まつ毛が抜ける原因とは!まつ毛を伸ばす8つの方法とは
「最近、まつ毛が抜けてスカスカになってしまった…」
「以前より目力がなくなった…」
などとお悩みではありませんか?
実は、まつ毛が抜けて悩んでるという女性が近年増えています。。
まつ毛の毛周期は3週間~5ヶ月ぐらいだと言われており、毎日数本は抜けています。
しかしまつ毛自体が様々な原因によって傷んで弱っていると、生えそろうより抜ける数が多くなってスカスカになってしまうのです。
そこで今回は、まつ毛が抜ける原因と、まつ毛を伸ばす8つの方法をご紹介します。
早速今日から実践し、抜け毛をなるべく減らしつつ、ハリとコシのあるフサフサまつ毛を育てましょう。
まつ毛が抜ける原因
そもそもまつ毛が抜ける原因には、「毛周期による自然な抜け毛」と「その他の原因」の2種類があります。
毛周期による自然な抜け毛は、私たちが生きている限り避けられません。
では、まつ毛が抜けてしまう他の原因とはどのようなものがあるのでしょうか。
考えられる原因をまとめたので、自分はどの原因に当てはまるのかチェックしてみてください。
摩擦
まつ毛は皮膚に埋まっている長さが短いため、摩擦などの外部からの刺激に弱いのです。
目をこするクセはありませんか?
うつぶせで寝ていませんか?
ゴシゴシこするなどの間違ったクレンジングをしていませんか?
これらは全てまつ毛に摩擦を加えてしまっている行動です。
日々の生活の中で、こうしたまつ毛への摩擦を続けていると抜けやすくなってしまいます。
まつ毛メイクによるダメージ
オシャレのために、まつ毛エクステやつけまつ毛を行なっている人は多いでしょう。
「たいして重くないし問題ない」と思っているかもしれませんが、それらの重みがまつ毛の負担になっています。
更につけまつ毛を外す際に強く引っ張るとその時にも負担がかかるため、まつ毛が抜ける大きな原因になります。
またマスカラやビューラーもまつ毛に負担を与えてしまうため、抜ける原因となってしまいます。
特にマスカラを落とす際の負担は、まつエクやつけまつ毛よりも負担がかかっていると言われているほどです。
ビューラーもキレイにカールさせようと無理に力を込めたり、1日に何度も使ったりすると、まつ毛への大きな負担になりかねないため要注意です。
生活習慣の乱れ
実は生活習慣の乱れが原因で、まつ毛が抜けてしまうこともあります。
特に「睡眠」「食事」「ストレス」は、まつ毛に大きな影響を与えます。
睡眠中に分泌される成長ホルモンや食事に含まれる栄養素は、健康なまつ毛を育てるために必要不可欠だからです。
また過度なストレスが続くと、まつ毛が抜けることがあります。
病気
あまりにも抜け毛が激しい人は、病気が隠れている場合があるのでクリニックを受診しましょう。
まつ毛が抜ける可能性がある病気の一例を紹介します。
眼瞼炎
まぶたに起こる炎症のことを眼瞼縁炎といい、それが悪化するとまつ毛が抜け落ちます。
症状は、まぶたの縁のあたりに赤みや発疹、ただれなどが生じます。
それらの症状が見られたら眼科を受診してください。
結膜炎
結膜炎は白目の部分が充血し、目やにや痒み、異物感が生じる目の炎症です。
まつ毛が抜ける症状が出ることもあるので、少しでも気になったら眼科で診てもらいましょう。
円形脱毛症
円形脱毛症は、頭髪だけでなく まつ毛が抜けることもあるようです。
原因は自己免疫疾患、精神的ストレス、遺伝、出産後の女性ホルモンの変化など様々あると言われています。
早めに皮膚科を受診した方が良いでしょう。
甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンの不足が原因で起こる病気で、全身の倦怠感やむくみ、皮膚の乾燥や低体温のほか、まつ毛が抜けることもあります。
40歳以上の女性は10人に1人程度が発症するとも言われているため、気になる場合は内科や内分泌科を受診しましょう。
まつ毛が抜ける症状を防止する8つの方法
まつ毛の抜け毛を食い止め、生えやすくする方法を紹介します。
ぜひ今日から取り入れてみてください。
まつ毛美容液を使う
専用のまつ毛美容液で、まつ毛に栄養を与えてケアしてあげましょう。
まつ毛美容液には、まつ毛に必要な栄養や潤いを与えたり、ハリとコシを与えたりする有効成分が配合されています。
