鼻のテカリ改善法!原因や鼻のテカリを抑える6つの解消・予防法
朝しっかりメイクをしても、時間が経つといつも鼻がテカテカしてくる…なんてお悩みではありませんか?
中には、テカリ防止のために毎日あぶらとり紙を大量に使ったり、テカリを防止できるメイク用品を使っている人もいるでしょう。
鼻のテカリは見た目が悪く目立つので、人からの目線が気になって仕方がありませんよね。
実は鼻のテカリは、肌質や日々のスキンケア法や生活習慣など、様々な原因によって改善法も違ってくるのです。
そこで今回は、鼻のテカリの原因や原因や、鼻のテカリを抑える解消・予防法などをご紹介させていただきます。
今回の記事を参考にしていただき、テカリ知らずの健やかなお肌を手に入れましょう。
鼻にテカリが出る8つの原因
顔の中でも鼻は特にテカリが出てしまう部分だと言われています。
鼻は他の部分と比べると約5倍ほどの毛穴がある上に、皮脂腺が集中しているため皮脂の影響を受けやすくなっているのです。
まずは、鼻にテカリが出てしまう原因について詳しく解説していきます。
①テカりやすい肌質
皮脂は乾燥や雑菌などから守るためのバリアの役割があるため、外気と接触している顔には皮脂腺が多いと言われています。
中でも鼻は、皮脂の分泌が特に活発な部分です。
よって、皮脂分泌の多い脂性肌の人は、どうしてもTゾーンや鼻はテカりやすくなってしまうのです。
②乾燥
お肌が乾燥している状態はバリア機能が弱くなっているため、外からの刺激を受けやすくなっています。
外からの刺激を守るために、お肌は皮脂を多く分泌し、肌表面に油膜を張り守ろうとするのです。
乾燥による皮脂の過剰分泌を抑えるためには、保湿をしっかりと行うことが大切だと言えるでしょう。
③ターンオーバーの乱れ
私たちのお肌はだいたい28日周期で生まれ変っていると言われていますが、ターンオーバーが乱れてしまうと乾燥を引き起こしたり、皮脂が多く分泌されたりしてしまいます。
古い角質や汚れなどと過剰分泌された皮脂が混ざって毛穴を塞いでしまうと、様々な肌トラブルを引き起こします。
正常にターンオーバーが行われていれば、古い角質や汚れなどは剥がれ落ち、皮脂が過剰分泌することもありません。
④過剰なスキンケア
鼻のテカリを解消しようと、必要以上にゴシゴシと強く洗ったりしていませんか?
皮脂は本来、お肌のバリアや保湿に必要なものです。
皮脂を取りすぎると、逆に皮脂の分泌が多くなり鼻のテカリを加速させてしまう原因となってしまいます。
また、スキンケアもお肌に合っていなかったり過剰だったりすると、お肌への負担となり皮脂の過剰分泌につながってしまいます。
⑤ファンデーションの厚塗り
ファンデーションには、どのタイプでも少なからず油分が配合されているものですが、その中でもリキッドファンデーションは油分が特に多く配合されています。
毛穴を隠そうとファンデーションを重ね塗りをすると、化粧崩れが起きやすく鼻のテカリも目立ちやすくなってしまいます。
さらに鼻のテカリを直そうと化粧直しを何度もすると、皮脂とファンデーションの油分が混じり合って余計にテカリの原因になってしまいます。
鼻のテカリが気になる女性には、油分の多いリキッドファンデーションは不向きだと言えます。
⑥偏った食生活
食生活の欧米化で、最近はハンバーガーなどの脂っこい食べ物やジャンクフードを好んで食べる人が増え、和食を食べる機会が少なくなってきています。
こういった食生活を続けていると、皮脂が分泌されやすくなってしまいます。
その他にも、刺激物や甘いものでも皮脂分泌が促されてしまうため、あまり食べないことをオススメします。
⑦乱れた生活習慣
睡眠不足や運動不足などといった生活習慣は、体の代謝が悪くなりお肌にも悪影響を与えてしまいます。
