まぶたのたるみ解消法!原因や目元を若返らせる10の改善法
「まぶたにたるみがあるせいで実年齢より老けて見える…」
などとお悩みではありませんか?
まぶたがたるんでいるというだけで、疲れているように見えたり、機嫌が悪いのでは?なんて誤解されてしまうこともあって良いことがありませんよね。
まぶたのたるみは早い人では20代前半から、40歳を超えると大半の方が悩まされるようになるようです。
「たるみ専用のアイクリームを使っても、エステに行っても、一向に良くならない…」と諦めている人が多いのではないでしょうか。
しかしまぶたのたるみは、早めの対策で手術など大金を払わなくても解消できるのです。
そこで今回は、まぶたのたるみ解消法として原因や目元を若返らせる10の改善法をご紹介します。
目元を若返らせ、明るい印象を手に入れましょう。
目次
まぶたのたるみの原因
まぶたを含む目元は、皮膚が約0.5mmと他より薄い上に皮脂線の数が少なく、たるみやシワなどが起こりやすい部分だと言われています。
しかも疲れや生活リズムの乱れなどのちょっとしたことで血流が悪くなりがちな部分でもあり、とても敏感なのです。
若い人でもたるんできてしまう人がいるのは、このような理由があるからだと言えます。
ここでは、まぶたがたるむ主な原因を紹介していきます。
まずは自分が当てはまる原因は何かチェックしてみましょう。
加齢
年齢を重ねるとハリを生み出すコラーゲンやみずみずしさを保つヒアルロン酸が減少するため、お肌がたるみやすくなります。
さらに目の周りの眼輪筋や眼瞼挙筋という筋肉が、加齢により衰えることで まぶたのたるみに繋がってしまうのです。
摩擦
クレンジングの時にゴシゴシこすっていたり、目が痒くてこするクセはありませんか?
まぶたは頬の皮膚の厚みの1/3くらいしかなく、とても薄いです。
ですから外からの力にとても弱く、そういった摩擦が原因でたるみを加速させてしまいます。
また目をパッチリと二重まぶたにするためのアイプチをしている人も要注意です。
アイプチは接着剤を使用したものが多く、特に取り外すときにまぶたの皮膚を引っ張ってしまうので、それが原因で皮膚が伸びてたるんでしまうのです。
筋力の低下
皮膚は薄くても、まぶたにも筋肉があります。
この筋肉が低下してくると、まぶたをうまく持ち上げることが出来なくなって、たるんでしまうのです。
筋肉が衰える原因は加齢だけでなく、まぶたを動かすことが少ない場合も筋肉が衰えてきてたるみが出てきます。
スマートフォンを長時間見ているなど、まばたきが少ない状態が続くと筋肉が十分使われないため、まぶたがたるんでしまいます。
よって意識して まぶたの筋肉を鍛えることが大切となります。
目の酷使
IT社会の現代において、パソコンやスマートフォンなど一日中液晶画面を見ているという人も多いでしょう。
この長時間の目の酷使が、まぶたに負担を与えて たるみを引き起こしている可能性があります。
眼精疲労により目の周りの筋肉が凝り固まり、老廃物が溜まりやすくなります。
その結果、目元の代謝が低下し、まぶたがたるんでしまうのです。
さらにパソコンやスマートフォンを操作する際は、姿勢が猫背になりがちになります。
姿勢が前かがみになると、首の前側が伸びる形になるため、一緒に顔の皮膚が引っ張られ、結果的にまぶたがたるんでしまうのです。
弾力の低下
お肌の弾力が低下することも、たるみの原因になります。
皮膚の大きさは変わらないのにお肌の内部がしぼんでくれば、当然のごとく表面がたるんできます。
弾力が低下する原因は加齢が大きいですが、他にも「紫外線対策が出来ていない」「保湿が足りてない」ということも考えられます。
脂肪
脂肪も、まぶたのたるみと大きな関わりがあります。
太っていて脂肪がついている人は、身体だけでなく顔にも脂肪がついているので、まぶたにも脂肪がついて たるんで重たく見えてしまうのです。
急激にダイエットをして痩せ過ぎている人も、まぶたのたるみが気になることがあります。
まぶたの内部の脂肪が急に少なくなってしまうので、余った皮膚がたるんで見えてしまうのです。
遺伝
