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冷房で肌が乾燥する場合の7つの対策法で秋の美肌を手に入れる

 2019/08/26 スキンケア この記事は約 11 分で読めます。
冷房で肌が乾燥する場合の7つの対策法で秋の美肌を手に入れる

夏は皮脂や汗などで肌がべたつくので、乾燥しているイメージはないかもしれません。
ですが、表面的にはべたついていても、顔を洗った後はかさかさしたり突っ張ったり、乾燥肌の症状が出ると言う方も多いのではないでしょうか。

近年は異常な暑さが続いたり、熱中症の危険性があったりするので冷房が欠かせません。
実は、この冷房が肌の内部の水分を奪って、乾燥肌を引き起こしてしまうのです。

さらに暑さによって体内の水分が失われてしまうので、夏は乾燥肌に注意が必要です。
そこで今回は、冷房が乾燥肌を引き起こす理由、そして乾燥する場合の徹底的な対策法を解説します。

 

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夏の乾燥肌の要因は冷房だけではない

夏の乾燥肌の要因は冷房だけではない

秋や冬よりも肌の乾燥を感じにくい夏は、肌の水分を奪ったりダメージを与えたりする要因がたくさんあります。
冷房もその要因の一つですが、肌が乾燥するのは冷房だけのせいではありません。

もっとも影響が大きいのは冷房と言われていますが、他の要因を知っておかないと、いくら対策を行っても効果が出にくくなってしまいます。
まずは、夏に乾燥肌が引き起こされる要因を知り、毎日の生活の中で気をつけることが乾燥肌の予防に繋がります。

肌は一度乾燥すると改善するまでに時間がかるので、乾燥肌になる要因をきちんと覚えておきましょう。

 

湿度が高い夏でも冷房は空気を乾燥させる

夏は湿度も気温も高いので、冷房をつけていても肌は乾燥しないと思っている方もいるでしょう。
しかし、暖房と同じく冷房も肌を乾燥させてしまうのです。

エアコンからは冷たい空気が出続けているため、肌がその風にさらされることで乾燥してしまうのです。
また、風が吹いていると空気が室内を巡るので、湿った空気と乾燥した空気が混ざり合い飽和水蒸気量が減少します。

このように空気が乾燥した状態で過ごしていれば、当然ですが肌の水分が奪われてしまうため、湿度の高さに関わらず肌が乾燥するのです。

 

紫外線のダメージで保湿力が低下する

紫外線は肌に強いダメージを与えるので、そのダメージがヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分の合成を阻害します。
肌の水分は保湿成分が保持をして蒸発しないように守っています。

そのため、紫外線によって保湿成分の合成が滞ってしまうと、十分に保湿をすることが出来ません。
さらに紫外線は肌細胞にもダメージを与えますから、肌が持っている回復力や治癒力が低下します。

ダメージから肌機能を回復させるにはターンオーバーが必要ですが、肌が乾燥しているとターンオーバーサイクルも乱れます。
夏は特に紫外線が強く、うっかり日焼けや日焼け対策を怠ってしまうとより乾燥肌のリスクが高くなるので注意しましょう。

 

紫外線対策が乾燥肌を引き起こすこともある!

紫外線対策はバッチリという方でも、そのせいで乾燥肌になることがあります。
日焼け止めには、紫外線吸収剤を使っているものと散乱剤を使っているものがあります。

散乱剤であれば、紫外線を跳ね返して肌への浸透を防ぐので問題ありません。
しかし、紫外線吸収剤は紫外線を吸収して化学反応によって変成させるため、肌に大きな負担をかけます。

またウォータープルーフタイプは、専用のクレンジングを使わないと肌に残ってしまうので、これも肌への負担となります。
肌に負担がかかれば保湿などの機能が衰えるので、日焼け止めの種類や落とし方には気をつけてください。

 

油分を使わないスキンケア

夏は汗をかきますし、空気の乾燥や紫外線などのダメージから肌を守るために皮脂の分泌量が増えます。
そのため、洗顔をしてもすぐに肌がべたつくことも少なくありません。

肌がべたつくと、乳液やクリームなど油分の入ったアイテムを避けてしまう方も多いでしょう。
しかし、いくら化粧水や美容液で水分を補給しても、油分のヴェールをかけてあげないと水分は蒸発してしまいます。

肌のべたつきと保湿力は関係ないので、油分を使わないスキンケアをしていると肌は乾燥します。

 

ダイエットや夏バテによる栄養不足

乾燥しない健康な肌を育てるには、栄養もしっかり摂取しなくてはいけません。
肌を構成するタンパク質やアミノ酸、コラーゲンの合成をサポートするビタミンCなどが不足していれば、いくらケアをしても乾燥してしまいます。

