをしていれば、例え時間はかかっても必ず黒ずみは消えていきます。
黒ずみが改善されれば、どんなファッションでも自信を持って楽しめますね。
自分に自信が持てるようになると、表情もいきいきしてきて、全体的な美しさもアップします。
脇の黒ずみ解消は、女子力を高めることにもつながるので、諦めずにケアを続けてクリアな肌を手に入れてくださいね。