眉と目の幅が広いアジア人は、まぶたがむくみやすく皮膚がたるみやすい性質があります。
また遺伝の影響も受けやすいと言われています。
ストレス
ストレスを感じると、呼吸が浅くなりやすくなります。
呼吸が浅くなると目元の血行が悪くなり、まぶたの下にも老廃物がたまりやすくなります。
その結果、まぶたのたるみに繋がってしまうというわけです。
病気
まぶたのたるみは、「眼瞼下垂」というまぶたの病気が原因になっている場合があります。
まずは下記の症状がないかチェックしてください。
- 前が見えないほどのたるみがある
- 額に深いシワが何本も刻まれている
- 頭痛が頻繁に起こる
- 肩こりがひどい
多く当てはまる場合は、眼瞼下垂が原因になっている可能性が高いため、必ず眼科を受診してください。
まぶたのたるみ解消する10の方法
まぶたのたるみを改善する方法について詳しく紹介します。
たるみ予防にもなるので、今日からぜひ始めてみてください。
眼輪筋を鍛えるエクササイズをする
目の周りには眼輪筋という筋肉があり、これを鍛えることでまぶたのたるみを改善できます。
やり方は、目を左右5回ずつ ゆっくり大きく回すだけです。
おでこにしわが寄らないように、目だけを動かすように行いましょう。
目の疲れに効果的なエクササイズをする
目の疲れと共にたるみも同時に予防できるエクササイズをしましょう。
やり方
- 軽く目を閉じてください。
- ギューっと力を入れて目をつむって5秒キープし、ゆっくり目の力を抜きます。
- 目を大きくパッチリと開けて5秒キープし、ゆっくりと力を抜きます。
- 上記を5回繰り返します。
リンパマッサージをする
アイクリームを塗る際に、マッサージを行うことで まぶたのたるみケアができます。
ただし、まぶたを引っ張りすぎるとたるみの原因になってしまうため、力を入れすぎないようにケアしましょう。
やり方
- 目元にある骨の際の上下を軽く4本指でプッシュします。
- 4本指を軽く外側にすべらせながら目の上側、下側と交互に移動させましょう。
- 最後にこめかみを押さえて完了です。
まぶたパックをする
まぶたは皮脂腺や汗腺が少なく乾燥しやすい部分のため、しっかり保湿することが大切です。
そこでオススメなのが、美容成分がたっぷり入ったオールインワンジェルを使用した「たまぶたパック」です。
保湿しながらハリを与えることができますよ。
やり方
- 大きめのコットンを2枚用意し、オールインワンジェルをたっぷり馴染ませます。
- 目を閉じたまぶたに1のコットンをそっと置いて5〜15分ほど放置しましょう。
ツボ押しで目元の血行を良くする
目元の血行を良くするツボがあります。
ツボの位置は押してみて痛気持ちいいところですが、強く押しすぎると逆効果になってしまうので力を入れ過ぎないように気をつけましょう。
身体が温まっているお風呂上がりなどがオススメです。
- 魚腰(ぎょよう):眉毛のちょうど真ん中当たりにあるツボです。
- 瞳子りょう(どうしりょう):目尻の1センチほど外側にあるツボで、触るとわずかに凹んでいるところです。
- 睛明(せいめい):目頭と鼻の根元にあるツボで、疲れ目にも効果があると言われています。
- 攅竹(さんちく):眉頭のすぐ下の少し凹んだところにあるツボです。
頭皮のリフトアップマッサージ
目元の筋肉は頭皮の筋肉とつながっているため、頭皮をリフトアップすれば自然にまぶたの引き締めができます。
やり方
- 髪の生え際を親指以外の4本指の腹で持ち上げ、頭頂部へ向かって引っ張り20秒ほどキープします。
- 耳上の頭皮を手の平で頭頂部へ向かって引っ張り、20秒ほどキープします。
- 手でおでこが動かないように押さえ、真っ直ぐ前を見ながら まばたきをゆっくり30回します。
- 目線を真下に向け、まばたきを30回繰り返しましょう。
まぶたのたるみケアになる呼吸方法を行う
呼吸が浅くなると代謝が低下し、老廃物がたまりやすくなってしまいます。
ゆっくりと深呼吸を行うだけでも まぶたのたるみに効果がありますが、時間がある際は以下に紹介する呼吸方法を試してみてください。
やり方
- 鼻からゆっくり息を吸い、息を10秒止めます。
