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脂性肌の改善法!原因とオイリー肌を解消するスキンケア方法

 2018/03/23 スキンケア この記事は約 9 分で読めます。
脂性肌の改善法!原因とオイリー肌を解消するスキンケア方法

皮脂がテカテカの脂性肌(オイリー肌)で悩んでいる人は多くいらっしゃいます。
洗顔しても30分もするとテカリが出たりメイクが崩れやすく、一日中サッパリしなくて憂うつに感じていませんか?

人によって原因は様々ですが、自分の原因が分かれば脂性肌(オイリー肌)を改善できるのです。
中には間違ったスキンケアで、脂性肌(オイリー肌)から抜け出せないだけの人や、実は乾燥肌が原因で脂性肌(オイリー肌)になっているケースもあります。

さらに、「自分が脂性肌(オイリー肌)だから皮脂を取る」といった単純な考え方でいると、余計に皮脂が多くなって悪循環を招いてしまう場合もあります。
こういった悪循環から抜け出すために、どのような原因で脂性肌(オイリー肌)なっているのか、改善法とあわせてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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脂性肌(オイリー肌)はどのような肌質なのか?

脂性肌(オイリー肌)はどのような肌質なのか?

肌質は、普通肌・乾燥肌・乾燥性脂性肌・脂性肌の4つに分けられます。
その中で皮脂量・水分量とも多いのが脂性肌です。

ただし肌質は、遺伝的な要因でなければ、加齢や外部環境、日常のスキンケアなどの影響で一時的な肌状態になっている場合もあります。
その上、顔のパーツでTゾーンのみ皮脂が多い場合や、顔の各パーツによって肌状態が違うこともあるので、ただの思い込みから間違ったスキンケアをしていたなんていう人もいます。

そこでまずは、自分が脂性肌なのかをセルフチェックしてみると良いでしょう。

  1. 洗顔後30分ほど時間が経つと、顔が皮脂でテカテカする。
  2. 夕方になるとくすみや化粧崩れが気になり、朝の顔と違和感を感じる。
  3. 毛穴の開き、詰まり、黒ずみが気になる。
  4. ニキビができやすく、何度も繰り返す。
  5. 肌のキメが人より粗く汚れているように見える。

セルフチェックの判断基準として、

  • 1つの項目もチェックがなければ、脂性肌ではありません。
  • 1つのみチェックがある場合は、皮脂分泌が多いだけの可能性があります。
  • 2つ以上チェックがある場合は、脂性肌の可能性が高いと言えます。

皮脂や皮脂膜は、肌の水分の蒸発を防いで保湿をする機能や、病原菌や紫外線などの外部刺激から肌を守るバリア機能、表皮常在菌のバランスを保って肌の弱酸性を保つ機能があります。
よって、脂性肌だからといってゴシゴシ皮脂を取りすぎたり拭き取り化粧水を使いすぎてしまうと、肌のバリア機能が働いてしまい皮脂の分泌が増える結果になってしまうのです。

 

脂性肌(オイリー肌)になる原因とは

脂性肌(オイリー肌)になる原因とは

脂性肌(オイリー肌)になる原因は、人によって様々なので改善法も異なります。
ただし洗顔で皮脂を取りその時だけサッパリするスキンケア法では、かえって皮脂の分泌が増えるだけになっている人も多い事も事実です。

そこで、脂性肌(オイリー肌)になる様々な原因をご紹介します。

 

実は乾燥肌が原因

10代~20代にニキビで悩んだ経験があったりすると、自分は脂性肌(オイリー肌)だと思い込んだままの人もいるかもしれません。
脂性肌(オイリー肌)だと思ってゴシゴシと皮脂を取っていると、いつの間にか乾燥肌になっている場合があります。

