太ももの脂肪を落とす!短期間で脂肪を落とす7つの足痩せ法
太ももに脂肪がついていると、スキニーパンツやジーパンを履いてもカッコ悪いですし、足を出すのも恥ずかしいですよね。
いくら上半身が細くても、太ももが太いとどっしりして見えるので太った印象を与えます。
すらっと伸びた足というのは女性の永遠の憧れです。
そのためにも、ぶよぶよとした太ももの脂肪は撃退しておきたいです。
しかし、一般的に太ももを細くするには時間がかかると言われています。
そこで今回は、太ももの脂肪を短期間で落とす7つの脚痩せ法をご紹介します。
美脚を目指す方におすすめの方法なので、是非とも実践して下さい。
太ももの脂肪を落とすことができない理由
下半身は上半身よりも筋肉量が多いため、エネルギーの消費量も多いと言われています。
しかし、女性の多くは太ももについた脂肪に悩んでいるのが実情です。
エネルギーを消費しているはずの下半身ですが、太ももには脂肪がつきやすい理由があるのです。
太ももは意識しないと使われない
歩く、走る、立つなどの行動では下半身を使いますが、実は太ももはそれほど使われません。
足が疲れたと感じても、疲労が蓄積するのはふくらはぎです。
太ももというのは、意識して動かさないとほとんど使われていないのです。
そのため大きな筋肉があり、エネルギーの消費量が多い部位であっても、脂肪がつきやすいといえます。
骨盤が大きい
女性は出産をする役割があるので、男性よりも骨盤が大きい構造になっています。
骨盤が大きければ、そのサイズに合わせて下腹部やお尻周りには脂肪がつきます。
骨盤の大きさや脂肪の量は個人差がありますが、いずれにしても腰周りを支えるためには、太ももに脂肪がついていなくてはいけません。
腰周りが大きくて太ももが細すぎるとバランスが悪く、赤ちゃんを安全に宿せなくなります。
そもそも、骨盤の大きさと太ももの太さは比例するので、骨盤が大きいことが脂肪がつきやすい原因の一つにもなるのです。
太ももに脂肪がつく原因
太ももに脂肪やセルライトが蓄積するのは、摂取エネルギーが多すぎることが原因です。
脂肪というのは、消費エネルギーとして燃焼されなかった糖分や油分などが脂肪細胞になり蓄積されたものです。
ですので、単純に言えば太もも脂肪の原因は食べ過ぎが考えられます。
しかし普通の食事量で間食もしない、という方でも太もも脂肪がついてしまうことがあります。
人によって脂肪が蓄積する原因は違いますし、原因を把握しなければ脂肪は落とせないので、自分に当てはまる原因をチェックしましょう。
運動不足
太ももの筋肉は、意識して動かさないと使われません。
そのため、日常生活の中での活動だけでは運動不足になってしまいます。
運動不足になると筋力が低下するので、基礎代謝量が少なくなり、結果的にエネルギーの消費量まで減少します。
例え摂取カロリーが多くなくても、消費エネルギーが少なければ、余分なエネルギーは脂肪となって蓄積します。
むくみの放置
太ももなど下半身は心臓から遠く、重力の影響もあるため血液の循環が悪くなりやすい部位です。
血液は不要な水分や老廃物を運ぶ役割をしていますから、それが滞ると下半身に溜まってしまいます。
この状態を放っておくと下半身がむくみます。
むくみを引き起こす老廃物は、脂肪細胞に取り込まれて脂肪細胞を肥大化するので、もともと脂肪が多い太ももは太くなっていきます。
さらに進行すると、普通の運動などでは落とせないセルライトになってしまうので要注意です。
骨盤の歪み
座ったときに猫背になったり、足を組む癖があるという方は骨盤が歪んでいるかもしれません。
下半身と上半身のつなぎ目となる骨盤が歪むと、その影響はダイレクトに下半身に現れます。
骨盤の歪みは太ももラインも歪ませてしまうため、脂肪がつきやすくなってしまうのです。
また、姿勢が悪いと太ももの筋肉も緩んでしまいます。
骨盤の歪みや姿勢の悪さは、現代女性の太ももの脂肪の一番の原因とも言われているので気をつけましょう。
短期間で太ももの脂肪を落とす7つの足痩せ法とは
下半身は脂肪を燃焼させるホルモンの受容体が上半身より少ないため、基本的に痩せにくい部位になります。
特に脂肪がつきやすい太ももは、短期間で痩せるのは簡単なことではありません。
しかし、下半身の中で一番大きい筋肉があるのも太ももですから、やり方次第では短期間の脂肪を落とすことも可能です。