睡眠不足は、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが過剰に分泌される場合があります。
そうすると皮脂の分泌量が増えて、テカリの原因となるのです。
また運動不足は、体の冷えや血行不良、便秘などを引き起こすため、体の代謝が悪くなります。
結果、脂質や糖分がエネルギーとして代謝されなくなり、お肌から余分な皮脂が分泌されるようになってしまうのです。
⑧鼻の触り過ぎ
鼻のテカリやザラつきが気になってよく触ってしまうという人は少なくないでしょう。
鼻を触り過ぎていると、その刺激によって鼻のテカリも悪化してしまいます。
鼻は極力触らないように気をつけて、クセにならないように注意しましょう。
鼻のテカリを抑える6つの改善&予防法
鼻のテカリの原因が分かったら、それぞれに合った改善法が必要となります。
ここでは、鼻のテカリを解消したり予防に役立つ方法について詳しくご紹介します。
①鼻のテカリを抑える洗顔方法
洗顔は毎日行うものだからこそ重要です。
自分の洗顔方法をあらためて見直し、改善につなげましょう。
洗顔時における鼻のテカリを抑えるポイントは以下の通りです。
- 洗顔は一日に2回までにしておく
- スチーマーや蒸しタオルなどを使って、洗顔前に毛穴を開いておく
- 洗顔料はよく泡立ててから顔につけ、ゴシゴシこすって洗わない
- お肌の負担が少ないぬるま湯で洗顔する
- 髪の生え際や顎などに洗い残しのないように気をつける
- タオルは水気を吸い取るように優しく肌に当てる
②保湿中心のスキンケア
お肌の乾燥は、鼻のテカリの原因につながります。
皮脂の過剰分泌を抑えるためにも、しっかり保湿をしましょう。
与えた化粧水が逃げてしまわないように、乳液や美容液などでしっかりとフタをすることも忘れずに。
テカリが気になるからといって乳液や美容液は付けたくないという人も多いですが、使わないと余計に乾燥してしまう場合があります。
今はベタつかない商品も多く登場しているので、そういった商品を選ぶようにしましょう。
さらに鼻のテカリ対策としてオススメなのが、オイルマッサージと収れん化粧水です。
オイルマッサージは、毛穴に詰まった角栓などをしっかり除去してお肌のターンオーバーを整える効果が期待できます。
オイルは、毛穴の中の角栓にしっかり馴染んで無理なく溶かして落としてくれるオリーブオイル(特にエクストラバージンオイル)がオススメです。
収れん化粧水は、テカリの原因になる皮脂をコントロールしてお肌や毛穴を引き締めてくれる効果があり、お肌の温度も下がてくれます。
さらに水分を補い保ってくれる効果もあるため、脂性肌の人にはオススメの化粧水です。
③メイク前のコットンパック
保湿をするとテカリの原因になってしまうと思ってしまうかもしれません。
しかし、実はしっかり保湿をしておく方が日中のテカリを防いでくれます。
メイク崩れしやすい人は、メイク前にコットンパックをしておくことをオススメします。
コットンに普段使っている化粧水を染み込ませ、3分程パックをするだけで効果があります。
保湿が終わったら、スキンケア成分をお肌に馴染ませるために約10分ほどの時間を空けてからメイクに入りましょう。
朝は時間がないからと言ってすぐにお化粧をしてしまうと、スキンケアの水分や成分をファンデーションや化粧下地が吸収してしまい、乾燥を招いてしまうのです。
折角のスキンケアを無駄にしないためにも、保湿成分をお肌に馴染ませる時間を少しでも作りましょう。
④ナチュラルメイク
メイク用品には油が含まれているものが多いため、鼻のテカリを抑えたいならナチュラルメイクを心掛けるようにしましょう。
最近話題のオーガニックコスメは、ナチュラルメイクでもツヤや透明感を演出してお肌をキレイに見せてくれるのでオススメです。