水分量が少なくなっている状態で、皮脂を取ろうとすると肌のバリア機能が低下してしまいます。
肌は外的の防御のために、皮脂分泌を促してしまうのです。

このような間違ったスキンケアを繰り返すと、常に皮脂分泌が過剰な状態になって水分量が増えないまま皮脂の量だけが増えてしまいます。
この肌状態を乾燥性脂性肌(インナードライ肌)と言います。

乾燥性脂性肌(インナードライ肌)の状態を放っておくと、年齢を重ねるにつれて敏感肌になってしまうこともあるので注意が必要です。
この肌状態であるならば改善法として、皮脂を取りすぎずに保湿ケアをしっかりしたスキンケア法を実践することで徐々に皮脂の過剰な分泌が抑えられます。

自分が乾燥性脂性肌(インナードライ肌)なのかセルフチェック方法をご紹介します。

  1. 4cmほどに切ったセロハンテープを用意して左手の甲に貼る。
  2. 右手で、セロハンテープ部分をしっかりと包み3秒間押さえる。
  3. 一気にはがす。

このセロハンテープに白い角質がたくさんついていたら、乾燥性脂性肌(インナードライ肌)と言えます。
皮膚の内部が乾燥しているため、角質がもろくなっている状態です。

もし、セロハンテープに何もついていないならば脂性肌と判断できます。

 

ホルモンバランスの乱れが原因

ホルモンバランスが乱れると男性ホルモンの作用が強くなってしまいます。
女性にも男性ホルモンのアンドロゲンが分泌されるのですが、このアンドロゲンは皮脂腺を刺激して皮脂腺を増やしたり皮脂の分泌を活発にします。

ちなみにホルモンバランスの乱れは、ストレスや睡眠不足などの乱れた生活習慣や食生活が原因なので、規則正しい生活やバランスの良い食生活などで改善できます。

 

脂性肌(オイリー肌)の改善法は?

脂性肌(オイリー肌)の改善法は?

それでは、脂性肌(オイリー肌)の改善法をご紹介します。
どれも意識すれば今すぐにでも改善できることなので、日々の生活を大切にしてできることから解消していきましょう。

 

良質な睡眠をとる

主な脂性肌(オイリー肌)の原因として遺伝でない限りは、生活習慣の乱れやホルモンバランスの乱れによるところです。
よってホルモンバランスを整えると、脂性肌(オイリー肌)は改善されていきます。

ホルモンバランスを整えるのに大切なことは「良質な睡眠」です。
睡眠のゴールデンタイムは、一般的に夜10時から深夜2時と言われていますが、眠り始めてから3時間の間に深い睡眠(ノンレム睡眠)に入ることができれば良いでしょう。

毎日十分な睡眠時間を確保し、決まった時間に就寝・起床するが望ましいです。
最低でも4時間半以上は眠るようにすると、肌に必要な成長ホルモンが分泌されます。

ポイントとして、眠る1時間前ほど前に入浴しておくと内部体温が下がって自然と寝つきが良くなります。

 

食生活の見直し

食生活を見直すと脂質の代謝を良くし、余分な脂質を排出し皮脂の酸化を抑えることに繋がります。

 

ビタミンB群

ビタミンB群は肌にとって不可欠な栄養素の一つで、脂質や糖質の代謝を促進する働きがあります。
おすすめの食材としては、豚肉、納豆、レバー、ウズラの玉子、海苔などです。

豚肉は疲労回復にも効果的なビタミンB1や、健康な肌を作るビタミンB2などを豊富に含んでいます。
できれば脂質の少ないロースやモモ肉などの赤身肉がおすすめです。

納豆はビタミンB1・B2も多く含まれ、大豆イソフラボンは女性ホルモンの働きを整える効果もあります。

レバー(特に豚肉のレバー)やウズラの卵、海苔なども、ビタミンB2を多く含んでいます。
特に海苔はビタミンB2が豊富で、カルシウムも豊富に含まれている食材です。

 