肌の露出が増える夏は、短期決戦の食事制限ダイエットをする方もいるでしょう。
ダイエットをするつもりはなくても、暑さのせいで食欲が失せて、冷たいものばかり食べてしまう方もいるでしょう。

こういった栄養不足は肌の回復を遅らせる原因になり、外側からのケアだけでは乾燥肌になってしまいます。

 

冷房で肌が乾燥したときの7つの対策法

冷房で肌が乾燥したときの7つの対策法

冷房で肌が乾燥するとしても、冷房なしで過ごすわけにはいきません。
仮に、出来るだけ扇風機などで過ごしたとしても、それはそれで汗をかいてしまい汗が気化することで水分が失われます。

夏は冷房の他にも乾燥肌を引き起こす要因があるので、より一層適切な対策が必要です。
冷房による乾燥への対策は、外側からのアプローチはもちろん、内側からケアをすることも有効です。

また、生活習慣の中にも対策になることがありますから、多角的に乾燥対策を行っていきましょう。

 

夏のスキンケアは保湿を徹底する

冬も乾燥に気をつけなくてはいけませんが、夏も同様に徹底した保湿ケアが必須です。
ここで手を抜いてしまうと、冷房からの乾燥には勝てません。

保湿をしっかりして肌が水分を保持する力を高めておけば、リカバリーも楽になります。
きちんと保湿ケアをしている、と言う方も、今一度夏のスキンケアをチェックしてください。

 

化粧水はつけすぎぐらいがちょうど良い

肌の水分量を保つ上で、成分の約90%が水分となる化粧水は、スキンケアではとても重要なアイテムです。
もちろんスキンケアの基本でもあるので、使わないと言う方はいないでしょう。

化粧水の付け方のポイントは、つけすぎかな?というぐらいつけること。
夏は気温が高く、体温も高めなので、水分が多い化粧水はつけたそばから蒸発していきます。

また、常に冷房にさらされている場合は水分も大幅に失われているので、普通の量をつけたぐらいでは不足分をカバー出来ません。
化粧水は角質層に水分補給をするのが目的なので、つけすぎぐらいの量でしっかり潤してあげましょう。

 

べたつかない乳液の使い方

化粧水をたっぷりつけて、さらに美容液を使えばそれだけで肌はしっとり落ち着きます。
しかし、一時的にうるおいたっぷりに感じますが、美容液だけでは化粧水の水分や美容成分を保持出来ません。

時間とともにどちらも気化してしまうので、空気に持って行かれないように気化しない油分でしっかり肌の内部に閉じ込めましょう。
皮脂の分泌量が増える夏は、クリームを使うとべたついたり、かゆみが出たりすることも多いので、乳液を使うのがおすすめです。

乳液でもべたつくかもしれませんが、使い方次第では押さえることが出来ます。
乳液は少量でも皮脂膜の代わりに肌をカバーしてくれるので、小豆ぐらいの量を手のひらに伸ばして、顔全体を覆うようにつけましょう。

乾燥を感じる部分には、一滴取って重ねづけをするという付け方であれば、べたつきを感じることなく使えます。

 

週に1度はスペシャルケアを取り入れる

毎日スキンケアをしていても、スキンケアをする時間よりも冷房に当たっている時間の方が長いので、肌にはどうしてもダメージが蓄積してしまいます。
ですので、週に1度はスペシャルケアを取り入れましょう。

スペシャルケアの方法は、例えば少し高めの炭酸パックやフェイスパックを使ったり、超音波美容器などでじっくりケアをしたりするというもので構いません。
普段より手間をかけることで、肌は元気を取り戻すので保湿や治癒力を維持できます。

それなら毎日すれば良いと思うかもしれませんが、ケアをしすぎると肌自体の回復機能が弱まってしまいます。
肌はもともとダメージから回復して、健康を維持する力を持っているので、その力を低下させないようにスペシャルケアは週に1回から2回にしておきましょう。

 

毎日湯船に浸かって代謝をアップ

夏はどうしてもシャワーで簡単に済ませてしまうことが多くなりますが、1日5分でもいいので湯船に浸かるようにしましょう。
たくさん汗をかく夏は、代謝も高くなっているように感じてしまいます。

しかし、夏にかく汗というのは代謝によって分泌されているのではなく、ほとんどは気温が高いせいで体温が上がることから分泌されています。
代謝が低いとターンオーバーサイクルも遅くなり、肌の回復が遅くなるためダメージが蓄積します。

