目の下のたるみ解消法!原因と老け顔を簡単に改善する予防法
目の下にたるみがあると、実際よりも老けて見られたり疲れているように見られたりするものです。
メイクで隠したつもりでも影になってしまい分かってしまうので、気になる女性も多いのではないでしょうか。
目元は相手に与える印象が強いからこそ、今すぐ何とかしたいものです。
そこで今回は、目の下のたるみの原因と老け顔を簡単に改善する予防法をご紹介します。
「最近、目元のたるみが気になる」
「いつまでも若々しい 目元でいたい」という人は、これを読んで目の下のたるみを解消するのに役立ててください。
老け顔や疲れ顔とはおさらばして、若々しい表情を取り戻しましょう。
目次
目の下のたるみの原因と解消法
目の下のたるみは何の対策もせずに放っておくと、どんどん目立つようになってしまいます。
できてしまった原因を知り、正しい解消法を行いましょう。
原因1:加齢
若い肌はコラーゲンとヒアルロン酸で真皮が満たされているので弾力やハリがあります。
しかし、年齢とともにコラーゲンとヒアルロン酸を生み出していた線維芽細胞が減っていき、肌の弾力やハリは失われていきます。
肌に弾力やハリがなくなると、皮膚を支えることができなくなってしまい目の下がたるみ始めるというわけです。
さらに加齢により血液やリンパの流れが滞ったり目の周りの筋肉が衰えてくると、重くなった皮下組織の脂肪層を支えられなくなります。
支えられなくなった脂肪が下へと垂れていくことでわたるみは進行していくのです。
加齢による目の下のたるみ解消法
加齢による目の下のたるみを解消するには、目の周りの筋肉を鍛えることと、皮膚の下のコラーゲンを潤すことが大切になります。
目の周りの筋肉を鍛えるには、毎日意識してエクササイズすることが重要です。
エクササイズのやり方
- ゆっくりと目を閉じた後、ギュッと力を入れて5秒間キープしてください。
- 目の力を抜いていき、今度は眉を上げて目をパッと開いて5秒間キープします。
- ゆっくりと自然な状態に戻していきます。
- 次に鼻の下を伸ばして、目線を上に向けて目の下を伸ばしていきます。
- 下まぶたを引き上げるように5秒間キープしてください。
- これを3セット行いましょう。
手軽にできるエクササイズなので、ぜひ試してみてください。
皮膚下にある真皮のコラーゲンを潤すには、化粧水をただパシャパシャつけるだけのスキンケアでは足りません。
表皮をいくらケアしても、たるみの解消にはならないのです。
目の周りのスキンケアは、まず化粧水を優しくなじませた後に、水分を保持する働きがあるセラミド入りの美容液やクリーム、アイケア専用パックなどでたっぷり潤いを与えることが大切です。
さらに化粧水の肌への浸透力が高くなる家庭用イオン導入機を使ったり、冷やしたお茶をコットンに浸して目の下をパッティングするのも効果的だといわれています。
原因2:紫外線
紫外線によるダメージも目の下のたるみの原因になります。
紫外線の中で要注意なのは、UVAとUVBです。
UVAは真皮まで届いてしまい、線維芽細胞にダメージを与えます。
線維芽細胞は、肌の弾力に関わるエラスチンやヒアルロン酸を生み出すのにとても大切な細胞のことです。
よって、紫外線対策を怠っていると、どんどん目の下のたるみは悪化してしまうのです。
皮膚に対して強いダメージを及ぼしてしまうUVBに当たると、肌のバリア機能が壊れて極度に乾燥してしまいます。
もともと薄く乾燥しやすい目の下の皮膚がUVBの影響を受けると、水分を保てなくなってハリを失い、たるみやすくなってしまいます。
紫外線による目の下のたるみ解消法
目の下に紫外線を浴びないことが重要となります。
家の中にいてもUVAは入ってきてしまうので、家で1日過ごす場合でも日焼け止めをきちんとつけましょう。