ビタミンC

皮脂を抑えるのに、ビタミンCはとても必要な成分といえます。
果物に多く含まれていますが、糖質を気にしないで豊富なビタミンCを摂取するにはパプリカがおすすめです。

レモンの1.5倍のビタミンCが含まれているかつ糖質を抑えることができます。

 

ビタミンB6

ビタミンB6は皮脂の分泌をコントロールする働きがあり、肌荒れやニキビにも効果があります。
マグロやカツオなどの赤身の魚に多く含まれています。

 

食物繊維

食物繊維の摂り過ぎは便秘になってしまうこともあります。
しかし、腸内環境を整えて脂質も排出してくれる作用もあるので、食事に取り入れることをおすすめします。

きのこ類やゴボウ、アボカドや納豆、芋類は食物繊維が豊富です。

 

控えた方が良い食べ物

皮脂は中性脂肪でできているので、バターや揚げ物などの動物性脂肪が多いものの摂りすぎには注意した方が良いでしょう。
インスリンは皮脂腺を刺激するので、血糖値の上昇スピードが速い食べ物(GI値)は控えた方が良いです。

例えば、白米を玄米に代えるだけでも効果的です。
GI値の低い青魚は肌に良い脂のオメガ3系脂肪酸も豊富なので、積極的に食事に取り入れると良いでしょう。

 

脂性肌(オイリー肌)のスキンケアのポイント

脂性肌(オイリー肌)のスキンケアのポイント

脂性肌(オイリー肌)のスキンケアは、余分な油分を取り除いて保湿をしっかり行うことが大切です。
そこでここでは、スキンケアのポイントをご紹介していきます。

 

化粧品の選び方

脂性肌は、余分な皮脂によって肌がベタつきやすくなっています。
よって、肌を引き締めたりキメを整えてくれる化粧品を選ぶと良いでしょう。

化粧水などは、みずみずしいテクスチャーでサッパリとした使い心地のものを選ぶと良いです。

 

洗顔の力加減

ゴシゴシと皮脂を落とそうとする洗い方はNGです。
メイク汚れや不要な汗や皮脂・ほこりを落とす様に、顔が引っ張られないくらいの力加減でクレンジングや洗顔をしましょう。

 

乳液・クリーム

乳液やクリームは、肌の水分を保ち肌を保護するために必要な油分を補います。
肌が乾燥する部分に薄く塗ると良いでしょう。

 

日焼け止め

脂性肌(オイリー肌)の人は、日焼け止めが落ちやすいといえます。
よって日焼け止めのSPF値やPA値に関わらずに、肌を紫外線から守るためにも2~3時間おきを目安にこまめに塗り直すことが大切です。

 

脂性肌(オイリー肌)のメイクのポイント

脂性肌(オイリー肌)のメイクのポイント

メイク前

朝のスキンケア後に、ティッシュで軽く肌表面を押さえるようにして下さい。
肌表面の余分な油分が取り除かれて、化粧下地やファンデーションが肌に密着しやすくなります。

化粧下地やファンデーションは、極力油分の少ないものを選ぶと良いでしょう。
例えばファンデーションはパウダータイプがおすすめです。

 

メイク直し

日中のメイク直しでは化粧崩れを防ぐだけではなく、肌表面に出た皮脂の酸化を防ぐことが大切です。
よって、ティッシュで軽く肌を押さえて余分な皮脂を取り除きましょう。

皮脂を取り過ぎると、肌が乾燥して皮脂量が増えてしまいます。
適度に皮脂をティッシュオフすることをおすすめします。

 

脂性肌(オイリー肌)のまとめ

脂性肌(オイリー肌)のまとめ

脂性肌(オイリー肌)は、乾燥から肌を守りながら余分な皮脂を取り除くことで次第に改善されていきます。
皮脂を取ることに気が回りがちになりますが、生活習慣を見直して保湿をしっかり行うことが大切です。

一時的に皮脂を取ることよりも、コツコツと毎日正しいスキンケア法を続けて行く事がキメの整ったなめらかな肌への近道になるでしょう。

 

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