ここでは脂肪に効く7つの足痩せ法をご紹介するので、集中的に行ってほっそり太ももを目指しましょう。
リンパマッサージでむくみを解消
下半身がだるくて重い、という方はむくみが強い傾向にあります。
むくみを解消すれば、循環を邪魔する老廃物もなくなり脂肪が燃焼されやすくなります。
また基礎代謝量も増えることで、エネルギーの消費効率もアップします。
むくみの解消に効果的なのはリンパマッサージなので、毎日の習慣にしましょう。
リンパマッサージのやり方
楽な姿勢で床に座ったら、まずは足の裏をしっかり揉みほぐし、足首を大きく回して流れやすい状態を作ります。
次に握りこぶしを作り、第二関節部分を内側と外側のくるぶしに当て、そのままふくらはぎから膝横まで押し上げます。
数回繰り返したら、ふくらはぎ裏から膝裏も流してください。
太腿は両手で掴むようにして、前後左右まんべんなく足の付け根まで流しましょう。
最後は足首から太腿の付け根まで、だるさがなくなり足が軽くなるまで流して、足の付け根部分を数回プッシュしたら完了です。
リンパマッサージの効果を高めるには
リンパマッサージの効果を高めるには、マッサージ用オイルやクリームを使うのがおすすめです。
こういったアイテムは、肌のすべりを良くして摩擦を軽減するだけではなく、血行を促す成分などが入っています。
商品によってはむくみ解消に効果的なハーブの成分が含まれているものもあるので、リンパマッサージ効果がアップしやすくなります。
何もないという方は、入浴中に行うといいでしょう。
体が温まった状態だと、筋肉も緩んでいますし血流もよくなっているので、効率よくむくみを解消できます。
疲れている時は足上げでリンパを流す
夜遅く帰った時などは、足がむくんでいてもリンパマッサージは面倒かもしれませんね。
そんな時は、足上げでリンパを流しましょう。
床に寝転がったら、60度ぐらいの角度で足を上げて壁につけます。
10分ほどその姿勢を続けていると、足の血液やリンパ液が上半身に流れていくのでむくみ解消効果が期待できます。
筋肉を鍛えて脂肪燃焼を促進
太ももの筋肉が少ないと、運動などをしても脂肪がなかなか燃焼されません。
そこでおすすめなのが、効率よく太腿の筋肉を鍛えるスクワットです。
スクワットは太もも痩せエクササイズの中でも一番効果があると言われています。
同時にふくらはぎの筋肉にもアプローチできるので、下半身痩せにも効果的です。
少しハードですがその分効果が高いので、短期間での太もも痩せを目指す方はぜひチャレンジしてください。
太もも痩せスクワットのやり方
太もも痩せに効果的なスクワットは、まず両足を腰幅より少し大きく開きます。
この時、つま先はできるだけ外側に向け、膝もつま先と同じ方向に向けてください。
両手を頭の後ろで組み、骨盤を立てるように姿勢を正しくします。
そのままゆっくりとお尻を真下におろしていき、膝が90度の部分で止めて3回呼吸をしたら、ゆっくり元に戻します。
腰を落とす時は背中が丸まらないように、お尻が月でないようにしましょう。
短期間で脂肪を落とすには、15回1セットで1日3セット以上行ってください。
より効果的なスクワットのやり方
さらにハードルを上げたいという方は、ワンランク上のスクワットをやってみましょう。
まっすぐに立って、つま先を出来るだけ外側に開いたら、両足のかかとをつけたまま爪先立ちをします。
両手を頭の上にまっすぐ伸ばして合わせ、その姿勢のまま腰を真下にゆっくりおろしていきます。
これ以上落とせないところまで行ったら、ゆっくりと元の姿勢に戻ってください。
爪先立ちをしたままなので、倒れないように注意しましょう。
このスクワットは下半身全体に効くので、2週間ほど続けるだけで太ももが変わるのを実感できます。
有酸素運動で代謝を促進
有酸素運動は、全身の血流を良くしてくれるので代謝を高める効果が期待できます。
また、一定時間運動を続けると、蓄積した脂肪がエネルギー源となるので脂肪の燃焼にも効果を発揮します。
もちろん筋肉も適度に鍛えられるので、太もも痩せはもちろんボディラインを整える効果も期待できます。
有酸素運動はウォーキングでもラジオ体操でも構いません。
ただし、太ももの脂肪を燃焼するにはポイントがあるので、しっかり押さえておきましょう。
有酸素運動の時に気をつけること
太ももを細くするためには、有酸素運動の時に太ももを動かすことを意識してください。