代表的な有効成分は以下の通りとなりますので、購入する際の参考にしてください。
セイヨウイラクサ | まつ毛に必要な栄養を与えてくれる成分です。 |
ペプチド | まつ毛にハリを与え、有効成分の吸収率を高めてくれる成分です。 |
ナツメ果実エキス | まつ毛の成長スピードを高めてくれる成分です。 |
ビオチン・パンテノール | まつ毛にツヤと輝きを与え、補修をサポートしてくれる成分です。 |
コレウス・フォルスコリ葉エキス | まつ毛本来の上向きカールをキープしてくれる成分です。 |
加水分解シルク | 保湿と傷んだまつ毛の補修をしてくれる成分です。 |
ほとんどのまつ毛美容液には保湿成分も含まれており、まつ毛の補修やダメージの軽減、成長のサポートを促してくれます。
毛周期の関係で効果が見られるまで数ヶ月かかる場合もありますが、毎日続けることが大切となるので諦めずに使い続けてみてください。
ただし、どんなまつ毛美容液でも痒みや赤みなどの異常を感じたらすぐに使用を中止し、症状がおさまらない場合は早めにクリニックを受診してください。
まぶたを保湿する
目元の皮膚は薄いので元々乾燥しがちな部分です。
まぶたが乾燥しているとまつ毛も弱く細くなりやすくなります。
毎日のスキンケアで目元まで保湿することと、日中も乳液やクリームなどで保湿することをオススメします。
まつ毛メイクを見直す
マスカラやビューラーなどは、まつ毛を抜けやすくさせるリスクがありますが、使い方を少し気をつけるだけでまつ毛が抜け過ぎることを防げます。
マスカラは、お湯で簡単に落とせるタイプのものを使うだけで負担を減らせます。
それ以外のマスカラを使う場合は、ポイントメイク専用リムーバーでなるべくこすらないようにクレンジングをしてください。
ビューラーの使用は朝のメイク時一回に留め、力を入れすぎたり引っ張ったりしないように気をつけて使いましょう。
定期的にゴムの交換も行えば、快適に使える上に まつ毛への負担も小さくなりますよ。
使い方も大切ですが、一番効果的なのはどちらも使用頻度を減らすことです。
一週間の中で一日くらいは、マスカラやビューラーを使わない日を設けてみてはいかがでしょうか。
まつ毛エクステやつけまつ毛はやめる
まつ毛エクステとつけまつ毛はまつ毛に大きな負担となっている可能性が高いため、抜ける量が気になるのであればすぐにやめた方がいいでしょう。
まつ毛に接着剤や繊維などが付いたままの状態でいくらケアをしても十分な効果は得られにくいですし、負担になっているものを取り除くことが何より良い対策になります。
「それでも止めるわけにはいかない!」という人は、できるだけ頻度を減らすように心掛けてください。
まつ毛エクステやつけまつ毛をつけない日を作り、まつ毛や目元を休ませてあげましょう。
メイク落としの見直し
ばっちりメイクは落とすのが大変ですが、落ちないからといって強くこすったり、逆にメイクを残したままにしておくのは絶対にやめてください。
特にアイメイクを落とす際はゴシゴシこすってしまいがちですが、それはまつ毛の毛根に強い刺激を与えてしまうため抜け毛や切れ毛の原因となってしまいます。
しかし、だからと言って まつ毛にメイクが残っているのも、強いまつ毛が育ちにくくなる原因となってしまいます。
アイメイクは専用リムーバーやクレンジング剤で、しっかりと落とすようにしましょう。
さらに言えば、クレンジング自体がお肌に負担をかけているため、洗顔だけで落ちるという日焼け止めや下地などのメイクアイテムを使い、正しい方法で洗顔だけをする方がお肌に負担をかけません。
たまにはナチュラルメイクや日焼け止めだけ塗る日をつくるのが、まつ毛を強くするためには理想です。
代謝を上げる
まつ毛が抜ける原因は、ホルモンバランスの乱れや発毛組織の老化、そして代謝が下がることなども挙げられます。
代謝が下がると体全体の血流が悪くなり、目元にも悪影響を及ぼすため強いまつ毛が育ちにくくなります。
基礎代謝量のピークは16~18歳だと言われており、その後は下がる一方なので意識的に代謝を上げることが、強いまつ毛づくりのほか、美容や健康にも必要です。
代謝を上げる方法をいくつか紹介します。
こまめに体を動かす
筋肉量が低下すると、代謝が下がります。