ターンオーバーは、内部から乾燥に負けない健康な肌を作る機能ですから、代謝を高める必要があります。
入浴をすると、少しの時間でも全身の血行が良くなり代謝もアップするので、夏こそ毎日湯船に浸かることを心がけましょう。

 

1日15分は全身運動をして血行促進

暑くて、少しでも動くと汗をかく夏は運動不足になりがちです。
ですが運動不足になると、どうしても血液の流れが悪くなるので、体の内部が冷えてしまいます。

冷えというのは内臓機能を低下させますし、血行不良になると肌に必要な栄養や酸素を十分に運べなくなります。
もちろん炎天下で運動をする必要はありませんが、室内で出来る全身運動をして、血行を促進することも乾燥肌対策には欠かせません。

運動は、激しいものではなくストレッチやヨガ、ラジオ体操などで十分です。
1日15分でも全身運動をすれば、冷房による冷え性も緩和されるので、自分が続けやすい運動を見つけてください。

 

長時間の冷房対策には加湿がベスト

オフィスや自宅で長時間冷房に当たっていると言う方は、加湿をして湿度を上げることも肌の乾燥対策になります。
加湿は冬にするというイメージがありますが、冷房が効いている室内は乾燥しています。

ですので、加湿器を浸かって湿度を高めましょう。
加湿器がない場合は、濡らしたタオルを干しておくだけでも加湿できます。

オフィスで自由に加湿器が使えない場合は、保湿ペーパーを使うなど工夫してみましょう。
ある程度湿度を高めるだけでも、空気の乾燥から肌を守ることができます。

 

火照っている肌は冷タオルで冷やす

外から冷房の効いた部屋に入ると、汗がすっと引いて気持ちが良いですね。
ですが、この気持ちよさは汗が気化することで感じるものです。

顔が火照った状態で冷房にさらしてしまうと、余計に水分が奪われてしまうので、水で濡らした冷タオルで発汗を抑えましょう。
発汗を抑えることで水分の蒸発を防ぐと同時に、水分の吸収力もキープできます。

また、冷たい刺激は肌にダメージを与えず活性化できるので、肌力アップにも繋がります。
冷タオルは冷えているほど効果が高いので、夏は冷蔵庫で冷やしておくのがおすすめです。

 

体の水分量を上げて肌にうるおいを補給する

スキンケアによる保湿は、肌に水分を補給するというより、水分保持機能をサポートするのがメインです。
基本的に、肌の水分は内側から補給されるものなので、体の水分量が少ないと十分な水分を保持出来ません。

体の水分は汗で分泌されてしまう量が多いため、いつもより水分を多く摂ることも乾燥対策に必須です。
体への水分補給は、常温のミネラルウォーターがベスト。

冷たい飲み物の取り過ぎは、体を冷やしてしまいますし、内臓に負担をかけるので気をつけてください。
ちなみに、コーヒーや紅茶、清涼飲料水など砂糖や食品添加物が入っているものでは水分補給にはなりません。

逆にむくみや冷えの原因になるので、体内の水分量を上げるには水で補給するのが鉄則です。

 

メイクをしているときは保湿成分入りのミストスプレーで乾燥対策

メイクアイテムは油分が入っているものが多いものの、それでも冷房による乾燥は防げません。
メイクアイテムの油分は、スキンケアアイテムの油分とは性質が異なるので、時間が経つと乾燥してしまいます。

特に冷房が強いオフィスでは、メイク自体が乾燥したり、乾燥によって皮脂の分泌が増加したりするせいで崩れやすくなります。
こういった状態を防ぐには、保湿成分が入ったミストスプレーを使うのがおすすめ。

ミストスプレーはメイクの上から肌を潤してくれるので、メイク中でも保湿力を維持できます。
ただし、水分だけのミストスプレーは、水分が蒸発して肌を乾燥させてしまうので、必ず保湿成分入りのものを使ってください。

 

冷房で肌が乾燥する場合の7つの対策法まとめ

冷房で肌が乾燥する場合の7つの対策法まとめ

乾燥肌というのは、ニキビや吹き出物、しわやたるみ、シミなどあらゆる肌トラブルの根源となります。
肌の乾燥対策が遅れれば遅れるほど肌トラブルのリスクが高くなり、改善も遅れてしまいます。

夏のスキンケアはシミ対策や紫外線対策をメインにしてしまうので、乾燥肌のケアがおろそかになりがちです。
また、インナードライになることも多いので、乾燥肌に気がつきづらいのもケアが遅れる原因になっています。

この状態で湿度が低い秋に突入してしまうと、肌の乾燥が加速することも。
秋や冬に美肌でいるためにも、夏の乾燥肌対策は必須なので今日からケアを見直してみてください。

 

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