- その後、体内の汚れを出すイメージで、10秒かけてゆっくりと口から息を吐き出します。
- 1と2を5分間ほど繰り返します。
目が疲れたら温パックをする
パソコンやスマートフォンを長時間使った後は、温パックをして疲れを取るように心掛けましょう。
目専用の温パックは、ドラックストアや通販サイトなどで多く販売されていますし、タオルを使って手軽に温パックをする方法もあります。
タオルを水で濡らして絞り、ラップで包んでレンジで1分間チンするだけで出来ますよ。
上を向いて目を閉じ、まぶたの上に温めたタオルを乗せましょう。
時間がある時は、氷水に浸して絞ったタオルで交互に「温パック→冷パック→温パック→冷パック」とパックすれば、さらに効果的です。
目の疲れが取れ、リフレッシュできます。
食生活を改善する
目元のたるみケアに効果的な栄養素を紹介します。
以下の食材を参考に、バランス良く栄養を摂ることを心掛けましょう。
ビタミンC
トマト、パプリカ、ブロッコリー、ピーマン、菜の花、じゃがいも、カリフラワー、キウイなどに多く含まれています。
ビタミンA
うなぎ、鶏レバー、かぼちゃ、モロヘイヤ、豆苗、ニンジン、春菊、ホウレン草、ニラ、小松菜などに多く含まれています。
ビタミンE
アーモンド、モロヘイヤ、かぼちゃ、アボカド、ホウレン草、ツナ缶、スルメイカなどに多く含まれています。
たるみを引き起こすような行動はしない
まぶたのたるみを引き起こす習慣がある人は、日頃から意識して改善するようにしましょう。
落ちにくいアイメイクばかりしない
ウォータープルーフのマスカラやアイシャドーは、落とす時にまぶたに負担がかかります。
そのような落ちにくいメイクは、毎日しない方が良いでしょう。
ポイントリムーバーを使って優しくメイクを落とす
アイメイクは落としにくいため、普通のクレンジング料だとどうしてもゴシゴシとこすってしまいがちになります。
ポイントリムーバーを使い、優しくメイクオフするようにしてください。
パソコンやスマートフォンを見過ぎない
パソコンやスマートフォンを見ている間は、まばたきが少なくなってしまうため、筋力の低下や眼精疲労に繋がってしまいます。
特にスマートフォンをいつでもどこでも手放さないという人は要注意です。
なるべく時間を決めて使うようにしましょう。
まぶたのたるみを手術で解消する方法
「今すぐまぶたのたるみを何とかしたい!」という人もいるでしょう。
医療機関でまぶたのたるみを取る方法は、たるみの原因である余分な脂肪や筋肉のゆるみに直接アプローチするので即効性があり効果が期待できます。
しかし医師の技量によって仕上がりが随分異なりますし、手術は基本的に自費治療(保険適用外)ですから、メリットやデメリットをきちんと理解して検討しましょう。
まぶたのたるみを取る手術の一例を紹介するので参考にしてください。
ヒアルロン酸注射
目の下にヒアルロン酸を注射し、ふっくらさせることでたるみを目立たなくする方法です。
1回の注射で3ヶ月〜1年ほど持続します。
上眼瞼形成術
上まぶたのたるみを内側から取り除く方法で、傷跡が残りにくいメリットがあります。
まれに手術後、不自然な二重になったり、目尻側のたるみがこれまで以上に目立つようになるケースがあるようです。
下眼瞼形成術
たるんだ皮膚と余分な眼窩脂肪を除去することで、目の下のたるみの原因を取り除く方法です。
手術後の回復に2〜3週間かかります。
経結膜脱脂法
目の下の余分な眼窩脂肪をとる方法で、傷が残らず手術後の回復も早いです。
まぶたのたるみ解消法まとめ
まぶたのたるみの原因や目元を若返らせる改善法などを紹介しましたが、いかがでしたか?
まぶたのたるみが出来る原因は様々ありますが、一度できてしまうと改善するのがなかなか厄介です。
更にまぶたの皮膚は薄くてデリケートなこともあり、改善しようと奮闘している間にシワなど他の肌トラブルを招いてしまうことも…。
ですので、まぶたのたるみが気になり始めたら、この記事を参考にして早めに改善法を実践してください。
まぶたのたるみを改善し、パッチリとした瞳でいつまでも若々しい魅力をキープしましょう。