また鼻以外の場所が乾燥している混同肌の場合は、鼻だけ皮脂の吸着作用があるパウダーファンデーションやルースパウダー、油分少なめの化粧下地などを使い、乾燥した部分だけリキッドファンデにしても良いでしょう。
化粧直しの際は、あぶらとり紙の使い過ぎに注意してください。
あぶらとり紙を使いすぎると必要な皮脂までとってしまい、逆に皮脂分泌が多くなってしまいます。
⑤生活習慣の見直し
睡眠不足や運動不足、ストレスなどでホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンが増加して皮脂量も多くなってしまいます。
さらに血液の循環を滞らせるので代謝も悪くなり、肌のターンオーバーが正常に行われなくなってしまうのです。
睡眠をしっかり取り、睡眠の質をあげてくれるアロマやハーブティーなどでホルモンバランスを整えましょう。
運動不足解消には、1日30分でも良いのでウォーキングやストレッチ、ヨガをして汗を掻くと代謝が良くなります。
運動が難しい人は、半身浴などで汗を出すのもオススメです。
ストレスを溜めないこともホルモンバランスを整えるのに効果的です。
カラオケで思い切り歌ったり、美味しいものを食べたり、親しい人とおしゃべりしたりするなど、自分なりのストレス発散方法を見つけましょう。
⑥バランスの良い食事
鼻のテカリを抑えたいなら、油脂分の多い食品の量を減らしビタミンやミネラルの豊富な生野菜でバランスを調整しましょう。
皮脂のコントロールに働きかける栄養素や食べ物は以下を参考にしてください。
ビタミンA
皮膚機能の働きをサポートし、ターンオーバーなどお肌の健康を保つのに必要です。
レバー類・うなぎ・人参・ほうれん草などに含まれています。
ビタミンB2
肌荒れを改善する効果があります。
レバー類・.納豆・のりなどに含まれています。
ビタミンB6
アミノ酸からたんぱく質を生成したり、ヘモグロビンを作るうえでも大事な栄養素となります。
レバー類・カツオ・マグロ・抹茶の粉などに含まれています。
ビタミンC
皮脂の分泌をコントロールしたり、コラーゲンの生成に必要な栄養素です。
赤ピーマン・黄ピーマン・果物などに含まれています。
ビタミンE
血行がよくなる効果が期待できます。
植物油・ナッツ系・かぼちゃ・モロヘイヤなどに含まれています。
食物繊維
腸内環境を整える効果があります。
さつまいも・ごぼう・まめ類・海藻などに含まれています。
鼻のテカリを放っておくと危険?
鼻のテカリを放っておくと、以下のようなようなことが懸念されます。
心当たりのある人は、正しいケアをして改善するようにしましょう。
ニキビが増える
毛穴に皮脂が詰まって汚れているとその中でニキビの原因であるアクネ菌が繁殖し、炎症を起こしてニキビとなります。
必要以上の皮脂は、アクネ菌だけではなく雑菌の温床となってしまうため、お肌に悪影響となる可能性があるのです。
臭くなる
皮脂は脂なので空気や紫外線に触れていると酸化していき、臭いが発生する場合があります。
またそれとは別に、皮膚についている雑菌が繁殖する際に出す臭いが臭ってしまうケースもあります。
雑菌は皮脂を餌にして増殖するため、皮脂分泌が多い人は臭いが発生しやすいと言えるでしょう。
特に臭うものがないのに、臭いがある場合は鼻のテカリのせいかもしれません。
鼻のテカリ改善法についてのまとめ
鼻のテカリと一言でいっても原因は様々ありましたが、いかがでしたでしょうか?
まずは自分の鼻がテカってしまう原因は何か見つけることから始めましょう。
原因が分かれば、それに合った改善法をとることができるので、皮脂の過剰分泌を抑えれるはずです。
また鼻のテカリを予防するためにも、日頃から洗顔やスキンヘアの仕方、生活習慣、栄養バランスなどにも気を付けてください。
鼻のテカリの悩みから解放され一日中爽やかなお肌をキープするためにも、短期間で諦めずにしっかりと続けていきましょう。