ウォーキングやストレッチなど軽い運動を生活に取り入れるようにしましょう。
寝る前の柔軟体操は、代謝アップに加え、安眠にもつながるのでオススメです。
運動する時間がないという人は、通勤や買い物でなるべく歩くようにしたり、常に背筋を伸ばしてお腹を引っ込めておくだけでも鍛えられます。
食生活の改善
代謝を上げて強いまつ毛を育てるためには、たんぱく質とビタミンB群を積極的に摂ることが大切です。
たんぱく質 | 肉・魚・卵・大豆製品・乳製品など |
ビタミンB1 | うなぎ・豚肉・枝豆・たらこなど |
ビタミンB2 | レバー・鰻・納豆・卵・アーモンドなど |
ビタミンB6 | レバー・鶏ささみ・サケ・かつお・鯖・バナナなど |
ジャンクフードや甘いもの、お酒はほどほどにし、栄養バランスのとれた食事を心掛けましょう。
さらに食事ではよく噛むことと水を1日2リットルを目安に飲むと、代謝アップにつながります。
体を冷やさない
人間の体は冷えると代謝が落ちるようにできており、代謝が落ちると体が冷えてしまいます。
この悪循環に陥らないためにも、とにかく体を冷やさないことが大切です。
冷え対策に効果的なのは半身浴で、37~40度程度のぬるま湯に20分ぐらい浸かると体の芯から温まり、血行がよくなります。
冷えやすい人は腹巻やカイロなどを上手く活用し、夏の冷房による冷えにも気をつけましょう。
ニンニクや唐辛子、生姜、ネギなど体を温める食材を意識して摂るのもオススメです。
ストレスを解消する
多少のストレスは心身の健康のためには必要ですが、過度にたまってしまうのはよくありません。
まつ毛が抜けやすくなり、最悪、脱毛症につながることもあるのです。
そうなる前に自分なりのストレス解消法を見付けましょう。
解消方法をいくつか紹介しますので、いろいろ試してみて多くの方法を見付けてみてください。
- ツボ押し
- マッサージ
- 温泉
- スーパー銭湯
- 岩盤浴
- 犬や猫などの動物と触れ合う
- 絵を描く
- ぬり絵
- 粘土
- ひたすら文字を書く
- 自然の多い場所に行く
- 映画鑑賞
- お笑いを見て思い切り笑う
- 思い切り歌う
- いつもと違う服装やメイクをする
- スポーツ観戦で思い切り応援する
などなど、ポイントは嫌なことや悩みを忘れて無になれる時間をつくることが大切です。
質の高い睡眠をとる
質の高い睡眠は成長ホルモンの分泌を促し、強いまつ毛をつくることにもつながります。
さらに睡眠にはリフレッシュ効果があるので、ストレス解消にも役立ちます。
時間がない人でも質の高い睡眠をとる方法を紹介しますので、ぜひ実践してみてださい。
クラシックなど落ち着いたリズムの音楽を聴く
リラックスする曲を聴きながら入眠するのが効果的です。
入眠後に音楽が止まるようにタイマーをセットしましょう。
就寝1時間前に照明を暗めにする
熟睡するために、就寝1時間前には部屋の照明を暗めにしておきましょう。
パソコンやスマーフォンなどのディスプレイからでるブルーライトは、睡眠を妨げるため見ないようにしてください。
食事は就寝3時間前までに済ます
消化機能が働いている時間は身体が休まらず、眠りが浅くなってしまいます。
食べ物が消化されるまでには3時間ほどかかるので、夕食は眠る3時間前までに済ませておくのがベターです。
自分に合った寝具を使う
枕やマットレスなどの寝具が自分に合っていないとリラックスした状態で眠れない上に、身体に負担がかかり熟睡感を得られなくなります。
寝具は、自分の体質や睡眠タイプに合わせて選びましょう。
まつ毛が抜ける原因とまつ毛を伸ばす方法まとめ
まつ毛が抜ける原因やまつ毛を伸ばす方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
多くの女性は、まつ毛にメイクをしていても負担がかかっているとは感じていないものです。
しかし、まつ毛は私たちが思っている以上にメイクや摩擦でダメージを受けやすく、繊細にできています。
まずはまつ毛に対し丁寧に優しくケアしてあげましょう。
さらに代謝アップやストレス解消は、強いまつ毛づくり以外にも美容や健康にも良いので積極的に行なってください。
紹介した方法を毎日の習慣にし、キレイで健康的なまつ毛をいつまでもキープしましょう。