ただ漠然と動くだけでは、効果が半減してしまいます。
ウォーキングの時は足の付け根から足を動かすように、ラジオ体操でしたら太ももを使って下半身を動かすようにしましょう。
また、脂肪がエネルギーに変わるのは、運動を始めてから20分後と言われています。
最近は8分後からという説もありますが、いずれにしてもすぐに燃焼されないので、最低30分は続けてください。
ストレッチで流れを作る
どんな運動をするにしても、必ず取り入れたいのがストレッチです。
太ももが硬くなっていると、血液やリンパの流れが阻害されて痩せにくくなります。
また老廃物も溜まりやすくなるため、有酸素運動や筋トレの効果も出にくくなってしまうので放置するのは禁物です。
ストレッチをすると、太ももの硬さが取れて血液もリンパの流れが作られます。
むくみの解消にもつながるので、寝る前や足が疲れた時などこまめに行うようにすると足痩せ効果がアップします。
太もも裏のストレッチ法
太もも裏のストレッチは、仰向けに寝転がったら、右足をまっすぐ伸ばして上げていきます。
できれば、その足を両手で持ち、膝が曲がらないようにしながら太もも裏を伸ばしましょう。
この時、左足の膝を立てて横にすとんと寝かせた状態にすると、骨盤が開いて歪みを矯正できます。
太もも裏には目に見えないストレスが溜まると言われているので、ゆっくり深呼吸をしながら30秒以上ストレッチしてください。
これを左右行いましょう。
太もも前のストレッチ法
太もも前のストレッチは、床に両膝を立てて座り、右足のかかとをお尻の右側部分につけます。
左足はそのまま横に倒して、太もも前の伸びを感じながらゆっくり寝転がります。
もしつらいようであれば、膝が浮いてもいいので太ももの前がきちんと伸びていることを意識しましょう。
ゆっくりと呼吸をしながら30秒から1分ほどストレッチをしたら反対側も同様に行います。
揉みほぐして脂肪を分解
厳密に言うと、自己流の揉みほぐしで脂肪を分解することはできません。
しかし、脂肪が付いた部分を定期的に揉みほぐしていると、その部分が細くなるのは事実です。
一説では揉むほぐした部分の血流がよくなり、それが脂肪の燃焼や分解に関係していると言われています。
特に太ももの脂肪が硬いという場合は効果が期待できるので、しっかり揉みほぐして燃焼しやすい状態にしていきましょう。
脂肪を揉む時の注意点
硬く太くなった太ももの脂肪は、揉みにくいためつい力を入れてしまうかもしれません。
しかし、脂肪の揉みほぐしは力の入れすぎに注意が必要です。
強く揉んでしまうと、痛みによるストレスで血流が悪くなったり、血管やリンパ管にダメージを与えてしまいます。
手で掴みづらい場合は、柔らかくなるまで指でつまんでほぐしましょう。
全体の硬さが取れたら、手のひらを使って痛くない程度に脂肪の部分を揉んでください。
毎日の入浴でアプローチ
即効性のある足痩せ法ではありませんが、入浴は全身の血行を促進して代謝を高める効果が期待できます。
また、1日の疲れを取ったりむくみ解消など、足を太くする原因を取り除く効果にもつながります。
毎日入浴するのは大変かもしれませんが、入浴はもっとも手軽な体のメンテナンス法です。
マッサージや運動ができなかった日でも、入浴をすれば足痩せをサポートできるので、毎日お風呂に浸かって太もも痩せに役立てましょう。
骨盤を立てて正しい姿勢を心がける
直接ではありませんが、骨盤の歪みも太ももに脂肪がつく原因になります。
骨盤は姿勢によって歪んでいくので、毎日の生活習慣の中で姿勢を正しくすることを意識しましょう。
正しい姿勢というのは、骨盤が立った状態のことをいいます。
座った時に下腹部と太ももが直角になるのは骨盤が立っている状態なので、この姿勢を目安に前かがみや反らしすぎないように気をつけてください。
正しい姿勢を心がけるだけでも歪みの矯正効果が期待できますから、太もも痩せにもつながります。
太ももの脂肪を落とす足痩せ法まとめ
太ももが細くなると、ヒップラインまでほっそり見えますし、ふくらはぎが太くても下半身のラインがすっきりします。
また、太もも痩せのためにストレッチやマッサージ、運動をすると下半身の全体痩せにも効果的です。
ボディラインに自信が持てるというのは自分への自信にもつながります。
若々しさや美しさは自分に自信を持つことも重要ですから、太もも痩せでメイクやファッションでは手に入らない美しさを手に入れましょう。