また外出時は、日傘や帽子などを使って紫外線から守ってください。
紫外線対策にやり過ぎはないため、日傘と帽子のダブル使いするのもオススメです。
今どれだけ徹底して紫外線を浴びないかで、将来の目の下のたるみが決まってしまいます。
原因3:目の疲労
仕事でもプライベートでもPCやスマートフォンなどの電子機器が手放せないものとなった今日。
それらの画面を長時間見続けていると、目や目の周りはかなり疲れが溜まって負担となってしまいます。
目に疲れがたまると目の周りの筋肉がこわばり、目元全体の血流が悪くなっていきます。
疲労を解消しないまま放置していると、老廃物が蓄積していき目の下のたるみを悪化させてしまうというわけです。
また目の酷使は交感神経優位に繋がり、これが目の下のたるみやむくみになる原因になると言われています。
目の疲労による目の下のたるみ解消法
PCやスマートフォンなどの電子機器の連続使用時間を決めて使うようにするなど、意識的に目の疲労を溜めないことが大切です。
長くても3時間に1度は電子機器から目を離し休める時間を作ると良いでしょう。
目が疲れたなと感じた時は、目薬をさしたり、ホットアイマスクなどをして目をゆっくり温めることもオススメです。
原因4:物理的な刺激
スキンケアやメイクをする際に過剰に目の周りをこすっていませんか?
目の周りの皮膚は非常に薄いので、こする動作は絶対NGです。
目の周りを強くこすってしまうと、皮膚が引き伸ばされて目の下のたるみを引き起こしてしまいます。
物理的刺激による目の下のたるみ解消法
強い力で目元をこするのはやめましょう。
スキンケアやメイクを行う際はそっと撫でるくらいの弱い力で行う方が、実は肌には優しいのです。
また保湿成分が入っている化粧品を使用するのも、たるみ改善に効果があります。
目の下のたるみを簡単に改善する予防法
目の下のたるみを改善する予防法として、ツボ押しマッサージがあります。
簡単ですので、仕事や家事の合間にぜひ試してみてください。
目の下のたるみを取るのに効果的なツボといわれているのは、球後(きゅうご)や承泣(しょうきゅう)というツボです。
- まず目頭に人差し指の腹を当てます。
- 球後(目尻の斜め下の骨のくぼみにあるツボ)または承泣(目の下の骨のすぐ上にあるツボ) を通って、目尻に向かい軽く弾くように押してください。
- これを5回くらい繰り返しましょう。
注意点として、皮膚が薄く非常にデリケートな部位である目元だからこそ、とにかく優しく撫でるように行うことです。
ツボの位置は人によって微妙に異なるため、押した時に気持ちよさを感じる場所を探しましょう。
またツボ押しは身体の状態によっては刺激が強すぎることもあるため、体調が悪い時や妊娠中などは避けた方がよいでしょう。
目の下のたるみを改善する生活習慣
目の下のたるみを改善するには、生活習慣の見直しも大切です。
質の良い睡眠を取ったり、魚やレバー、人参、大豆など目に良いとされる食品を意識して摂り、栄養バランスのとれた健康的な食生活を送りましょう。
さらに常に笑顔を心がけていれば、自然に表情筋を鍛えることができます。
笑顔は目の下のたるみ改善だけなく、その他の美容効果や精神的な面にも良い影響が期待できます。
目の下のたるみ解消法まとめ
目の下のたるみの原因や解消法、老け顔を簡単に改善する予防法などを紹介しました。
人の年齢は目元の印象で大きく変わるものです。
今まで老けて見られたり、疲れているように見られていた人も、目の下のたるみを解消するだけで若々しく明るい表情になりますよ。
目の下のたるみが気になるという人は、日常生活の中に目の下のたるみを作っている原因がないか見直し、ここでご紹介したたるみ改善方法を始めてみてください。
歳だからと諦めるのではなく継続的にアプローチし、若々しい目元を目指しましょう。